GeForce GTX 970搭載のNEXTGEAR i640でゲームをプレイ!

更新日:2014年10月21日

NVIDIA最新のハイエンドGPU「GeForce GTX 970」を搭載したゲーミングデスクトップPC

NEXTGEAR i640シリーズのGA4-SP2は、先月発売されたばかりであるNVIDIA最新のハイエンドグラフィックカード「GeForce GTX 970」を搭載したモデルです。

GeForce GTX 970は、9月19日に上位モデルであるGeForce GTX 980とともに登場した最新のハイエンドGPUで、GPUコアには第2世代Maxwellアーキテクチャの「GM204」を採用し、メモリ容量が増え、消費電力もかなり低減されています。

性能的にはGeForce GTX 970は、旧モデルであるGeForce GTX 780TiとGeForce GTX 780の間くらいですが、最新のGPUコアを搭載している分、最新のゲームや高解像度環境では、GeForce GTX 900シリーズの方がパフォーマンスが勝るケースもあります。

また消費電力がグンと低減され、グラフィックカード自体のサイズも少し小さくなっているので、電源やエアフロー面においてもGeForce GTX 900シリーズの方が扱いやすいと思います。

実際に「GeForce GTX 970」を搭載した本機で、Dead Rising 3、Watch Dogs、BATTLEFIELD 4、FARCRY 3の4つのゲームをプレイし、フレームレートを計測して、どれほどの性能か確認してみました。

本機の構成は、OS:Windows 8.1、CPU:インテル Core i7-4790K、グラフィックス:NVIDIA GeForce GTX 970(4GB)、搭載メモリは16GBです。なおグラフィックドライバーのバージョンは、執筆で最新の「344.16」となっています。

またGeForce GTX 900シリーズより新たに追加された新機能、GPU処理で4K映像をダウンスケールする「Dynamic Super Resolution(DSR)」を使用したときのフレームレートも掲載しています。

参考:GeForce GTX 900シリーズ、700シリーズ、 スペック比較
  GTX 900シリーズ GTX 700シリーズ
モデル GeForce GTX 980 GeForce GTX 970 GeForce GTX 780Ti GeForce GTX 780 GeForce GTX 770
アーキテクチャ Maxwell (GM204) Maxwell (GM204) Kepler (GK110) Kepler (GK110) Kepler (GK110)
CUDAコア数 2,048基 1,664基 2,880基 2,304基 1,536基
GPUクロック
(ベース/ブースト時)
1,126/1,216MHz
1,050/1,178MHz 875/928MHz 863/900MHz 1,046/1,085MHz
メモリ容量 4GB GDDR5 4GB GDDR5 3GB GDDR5 3GB GDDR5 2GB GDDR5
消費電力 165W 145W 250W 250W 230W

Dead Rising 3

まずはカプコンから発売されている「Dead Rising 3」をプレイ。本作はXbox One向けのゲームだったのですが、E3でPC版が発表され、Steamにおいて先月発売されました。「Dead Rising 3」はいわゆるゾンビゲーですが、バイオハザードのようなホラー系ではなく、主人公が軽快にゾンビをバッタバッタとなぎ倒していく、いわゆるバカゲーに近いゾンビゲーです。特にゾンビの数が半端無く多く、ひどい時には画面が見えないくらいのゾンビが所狭しと襲ってきます。ゴア表現も多く、国内だけではなく海外でも人気のシリーズです。

動作検証には低、中、高それぞれのグラフィック設定で、「Fraps Version 3.5.99」のベンチマークを使い、平均fpsを計測。ゲームの解像度は1920×1080ドットのフルスクリーン表示で、ゲームの画質はフル表示にしています。本作はPC版でも、なぜか30fpsで制限されてしまうのですが、iniファイルを設定して60fps以上出るように制限を解除しています。

また、GeForce GTX 900シリーズの新機能である「Dynamic Super Resolution」を使って4K(3840×2160) 解像度でのフレームレートも計測しました。この「Dynamic Super Resolution」機能はGPU処理により、4K映像をフルHDにダウンスケールして表示するもので、本来はジャギ―などの細かな部分を綺麗にする目的で使用するもの。ただ擬似的ではあるものの、実際の4K(3840×2160) 解像度でプレイした際のパフォーマンスの参考になるのではと思い、計測して比較してみました。あくまでも参考程度にどうぞ。


