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頂上対決:ThinkPad X201s vs Let's note S9

更新日:2010年6月23日

今回は、モバイルノートPCの中でも特に人気の高いThinkPad X201sと、Let's note S9 を徹底比較いたします。

尚、この企画は製品の優劣をつけるものではありません。それぞれの製品のメリットとデメリットを把握してもらい、あなたにピッタリの製品を選んでもらえればと思い実施した企画です。

ちなみに、2つとも本当に自腹で購入しています。公平に比較していきたいと思います。

ThinkPad X201s と Let's note S9 の概要

ThinkPad X201s


ThinkPad X201sと言えば、世界的に人気のあるモバイルノートで、国際宇宙ステーションでも使われているほどです。ちなみに、地球圏外宇宙でのシェアはほぼ100%だそうです。なぜ宇宙でThinkPadが選ばれるかというと、「厳しい環境に耐えられる品質と性能を持ったノートPCが、唯一ThinkPadのみだから」だそうです。レノボに売却された今も、開発は日本の大和事業所で行われており、安定した品質を保っています。

Let's note S9


Let's noteと言えば、日本国内でビジネスマンに絶大な人気を誇るモバイルノートです。 他社との打ち合わせ、新幹線の中などLet's note 率は非常に高く、Let's noteを持っているだけで一流のサラリーマンにさえ見えます。日本でのモバイルノートPCのカテゴリではシェアNo.1を誇っています。またサポートも手厚く、企業で選ばれる理由の1つになっています。


頑丈さの比較

まずは、頑丈さのテストです。それぞれのパソコンを約1mの高さから落下させた後、約75kgの体重の私が上から踏んでみました。尚、メーカーの落下テストでは、机の高さを想定し50~80cmから落下させることが多いです。今回はそれ以上の高さから落とすことになりますので、故障しても仕方のないことです。

※ThinkPad X201sではカバンに入れて壁にぶつけるテストもしてみましたが、たいして負荷をかけられないのと、テストの様子がかっこ悪いので、Let's noteではやめました。


まずはThinkPad X201sのテストです。

落下させたときにかなり大きな音がしましたが、衝撃を吸収するゴム足のおかげか、本体はそれほど飛び跳ねませんでした。特に故障もありません。

踏んだときの感触は、フレーム部分は頑丈に感じましたが、液晶の中央部分ほど「ふにゃ」とたわむのが足に伝わってきました。液晶中央につま先立ちすると壊れるかもしれません。

尚、リハーサルも含めると、合計3回実施しています。それでもどこも壊れずにすみました。


次はLet's note S9 のテストです。

動画を見ると、故障が無いように見えますが、実はDVDドライブの蓋が開かなくなってしまいました。

DVDドライブ以外は問題ありませんでした。

踏んだ感触としては、天板のボンネット部分が反対側にへこんだので、一瞬心配しましたが、液晶パネルがたわんでいるような感触はなく、ちゃんと守られているような感じがしました。

ThinkPad X201sはDVDドライブを搭載しておらず、Let's note S9 はDVDドライブを搭載しており、今回故障したのはDVDドライブのみでした。そのため、どちらが頑丈であるとかは言えませんが、両ノートPCとも、OS自体は起動し、PC診断ツールでチェックしても問題は発見されませんでしたので、両方頑丈であると言えると思います。

個人的にはモバイルノートは、ぶつけたり落としたりしやすいので、DVDドライブは搭載しないほうがいいと思っています。何かインストールしたり、ブータブルCDで起動するときは、USB接続のポータブルDVDを繋げばよいだけです。


パソコン本体の重さの比較

重さは両方ともほぼ同じでした。一般的なモバイルノートパソコンの重さです。

ThinkPad X201sの重さ

Let's note S9の重さ

ACアダプタの重さの比較

ACアダプタの重さは、X201sが301gで、Let's note S9 が229gでした。長期出張などはLet's note S9 のほうが軽量になります。


ThinkPad X201sのACアダプタの重さ


Let's note S9のACアダプター


薄さの比較

薄さ(高さ)は、ThinkPad X201sのほうが薄いです。また、ThinkPad X201sは後方バッテリ部分がやや下へ出っぱっているだけで、全体的にスリムです。一方、レッツノートは本体自体がふっくらしており、厚いなという印象を受けます。

バッテリの出っ張り部分まで含めて約3.8cm(実測値)でした。

レッツノートは天板がボンネット構造になっており盛り上がっているため、その部分も含めて計測したところ、約44mmでした。

薄さの比較

バッテリ駆動時間の比較

バッテリ駆動時間の比較を行いました。テストでは、セキュリティソフトはアンインストールし、スタートアップで起動するアプリはすべて無効にし、画面の輝度は両方とも最大にしておきました。両方のパソコンでローカルディスクに同じ動画を保存しておき、全く同じタイミングで再生をはじめ、バッテリ駆動状態にしました。

