会員登録

今なら抽選でプレゼント実施中!!

当サイトは、パソコン・周辺機器・ソフトの比較サイトです。価格ではなく、機能・性能面について比較しているのが特徴です。

the比較 >  無線LANの比較 > Pocket WiFi LTE 「GL04P」

Pocket WiFi LTE 「GL04P」 のレビュー

更新日:2012年10月1日
250x250の製品画像

UE Category4対応WiFiルーター

Pocket WiFi LTE 「GL04P」は、高速次世代モバイル通信として注目されているLTEに対応したデータ通信端末です。LTEだけでなくEMOBILE G4のエリアにも対応しているので、LTEが使えないエリアでも使えます。

また、導入は未定ですが、LTE規格の強化版「UE Category4」にも対応しています。将来的にこちらのサービスが開始された場合、本製品でも利用できる可能性があります。

本製品は「GL01P」の後継機となりますが、こちらとの違いも後述します。

※レビュー機はe-ca からレンタルしました

実測値の概要

当サイトで実施した各種テストの実測値です。複数回計測したものは平均値を記載しています。テスト方法や詳細な結果については、次項目以降をご覧ください。なお、本環境以外で計測した場合、数値は異なりますのでご了承ください。

  実測値
起動時間 35秒
ウェイティング状態からの復帰時間
休止状態からの復帰時間 15秒
バッテリ駆動時間 9時間09分
バッテリ充電時間 3時間13分
通信速度(インターネット側) 下り:5.36Mbps
通信速度(wifi側) 近距離:65Mbps、中距離:5.5Mbps、遠距離:1.0Mbps~届かず

GL04PとGL01Pの主な違い

「GL01P」と「GL04P」の主な違いは下記の通りですが、寸法が若干小さくなったこと、休止状態でのバッテリー駆動時間が長くなったこと、USBケーブルで接続できるようになったこと、そしてLTE規格の強化版「UE Category4」に対応していること、wifi側の速度が向上したこと等が挙げられます。

  GL04P(2012年7月発売) GL01P(2012年3月発売)
本体サイズ 約102(W)×66(H)×14.5(D)mm  横型 約62(W)×113(H)×13.5(D)mm  縦型
連続待機時間(休止) 約380時間 約250時間
LTEでの通信速度 最大受信通信速度75Mbps
/最大送信通信速度25Mbps ※
最大受信通信速度75Mbps
/最大送信通信速度25Mbps
wifiの最大速度 72.2Mbps 充電時:300Mbps、内蔵電池動作時:144Mbps
最大接続台数 wifi10台+USB1台接続 wifi10台

※下り最大150Mbps/上り最大50Mbpsの高速通信を可能とする通信規格「UE Category4」に対応していますが、現段階では導入予定未定。

外観のチェック

Pocket WiFi LTE 「GL04P」は、「GL01P」が縦型であったのに対し、横型となっています。ただし、スマホのように手に持って使うわけではないため、使用する分には縦でも横でも機能的な差はありません。

サイズは実寸で縦66mm×横102mm×厚み14.5mm。重量は140gと重いです。「GP01P」よりやや小さくなりましたが、男性の手でも大ぶりなサイズですから、女性の方には少し大きすぎるかもしれません。

筐体はプラスチック製ですのでショックや外圧には弱いと思われます。

デザイン性

筐体は丸みを帯びた長方形で、表裏ともに黒いボディ、側面がグレーがかったマットな素材です。「GL01P」は表面にシルバーの縁取りがありましたが、「GL04P」に縁取りはありません。表面が光沢のあるフラットな平面で、指紋や脂がやや目立ちやすいです。側面はマットな光沢のあるグレー、裏面は滑りにくい黒の材質です。側面にmicroSDカードの差し込み口があります。

起動時間のチェック

電源OFFの状態から、電源ボタンを押してインターネットおよびwifiがアクティブ状態になるまでの時間を計測してみました。

  インターネット接続完了 wifi接続完了
1回目 33秒 同左
2回目 37秒 同左
3回目 35秒 同左

 

上記時間には電源をONにするためのボタン長押し時間(5秒間)を含んでいますので、わりと速くつながる方だと思います。また、インターネット接続とwifi接続がほぼ同時に完了するので、実質30秒ほどで使用できる状態になり、ストレスがありません。GL01Pより10秒程度早いです。

設定のチェック

Pocket WiFi 「GL04P」の接続設定はとても簡単です。本体の電源を入れて30秒程度待つと、「GL04P-*****」と書かれたネットワークSSIDを認識します。

それをタップし、初回は同梱の無線LAN初期設定シールに記された暗号キーを入力するだけ。2回目以降はパスワード入力不要です。デフォルトではWEP/WPAで暗号化されていますが、Shared Key、WPAPSK、WPA2-PSKなどにも変更可能です。

外部サイトにアクセスできれば設定完了です。

ユーザビリティのチェック

Pocket WiFi 「GL04P」の本体についているボタンはPOWERボタンとWPSボタンがあります。WPSボタンはWPSでwifi設定を行う時以外には使用しません。POWERボタンには様々な役割が設定されています。(GL01P)のPOWERボタンは側面にありましたが、「GL04P」は表面のかなり目立つ位置にあります。(GL01P)の電源ボタンが分かりづらい、という声が多かったのかもしれません。

