Microsoft Surface 3(4G LTE)の実機レビュー(2)

更新日:2015年6月24日
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  目次  

液晶ディスプレイのチェック

液晶ディスプレイのチェックです。

IPS液晶であるため、視野角は広いです。


視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

ガンマ補正曲線は下図の通りです。やや青色が上げ調整であるため暖色系ですが、ほぼ1:1の直線に近く比較的自然な発色であることが分かります。


ガンマ補正曲線
*i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120cd、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2
*見方の詳細については、miyahan.com様、DOS/V Power Report様のページをご確認ください

 

色域は広めです。


sRGB(薄いグレー部)と本パネル(カラー部)の色域を比較したガモット図
*i1 Display ProでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティーでグラフを作成

 

画素の拡大図です。ギラつきは感じません。


画面表面の拡大図

キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードカバーのチェックです。

実測で、キーピッチは縦:約18mm、横:約18mmで、10.8型タブレットにピッタリ合うキーボードとしては十分な広さです。キーストロークは約1.0mmとやや浅めで、キーとキーの間は狭いです。また、キーを押すと、「カチカチ」とやや大きめの音がします。普通のノートパソコンのキーボードに比べると打ちにくさを感じるものの、慣れれば問題ない範囲だと思います。

タッチパッドは縦幅が狭く、マウスポインタを操作していると、タッチパッドが行き止まりになることがあり、もう少し広ければなと感じます。

キーボードカバーなのに、キーボードバックライトが搭載されている点は良いと思います。


キーボード全体図


キーの拡大図


キーボードバックライト搭載

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

前のページで記載した通り、他のタブレットよりも処理性能が高く、他のモバイルノートパソコンよりは処理性能が低いです。


PassMark PerformanceTest

Windows版の3DMark(パソコンとの比較用)


Windows RT版の3DMark(タブレットとの比較用)

PCMark 8 - Home accelerated

CrystalDiskMark (内部ストレージ)

CrystalDiskMark(microSDカード)

ゲームベンチマーク

「艦これ」のゲームをする

プレイしやすいように、ブラウザの拡大率を150%にしてゲームをプレイしてみました。CPU負荷は高めですが、同時にセキュリティソフトのスキャンなどが実行されていなければ、問題なくプレイできます。


艦これプレイ時のCPU負荷(IEの拡大率は150%)

「ドラクエX」のベンチマーク

「ドラクエX」のベンチマークスコアです。"低品質、640x480"および"標準品質、640x480"の設定なら「普通」というスコアでした。グラフィック品質にこだわらなければ、ドラクエX程度の重さのゲームならプレイ可能です。


ドラゴンクエストX ベンチマークスコア

重量のチェック

重量のチェックです。

タブレットのみの重量は643gと、10インチクラスのWindowsタブレットとしては普通の重量です。ただし、iPad Air 2(iOS) や Xperia Tablet Z2(Android OS)などは400g台であるため、これらと比較すると重く、手に持って使うにはしんどいです。どちらかと言うと、テーブルに置いて使用するのに適しています。

タブレットとキーボードカバーの総重量は909gと、一般的なモバイルノートパソコンと比較すると軽いです。

ACアダプターは、タブレットのものにしてはやや重いです。



重量のチェック

薄さのチェック

薄さのチェックです。

ゴム足を含めた高さを実測した結果は、約8.5mmでした。


高さを実測

 

iPad Air 2と比較すると、やや厚いです。


iPad Air 2 と高さを比較

バッテリー駆動時間のチェック

バッテリー駆動時間のチェックです。

一般的なタブレットと比較すると、やや短めの駆動時間です。

一般的なモバイルノートパソコンと比較すると、標準的な駆動時間です。

バッテリー駆動時間 (当サイトによる実測値)
  バッテリー駆動時間
動画再生時 ※1 7時間55分
PCMark 8 Home のバッテリーライフテスト ※2 5時間37分
PCMark 8 Work のバッテリーライフテスト ※3 5時間31分
※画面輝度は約120cd/m2で計測
※1 ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
※2 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、画像編集、ビデオチャット、軽いゲームなどを実行
※3 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャットなどを実行

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、タブレットを持つ手が熱くなり不快になります。

それほど気になりません。


外観のチェック

外観のチェックです。

gaikan1

 

下図のような向きでもタブレットを自立させることができます。

 

右側面のポートです。ヘッドホン、micro USB 充電(USB2.0データ通信対応)、フルサイズUSB3.0、Mini DisplayPortなどがあります。左側面にポートはありません。

 

下側面のキーボードカバーとのドッキング部分です。

 

SIMカードはnano-SIMに対応しています。

 

上側面には音量ボタン、電源ボタンがあります。

 

micro SDカードスロットは、スタンドを開くと見えます。

 

自立させたときの画像です。

 

キーボードカ―バーとドッキングさせたときの画像です。

 

カバーを閉じたときの画像です。

 

ACアダプターです。タブレット本体との接続端子はmicroUSBとなります。

まとめ

以上が、Surface 3(4G LTE)のレビューです。

プロセッサーはAtomですが、「Cherry Trail」のAtom x7-Z8700は、かなり性能が向上していると感じました。Office作業など仕事で使うだけなら、このCPUでも支障がないと感じます。

タブレットを自立できるキックスタンドを搭載しているため動画等が見やすいですし、タッチ操作もしやすいです。

さらに、重量が軽く、キーボードカバーもあり(別売り)、バッテリーもそこそこで、LTEにも対応し、モバイルノートパソコンの代わりとしても、面白い製品だと思います。

ただし、LTEはソフトバンクモバイルのSIMなら問題ないですが、ドコモやau系のSIMの場合、プラチナバンドが使えないため、地方では電波を掴みにくい可能性があります。

また、重量が軽くはないため、手に持って使う場合は、もっとサイズの小さいタブレットか、同サイズならiPad Air 2 や Xperia Tablet Z4のほうが良いと思います。

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