IdeaPad 5Gの特徴【概要】

更新日:2021年1月8日
CPU Qualcomm
Snapdragon 8cx
メモリ LPDDR4X 8GB
ストレージ 256 / 512GB PCIe SSD
液晶サイズ 14インチ
液晶種類 FHD IPS 100% sRGB
質量 約 1.2kg
WWAN 5G対応
バッテリー FHDビデオ再生 最大20時間
(51Wh)
価格[税込] 未発売

5G対応のARMプロセッサー搭載ノートIdeaPad 5Gは、Qualcomm Snapdragon 8cx(SC8180XP)のARMプロセッサーを搭載することで、5Gに対応し、バッテリー駆動時間も長いノートPCです。

5Gに対応していることで、スマホのように、どこにいてもWeb閲覧やメールチェックなどを行うことができます。

100% sRGBのディスプレイを搭載し画面も見やすいと思います。

x64エミュレーションに対応したARM版Windowsのプレビュー版も公開されており、動かないアプリも少なくなってきています。

公式サイトはこちら

 

IdeaPad 5Gの特徴

Qualcomm Snapdragon 8cxの性能は?

Qualcomm Snapdragon 8cxの性能ですが、CPU-MONKEYのサイト(参考URL)を確認すると、Microsoft SQ1と同じくらいの性能です。Yoga C630に搭載されていたSnapdragon 850よりは高い性能ですが、MacBook Air M1のようなインパクトは無さそうです。

Geekbench 5 マルチコア
Apple M1 7444 (MacBook Air M1)
Core i7-1165G7 5491
Core i7-1068NG7 4821 (旧MacBook Pro 13)
Core i7-1060NG7 3266 (旧MacBook Air)
Microsoft SQ2 3005 (Surface Pro X 2020)
Snapdragon 8cx 2808
Microsoft SQ1 2808
Snapdragon 850 1897 (Yoga C630)

 

5Gに対応

IdeaPad 5Gは、名前の通り5Gに対応しています。スマホのように常にインターネット回線に接続しているため、隙間時間にPCを開いて、直ぐにWeb閲覧やメールチェックを使うことができます。

5G対応

 

長いバッテリー駆動時間

IdeaPad 5Gは、51Whの大容量バッテリーを搭載しており、またARMベースのSoCを搭載することで、バッテリー駆動時間も長いです。1080pのビデオ再生で、最大20時間のバッテリー駆動時間とのことです。

 

100% sRGBのディスプレイを搭載

IdeaPad 5Gは、100 sRGB、300nitのディスプレイを搭載しており画面が見やすいです。本来の色に近い色で画像や動画を表示できるでしょう。

なお、ベゼル幅は、左右が5.9mm、上が9mm、下が10mmと狭く、モダンな見た目です。

100% sRGBのディスプレイ

 

Thunderboltは非対応

インターフェースはご覧の通りで、USB Type-Cが2つと、USB Type-Aが1つ、オーディオジャック、SIMスロットのみです。USB Type-Cについては、Power DeliveryおよびDisplayPortには対応していますが、Thunderboltには対応していないようです。

インターフェース

 

プレビュー版ではx64エミュレーションに対応

今まで、ARMベースのプロセッサーを搭載したWindowsパソコンは、ARM64(64bit)、ARM32(32bit)は動作可能で、x86(32bit)アプリケーションもx86エミュレーションで動作可能でしたが、x64(64bit)アプリは動作することができませんでした。

しかし、2020年の12月からプレビュー版としてDevチャンネル向けに、x64エミュ―レーションに対応したARM版WindowsのBuildが公開されました。

x64(64bit)アプリが動作可能になることで、ARMプロセッサー搭載のノートPCの利用を避けていた方も、抵抗が少なくなるのではないかと思います。

 

Wi-Fi 6には非対応

WLANは、Wi-Fi 5(802.11 ac)となっており、Wi-Fi 6には対応していません。

 

質量は約1.2kgと普通

IdeaPad 5Gの質量は約1.2kgとなっており、モバイルノートPCとしては特別軽いわけではありません。普通の質量です。

 

ボディカラーはシルバー

IdeaPad 5Gのカラーはシルバーになっています。指紋が目立たない無難なカラーです。

指紋が目立たないシルバーのカラー

 

まとめ

IdeaPad 5Gは、ARMベースのプロセッサーを搭載したノートPCですが、同じARMベースプロセッサーのMacBook Air M1と比較すると、パフォーマンスが大きく劣ります。M1チップ搭載のMacBookのような衝撃は、この製品にはありません。

ただし、5Gに対応している点はメリットです。現状、LIFEBOOK WU2/E3ThinkPad X1 Nanoなど、5Gに対応したモバイルノートはありますが、いずれも20万円以上する高額商品です。難しいかと思いますが、IdeaPad 5Gが10万円前後の価格で販売されれば、需要はあるかなと思います。

 

5G対応のARMプロセッサー搭載ノートPC

IdeaPad 5G

特徴

  • 5G対応
  • ARMプロセッサー搭載
  • 100% sRGBのディスプレイ

こんなあなたに

  • 外出先でネットに接続することが多い方
  • 負荷の高い作業はしない方
  • 価格未発売
公式サイトはこちら

 

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