テストに用いたグラフィック設定

テストに用いたグラフィック設定

 

Dead Rising 3と言えばゾンビゾンビゾンビ。フレームレートを計測するならやはり大量のゾンビのいる高負荷な状態で行いたかったので、下記の写真の様な、すし詰め状態の場所でゾンビを一掃しつつ、フレームレートを計測しました。


せっかくなのでフレームレート計測はゾンビ密集地で行った

高設定で快適にプレイが可能

結果は下記の通り。これだけゾンビが密集している高負荷な場所で、これほどの高スコアならどの設定でも快適にプレイできるでしょう。高設定だと平均fpsは60を下回っていますが、このような狭い場所にゾンビが溢れているシーンはそうそうありません。実際に高設定でプレイしていて、上記のようなゾンビ密集地帯でカメラを回せばさすがにガクガクとすることは多々ありますが、他のシーンや普段プレイする上では全く問題ない程度です。ただし、ひたすら暴れ回りたかったり、協力プレイを中心にやりたいという方は、中設定の方が安定するかもしれません。

一方、DSRをオンにしたときは、かなり低めのフレームレートでした。快適なプレイは難しいです。

Dead Rising 3
グラフィック設定 平均fps 最小 最大 感想
86.001 63 112 とても快適
69.542 53 88 とても快適
57.669 48 76 快適

 

Dynamic Super Resolution オン(4Kに設定)
グラフィック設定 平均fps 最小 最大 感想
26.2 23 31 かなり重い
22.8 20 25 かなり重い
18.7 17 21 かなり重い

Watch Dogs

続いてUBIソフトより発売されている「Watch Dogs」をプレイ。次なるシングルプレイヤー向けDLC「Bad Blood」の配信を控え、オンラインハッキングもあり、まだまだ遊び足りない本作。当サイトでは各グラフィックスで「Watch Dogs」のフレームレートを比較してきましたが、NVIDIA最新のGPU「GeForce GTX 970」ではどれほどのパフォーマンスを見せてくれるのでしょうか。

動作検証には全体の画質設定(プリセット)の「低」「中」「高」「最大」の4つのグラフィック設定で、ひと通り街を散歩し、「Fraps Version 3.5.99」を使って平均fpsを計測しました。画面表示設定では、垂直同期はオフ、テクスチャはデフォルトの高に設定しています。解像度は1920×1080ドット。なおfpsは、街中の交通量でも大きく変わってきますので、あくまでも数値は参考程度になります。


テストに用いた画面表示設定

テストに用いたグラフィック設定

最大設定で快適にプレイが可能

結果は下記の通り、最新のグラフィックスだけあって全体的にかなりのハイスコアです。最大設定でも平均fpsは75.5と高く、最小fpsも60を下回っていません。車での移動中も、カクツキは目立つことなく安定しており、とても快適にプレイすることができます。これなら最大設定も"SweetFX"や高画質化MODなどを適用してプレイする余裕はあると思います。

一方、DSRをオンにしたときは、Watch Dogsも、かなり低めのフレームレートでした。

Watch Dogs
全体の画質設定 平均fps 最小 最大 感想
155.4 141 170 とても快適
126.3 117 138 とても快適
87.8 81 95 とても快適
最大 75.5 70 82 とても快適

 

Dynamic Super Resolution オン(4Kに設定)
全体の画質設定 平均fps 最小 最大 感想
56.3 52 61 快適
42.0 38 47 重い
29.3 27 32 かなり重い
最大 27.6 24 31 かなり重い

BATTLEFIELD 4

つぎにElectronic Artsより発売されている「バトルフィールド4」をプレイ。10月24日に5つの拡張デジタルパックや12個のバトルパック、プレミアムメンバーシップを同梱した、完全版とも言える「バトルフィールド 4 プレミアムエディション」が発売されるということで、これまでバトルフィールドをプレイしたことがない方や、FPSを始めたいという方はこの機会に是非購入してみてはいかがでしょうか。