その結果、バッテリ駆動時間は、Let's note のほうが圧倒的に長かったです。外出先でバッテリ状態で長時間作業する人は、レッツノートのほうが良いです。

バッテリ駆動時間: 4時間6分
※6セルバッテリ使用

バッテリ駆動時間: 7時間17分
※標準バッテリパック使用

バッテリ駆動時間の比較

※ThinkPadのレビュー記事と、レッツノートのレビュー記事でのバッテリ駆動時間とは、やや結果が異なりますが、これはテスト方法が違うためです。


操作性の比較

操作性は、個人の好みによる部分も大きいですが、私はThinkPad X201sのほうが操作しやすいです。

一番大きな相違点は、キーピッチです。横のキーピッチは両PCとも19mmです。しかし縦のキーピッチは、ThinkPad X201sが19mmありますが、Let's note S9は16mmしかありません。おそらく右下のパームレスト部分にDVDドライブを入れるスペースを確保しなくてはいけなかったので狭くなったのだと思います。また、ThinkPad X201sはキーが凹んでいて指にフィットするのですが、Let's noteはフラットに近くフィット感が足りません。

キー配置をチェックすると、Let's note は「半角/全角」キーが最上段にあるため届きにくく、さらに左から2つ目にあり押し間違いが多くなります。個人的には「半角/全角」キーはよく使うので、この位置にあるのは不満です。 ThinkPad X201sの「半角/全角」は一般的なキーボードと同じ位置にあり押しやすいです。 また、ThinkPad X201sは「Home」、「End」、「PgUp」、「PgDn」のキーが独立しており、Fnキーを押さなくて良いので、打ちやすいです。

各PCの特徴的な機能を紹介すると、ThinkPadにはトラックポイントがあります。指で圧力をかけマウスの代わりに使います。古くからのThinkPadユーザには大変好評です。また下にある真ん中のクリックボタンを押しながらトラックポイントを動かすと、画面をスクロールさせることもできます。 一方、Let's note にはホイールパッドがあります。これは指でクルクル回すと画面がスクロールする機能です。こちらも一般的には好評ですが、私は指が乾燥しているせいか反応が悪いです。

個人的には非常に打ちやすいと感じます。

普通の打ちやすさです。
ただ、右下のパームレスト部分に、DVDドライブを入れるスペースを確保しているため、キーボード部分が狭くなってしまっています。


X201sとLet's noteのキーボード比較


表面温度の比較

ThinkPad X201sと、Let's note S9 の表面温度を計測しました。ただし表面温度は気温(室内温度)によってかなり違ってきます。最近、夏場のように暑く表面温度が上昇しがちなので、エアコンをつけたときの表面温度も計測しました。

その結果、全体的にみて、Let's noteの表面温度のほうが低かったです。

ThinkPad X201sは、キーボード側はそれほど熱くなりません。一番熱くなるのが左手の指先を置く部分なので、体感温度も低く感じます。ただ裏面(特に気温が暑い時)の表面温度は高くなりがちで、体感も暖かいと感じます。

Let's noteは、全体的にそれほど熱くなりませんが、左手のひらが接地する部分が極端に熱くなります。手のひらは接地する面積が広く、特に左手はマウスを操作するわけではないので、常時パソコンに置いておくことが多いです。そのため体感としてThinkPad X201sより暖かく感じやすいです。ただし、裏面の温度はThinkPad X201sより低く感じます。

気温が暑いとき(室内温度:27~30℃)

ThinkPad X201sの表面温度

エアコンをつけたとき(室内温度:約23℃)

X201sのエアコンをつけたときの表面温度

気温が暑いとき(室内温度:27~30℃)

S9の表面温度

エアコンをつけたとき(室内温度:約23℃)

S9のエアコンをつけたときの表面温度


動作音の比較

動作音は、ThinkPad X201sのほうが静かでした。特にLet's noteは、高い負荷をかけたときの動作音(ファンの音)がうるさかったです。

ThinkPad X201sの重さの比較

Let’s note S9 の騒音


パフォーマンスの比較

パフォーマンスは、五分五分といった印象です。

まずはスペックを確認します。CPUについては、基本周波数はLet's note S9が高いものの、キャッシュはThinkPad X201sのほうが多いです。ただし、グラフィック周波数はLet's note S9のほうが高いです。メモリはLet's noteのほうが良くPC3-10600を使っていました。ハードディスクについてはThinkPad X201sのほうが良くSATA-300を使っていました。

 

CPU


(グラフィックス)

Core i7-640LM

基本周波数: 2.13GHz
ターボブースト利用時の最大周波数: 2.93GHz
インテルスマートキャッシュ: 4MB
最大TDP: 25W
コア数/スレッド数: 2/4

グラフィックス周波数: 266MHz
グラフィックス最大周波数: 566MHz

Core i5-520M vPro

基本周波数: 2.40GHz
ターボブースト利用時の最大周波数: 2.93GHz
インテルスマートキャッシュ: 3MB
最大TDP: 35W
コア数/スレッド数: 2/4

