バッファロー Portable Wi-Fi

更新日:2010年6月30日

外出先で、USB型データ通信カードを接続するのって面倒ではありませんか?

iPadやゲーム機など、Wi-Fiにしか対応していない機器でインターネットに接続したくないですか?

そんな願いをかなえてくれるのが、今回紹介するバッファロー Portable Wi-Fiルータです。

イーモバイルからは、以前からWi-Fiルータ(Pocket WiFi)が発売されており高い人気を得ていますが、今回ようやくFOMA回線でインターネット接続できるPortable Wi-Fi がバッファローから発売されました。

Wi-Fiルータとは、Wi-Fi端末をインターネットに接続する製品です。通常の無線LANルータは光回線やADSLでインターネットに接続しますが、Wi-Fiルータは3Gや3.5Gの回線を通してインターネットに接続します。Wi-Fi端末とWi-Fiルータ間はもちろん無線LANで接続します。



ここがすごい - Wi-Fi端末ならなんでもインターネット接続できる

Portable Wi-Fiは、USBやPCカードスロット接続のデータカードとは異なり、Wi-Fi(無線LAN)に対応している機器なら、どんな製品でもインターネットに接続することができます。無線LAN対応のパソコンはもちろん、iPad、ゲーム機もFOMA回線を通してインターネットに接続することができます。

しかも複数台同時に接続することができるので、回線の契約は1つで構いません。複数のWi-Fi製品を持っている人にはかなり便利です。





ここがすごい - FOMA回線を利用できる

Wi-Fiルータは、イーモバイルから既に発売されていましたが、イーバンクの回線では地方などでは繋がらない可能性があります。またソフトバンクからもWi-Fiルータは発売されていますが、基本的にはイーバンク回線を使用しているので通信エリアは一緒です。ソフトバンク 3G回線も利用出来ますが、SIMカードを交換しなければならないので、それも面倒です。

また、WiMAX回線を利用できるWi-Fiルータもありますが、こちらは速度が速いものの、イーバンクよりも通信エリアが狭いので都市部以外の人や、地方への出張が多い人は不安があると思います。

そんな中、FOMA回線を利用できるWi-Fiルータが発売され、地方でPCやiPadを使う場合でも安心できるようになりました。少し試してみましたが、かなりの場所で電波を受信できます。地方へ行っても大丈夫です。速度面ではWiMAXほどの速度はでないものの、ネット閲覧程度ならサクサク動きます。



ここがすごい - インターネット回線を自動で切り換え

Portable Wi-Fiの他社にはない特徴が、3G回線だけでなく、無線LAN有線LAN経由でもインターネットに接続できる点です。しかも適切な回線を自動で選択してくれます。

無線LANでインターネットに接続する場面というのは、公衆無線LANスポットに接続するときです。普段はFOMA回線でインターネットに接続していても、速度の速い公衆無線LANスポットのエリアに入ると自動的に接続先を切り換えてくれます。切り替えも割とスムーズです。

有線LANでインターネットに接続する場面というのは、自宅で光やADSL回線を使うときです。付属のクレードル(携帯の充電器みたいな装置)にLANケーブルを接続しておき、その上にPortable Wi-Fiをセットすると自動で有線LANでインターネットに接続することができます。クレードルからPortable Wi-Fiを抜きとれば、またFOMA経由でインターネットに接続できます。



ここがすごい - 約6時間の長時間バッテリ

バッテリ時間は長いほうです。他社は約4時間なのに対し、Portable Wi-Fiは約6時間です。実測でも約6時間でした。モバイルPCやiPad等はバッテリ駆動時間が長いので、6時間もつというのは嬉しいことです。


ここがすごい - 一人暮らしなら光やADSLは不要かも

自宅で、Portable Wi-Fiを使ってみて、そこそこの回線速度が出るのであれば、光やADSL回線は解約してもいいと思います。

この場合、クレードルの有線LANポートは、LAN用としても使えるので、NASなどを接続することもできます。ただし、Portble Wi-Fiは有線が100Mbps、無線が54Mbpsの速度しかでないので、NASへのアクセスは遅いです。