動作検証には「低」「中」「高」「最高」の4つのグラフィック設定で、シングルプレイの1ステージ目をプレイし、「Fraps Version 3.5.99」を使ってスコアを測定しました。グラフィック設定では垂直同期はオフに設定し、画面解像度はいずれも1920×1080ドットのフルスクリーン表示となっています。


テストに用いたグラフィック設定

最高設定で快適にプレイが可能

結果は下記の通り。グラフィック設定「高」までは平均fpsは100以上あり、最高設定でも87.2とかなり余裕のあるスコアです。これほどのスコアなら、大人数のオンラインマルチプレイでも、最高設定で快適にプレイすることができるでしょう。

DSRをオンにしたときは、低めのフレームレートでした。

BATTLEFIELD 4
グラフィック設定 平均fps 最小 最大 感想
184.4 162 198 とても快適
170.2 156 185 とても快適
123.4 110 147 とても快適
最高 87.2 69 103 とても快適

 

Dynamic Super Resolution オン(4Kに設定)
グラフィック設定 平均fps 最小 最大 感想
115.5 102 128 とても快適
78.3 69 90 とても快適
52.0 46 58 快適
最高 34.8 31 38 重い

FARCRY 3

最後に、UBIsoftから発売されている「FARCRY3」をプレイ。本作の続編となる「Far Cry 4」の発売が来年の2015年1月22日となり、世界観や風景、悪役や新要素などがどんどん明らかになるに連れ、より一層期待が膨らむタイトルです。海外版の発売は来月の11月18日と、国内版は2ヶ月も遅れてしまいますが、その分字幕や声優さんの吹き替えに期待ですね。

動作検証にはLOWからULTRAそれぞれのグラフィック設定で、ジャングルをひと通り探索して、「Fraps Version 3.5.99」のベンチマークを使い、平均fpsを計測。ゲームの解像度は1920×1080ドットのフルスクリーン表示。垂直同期は下記の写真のようにオフにし、アンチエイリアスもオフにしています。


テストに用いたグラフィック設定

ULTRA設定で快適にプレイが可能

結果は下記の通り。本作はジャングルを舞台にしたオープンワールド型のFPSゲームなので、デスクトップPCと言えど、負荷はかなり高いゲームなのですが、最新のGPUとあって全体的にかなりのハイスコアです。最大設定であるULTRAでも平均fpsは100近く、最小fpsも83と非常に高いです。これほどのスコアならULTRA設定で、アンチエイリアスも多少適用してプレイすることができるでしょう。

DSRをオンにしたときは、こちらも低めのフレームレートでした。

FARCRY 3
グラフィック設定 平均fps 最小 最大 感想
LOW 184.8 160 218 とても快適
MEDIUM 166.7 145 190 とても快適
HIGH 118.4 110 140 とても快適
VERY HIGH 102.0 96 117 とても快適
ULTRA 99.3 83 108 とても快適

 

Dynamic Super Resolution オン(4Kに設定)
グラフィック設定 平均fps 最小 最大 感想
LOW 70.0 60 75 とても快適
MEDIUM 57.2 50 62 快適
HIGH 35.9 33 39 重い
VERY HIGH 31.3 29 35 重い
ULTRA 30.6 29 34 重い

NVIDIAの新機能「Dynamic Super Resolution(DSR)」を試す!

「Dynamic Super Resolution」機能とは?

「Dynamic Super Resolution」機能とは、4K(3840×2160) 解像度の綺麗な映像をフルHD(1920×1080)のディスプレイでも楽しめるように、GPU処理により、4K映像をフルHDにダウンスケーリングして表示する機能です。Maxwell世代の最新GPU「GeForce GTX 980/970」からの新機能となります。

要は、4Kの映像をフルHDサイズに圧縮し直して表示することにより、細かいテクスチャは一旦4Kサイズに引き伸ばされ、それをまたフルHDサイズに圧縮表示することで、草むらなどの葉や、細かいディテールのジャギジャギ感が滑らかになりくっきりと表現されるというものです。

「Dynamic Super Resolution」の設定方法

「Dynamic Super Resolution」の設定には下記の写真のように、「NVIDIA コントロールパネル」から3D設定の管理、グローバル設定の「DSR - Factors」の項目から解像度倍率を選択します。解像度倍率にそれぞれチェックを入れることによって、選択できる画面解像度が変わります。1.78xは2560×1440、4.00xは3840×2160ドットということになります。また「NVIDIA コントロールパネル」で「DSR - Factors」がオンになっていれば、「GeForce Experience」からでも設定が可能です。NVIDIA コントロールパネルの設定完了後、コントロールパネルの画面の解像度の欄に3840×2160ドットが追加されていればOKです。


