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ウイルスバスター クラウド の評価レビュー

更新日:2016年9月23日

初心者に優しいセキュリティソフト

ウイルスバスター クラウドは、初心者に優しいセキュリティソフトです。「ウイルスバスター クラウド + デジタルライフサポート プレミアム」を購入すれば、24時間365日、電話でのサポートを受けることができます。さらに、ウイルスに関する質問だけでなく、他のソフトや、スマートフォンやタブレット、SNSの操作方法などについても質問することができます。PC初心者におすすめです。

また、SNS(Facebook、Twitter、Google+)経由でのウイルス感染や情報漏洩にも強いです。新バージョンでは、LINEのメッセージに不正なURLがあれば警告が表示されるようになり、さらに安心して使えるようになりました。

第三者機関でのウイルス検索エンジンのみの評価はあまり良くないケースもありますが、Webレピュテーションなど含めた多層防御でのマルウェア対策の評価は割と高いです。

新バージョンは、2016年9月1日より発売開始となります。

 

新機能(2016年発売バージョン)

ランサムウェア対策の強化

ランサムウェアとは、パソコン内のファイルを勝手に暗号化して開けなくし、復元する代わりに金銭を要求するウイルスです。身代金型ウイルスとも呼ばれます。トレンドマイクロの調査では、個人ユーザーのランサムウェア検知台数は、2016年上半期において12,100件にも上り、前年同期比で約7.2倍も増えたそうです。さらに手口が悪質化してきており、例えば、OS自体を起動できなくする「PETYA」や、タイマーを起動し暗号化したファイルを徐々に削除してユーザーの不安をあおる「JIGSAW」というウイルスも確認されています。

こういった被害の拡大と、ランサムウェアは暗号化されると元に戻すことができず致命的な被害を被る可能性があることから、従来のアプローチを強化すると共に、さらに新しいアプローチの防御方法を加えることで、全体的な防御力を強化しました。

 従来のアプローチ・・・不正サイト、メール等を通じた"攻撃"をブロック。もし侵入されても動きを検知
 新しいアプローチ・・・ユーザーの"データ"を確実に守るため、大事なファイルへのアクセスを制限

詳細は次の通りです。

(1)従来のアプローチの強化によるランサムウェア対策(不正暗号化監視+自動バックアップ) PowerUp!

従来のアプローチの機能強化は、「不正暗号化監視+自動バックアップ」になります。万が一、未知のプログラムがパソコンに侵入した場合、ウイルスバスター クラウドは監視を行います。そして、プログラムがファイルを暗号化する動きを見せた場合、ウイルスバスター クラウドはその動きをキャッチし、裏でバックアップを取ります。その後、監視を続け、ランサムウェアであると判明した場合、バックアップからファイルを元に戻します。このようにして、万が一、暗号化されてしまった場合にも、データを確実に元に戻すことが可能です。


不正暗号化監視+自動バックアップ


動画でのデモ

 

(2)新しいアプローチによるランサムウェア対策(フォルダシールド) NEW!

新しいアプローチは、「フォルダシールド」という機能です。事前にユーザーが指定したフォルダに対して、ウイルスバスター クラウドが正規と認めたプログラムしかアクセスできない機能です。正規のプログラム以外がアクセスすると必ずブロックするようになっています。

ちなみに、脆弱性を悪用して正規のプログラムに偽装する攻撃も確認されていますが、フォルダシールドとは別の対策機能によって、きちんと保護ができるようになっています。


フォルダシールド


動画でのデモ

LINEなどを安全に使える「メッセンジャーセキュリティ」NEW!

近年、モバイル端末を通じて不正サイトへアクセスしてしまう件数が増大しています。その手口としては、SNSを使って不正サイトのURLを拡散するやり方が確認されています。友達から送られてきたメッセージやURLは信用してしまい、安易にクリックしてしまうため、拡散しやすいという背景があります。トレンドマイクロの調査では、LINEを毎日使う人の69%は、友達からメッセージが来た場合、気にせずクリックしてしまうという結果が出ています。

ウイルスバスター モバイルの新機能として、LINEなどのメッセージの中に不正なURLが含まれていた場合、警告画面を表示する「メッセンジャーセキュリティ」が搭載されました。こちらは、日本でシェアの高いLINEと、海外でシェアの高いWhatsAppに対応し、Android OS向けの新機能となっています。


メッセンジャーセキュリティ


動画でのデモ

危険なフリーアクセスポイントを通知する「Wi-Fiチェッカー」NEW!