  操作方法
電源投入 電源OFF状態で5秒押し
電源オフ 電源投入状態で5秒押し
休止設定(移行) 電源投入状態で1秒押し
休止設定(復帰) 無線LAN状態で1秒押し

 

デフォルトの設定で10分無線LAN接続がなかった場合、休止モードに入ります。その場合、POWERボタンを1秒押すことで復帰します。また、手動で休止状態へ移行させるときも1秒押下します。(GL01Pは2秒)

なお、Pocket WiFi 「GL04P」にはウェイティングモード(WiFiは起動させたままの状態にし復帰を高速にするモード)というものがありません。

復帰チェック

休止状態から手動でwifiを復帰させた場合、15秒前後で接続します。

液晶画面

Pocket WiFi 「GL04P」には「GL01P」同様、26mm×26mmの液晶画面がついています。ここで、インターネットやwifi接続の状況が確認できます。最近のデータ通信端末はLED点灯のみでこれらの状態を表すものが多いですが、デザイン性はともかく、一見してわかりやすい液晶画面はユーザビリティに優れていると思います。

バッテリーのチェック

メーカーが公表しているバッテリー関係の時間と実測の違いは以下の通りです。連続通信時間はかなり長いです。休止状態での連続待機時間も非常に長いです。先ほども書きましたが10分無線LAN接続がなかった場合、休止モードへ自動で入るため、休止にするのを忘れても安心です。

  メーカー公表値 実測
連続通信時間 約9時間 9時間09分
連続待受時間(ウェイティング状態)
連続待機時間(休止状態) 約380時間
充電時間(空の状態からフル充電まで) 約3時間 1回目:3時間15分
2回目:3時間10分
バッテリ駆動中は、BBenchによるWeb巡回を行っています。キーボード押下の設定はしていません

 

なお、バッテリー状態は携帯電話のような電池残量表示でチェックできます。4段階+電池切れ寸前での点滅表示で、とてもわかりやすいです。

電波強度(WAN側)のチェック

Pocket WiFi 「GL04P」の通信速度チェックをしてみました。

本体の電波レベルは「3(強)」、端末側の受信感度も「最高」です。テスト場所である自宅はLTEのエリア内です。

テストは「価格.COMスピードテスト」「速度jpスピードテスト」「RBBTODAYスピードテスト」の3サイトで計測しました。下記データは3回行っての平均値です。

「最大受信通信速度75Mbps/最大送信通信速度25Mbps」というメーカーのうたい文句にしては、下り速度はさほど速くないという印象です。ただし、本環境では、上り速度がWiMAXや3G製品に比べ、3倍程度速かったです。

  上り 下り
価格.COMスピードテスト 5.80Mbps 6.90Mbps
速度jpスピードテスト 5.20Mbps 3.66Mbps
RBBTODAYスピードテスト 6.39Mbps 5.52Mbps
平均 5.80Mbps 5.36Mbps

wifiのチェック

Pocket WiFi 「GL04P」を自宅でwifiルータとして使用した場合、どの程度まで電波が届くかテストしてみました。

「GL04P」は内蔵電池動作時は、最大72.2Mbpsですが、周波数帯域を20MHzから40MHzに変更することで最大150Mbpsに変更することができます。また、充電時においては、20MHzのとき最大150Mbps、40MHzのとき最大300Mbpsの速度となります。

今回は、内蔵電池動作時の通信速度を計測しました。「GL01P」では2階部分でも52Mbpsの速度があったのに対し、「GL04P」では5.5Mbpsしか出ませんでした。無線強度を調べる「InSSIDer」などのソフトで電波状況を見てみると、強い電波は飛んでいるのですが、下記YouTube動画も途切れ途切れで、何度テストしても同じでした。ちなみに、これを20MHz→40MHzに帯域変更したところ、5.5Mbpsは変わらないものの、通信は安定し、YouTube(360pの動画)もスムーズに再生できるようになりました。(デフォルトでは20MHzに設定されています)

充電時の通信速度は未計測ですが、これ以上の速度向上が見込まれます。

なお、環境によって速度は大きく変わるため、計測の結果は参考程度にするようにして下さい。


※速度の計測には、「InSSIDer」を使用しております。

まとめ

Pocket WiFi 「GL04P」は次世代LTE通信を採用したデータ通信端末です。WiMAXに比べて飛躍的に速いというわけではありませんが、上り速度は充分に出ているように思います。また、LTEエリア以外での3G接続モードでは通信速度はWiMAXに劣ります。

サイズが少し大ぶりですので、ポケットに入れておくには少々じゃまになるかもしれませんが、かばんの中に入れておく分には問題ないでしょう。

iPadやPSPに接続するための簡単マニュアルも付属しており、セットアップも簡単です。

wifiの速度は、本環境では速い速度が出ませんでしたが、理論上は最大300Mbpsもの速度で通信可能であるため、自宅でwifiルーターとしても使用可能であると思います。

詳細はこちら
契約期間終了後、いつ解約しても手数料がかからない店↓


その他のモバイルWiFiルーターとの比較表は、「モバイルWi-Fiルーターの比較」をご覧ください。