「Dynamic Super Resolution」の設定はNVIDIA コントロールパネルから


画面の解像度に3840×2160が追加されていればOK

 

あとは好きなゲームを起動し、解像度の変更で3840×2160を選択すれば、4K解像度でプレイすることが可能です。ゲームによってはフルHD以上のゲームに対応していない場合もあります。一応、解像度が3840×2160になっている証拠としては、ゲームのスクリーンショットを撮ればわかります。スクリーンショットの画像サイズが3840×2160になっているはずです。また、ゲーム自体も3840×2160の解像度で動作しているので、フレームレートがかなり落ちます。




解像度に3840×2160が選択できるようになっている

スクリーンショット比較

実際に「Dynamic Super Resolution(以下DSR)」オフの時と、オンの時でスクリーンショットを撮り、画質の違いを比較してみました。発表時のNIVIDIAの技術デモ紹介ムービーではダークソウル2が使われていたので、まずはダークソウル2のスクリーンショット比較から。最初は草の表現の比較ですが、DSRオフの時の草はぼやけた感じがしますが、DSRオンの時はくっきりと描画されているのがわかると思います。

ダークソウル2

草がシャープになっている

 

次に建物と装備のディテールの違いです。DSRオフの時より、DSRオンの時のほうがくっきりと描画されているのがわかると思います。

ダークソウル2

建物や服がくっきり

 

次にアサシンクリードIV ブラックフラッグでの草花の比較です。本作の序盤の島では、下記の写真のように草木が集中して生い茂っています。この画像でもDSRオンのときの方が、草花のそれぞれの描画がくっきりの表現されているのがわかります。

アサシンクリードIV ブラックフラッグ

草花がくっきり

 

また大きめの葉でもDSRオンの時の方がくっきりと描画されており、よりリアルに近い表現になっています。

アサシンクリードIV ブラックフラッグ

くっきりとよりリアルに表現されている

「Dynamic Super Resolution」機能の感想

最初はそれほど画質の差がわからなかったのですが、4K解像度で慣れてからフルHDへ戻ると、草木や花、服や建物、地面などの細かなディテールがくっきりと描画されていたんだなと感じます。

もちろん画質の差はゲームによって差はあります。一番目に見えて綺麗に見えたのはダークソウル2でした。技術デモに選ばれる理由も分かります。アサシンクリードも草木だけでなく街並みも非常に綺麗でした。他のゲームも綺麗ですが、ただ4K解像度を選択して負荷を上げてまでやる程かと言うと、う~ん・・・。そういう意味でも、ゲーム自体が非常に軽いダークソウル2でプレイしてみるのが現状では一番オススメですね。本機なら、4K解像度、高設定で60fpsで動作します。

ただし、GeForce GTX970だと、軽めのゲームでなければ高いフレームレートが出なかったので、重いゲームをするならGeForce GTX980や、SLI構成のGeForce GTX 970を選択したほうが良いと思います。

まとめ

以上がGeForce GTX 970を搭載したマウスコンピューター NEXTGEAR i640で、実際にゲームをプレイしてみたレビューとなります。

上記の通り、NVIDIA最新のハイエンドGPU「GeForce GTX 970」は第2世代Maxwellアーキテクチャの「GM204」を採用した高性能GPUです。旧モデルに比べ、最新のゲームではパフォーマンスが高く、消費電力も低いとても扱いやすいGPUとなっています。

これから来年に向けて「Assassin's Creed: Unity」や「The Witcher 3: Wild Hunt」、「Battlefield Hardline」、「Far Cry 4」などなど、数々のPC向けビッグタイトルが発売されますが、それに向けて「GeForce GTX 980/970」の購入は個人的にはオススメです。

今回用いたマウスコンピューター NEXTGEAR i640の詳細・購入は下記をご覧ください。

詳細はこちら
メーカー直販サイト:マウスコンピューター(NEXTGEAR i640) icon