トレンドマイクロの調査によると、フリーWi-Fiにセキュリティ上の不安を感じる人は65%、安全なフリーWi-Fiと危険なフリーWi-Fiを見分けられない人が85%います。

ここで、新バージョンではWi-Fiチェッカーという機能が搭載されました。アクセスポイントの暗号化強度が低い場合や、パスワードが設定されていない場合、警告画面が表示されます。


Wi-Fiチェッカー

より使いやすくなったデジタルライフサポート プレミアム

デジタルライフサポート プレミアムとは、広範囲にわたってデジタルライフのサポートを行うサービスです。ウイルスバスターだけでなく、Windows、Mac、Android OS、他社ソフト、SNSの操作方法などを電話で質問することが出来ます。このサポートに加入するには、「ウイルスバスター クラウド」ではなく「ウイルスバスター クラウド + デジタルライフサポート プレミアム」という製品を購入します。また「ウイルスバスター クラウド」利用者については、追加料金を支払うことでデジタルライフサポート プレミアム付きへアップグレードすることが可能です。

(1)24時間サポートに拡張 PowerUp!

下図は、総務省で発表された時間帯別のインターネットの利用率です。朝と昼と夜に、それぞれピークがあることがわかります。従来のデジタルライフサポート プレミアム では、朝の9時から深夜の24時まで電話でのサポートを提供していましたが、朝のピーク時間がサポート時間帯に含まれていませんでした。また、ユーザーからの要望も多かったこともあり、今後は24時間のサポートに対応しました。従来から365日のサポートを提供しているため、今後は24時間365日、いつでも電話で質問することが可能になりました。


デジタルライフサポート プレミアムを24時間サポートに拡張

(2)サポートツールがMacに対応 New!

デジタルライフサポート プレミアム利用者に対して、2015年にAirSupportというツールを導入しましたが、今回Macにも対応しました。AirSupportとは、ユーザーがパソコンの状況を電話口で説明しなくても、デスクトップ画面のスクリーンショット、システム情報、ソフトウェア一覧などを瞬時にサポート担当者が確認できるツールです。ヒアリング時間を大きく短縮することができ、ユーザーの満足度も高いそうです。


デジタルライフサポート プレミアムのサポートツールがMacに対応

 

これ以降は、ウイルスバスター クラウドが従来から持っている機能の特徴を紹介します

Webレピュテーションにより危険なサイトをブロック

ネット上の詐欺や情報漏洩の被害に遭わない自信はありますか?


詐欺サイト例

パソコンのセキュリティに詳しい人なら、ネット上の詐欺や情報漏洩はある程度気をつけられます。しかし、パソコン初心者となるとそうはいきません。どうすれば詐欺や情報漏洩から身を守れば良いのかわからないと思います。そんな初心者に適しているのが、ウイルスバスター クラウドです。

詐欺や情報漏洩の多くはWebサイトを経由して行われます。ウイルスバスター クラウドは、危険なWebサイトをユーザーに教え、また閲覧を防止できます。危険なWebサイトを教えてくれる機能は、他のセキュリティソフトにもありますが、その中でもウイルスバスター クラウドは特に精度が高いと思います。

なぜ、危険なWebサイトを見分ける精度が高いかというと、Webレピュテーション(リンク先は企業向け製品の解説ページ)という技術をいち早く取り入れており、その精度が良いためです。

Webレピュテーションとは?


