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Pocket WiFi (GP02) のレビュー

更新日:2012年10月1日
250x250の製品画像

バッテリ交換可能なWiFiルーター

Pocket WiFi (GP02)は、ADSL並みの下り最大42MbpsをウリにしているW-CDMA (4G)高速データ通信端末です。次世代モバイル通信のLTEほど高速ではありませんが、充分な通信性能を持っています。

割と昔に発売された機種ですが、充電池を交換できることから、未だ人気の高いデータ通信端末です。

wifi機能がついているので、家庭用のwifiルータとしても使用できます。ただし、有線LAN接続はできません(専用クレードルもありません)。

メーカーHP:イーモバイル

※レビュー機はe-ca からレンタルしました

実測値の概要

当サイトで実施した各種テストの実測値です。複数回計測したものは平均値を記載しています。テスト方法や詳細な結果については、次項目以降をご覧ください。なお、本環境以外で計測した場合、数値は異なりますのでご了承ください。

  実測値
起動時間 42秒
ウェイティング状態からの復帰時間
休止状態からの復帰時間 未計測
バッテリ駆動時間 4時間32分
バッテリ充電時間 3時間17分
通信速度(インターネット側) 下り:8.76Mbps
通信速度(wifi側) 近距離:54Mbps、中距離:48Mbps、遠距離:1.0Mbps~届かず

外観のチェック

Pocket WiFi (GP02)の外観は、一世代前のスマートフォンのような感じです。最近ではMobile Cubeのようなスタイリッシュなデザインの端末が出てきていますから、それに比べるとややモサい印象はあります。

サイズもスマホ並、実寸は縦103mm×横56mm×厚み15.5mm。重量は110gと少しずっしり感があります。筐体はプラスチック製ですのでショックや外圧には弱いと思われます。

デザイン性

筐体は丸みを帯びた縦長の長方形で、黒色の樹脂製です。表面は光沢加工がなされており、指紋や脂がつきやすいです。側面は表面ほどではありませんがマットな光沢のある素材、裏面は光沢なしのしっとりとした材質です。全て裏面のような材質でよかったのではないか、と思いましたが、表面に液晶がついていますので、そのために材質が違うのでしょう。

裏面はスライドによって蓋が取れるようになっており、交換用の充電池を持っていれば、簡単に交換できます。超大容量バッテリーパックも、Amazonなどで販売されています。

ミニUSBの端子が側面についており、PCをUSBケーブルで接続してインターネットへアクセスすることも可能です。

スーツの胸ポケットにも収納できますが、厚みがありますのでかなりポケットが膨らみます。入れるなら横ポケットのほうがいいでしょう。

ジーパンの後ろポケットにも入りますが、少し大きさや厚みが気になるかもしれません。カラーは黒のみです。

 

起動時間のチェック

Pocket WiFi (GP02)の起動時間はメーカーからは公表されていませんが、電源OFFの状態からインターネットおよびwifiがアクティブ状態になるまでの時間を計測してみました。

  インターネット接続完了 wifi接続完了
1回目 28秒 41秒
2回目 27秒 42秒
3回目 27秒 43秒
平均 27秒 42秒

 

最新のモデルと比較しても起動時間に遜色はありません。むしろ意外に速いと感じました。ただし、筆者のモバイルPCはPocket WiFi (GP02)を認識しても、自動で接続に行きませんでしたので、マニュアルで接続を行う必要がありました。(自動接続に設定しており、他のwifi端末は自動で接続します)

設定のチェック

Pocket WiFi (GP02)の接続設定はとても簡単です。本体の電源を入れて40秒程度待つと、「GP02-*****」と書かれたネットワークSSIDを認識します。

それをタップし、同梱の無線LAN初期設定シールに記された暗号キーを入力するだけ。デフォルトではWEP/WPAで暗号化されていますが、Shared Key、WPA-PSK、WPA2-PSKなどにも変更可能です。

ユーザビリティのチェック

Pocket WiFi (GP02)の本体についているボタンはPOWERボタンとWPSボタンがあります。WPSボタンはWPSでwifi設定を行う時以外には使用しません。POWERボタンには様々な役割が設定されています。

