ユーザーIDも別々に
もし家族でパソコンを共有している場合、OSにログインするためのユーザーIDも共有されているご家庭も多いでしょう。その場合、何でもできる(いわゆる“管理権限”)IDを持っているものを使っているのがほとんではないでしょうか。
なぜなら、お店でパソコンを買ってきてセットアップしたとき、ログオンに使うユーザーIDの作成を求められますが、その際に設定するのがこうした種類のIDだからです。
しかし、お子さんに使わせるユーザーIDを一定範囲内の権限に絞ったタイプにしておくことでウイルスに感染した場合などに考えられる危険を軽減したり、お子さんがパソコンへログオンできたり、使えるプログラムを制限するなどの機能によって安全を高めることもできます。
こうした一定範囲内の権限だけに絞ったユーザーIDを、WindowsXPでは「制限付きユーザーアカウント」、Vistaでは「標準ユーザーアカウント」と呼びます。
・ パソコン用語 - 制限ユーザーとは
http://support.microsoft.com/kb/878946/ja
・ 制限付きユーザー アカウントを作成するには
http://support.microsoft.com/kb/882185/ja
・ 標準ユーザー アカウントとは - Windows Vista ヘルプ
http://windowshelp.microsoft.com/Windows/ja-JP/help/f49eaa8a-2f17-4668-b4ce-d699a4db90681041.mspx
各OSでのアカウント作成方法は、以下が参考になるでしょう。
・ 制限付きのWindowsユーザーアカウントの作成 : こども安心・安全インターネットガイド: BBIQ(ビビック) 会員サイト
http://www.bbiq.jp/members/safety/parents/process1.html
また、Vistaの場合は“保護者による制限”という包括的な機能を使うこともできます。
・ 保護者による制限
http://www.microsoft.com/japan/windows/products/windowsvista/features/details/parentalcontrols.mspx
・ Windows Vista の保護者による制限機能で、インターネットでの家族の安全を守る
http://www.microsoft.com/japan/protect/products/family/vista.mspx