HP Pavilion Slimline s5-1550jp/CT の実機レビュー(2)

更新日:2013年3月20日
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  目次  

静音性のチェック

本機の動作音(静音性)のチェック結果です。

下図の3つの状態での騒音値を計測しましたが、いずれも標準的な騒音値だと思います。


パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

下記の3つの状態で計測した結果、他のPCと比較して、やや低めの温度だと思います。


消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。

独立GPUを搭載していないため、それほど高い消費電力ではありません。独立GPUを搭載した場合は、もう少し消費電力が上がるでしょう。


外観をチェック

s5-1550jp/CTの外観です。フロントパネルは光沢で、曲線状になっており高級感があります。前面にはUSB3.0ポート、メモリカードスロット、ヘッドホン/マイク端子があります。

 

背面と側面です(下図)。

今回、独立GPUを搭載していませんが、オンボードでDVIが2つあります。オンボードでもデュアルディスプレイが可能です。ただし、D-Sub端子はないため、古い液晶ディスプレイをお使いの方はご注意ください。

背面にUSB3.0ポートはありません。

 

上から見た画像です。

 

電源を入れると、電源ボタンおよび前面の上部が青く光ります。

ケースの内部とエアフローのチェック

s5-1550jp/CTのケース内部です。

若干中途半端な位置にありますが、前面の下側に吸気ファンがあります。このファンから直接、PCI Expressカードへ風を送り冷やすことができます。旧モデルは、このファンが横向きに設置されており、サイドパネルから給気していました。現在のファンの向きのほうが冷却性は良いと思います。

チップセットはH61でした。H7x台でないのがやや残念です。

H61チップセットであるため、SATAは最大3Gb/sだと思われます(メーカー仕様もそのように記載されています)。3Gb/sでは、最新のSSDの速度を十分に引き出せないため、s5-1550jp/CTはSSDを選択できないのだと思います。

 

CPUには小さいですがダクトが付いており、CPUの冷却性を高めています。

 

メモリスロットは2つです。旧モデルは4スロット搭載していた時期もあったため、やや残念です。

 

PCI Express x16が1スロット、PCI Express x1が3スロットあります。スリムケースとしては多い方です。

 

電源容量は最大で270Wです。

まとめ

以上が、s5-1550jp/CTのレビューでした。

スリムケースを採用し、省スペースなデスクトップPCです。

標準電圧版のCore i7を搭載可能で、CPUの処理性能は非常に高いです。エンコードのようなCPU使用率が100%近くになる処理を実行しても、60℃程度のCPU温度であったため安心して使えます。

スリムタワー型デスクトップPCにしては珍しく、地上・BS・110度のCS3波に対応したダブルチューナーを選択できる点も特徴です。よく分からないメーカーのチューナーではなく、定評のあるピクセラのOEMのチューナーであるため安心です。以前はキーワード録画に対応していないなど、機能面で物足りない部分もありましたが、現在はかなり改善されています。

また、オンボードでも、DVI端子が2つある点が嬉しいです。独立GPUを搭載しなくてもデュアルディスプレイが可能です(ただし、s5-1550jp/CT以外はどうなるか分からないので、よく仕様は確認しておいて下さい)。

ただし、チップセットがH61というのがやや残念です。メモリの規格はPC3-10600ですし、メモリスロットは2つ、3Gb/sのSATAとなっています。6Gb/s SATA対応のSSDへ換装しても、期待した速度が出ないため注意しましょう。

詳細はこちら
s5-1550jp/CT(HP公式サイト)