  操作方法
電源投入 電源OFF状態で5秒押し
電源オフ 電源投入状態で5秒押し
休止設定(移行) 電源投入状態で2秒押し
休止設定(復帰) wifiオフ状態で2秒押し

 

デフォルトの設定で10分wifi接続がなかった場合、休止状態へ移行します。POWERボタンを2秒押すことで復帰します。また、手動で休止状態へ移行するときも2秒押下します。

液晶画面

Pocket WiFi (GP02)には28mm×12mmの液晶画面がついています。ここで、インターネットやwifi接続の状況が確認できます。最近のデータ通信端末はLED点灯のみでこれらの状態を表すものが多いですが、デザイン性はともかく、一見してわかりやすい液晶画面はユーザビリティに優れていると思います。

バッテリーのチェック

メーカーが公表しているバッテリー関係のメーカー公表値と実測値です。最新のPocket WiFiルーターと比較すると連続通信時間は短いです。ただし、バッテリ交換できるため、交換用バッテリを所持したり、別売りの大容量バッテリを装着すれば長い時間使用することができます。

  メーカー公表値 実測
連続通信時間 約4.5時間 4時間32分
連続待受時間(ウェイティング状態)
連続待機時間(休止状態) 約140時間
充電時間(空の状態からフル充電まで) 約4時間 1回目:3時間14分
2回目:3時間19分
バッテリ駆動中は、BBenchによるWeb巡回を行っています。キーボード押下の設定はしていません

 

なお、バッテリー状態は携帯電話のような電池残量表示でチェックできます。5段階+電池切れ寸前での点滅表示で、とてもわかりやすいです。

電波強度(WAN側)のチェック

Pocket WiFi (GP02)の通信速度チェックをしてみました。

インターネットの受信レベルは「3(強)」、wifiの受信感度も「最高」です。

テストは「価格.COMスピードテスト」「速度jpスピードテスト」「RBBTODAYスピードテスト」の3サイトで計測しました。

「最大42Mbps」には及ばなかったものの、ウエブサイトの閲覧やメールチェックにはストレスなく、office関連書類のデータ送受信であればスムーズに行えました。ただし、実感として「時々遅くなる」との印象を受けました。

また、下記データは3回行っての平均値です。LTEには対応していませんが、下りは比較的速い速度が出ました。ただし、上りはやや遅かったです。

  上り 下り
価格.COMスピードテスト 0.80Mbps 10.90Mbps
速度jpスピードテスト 1.03Mbps 7.90Mbps
RBBTODAYスピードテスト 0.90Mbps 7.49Mbps
平均 0.91Mbps 8.76Mbps

wifiのチェック

Pocket WiFi (GP02)を自宅でwifiルータとして使用した場合、どの程度まで電波が届くかテストしてみました。

なお、Pocket WiFi (GP02)の無線LAN規格はIEEE802.11b/g/nで、最大72.2Mbps(メーカー公表値)の速度が出ます。

テストの結果、他のWiFiルーターよりも速度は出ていました。またYouTubeで360pの動画を再生したところ、ダイニングやリビングはもちろん、キッチンでも滞りなく再生しました。

なお、環境によって速度は大きく変わるため、計測の結果は参考程度にするようにして下さい。


※速度の計測には、「InSSIDer」を使用しております。

まとめ

Pocket WiFi (GP02)は、次世代モバイル通信LTE対応のモバイルwifiルーターが登場してからややマイナーモデルになってしまった感はありますが、その分、オークションなどで安価に入手しやすいです。また、wifiルーターをレンタルできるe-ca などでも、安価に借りることが可能です。

wifiの速度が意外に速かったので、wifiルータとしても使用可能だと思います。

ただし、バッテリー駆動時間が4.5時間と短いので、連続で通信する人は予備の電池パックを持っていたほうが無難です。

詳細はこちら
メーカーHP:イーモバイル


その他のモバイルWiFiルーターとの比較表は、「モバイルWi-Fiルーターの比較」をご覧ください。