グラフィックス周波数: 500MHz
グラフィックス最大周波数: 766MHz

メモリ

DDR3 PC3-8500

DDR3 PC3-10600

ハードディスク

320GB
5400rpm
8MB Cache
SATA-300

320GB
5400rpm
7MB Cache
SATA-150


まずは、Winodwsエクスペリエンス値からみていきます。プロセッサのサブスコアは同値でしたが、メモリとグラフィックス関係のサブスコアはLet's note S9のほうが高く、ハードディスクはX201sのほうが高い値でした。これは上のスペックから考えても妥当かなと思います。

基本スコア(一番低いサブスコア)を見るとLet's note のほうが良いように見えますが、モバイルノートにグラフィックスの性能を求める人は少ないと思われます。むしろ最もボトルネックになりやすいハードディスクのサブスコアはX201sのほうが上回っています。

トータル的に考えて五分五分かなと思います。


X201sのWindowsエクスペリエンス


Let’s note S9のWindowsエクスペリエンス


次はCrystalMark 2004R3の結果です。総合値(Mark)はほとんど同じ値です。 個別の性能を見ると、CPU関連のスコアはLet's noteのほうが良かったです。ハードディスクのスコアはX201sのほうが良かったです。予想外だったのがメモリの性能で、なぜかX201sのほうが良かったです。

こちらの結果もトータル的にみて、五分五分じゃないかと思います。


X201sのCrystalMark


Let’s noteのCrystalMark



液晶ディスプレイの比較

液晶ディスプレイの見やすさ・綺麗さ・視野角はほぼ同じです。両社ともそれほど綺麗なわけではありません。いたって普通です。

大きな違いは解像度です。ThinkPad X201sの解像度は1440x900(WXGA+)であるのに対し、Let's note S9 の解像度は1280x800(WXGA)です。ご年配の方なら文字の大きい1280x800のほうが良いかもしれませんが、一般的には1440x900のほうが画面を広く使えて作業がしやすいです。

また、気になるのがディスプレイの開閉角度です。Let's noteは約140度までしか開きません。床にパソコンを置いてしゃがんで作業しなければならないときに、画面が見づらいです。一方、ThinkPad X201sは180度以上も開きます。

1440x900(WXGA+)

1280x800


X201sとLet's noteの液晶

液晶の傾き

セキュリティの比較

ThinkPad X201sは指紋認証を搭載可能です。

 

指紋認証

選択可能

なし

セキュリティチップ

あり

あり


内蔵できる通信モジュールの比較

無線LAN、WiMAXについては両パソコンとも内蔵可能ですが、ワイヤレスWANの通信モジュールは、Let's note S9のみ内蔵可能(FOMA)です。ただしワイヤレスWANを選択できるのはWeb直販モデルのみです。

 

無線LAN

WiMAX

選択可能

選択可能

ワイヤレスWAN

×

選択可能(FOMA)

価格の比較

価格はThinkPad X201sのほうが安いです。


149,940円~

店頭モデル: 約160,000円~
Web直販モデル: 約215,600円~
Web直販モデル(プレミアムエディション): 274,650円~


サポート(保証)の比較

サポートはLet's note S9のほうが手厚いでしょう。ただし手厚いサポートを期待するなら、Web直販モデル(マイレッツ倶楽部)のほうが良いです。日経の満足度調査でも高い支持を得ています。

X201sは、別途追加料金を払えば、意外と広い範囲で保証してくれます。ただ外資ということもあり、日経の満足度調査ではあまり高いランクではありません。ちなみに、購入したThinkPad X201sについて技術的な質問をしたところ、意外と電話はすぐに繋がり、対応してくれた人も日本人でした。受け答えも的確でした。たまたま”当たり”のサポートの方だったのかもしれませんが、個人的には良い印象でした。

 
店頭モデル Web直販モデル

故障の保証

1年 無償
2年 10,500円
3年 18,900円
4年 28,350円

1年 無償

3年 無償

上記プラス
火災、落雷、台風、水漏れなどの偶然の事故による保証

2年 16,800円
3年 26,250円
4年 37,800円

なし

3年 12,600円

上記プラス
盗難の保証

なし

3年 プレミアムエディションのみ

導入方法や技術的質問

2年 無償 月-日:9:00~18:00

無期限 無償 年中無休:9:00~20:00

日経 2009年 Windowsパソコン満足度(サポート満足度)

7位

2位


その他

その他に気付いたことを書きます。

ThinkPad X201sは、天板がフラットなので上に用紙を置いて持ち運ぶときや、カバンに入れるときに扱いやすいです。

Let's note S9 はHDMIの出力端子があり、大画面テレビにつなぐことができます。この辺は日本製っぽいです。

まとめ

以上が、比較結果となります。どちらも高い水準の機能をもったモバイルノートであると思います。

では最後に今までの結果を、簡単に表にまとめます。

 
頑丈さ
本体の重さ
ACアダプタの重さ
薄さ
バッテリ駆動時間
操作性
表面温度
動作音
パフォーマンス
液晶ディスプレイ
価格
サポート(保証)

操作性を重視するならThinkPad X201sで、バッテリ駆動時間を重視するならLet's note S9が良いと思います。その他の面は多少の差はありますがほぼ五分五分であると思います。

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