HP Pavilion dv7-6100の実機レビュー(2)

更新日:2011年08月19日
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  目次  

静音性のチェック

本機の動作音(静音性)のチェック結果です。もし、動作音が大きいと、気になって作業に集中できなかったり、周りの人に迷惑になったりします。

下記の3つの状態で計測した結果、エンコード時が非常に高い値となりました。他の状態では、別のノートPCと比較して普通だと思います。


騒音値の計測結果

左図:アイドル時の騒音値 (何も操作していない状態)
中央図:バイオハザード5ベンチマーク実行時の騒音値(解像度:1280x720、テストAで実行)
右図:TMPGEnc Video Mastering Works 5 でエンコード時の騒音値(x264、解像度1280x720でエンコード)
部屋を極力無音にしたときの騒音値:40.4dB、 測定機器:GS-04
※選択したCPUやGPUが異なると騒音値は変わってきます

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

下記の3つの状態で計測した結果、高負荷時の温度が高めでした。バイオハザード実行時は、CPUにもGPUにも非常に負荷がかかり、両方のパーツが80℃を超えてきました。またエンコード時は、CPU使用率が100%になるくらい負荷がかかるのですが、こちらも80℃を超えました。負荷のかかる作業をするときは、冷却台を下に置いたり、エアコンの風が直接当たるようにしたりなど、工夫したほうが良いと思います。


各パーツの温度の測定結果

左図:アイドル時(何も操作していない状態)の温度
中央図:バイオハザード5ベンチマーク実行時の温度(解像度:1280x720、テストAで実行)
右図:TMPGEnc Video Mastering Works 5 でエンコード時の温度(x264、解像度1280x720でエンコード)
測定環境:室内温度 約26℃、 測定ソフト:HWMonitor Pro
※選択したCPUやGPUが異なるとパーツの温度は変わってきます

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

下記の3つの状態で計測した結果、負荷をかけると、左手の指先の当たりが40℃を超えました。体感でも熱いと感じます。


表面温度の計測結果

左図:アイドル時(何も操作していない状態)の表面温度
中央図:バイオハザード5ベンチマーク実行時の表面温度(解像度:1280x720、テストAで実行)
右図:TMPGEnc Video Mastering Works 5 でエンコード時の表面温度(x264、解像度1280x720でエンコード)
測定環境:室内温度 約26℃、 測定機器:赤外線温度計TN006
※選択したCPUやGPUが異なると表面温度は変わってきます

消費電力のチェック

VAIO Zの消費電力のチェック結果です。もし、消費電力が高いと、電気代が高くなるのと、節電に反します。尚、1日平均3時間程度パソコンを使用する方は、消費電力が1W違うと、電気代は1か月あたり約2円違います(電気の契約内容にもよります)。

下記の3つの状態で計測した結果ですが、CPU、GPUとも高性能なものを搭載しているだけあって、ノートPCにしては、高めの消費電力でした。


消費電力の計測結果

左図:アイドル時 (何も操作していない状態)の消費電力
中央図:バイオハザード5ベンチマーク実行時の消費電力(解像度:1280x720、テストAで実行)
右図:TMPGEnc Video Mastering Works 5 でエンコード時の消費電力(x264、解像度1280x720でエンコード)
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST7
※選択したCPUやGPUが異なると消費電力は変わってきます

外観のチェック

dv7-6100の外観のチェックです。ボディのデザインはHP Imprintではなく、アルミ素材にヘアライン加工を施したものになっています。カラーは「ダークアンバー」です。

 

パームレストはそれほど指紋は付きません(ただし、やや脂がつきます)。

天板もアルミ素材です。電源を入れるとHPロゴが光ります。

 

背面側がやや尻上がりになっており、個人的にかっこいいと思います。

 

GeForce HD 6770の独立GPUを搭載しているわりには、ボディは薄いです。放熱が気になります。

 

本体上部及び、本体の手前側に合計4つのスピーカーが搭載されています。

背面には、サブウーファーも搭載されています。また、ソフトウェアで高品位な音に変換するbeatsaudioにも対応しています。実際に聞いた音は、ノートパソコンとしては良い音が出ていると思います。ただし、外付けスピーカーに及びません。

 

dv7-6100の側面です(下図)。左側面にはUSB3.0ポートが2つと、HDMIポートが搭載されています。またヘッドホンも2つあります。

 

天板は、下図の角度まで開きます。わりと開くほうだと思います。

パーツの選び方

パーツの選び方を考えていきます。尚、BTOという性質上、時期によって選択できるパーツは異なりますのでご注意ください。ここでは2011年8月18日現在、搭載できるパーツでの選び方をコメントします。

CPU

選択できるCPUは、下記のCPUです。

コストパフォーマンスとしてはCore i7-2630QMやCore i7-2720QMが高いと思います。Core i7-2820QMは、性能は最も良いですが高価すぎます。また、ネットやオフィス作業程度なら、Core i5-2410Mで十分です。

2011/8/18時点で選択可能なCPU
仕様 Core i7-
2820QM
Core i7-
2720QM
Core i7-
2630QM
Core i5-
2410M
コア数 4 4 4 2
スレッド数 8 8 8 4
動作周波数 2.30GHz 2.20GHz 2.00GHz 2.30GHz
Turbo Boost時周波数 3.40GHz 3.30GHz 2.90GHz 2.90GHz
キャッシュ L1:128KB
L2:512KB
L3:8MB
L1:128KB
L2:512KB
L3:6MB
L1:128KB
L2:512KB
L3:6MB
L1:128KB
L2:512KB
L3:3MB
消費電力 45W 45W 45W 35W
3DMark 06 ベンチ 5664 5522 4909 3210
PassMark CPU ベンチ 7635 7279 6289 3531
※3DMark 06 ベンチのスコアは、NOTEBOOKCHECK様のサイトから引用しています。尚、スコアは日々更新されています
※ PassMark CPU ベンチのスコアはPassMark様のサイトから一部引用しています。尚、スコアは日々更新されています

グラフィックス

グラフィックスは搭載するCPUによって自動で決まります。Core i5を選択した場合は、Radeon HD 6490となり、Core i7を選択した場合は、Radeon HD 6770Mとなります。

まとめ

以上が、HP Pavillion dv7-6100のレビューでした。

17.3型という大きな画面を搭載し、価格は約6万円から購入できるコストパフォーマンスに優れたノートPCです。

CPUにCore i7-2820QM、GPUにRadeon HD 6770Mのパーツを搭載したハイスペックマシンに構成することも可能です。

液晶画面は、フルHDの非光沢を選択することが可能です。17.3型で非光沢液晶は珍しいです。

気になるのは、高性能CPU、GPUを搭載しているため、やや発熱が高い点です。しかもボディが薄いので表面にまで熱が伝わりやすいです。夏場はエアコンをつけて使用するとか、ノート用冷却台を下に装着するなど熱対策をしたほうがいいとは思います。

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HPダイレクト:dv7-6100