その他評価 - 大きさと重さは普通

大きさは名刺よりやや大きい程度でポケットに十分入ります。重さは約105gと他社よりは重いですが、持ち歩いてみて特に気にはなりません。

ただ、レッツノートなどのモバイルノートPCは100g軽くするのにかなりの努力をしています。インターネットに接続するためとは言え、バッグの中身が100g重くなっていいのだろうかとも思います。



その他評価 - 発熱

発熱具合を調査してみました。

しばらくPortable Wi-Fiを使った後に温度を計測したら、約33.4度でした。

一般的なノートパソコンの表面温度とそれほど変わりません。

バッグに入れておくなら問題ありませんが、ズボンのポケットなどに入れておくと、ほんのり熱くなってきます。夏場はポケットに入れないほうが良いでしょう。



ここがすごい - Wi-Fi端末ならなんでもインターネット接続できる

Portable Wi-Fiは、USBやPCカードスロット接続のデータカードとは異なり、Wi-Fi(無線LAN)に対応している機器なら、どんな製品でもインターネットに接続することができます。無線LAN対応のパソコンはもちろん、iPad、ゲーム機もFOMA回線を通してインターネットに接続することができます。

しかも複数台同時に接続することができるので、回線の契約は1つで構いません。複数のWi-Fi製品を持っている人にはかなり便利です。



ここがイマイチ

まず、マルチSSID(マルチセキュリティと言ったりもします)に対応していない点です。WEPにしか対応していないゲームをつなぐと、他の機器もWEPで接続しなければなりません。特にPortable WiFiは外で使う機会が多いので、暗号強度の弱いWEPを使うのには抵抗があります。できればゲーム機を接続するなら他の機器は接続しないようにするか、またはゲーム機を接続しないようにするかしたほうが良いです。WiMAXから発売されるURoad-7000などはマルチSSIDに対応しているので、できればPortable WiFiも対応してほしかったです。

持ち歩く機器が1つ増えるので、持っていくのを忘れそうになります。物忘れが多い人はクレードルで充電したまま持っていくのを忘れてしまうことが多いのではないかと思います。

また、先ほども紹介したように自宅で無線LANルータの代わりに使う場合は、自宅のLANの通信速度が有線で最大100Mbps、無線で最大54Mbpsになるので注意する必要があります。


他社との料金比較

他社と料金を比較すると下記のようになります。月々の料金はどこも大きく変わりません。しかし、Portable Wi-Fiは本体価格が高いです。現在BUFFALOの直販店でも在庫がなく、抽選販売を行っているくらいの人気なので、当分価格は下がらないと思います。本体価格まで含めて考えるとイーモバイルが安いかなと思います。

他社のWi-Fiルータの料金比較
メーカー BUFFALO イーモバイル ソフトバンク シンセイコーポレーション
製品名 Portable Wi-Fi Pocket WiFi Pocket WiFi SoftBank Uroad-7000SS
データ通信回線 FOMA イーモバイル イーモバイル&
ソフトバンク 3G
WiMAX
本体価格 37,000円
BUFFALOダイレクトで34,800円
1円 400円/月の24回払い 19,800円
おすすめ料金プラン 定額データプラン スタンダード バリュー

1,000円~4,410円/月
(契約月+12ヶ月間)

2010/6/1~2010/9/30の
キャンペーン価格
データプラン にねんM


3,980円/月
(契約月+12ヶ月間)

2010/5/26~2010/8/31のキャンペーン価格
データ定額ボーナスパック

1,000円~4,410円/月
(契約月+12ヶ月間)

2010/6/21~2010/9/30のキャンペーン価格
UQ Flat


4,480円/月

6月30日現在、おそらくPortable Wi-Fiは品切れで購入できません。バッファローダイレクトで予約できるかもしれません。