レノボ、Zen 3 Ryzen、有機EL搭載の14型モバイルノートPC Yoga Slim 7 Carbonを発表
CPU | Ryzen 7 5800U Ryzen 5 5600U |
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GPU | CPU内蔵 / MX450 |
メモリ | 最大16GB LPDDR4X |
ストレージ | 最大1TB PCIe SSD |
ディスプレイ | 14.0インチ 有機EL QHD+(2880x1800) 90Hz タッチ |
質量 | ~約1.1kg |
バッテリー | 最大 約14.5時間 (61Wh) |
価格 | 1289.99ドル~ |
レノボから、Zen 3のRyzenプロセッサーに、100% DCI-P3クラスのQHD+の有機ELディスプレイを搭載した14型のモバイルノートPCが海外で発表されました。
外部グラフィックスを搭載しても、約1.1kgと非常に軽いです。
なお、2021年10月発売予定となっていますが、国内での販売は未定です。おそらく、国内では、Yoga Slim 750 Carbonといった名称になるのではないかと思われます。
製品の特徴
広色域の有機ELディスプレイ搭載
Yoga Slim 7 Carbonの大きな特徴の一つは、搭載するディスプレイです。
QHD+(2,880x1,800)の有機ELディスプレイを搭載しています。アスペクト比が16:10となっており、一般的なノートPCよりも縦方向の表示面積が増えています。ウェブブラウザ、Officeソフト、クリエイター向けソフトが使いやすいです。
色域は、100% DCI-P3クラスと広いです。色差ΔE<2でファクトリーキャリブレーションされているので、色表現も正確です。また、有機ELパネルなので、黒の表現力も高く、コントラストの高い引き締まった映像を楽しむことができます。
さらに、リフレッシュレートが90Hzと高く、滑らかな表示ができます。また、タッチ対応も選択できます。
最大でRyzen 7 5800U + MX450の構成
Yoga Slim 7 Carbonは、Zen 3アーキテクチャーのRyzen 5000シリーズプロセッサーを搭載しています。さらに、外部グラフィックスにGeForce MX450を搭載することも可能です。
ライトな動画編集など、作業内容によっては、クリエイティブな作業にも使用できそうです。
また、高めの性能に加えて、OSには最新のWindows 11を搭載しています。最新のハードウェアと、ソフトウェアで快適使用が可能となっています。。
約1.1kg未満と軽くて薄い
Yoga Slim 7 Carbonは、質の高いディスプレイと、高い処理性能を備えた14型ノートPCですが、質量は約1.1kg未満と非常に軽いです。また、厚みも約14.9mmと薄型のボディです。室内だけではもったいないので、外に持ち出して使いたくなる機種です。
カーボンファイバー + マグネシウム合金のボディ
Yoga Slim 7 Carbonは、軽くて薄いボディですが、堅牢性も高いです。米国国防総省規格であるMIL-STD 810Hの9つのテストをクリアしており、日常的な物理的衝撃にも強く、安心して持ち出すこともできるでしょう。
この軽さと丈夫さは、カーボンファイバー + マグネシウム合金のボディによるものです。質感もよさそうです。
インターフェースやセキュリティ機能など
インターフェースは、3つのUSB-Cポートのみと限定的です。そのうち、2つのUSB-Cポートは、Power Deliveryと、DisplayPortにも対応しています。
セキュリティ機能としては、IRカメラを備えており、顔認証を使用できます。また、右側面には、カメラのON/OFFスイッチがあります。
キーボード面の左右には合計4つスピーカーを備え、Dolby Atmos スピーカーシステムを搭載しています。質のよいサウンドが期待できそうです。
購入先
Yoga Slim 7 Carbonは、2021年10月発売予定です。国内での販売は未定です。なお、Yoga Slim 7 Carbonについては、下のレノボ公式サイトで詳細を確認できます。
レノボ公式サイト
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