Googleの検索結果のリンク先の安全評価

Webレピュテーションとは、Webサイトの安全性をページ単位で評価する機能です。これによりウイルスやスパイウェアのダウンロード元へのアクセスを拒否したり、悪意のあるサイトへの個人情報流出を防止したりすることができます。

この機能を利用して、Google等での検索結果について、リンク先が安全かどうかを表示してくれる機能があります。さらに、インスタントメッセンジャー(AOL、Yahoo!メッセンジャー)や、Webメール(Hotmail、Yahooメール、Gmail)、SNS(mixi、Twitter、Facebook、Google+、Linked in、Weibo、Pinterest、My Space)にも対応しており、対応サービスはセキュリティソフトの中で最も多いと思います。

URLマニュアルスキャン

ウイルスバスター クラウドは、普通のWebサイトやブログ内のリンク(URL)についても、クリックする前に安全性を確認することができます。この機能は他のセキュリティソフトにはあまりありません。使い方は、URLにマウスポインタをしばらく置くだけです。数秒で結果が表示されます。

ただし、ブラウザの上部に表示されているTrendツールバーで、「マウスでポイントした外部リンクの安全性を表示」をオンにする必要があります。


URLマニュアルスキャン

子供に有害なサイトブロック機能の精度が比較的良い


有害サイトブロック機能の精度が高い

ウイルスバスターの有害サイトブロック機能(ペアレンタルコントロール機能)は、当サイトのテストでは他社よりも精度が比較的高いです。

また、セキュリティソフトの中では珍しく、社団法人日本PTA全国協議会の推薦を取得しています。

アプリケーションの実行ファイルを指定して、起動をブロックしたり、時間帯を指定してブロックすることも可能です。例えば指定した時間は、ゲームを起動できないようにすることができます。

欲を言えば、子供がどんなサイトを見てブロックされたかや、どんなアプリを見てブロックされたかを、親がネット上の管理画面等で見られれば良かったのですが、そこまでは出来ないようです。


アプリケーションフィルター設定画面

簡単・安全にネット銀行サイトへログイン

ウイルスバスターには、ID/パスワードを一元管理する「パスワードマネージャー」という、パスワードを安全に保存しておく機能があります。ブラウザを起動後、パスワードマネージャーのマスターパスワードを入力すれば、あとは行きたいWebサイトを選択するだけで、自動でログイン可能です。ログインが必要なWebサイトを表示したときにも、自動でログイン可能です。

マスターパスワードだけ覚えていれば、各Webサイトのログイン情報は覚えなくても構いません。パスワードを覚えなくても良いため、各Webサイトで、難解で異なるパスワードを設定することができます。これにより、1つのWebサイトのID/パスワードの情報漏洩から、他のWebサイトへも不正アクセスされる、ということを防ぐこともできます。


パスワードマネージャーで、簡単・安全にWebサイトへログイン

 

さらに、ネット銀行サイトへアクセスすると、いつも使用しているブラウザとは異なる「セキュアブラウザ」で起動し、不正なコードの実行を防ぐことが可能です。

セキュアブラウザでの起動→正規サイトへのアクセス→パスワードの入力といった一連の処理を自動で行ってくれるため便利です(ただし、セキュリティカードや、ワンタイムパスワードを使うようなサイトへの自動ログインはできません)。この"セキュアブラウザ起動→自動ログイン"という連携動作を行ってくれるのは、他のソフトにはあまりありません。


ネット銀行を利用するときはセキュアブラウザが起動し、ID/パスワードも自動入力

 

この「パスワードマネージャー」は、他のセキュリティソフトと比較して、GUIが分かりやすく使いやすいと思います。ただし、無料で使えるのは5つのID/パスワードまでで、それ以上使う場合は、月額154円の料金がかかってしまいます。

ウイルスバスター クラウドのセキュリティソフトを使わないで、「パスワードマネージャー」のみ使うことも可能です。このときは、他のセキュリティソフトと併用できます。

なお、筆者もパスワード管理ソフトは「パスワードマネージャー」を利用していますが、FireFoxで使うとブラウザが重くなります。Chromeなら問題ありませんでした。

ワンクリックで全てのぜい弱性をチェック可能

Windows OSはもちろんAdobeソフトやJavaなどの修正プログラムをチェックし、適用を促す「ぜい弱性チェック」機能を、ウイルスバスター クラウドは搭載しています。日々、セキュリティに気をつけている方は、わざわざウイルスバスターから通知されなくても適用していると思いますが、あまりセキュリティ意識が高くない人は、ウイルスバスターから通知されることで、積極的に適用するようになるのではないかと思います。


修正プログラムのチェック

 

なお、2016年発売バージョンからは、Adobe Acrobat ReaderおよびJavaが最新バージョンではない場合に、ウイルスバスター クラウド起動後にポップアップ表示されるようになり、ユーザーがより気づきやすいようになりました。


