デル Inspiron 11 3000シリーズ(3162) の実機レビュー

更新日:2016年3月7日

低価格モバイルノートPC

デル Inspiron 11 3000シリーズは、価格が安い11.6型のモバイルノートパソコンです。

最小構成のモデルなら34,980円で購入可能です。128GB SSDを搭載した実用的なモデルでも49,980円から購入できます(2016/3/6時点)。

また、安価な割には重量が比較的軽く、バッテリー駆動時間もやや長めです。


※レビュー機はメーカーからの借用品です

目次

Inspiron 11 3000シリーズの基本スペック

Inspiron 11 3000シリーズの基本スペックをチェックします。特徴的な部分は赤字にしています。※2016年3月6日時点の情報です。

CPU
Celeron N3050のモデルとPentium N3700のモデルがあります。本機は後者です。
グラフィックカード
CPU内蔵のインテル HD グラフィックスです。
 
液晶ディスプレイ
11.6型ワイド、HD(1366x768)、非光沢液晶です。
メモリ
2GBのモデルと4GBのモデルがあります。本機は4GBです。
ストレージ
32GB eMMCのモデルと128GB SSDのモデルがあります。本機は後者です。
光学ドライブ
内蔵光学ドライブは非搭載です。
 
バッテリー駆動時間
最大10.25時間です(メーカー公表値。計測方法不明)。
その他
薄さは18.45~19.88 mm。重量は約1.18 kgです。

特徴1 - 低価格なモバイルノートパソコン

本製品は、34,980円から購入可能な安さが魅力の製品です(2016/3/6時点)。

ただし、34,980円のモデルはストレージ容量が32GBしかなく、うまく運用できる方でなければ、容量不足になる心配があります。一般の方は128GB SSDを搭載したモデルをおすすめします。128GB SSDを搭載したモデルは49,980円となりますが、それでも安いです。

特徴2 - やや軽量

価格が低価格な割には重量も比較的軽いです。

当サイトでの計測値では、PC本体のみで1.173kgでした。


重量の計測結果

特徴3 - やや長いバッテリー駆動時間

バッテリー駆動時間のチェックです。

CPUが低性能・低消費電力で、液晶サイズが小さく、解像度も低めであるため、バッテリー駆動時間はやや長めです。

バッテリー駆動時間
  Pentium N3700
動画再生時 ※1 未実施
PCMark 8 Home のバッテリーライフテスト ※2 5時間51分
PCMark 8 Work のバッテリーライフテスト ※3 5時間39分
※画面輝度を約120cd/m2に調整して計測
※1 ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
※2 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、画像編集、ビデオチャット、軽いゲームなどを実行

※3 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャットなどを実行

液晶ディスプレイのチェック

液晶ディスプレイのチェックです。

視野角は狭いです。


視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線を確認すると、寒色系の画面であることが分かります。



※見方の詳細については、miyahan.com様、DOS/V Power Report様のページをご確認ください

 

色域は、やや狭いです。


ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

 

画素は下図の通りです。ギラつきは感じません。


 

光沢液晶を搭載していそうな製品ですが、非光沢液晶を搭載しており、映り込みが低減されています。


画面への映り込み

キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。

当サイトの計測で、キーピッチは17.5 x 17.5 mm、キーストロークは約1.2mmです。実際に打ってみて、キーピッチがやや狭いことによる窮屈さを感じますが、慣れれば問題ない範囲のキーボードだと思います。


キーボード全体図


キーの拡大図1


キーの拡大図2

 

タッチパッドの指の動かしやすさ、およびクリックのしやすさは普通です。


タッチパッド

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

CPUにはCeleronまたはPentiumを搭載しています。Atomよりは高い性能ですが、Core i プロセッサーよりは性能が劣ります。またメモリ容量も2GB or 4GBと少なめです。

複数のタブをあまり起動しないでWeb閲覧をしたり、動画を視聴したりする程度の作業なら問題ないですが、起動するプログラムの数が多くなったり、各種編集ソフト等の少し重いプログラムを起動する場合は性能不足になるでしょう。

PassMark Performance Test 8.0

3DMark


※ FIRE STRIKE:高性能GPU向け、SKY DIVER:ミドルレンジGPU向け、
CLOUD GATE:一般ノート向け、ICE STORM:タブレットやスマホ等のモバイル向け

PCMark 8 - Home accelerated

動画のエンコード時間

TMPGEnc Video Mastering Works 6によるエンコード時間
  Pentium N3700
x265でエンコード (※1) 2時間26分52秒
x264でエンコード (※2) 49分07秒
NVENCでエンコード (※3)
QSVでエンコード (※4) 28分35秒
XAVC Sの動画(約5分、4K)をMP4(FHD)へ変換。x265はH.265/HEVC、それ以外はH.264/AVCへ変換
※1 4Kや8Kにも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが、出力ファイル容量は従来の約半分
※2 H.264エンコーダーの中で、現在人気の高いエンコーダー。ほどほどの速度で高画質
※3 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載される最新ハードウェアエンコーダー。従来のCUDAより速度、画質とも向上
※4 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー。エンコードが高速

ストレージのベンチマーク


128GB SSD

SDカードのベンチマーク


UHS-Ⅰカード

 

 

 

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