レノボ V720の特徴
GeForce 940MX搭載14型ビジネスノート
Lenovo V720は、モバイルノートPCとしては珍しくGeForce 940MXの外部GPUを搭載した製品です。
バッテリー駆動時間も、最大約15.4時間と長めです。
プロセッサーには、1世代古い第7世代Coreプロセッサーを搭載しています。第8世代よりも性能は劣りますが、価格は安くなっています。一般的にモバイルPCで行う用途なら、第7世代でも問題ないでしょう。
質量は、約1.4kgとモバイルPCのジャンルではそれほど軽量ではありません。
価格は、84,780円からとなっており、リーズナブルになっています。
CPU | 第7世代インテルCore |
メモリ | 最大8GB |
ストレージ | SSD 128GB / 256GB |
液晶サイズ | 14.0型 |
液晶種類 | FHD IPS 光沢なし |
グラフィックス | GeForce 940MX |
質量 | 約1.4kg~ |
バッテリー | 最大 約15.4時間 |
価格 | 84,780円(税込)~ |
V720の特徴
長時間のバッテリー駆動
V720は、最大約15.4時間という長時間のバッテリー駆動が可能なビジネスノートパソコンです。
同じ14型のThinkPad X1 Carbonのバッテリー駆動時間が約15時間という表記で、容量は57Whもあり、実測でも他のモバイルパソコンよりも長い駆動時間でした。
V720は、ほぼ同等のバッテリー駆動時間の表記ですので、ThinkPad X1 Carbonと同等程度のバッテリー容量、駆動時間があると思われます。
NVIDIA GeForce 940MX搭載
V720は、もう一つの特徴として、外部GPUのNVIDIA GeForce 940MXを搭載しています。性能はそこまで良くはないですが、ライトにゲームをしたい方、GPUアクセラレーター対応アプリを使用する方などにやや有効です。また、グラフィックス専用のメモリを使用するため、メインメモリの消費が抑えられるというメリットもあります。
信頼性の高い作り
V720は、ビジネスユースを想定したPCなので、衝撃や落下のテストも行われており、信頼性と安全性の高いPCとなっています。さらに、ヒンジの耐久性、ファンの信頼性などもテストされており、様々な場面でのハードな使用に耐え、長期間使用できる品質となっているようです。
また、液晶は、180度開くヒンジを採用することで、好みの角度での使用が可能ですし、簡単にディスプレイの表示をシェアできます。

180度開くことが可能なヒンジ
液晶はIPSパネル
ディスプレイはIPS方式であり、広視野角となっています。どの角度からでもきれいな画像を見ることができるので非常に見やすいです。確認したことがある方ならわかると思いますが、視野角の良い液晶と、そうでない液晶は、画面の見やすさが全然違います。また、複数人での使用が想定される場合にも便利です。
インターフェイスの紹介
V720は、USB 3.0ポートを1つ、Powerd USB 3.0ポートを1つ、USB Type-Cポート(DC-in、Video-out機能付き)を1つ、HDMI出力、マイクロフォン/ヘッドフォン・コンボジャック、メディアカードリーダーを備えています。パームレストの右上方には、指紋センサーも備えており、すばやく、簡単にWindowsにログインすることも可能となっています。
ただし、レノボの「Vシリーズ」はビジネス向けの製品であるため、VGAポートはあっても良かったかなと思います。プロジェクターにつなぐときには、まだVGAで接続することが多いと思います。

左側面のインターフェイス

右側面のインターフェイス
USB Type-Cポートは、Thunderbolt規格に対応しており、最大40Gbpsの転送速度で高速にデータを転送でき、さらに、デバイスへの充電、4Kディスプレイへの出力などマルチに使用できます。
質量はやや重め
最近のモバイルノートは、1kgを切るような製品も発売されており、非常に軽量化が進んでいます。
筆者の感覚で、1.2kg台であれば、普通の質量かなと思いますが、V720は約1.4kgあり、平均よりはやや重い質量になっていると思います。
ただし、GeForce 940MXを搭載している点や、価格が10万円を切っていることを考慮すると、妥当な質量かなとは思います。1.4kgでも全然持ち歩ける範囲の質量です。
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