Adobe Acrobat ReaderおよびJavaのアップデートを促すポップアップ

SNSも安心して利用可能

ウイルスバスター クラウドには、Facebookやtwitterなどの公開範囲の推奨設定を通知する「プライバシー設定チェッカー」という機能が搭載されています。2015年発売のバージョンでは、Facebookの"アプリ"も対応し、Facebookに連携されているアプリの公開範囲まで推奨値が提供されるようになりました。

さらに、前述した通り、最新バージョンではLINEのメッセージ内のURLもチェックし、不正なURLがあれば警告が表示されるようになりました。SNSをよく利用している人におすすめのソフトです。


「プライバシー設定チェッカー」によるFacebookのアプリの公開範囲の設定画面


LINEメッセージに不正なURLがある場合に警告を表示する「メッセンジャーセキュリティ」

クラウド上のファイルもスキャン可能

「OneDrive」に保存されているデータを、トレンドマイクロのサーバー上でスキャンして、結果のみフィードバックする「クラウドストレージスキャン」機能を搭載しています。トレンドマイクロのサーバー上でスキャンされるため、パソコンに負荷がかかりません。

スキャンに時間がかかるため、大量のファイルを保存している場合は、気長に待ちましょう。なお、対応しているクラウドサービスは、現在のところ「OneDrive」のみです。


クラウドストレージスキャン

注意点

ファイアウォールはWindowsファイアウォールへのアドオン

ウイルスバスター は、ファイアウォール自体を持っておらず、「ファイアウォールチューナー」という機能が、Windowsファイアウォールのアドオンとして提供されます。具体的には、Windowsファイアウォールに、ネットワークウイルススキャンとIDS機能を追加します。

Windows Vista 以降であれば、Windowsファイアウォールも十分な性能を持っているため、セキュリティソフト専用のファイアウォールがなくても問題ないと思います。また、他社のセキュリティソフト専用のファイアウォールでも、Windows 7 と同等またはそれ以下の性能である場合も多いです。

なお、2015年発売バージョンのウイルスバスター クラウド 10では、初期設定の「ファイアウォールチューナー」はオフになっていましたが、2016年発売のウイルスバスター クラウドではオンになっていました。

他のセキュリティソフトとの比較表はこちら

他社のセキュリティソフトとの比較表はこちらをご覧ください。

まとめ

ウイルスバスターは、初心者に優しいセキュリティソフトです。「ウイルスバスター クラウド + デジタルライフサポート プレミアム」を購入することで、他社ソフトや、Windows、Mac、Android OS、SNSの操作方法など広範囲にわたって、電話で質問をすることが可能です。しかも、新バージョンでは、24時間365日、いつでも電話をかけられるようになりました。価格も、年間3,000円以下の費用を追加するだけで、PCメーカーのサポートと比べると非常に安いです。

機能面では「Webレピュテーション」技術が優秀で、危険なWebサイトへのアクセスをブロックする精度に長けたセキュリティソフトだと思います。PC初心者の場合、思わずキャッチーなタイトルのページをクリックしてしまったり、誤って怪しいメールを開いてしまったり、詐欺サイトへ巧みに誘導されてしまったりします。ウイルスバスターを使えば、このようなサイトを見ようとしても、事前に警告またはブロックしてくれる確率が高いです(ただし、100%ブロックできるわけではありません)。

また、SNSのURLチェックや、Facebook プライバシー設定チェッカー機能など、SNSを安全に使う機能が多いため、SNSを頻繁に使う方にもおすすめです。

以前は、第三者機関での"ファイル"スキャンのみ精度の評価は低かったのですが、Webレピュテーションなどの機能の精度が良いため、全体として見ると十分な性能を持ったセキュリティソフトだと思います。また、全機能を使ったマルウェア検出力を評価する第三者機関のテストは比較的良く、時期によっては、カスペルスキーやBitdefenderを超える評価を得ているときもあります。

ただし、パスワードマネージャーが有料である点は残念です(5つのID/パスワードまでは無料)。月額154円なので1年で1,848円にもなってしまいます。ウイルスバスター クラウド利用者はそろそろ無料にして欲しいところです。

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