レノボ Legion Slim 7i の特徴
CPU | Core i9-10980HK Core i7-10875H |
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GPU | RTX 2060 Max-Q |
メモリ | 最大32GB |
ストレージ | PCIe SSD |
液晶サイズ | 15.6インチ |
液晶種類 | FHD 144Hz / UHD |
質量 | 約1.8kg~ |
バッテリー | 最大 約6時間 (71Wh) |
価格[税別] | 未発売 |
Legion Slim 7iは、質量が約1.8kg~と、15.6型でミドルスペックのゲーミングノートPCとしては非常に軽く、持ち運びがしやすい機種です。
RTX 2060 Max-Qのグラフィックスに、144Hz液晶を搭載し、多くのタイトルが高いフレームレートでプレイできるでしょう。
CPUにはCore i9-10980HK、ディスプレイにはUHD(4K)も選択でき、CPUパワーを必要とするクリエイターに適した構成も選べます。
Legion Slim 7iの特徴
軽くてスリムなゲーミングノートPC
Legion Slim 7i は、「Slim」というだけあって、ゲーミングノートPCとしては際立って薄型です。また、質量も約1.8kgからと、一般的な15.6型ノートPCかと思うほど軽いです。
下表では、グラフィックスにミドルレンジのGeForce RTX 2060を搭載する15.6型ゲーミングノートPCとのサイズ・質量比較を行いました。
Dell G3 15やLegion 7iぐらいのサイズと質量が、15.6型のゲーミングノートPCとしては標準的です。それ以外の3機種は軽さが特徴となっている機種です。本機のグラフィックスは、少しパフォーマンスを抑えたGeForce RTX 2060 Max-Qではありますが、軽量機種の中でも軽いことが分かります。また、比較した中では、ボディは最薄でした。
軽くて、薄型のボディなので、取り回しがしやすいです。カバンへの収まりがよく、持ち運びもしやすいので、友人宅でゲームをする場合など、移動機としても使用できます。また、持ち運びしやすい、ハイスペックなクリエイター用ノートPCとしてもいいと思います。
幅 | 奥行 | 高さ | |
マウス G-Tune E5-144 | 355.5 | 236.7 | 19.9 |
Legion Slim 7i | 356 | 250 | 17.9 |
MSI GF65 Thin | 359 | 254 | 21.7 |
GALLERIA GR2060RGF-T | 359.8 | 243 | 20.5 |
Legion 7i | 359.3 | 259 | 19.9 |
Dell G3 15(3500) | 365.5 | 254 | 21.6 |
高性能8コアCPUを搭載
Legion Slim 7iは、8コアプロセッサーである、Core i9-10980HK、もしくはCore i7-10875Hを搭載します。
一般的なゲーミングPCに搭載されることが多い6コアのCore i7-10750Hをはるかに超える性能で、デスクトップ用CPUのCore i7-9700Kよりも高い処理性能です。
ゲーム以外の、CPUパワーを必要とするクリエイティブな作業にも対応できるでしょう。軽量・スリムなボディでありながら、Core i9-10980HKまで搭載できるのは、なかなかだと思います。
ミドルレンジのRTX 2060 Max-Q搭載
Legion Slim 7i は、ゲーミングノートPCとしては、ミドルレンジのGeForce RTX 2060 Max-Qを搭載してます。リアルタイム・レイトレーシングや、DLSS 2.0に対応しています。
例えば、FHD解像度であれば、重めのゲームを高めのグラフィックス設定でプレイしても、60fpsを超えるゲームが多いと思います。多くのゲームを快適にプレイできるグラフィックスなので、軽量で、スリムなボディに搭載するグラフィックスとしてバランスがいいです。
また、組み込まれているMax-Q Dynamic Boostテクノロジーにより、CPUとGPUの電力バランスが自動的に調整され、効率よくパフォーマンスを発揮することができます。
~ 3DMark Time Spy - Graphics score ~
高い冷却性能
スリムなボディに、8コアCPUと、RTX 2060 Max-Qを搭載した、高めのスペック構成のため、本来のパフォーマンスを発揮できるよう、高い冷却性能が必要となります。
そこで、Legion Slim 7i では、優れたエアフローを実現するLenovo Legion Coldfront 2.0を採用しています。例えば、下の画像のように、キーボード面の上部に設けられているのは、スピーカーではなく、吸気孔です。底面からだけでなく、キーボード面からも吸気できる構造となっています。
82枚の液晶ポリマーブレードのデュアルファンシステムを搭載しており、比較的静かに、高い冷却性を実現することができるようになっています。
また、Q-Control 3.0を使用して、静音性優先や、パフォーマンス優先のように設定を変更することも可能です。
クリエイターも使える液晶を搭載
Legion Slim 7i には、FHD IPS液晶と、UHD IPS液晶の2種類があります。
UHD液晶は、IPS、輝度600nit、60Hz駆動、100% Adobe RGB、VESA DisplayHDR 400となっています。高解像度で、色域も広く、映像を楽しむタイプのゲームや、クリエイター用途にも適した液晶です。
