第12世代Core、DD5メモリ搭載でも安い「FRONTIER GHシリーズ」発売

更新日：2021年11月22日

第12世代Core、DDR5でも安価

FRONTIERから、最新の第12世代Coreプロセッサーを搭載したゲーミングデスクトップ GHシリーズが発売されました。

メモリはDDR5、OSはWindows 11をデフォルトで搭載。特に、品薄が続いているDDR5メモリを搭載しているのは、嬉しいポイントです。

ケースの質もいいので、自分でカスタマイズしていくためのベースとしてもいいと思います。

製品の特徴

FRONTIER GHシリーズで、最新のインテル第12世代Coreプロセッサーを搭載したモデルの販売が始まりました。

現時点で選択できるのは、Core i9-12900KF、もしくはCore i7-12700KFを搭載したモデルです。2つのCPUの簡単な仕様を下表で比較しています。

第12世代Coreの大きな特徴は、P-Coreと、E-Coreという2種類のコアを搭載するようになり、性能と省電力性能がアップしていることです。

なお、CPUの型番の末尾が「KF」となっているので、内蔵GPUなし、オーバークロック対応となります。内蔵GPUがないタイプなので、外部グラフィックスが必須となります。

デスクトップ用インテル第12世代Coreプロセッサーの仕様

FRONTIER GHシリーズの第12世代Coreプロセッサー搭載モデルでは、メモリにDDR5メモリを搭載しています。

このDDR5メモリは、これまでのDDR4メモリよりも速度が速い、第12世代Coreからサポートされた形式のメモリです。第12世代Coreの発売に伴い、DDR5メモリも品薄になっているので、DDR5メモリを搭載しているのは嬉しいです。

なお、実際の動作においては、まだDDR5のメモリの恩恵を感じることは少ないようです。ただ、今後スタンダードとなっていくはずなので、CPUの換装などを行って長く使いたい方にとっては、最初からDDR5メモリを搭載していることは、メリットとなるでしょう。

FRONTIER GHシリーズの最新モデルでは、最大で4つのストレージ構成を選択できます。

最小のストレージ構成で購入しておき、後から自分で増設をするためのベースにしてもいいでしょう。

FRONTIER GHシリーズの最新モデルでは、デフォルトでは、空冷CPUクーラーとなっていますが、水冷タイプのCPUクーラーも選択できます。

FRONTIER GHシリーズの最新モデルのラインナップは、下表のようになっています。

メモリやストレージのカスタマイズは可能ですが、現時点では、CPUやGPU、電源などの基本的な部分の変更はできません。

GHシリーズのラインナップ