ASUS、持ち出しに便利なゲーミングノートPC、ROG ZEPHYRUS M16の最新モデル発表

CPU | Core i9-13900H |
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GPU | GeForce RTX 4070 GeForce RTX 4090 |
メモリ | 32GB DDR5-4800 |
ストレージ | 最大2TB SSD |
液晶サイズ | 16.0インチ |
液晶種類 | 2560×1600 非光沢 240Hz |
質量 | 約2.3kg |
バッテリー | 90WH |
価格[税込] | 46万円台~ |
ASUSから、GeForce RTX 40シリーズを搭載した。ROG Strix SCAR 16が発表されました。
CPUに最新の第13世代Core i9-13900H、GPUにGeForce RTX4090または4070、メモリにDDR5-4800を搭載しています。
ボディが薄く、カバンに入れやすいため、持ち出しにも便利です。
また、液晶の解像度が高く、色域も広く、クリエイターにもおすすめのノートPCです。
製品の特徴
GeForce RTX 40シリーズを搭載したパワフルな性能
ROG ZEPHYRUS M16は、GeForce RTX 4090または4070を搭載しています。
別の機種で計測した結果ですが、GeForce RTX 4090 Laptopの3DMarkのベンチマークスコアは次のようになります。旧世代のGeForce 3080 Tiと比べて大幅に性能がアップしています。
ただし、ROG ZEPHYRUS M16は薄型設計のモデルなので、これほどのパフォーマンスが出るかどうかは分かりません。おそらく、下のスコアよりも、少し低くなるのではないかと思います。
インテル第13世代HXシリーズCoreを搭載
ROG ZEPHYRUS M16は、最新のインテル第13世代Core HXシリーズプロセッサー、Core i9-13900Hを搭載しています。
同じくインテル第13世代のCore i9-13980HXは、PコアおよびEコア数が増え、かなりパフォーマンスが高いのに対し、Core i9-13900Hは、旧世代のCore i9-12900Hと比べるとクロックがやや上がった程度ではありますが、高い処理性能が期待できます。
第13世代Core | 第12世代Core | ||
Core i9-13980HX | Core i9-13900H | Core i9-12900H | |
Pコア | 8 | 6 | 6 |
Eコア | 16 | 8 | 8 |
Pコア最大クロック | 5.6GHz | 5.4GHz | 5.0GHz |
Eコア最大クロック | 4.0GHz | 4.1GHz | 3.8GHz |
L3キャッシュ | 36MB | 24MB | 24MB |
GPU最大クロック | 1.6GHz | 1.5GHz | 1.45GHz |
Base Power(PL1) | 55W | 45W | |
Max Turbo Power(PL2) | 157W | 115W |
コンパクトなサイズ感
ROG ZEPHYRUS M16は、同時に発表されたROG Strix SCAR16と比較してサイズ感が少し小さくなっています。幅355mm×奥行き246mmとなっており、高さは21.1~22.9mmです。
ただし、従来のモデルは約2.05kgであったのに対し、新モデルは約2.3kgとやや質量が増えたのは残念です。
遊べる天板
ROG ZEPHYRUS M16は、AniMe Matrix改良版が搭載されています。
天板に1,711個のLEDライトと18,710個のCNCホールを備え、好きな文字や画像をドット絵で表示することができ、遊び心をくすぐります。文字などのカスタムをしなくても時計を表示できたり、アニメーションを表示できたりと、好みに合わせて天板の表示を変えることができます。

高性能なファンデザイン、ヒートシンク
ROG ZEPHYRUS M16も、ROG Strix SCAR16とおなじくArc Flowファンと呼ばれるデザインのファンを搭載しています。
通常のファンブレードは、根元から先端まで同じ厚みになっていますが、厚みに変化を与えることで乱流を減らし静粛性を高めています。エアフロー性能を高めつつ、静音性も高めたファンデザインです。
7本のヒートパイプを搭載し、力強い冷却力で高パフォーマンスを維持することができます。
また背面全体にはPulsarヒートシンクと名づけられた、通常より2倍ほど大きい全銅製のサーマル・モジュールを搭載しています。ROG Strix SCAR16は218枚のヒートシンク・フィンで構成されていますが、ROG ZEPHYRUS M16は330枚と枚数の点で勝っています。
QHDのmini LEDディスプレイ
ROG ZEPHYRUS M16のGeForce RTX4090を搭載したモデルは、QHD(2560×1600)のmini LEDディスプレイを搭載しています。
240Hz駆動、3msの応答速度により、ゲームをストレスなく楽しむことができ、アスペクト比16:10で普通の作業もしやすく、最大輝度1100 nits、100% DCI-P3の広い色域でクリエイティブワークもこなすことが出来ます。

また、180度の開閉が可能なので、対面する人に画面を見せるときなどに便利です。

インターフェイス
ROG Strix SCAR 16のインターフェイスは、下の画像の通りです。
USB-C(Thunderbolt 4)、USB3.2(Type-C/Gen2)、USB3.2(Type-A/Gen2)×2、HDMI、を備えています。

キーボード
キーボードは、テンキーが無い代りに十分なキーピッチが確保されています。従来モデルは割と打ちやすいキーボードだったので、本製品もタイピングしやすいのではないかと思われます。
なお、下の写真は英語キーボードになっていますが、国内で販売される製品は、日本語キーボードとなります。

購入先
以下のASUS公式サイトで、今回発表されたZEPHYRUS M16についての詳細を確認できます。後日、実機でのレビューもする予定です。
ASUS公式サイト
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