一方、FHD IPS液晶は、300nit、144Hz駆動、最大5msの応答速度、100% sRGBとなっています。リフレッシュレートが高く、ゲームタイトルによっては、RTX 2060 Max-Qを活かして、高いフレームレートでのプレイが可能です。また、ウェブコンテンツの作成にも対応できる色域なので、ウェブ用の動画編集などにもちょうどいいと思います。
100%アンチゴーストキーボード
Legion Slim 7iは、下の画像のようなテンキー付きキーボードを備えています。
キートラベルは約1.3mmとやや浅めですが、実際の使用では適度な打ち心地があるようです。矢印キーもフルサイズなので、矢印キーを使うゲームもプレイしやすいです。また、100%アンチゴーストキーボードなので、複数のキーを同時に入力する場合でも、誤入力することがありません。
デフォルトで、ホワイトカラーのバックライトを搭載しています。また、オプションでCorsair iCUE RGBを選択すると、各キーを個別にイルミネートすることができます。
71Whバッテリー搭載
Legion Slim 7iは、71Whのバッテリーを搭載しています。
15.6型のノートPCとしては大きめの容量ですが、ハイスペック構成のゲーミングノートPCなので、バッテリー駆動時間は最大約6時間と短めです。このPCで、バッテリー駆動でのゲームを行う、という使い方はあまりしないと思うので、十分だと思います。
なお、Rapid Charge Proに対応しており、30分で約50%の充電が可能です。
SDカードスロットもあり
Legion Slim 7iは、15.6型のゲーミングノートPCとしては珍しく、フルサイズのSDカードリーダーを備えています。デジカメなどからの写真や動画の取り込みがしやすく、クリエイターも使いやすいと思います。
その他、背面にはDC-In、USB3.2 x2、側面にはUSB-C x2(Thunderbolt 3対応)を備えています。HDMI出力端子はないので、Thunderbolt 3対応のUSB-Cポートを使用して、外部ディスプレイと接続することになります。
230Wアダプター同梱
Legion Slim 7iには、230Wアダプターが同梱されています。
180Wアダプターよりも、供給される電力がアップすることで、CPUやGPUのパフォーマンスを引き出すことができるはずです。
ただし、230Wアダプターはサイズが大きくなりがちです。スリムアダプターとのことですが、持ち運びがしやすいサイズだったらいいなと思います。
フルアルミニウムボディ
Legion Slim 7iのボディには、エアロスペースグレードのアルミニウムを採用しています。軽量でも、質感と、堅牢性が高く、持ち運びにも適した構成です。
ボディカラーは、スレートグレーです。
液晶は180度開き、フラットになります。
その他の特徴
Legion Slim 7iは、指紋センサーが電源ボタン統合されており、指紋認証でWindowsにログインすることができます。なお、IRカメラは非搭載なので、顔認証には対応していません。
ウェブカメラには、プライバシーシャッターを備えており、盗撮などを防止することができます。
無線規格は、最新のWi-Fi 6に対応しています。対応機器を使用することで、オンラインでのゲームのダウンロードなどをより高速に行うことができます。
ライバル機種の紹介
Legion Slim 7iのライバル機種となる、8コアCPUと、RTX 2060を搭載しながらも軽い、マウスのG-Tune E5-144を簡単にご紹介します。
G-Tune E5-144の方がMax-QではないRTX 2060を搭載しており、グラフィックス性能は少し高めで、なおかつ質量はLegion Slim 7iよりも少し軽いです。少しでも軽くて、持ち運びがしやすい方がよければ、G-Tune E5-144が適していると思います。
一方、CPU性能はCore i9-10980HKも選択できるLegion Slim 7iの方が高くなります。UHD液晶モデルもあり、クリエイターにはLegion Slim 7iの方がよさそうです。
まとめ
Legion Slim 7iの最大の特徴は、約1.8kg~の質量です。15.6型のミドルクラス ゲーミングノートPCとしては、かなり軽いので、持ち運びがしやすいです。
8コアCPUと、RTX 2060 Max-Qの構成は、多くのタイトルのゲームを快適にプレイできるだけでなく、クリエイティブな用途にも適しています。
ゲームメインやFHD動画編集であれば144Hz駆動 100% sRGBのFHD液晶、高解像度写真や4K動画の編集が主であれば100% Adobe RGBのUHD液晶がおすすめです。
フルアルミボディにより質感も高く、派手過ぎないデザインなので、クリエイティブな仕事に使用しても違和感がありません。
持ち出せて、快適に使えるゲーミング、もしくはクリエイター向けノートPCを探している方におすすめの機種です。
持ち運びやすいミドルクラスのゲーミングノートPC
Legion Slim 7i
特徴
- 約1.8kg~と非常に軽いゲーミングノートPC
- 100% Adobe RGBのUHD液晶モデルも
- 高質感のフルアルミボディ
こんなあなたに
- ミドルクラスのゲーミングPCを持ち出したい
- 動画・画像編集もでるPCを持ち出したい
- 価格未発売
- 一言クリエイターにもおすすめ
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