ドスパラ Critea VF-HE11 の実機レビュー

更新日:2016年9月26日

ちょっと高性能で高コスパ

ドスパラ Critea VF-HE11は、普通のパソコンより若干性能が良く、コスパも高い15.6型ノートパソコンです。

UシリーズのCore i7、GeForce 940Mを搭載し、価格は89,980円(税抜)と低価格です。

M.2 SSDと2.5インチストレージを両方搭載することも可能です。


※レビュー機はメーカーからの借用品です

目次

Critea VF-HE11の基本スペック

Critea VF-HE11の基本スペックをチェックします。特徴的な部分は赤字にしています。※2016年9月21日時点の情報です。時期が経つと選択できるパーツは異なる可能性があります。詳細はメーカーサイトでお確かめ下さい。

CPU
Uシリーズの第6世代インテルCPUを選択可能です。本機はCore i7-6500Uです。
グラフィックカード
NVIDIAの GeForce 940M(2GB)を搭載しています。Optimus対応です。
液晶ディスプレイ
15.6型ワイドの非光沢液晶です。解像度はフルHD(1920×1080)です。
メモリ
最大で16GBのメモリを選択できます。本機は8GB(4GB×2)を搭載しています。
M.2 SSD
AHCI接続のM.2 SSDを選択できます。本機は120GBです。NVMe接続のSSDは選択不可。
2.5インチ HDD/SSD
HDDまたはSSDを選択できます。本機は1TB HDDです。
光学ドライブ
DVDスーパーマルチまたはブルーレイディスクドライブを選択できます。
その他
バッテリー駆動時間は約5.2時間、重量は約2.1kgです。

特徴1 - ちょっと高性能で高コスパ

本製品は、Core i7(Uシリーズ)のプロセッサーに、GeForce 940Mのグラフィックスを搭載しながら、89,980円(税抜)と低価格なノートパソコンです。※2016年9月21日現在の標準価格です

HQシリーズのCPUに、GeForce "GTX"シリーズのGPUを搭載したゲーミングノートパソコンほど高性能ではありませんが、普通のノートPCよりはちょっと性能が良く、コストパフォーマンスは高いPCだと思います。

また、安価なPCにありがちなHD(1366x768)液晶ではなく、フルHD(1920x1080)を搭載しています。ただし、従来モデルのVF-HE10は広視野角のパネルであったのに対し、新モデルのVF-HE11は狭い視野角のパネルになっています。

特徴2 - ダブルストレージ構成が可能

本製品は、M.2 SSD と 2.5インチストレージの2台のストレージを搭載することが可能です。

2.5インチストレージには、HDDだけでなくSSDも選択することが可能です。現在、2.5インチSSDの価格がかなり下がっているので、ダブルSSD構成にしても面白いと思います。

なお、M.2 SSDは、AHCI接続となっています。NVMe接続のSSDではないためご注意下さい。


ダブルストレージ

液晶ディスプレイのチェック

液晶ディスプレイのチェックです。

視野角は狭いです。


視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線を確認すると、寒色系の画面であることが分かります。



※見方の詳細については、miyahan.com様、DOS/V Power Report様のページをご確認ください

 

色域はやや狭いです。


ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

 

画素形状です。ギラつきは特に感じません。


キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。

実測でキーピッチは縦:約18.5mm、横:約19mm、キーストロークは約1.5mmです。キートップは、ほぼフラットです。

やや底つきの衝撃がありますが、普通に打てる範囲のキーボードだと思います。


キーボード全体図


キーの拡大図1


キーの拡大図2

 

タッチパッドは普通に指を動かせます。クリックボタンはやや固めで、クリック音も大きいです。


タッチパッド

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

UシリーズのCore i プロセッサーを搭載しCPU性能は普通です。

グラフィックスは、GeForce 940Mを搭載しており、CPU内蔵のインテルHDグラフィックスよりは高性能ですが、専用GPUの中では低い性能です。

ストレージはM.2 SSDを選択できますが、NVMe接続ではなく、AHCI接続となっています。

Core i7-6500U、8GB メモリ、GeForce 940M、120GB M.2 SSD、1TB HDDの構成でのベンチマーク結果は次の通りです。

PassMark Performance Test 8.0

3DMark v2




PCMark 8

動画のエンコード時間

TMPGEnc Video Mastering Works 6によるエンコード時間
  Core i7-6500U
GeForce 940M(2GB)
x265でエンコード (※1) 44分19秒
x264でエンコード (※2) 21分40秒
NVENCでエンコード (※3) 省略
QSVでエンコード (※4) 省略

ストレージのベンチマーク


120GB M.2 SSD(AHCI接続)

SDカードのベンチマーク


UHS-Ⅰ対応カード

ゲームベンチマーク

Critea VF-HE11は、エントリーモデルのGeForce 940Mを搭載しています。

ゲームベンチマークは以下の通りです。なお、グラフィックドライバーバージョンは、最新の「372.70」です。

最も低いグラフィック品質にしても、60 fpsのフレームレートが出ないゲームがあります。軽めのゲームをするなら大丈夫ですが、重いゲームをするならカクつくことが多いでしょう。

ゲームベンチマーク
製品名 ドスパラ Critea VF-HE11
基本スペック Core i7-6500U
GeForce 940M(2GB)
ファイナルファンタジー XIV 蒼天のイシュガルド (DirectX 11) 標準品質 ★ 2731 (やや快適)
高品質 ★ 1946 (設定変更推奨)
最高品質 1436 (設定変更推奨)
ドラゴンズドグマオンライン
低品質 3704 (快適)
標準品質 3557 (快適)
最高品質 2980 (普通)
ファンタシースターオンライン2 EP4 描画:3 5335 (快適)
描画:6 1173 (重い)
バイオハザード6 RANK C (2654)
モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐) 2768
ドラゴンクエストX 標準品質 7781 (とても快適)
最高品質 5628 (快適)
ライズオブトゥームレイダー 最低品質 21 fps
中品質 13 fps
最高品質 8 fps
ファークライ プライマル 低い 14 fps
高い 11 fps
最高 7 fps
★デスクトップPCの場合は「標準品質(デスクトップPC)」と「高品質(デスクトップPC)」、ノートPCの場合は「標準品質(ノートPC)」と「高品質(ノートPC)」の設定にしています。
※フレームレート(fps)の掲載値は、平均値です。最小値や最大値ではありません
※CPUやメモリなどの環境によってスコアが変わる点はご了承ください。
※ファイナルファンタジー XIV 蒼天のイシュガルドは、約7700スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※ドラゴンズドグマオンラインは、約5800スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※ファンタシースターオンライン2 EPISODE4は、約4500スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※バイオハザード6は、約9000スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐)は、約6000スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※ドラゴンクエストXは、約5500スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※通常の液晶ディスプレイは60Hz駆動であるため、ゲームを快適にプレイするには平均60fpsは欲しいです。ただし、平均fpsが60でも最小fpsはもっと小さいため、60fpsを切らないようにプレイするには平均80~100fpsは欲しいです。また、120Hz駆動の液晶ディスプレイを使用している方は、平均120fpsは欲しいです。

 

Oculus RiftおよびHTC ViveのVRシステムの動作チェック結果です(下図)。本製品でVRを動作させるのは困難です。


VRの動作チェックツールの結果

 

GPU-Zで確認したGeForce 940Mの情報は次の通りです。


GeForce GTX 940Mのグラフィックカードのスペック

 

 


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