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セキュリティソフトのペアレンタルコントロール(有害サイト対策)の比較

更新日:2016年7月6日

ペアレンタルコントロールとは?

インターネットでは、子供でも簡単にアダルトサイトが見ることができます。現に、未成年者のアダルトサイトの閲覧、出会い系サイトを通じた詐欺、自殺サイトで募った集団自殺など、有害なWebサイトによる子供の被害は多いです。有害サイトをブロックしてくれるソフトを使うことは、子供の安全、教育にとって大変重要です。

セキュリティソフトには、子供に有害なサイトをブロックする機能が備わっているものもあり、「ペアレンタルコントロール」、または「有害サイト対策」、または「保護者機能」と呼ばれています。

今回のテスト方法は、アダルト、風俗、出会い、ギャンブル、詐欺サイトへリンクしている危険なサイト、詐欺サイトの6項目について、ブロック率をテストしました。なお、テストするWebサイトや時期によって結果が異なりますので参考程度にご覧ください。

ペアレンタルコントロール機能が優れていたセキュリティソフト

当サイトでのテストでは、以下のセキュリティソフトのペアレンタルコントロールの機能が優れていました。

ノートン セキュリティ

有害サイトのブロック率が良く、さらにレポート機能が充実しており、子供が閲覧したWebサイトのURL、検索語句、ブロックされたURLなどを詳細に確認することができます。個人的には、子供へ導入するならこのソフトが最も良いと思います。

ウイルスバスター クラウド

毎年このテストを実施していますが、有害サイトのブロック率がいつも高いです。他のソフトは日本語のWebサイトのフィルタリングに弱いものもありますが、ウイルスバスターは昔から日本語のWebサイトのフィルタリングの性能がとても良いです。

マカフィーリブセーフ

昔は誤認率(問題ないサイトを有害と判定してしまう確率)が非常に高く、使い物にならなかったのですが、最近は誤認率が減り、ブロック率も高く安心して使えるようになりました。

カスペルスキー2016 マルチプラットフォーム セキュリティ 

ブロック率が良く、さらによく閲覧するWebサイトを確認したり、ブロックされたサイトなどの利用状況を確認したり、アプリケーションの制限をしたりすることが可能です。ただ、少しカテゴリが少ないです。

ESET セキュリティソフト

昔はそれほど良くありませんでしたが、最近では性能が良くなってきています。ただし、子供の利用状況を確認する機能や、インターネットの利用時間を制限する機能がありません。もう少し機能が豊富であればなと思います。

 

テスト内容

子供に有害なサイトを60サイト用意し、各ソフトでブロックできるかを確認しました。子供に有害なサイトの内訳は、アダルト関連が10サイト、風俗関連が10サイト、出会い系が10サイト、ライブチャットが10サイト、詐欺サイトへリンクしている危険なサイトが10サイト、詐欺サイトが10サイトです。

「詐欺サイト」は、HTAを利用したワンクリック詐欺サイトや、代金を振り込んでも商品を発送しない悪質ショッピングサイトで構成されています。HTAを利用したワンクリック詐欺サイトは簡素なサイトになっており検索エンジンで上位表示されるこは滅多にありません。このサイトへリンクをしているコンテンツの豊富なサイトからアクセスすることがほとんどであるため、「詐欺サイトへリンクしている危険なサイト」もテスト対象に加えました。

また、"誤認しやすそうな有害ではないサイト"をブロックしてしまった数も調査しました。誤認しやすそうな有害ではないサイトとは、例えば、H○○(エッチ・○○・○○)株式会社や、歌舞伎町ポータルサイトなどです。

年齢を指定することで、フィルタリングカテゴリを変えるソフトも多いです。その場合は、小学校高学年あたりの年齢に設定しました。また、「未分類」のカテゴリは必ず閲覧可能にしました。「未分類」もブロックしてしまうと、性能の悪いセキュリティソフトほどブロックできるサイトが増えてしまうからです。

テスト結果

下の表に、有害サイトのブロック数、ブロック率、誤認数を掲載します。

ESET、ノートン、ウイルスバスター、カスペルスキー、マカフィーのブロック率が良かったです。一方、G DATA のブロック率はかなり悪いです。ZERO スーパーセキュリティもブロック率が比較的悪く、さらに誤認が非常に多かったです。

有害サイト対策機能の比較
セキュリティ
ソフト名
フィルタ設定 ブロックテスト 誤認テスト
ブロック数 ブロック率
(計60サイト)
誤認数
(計10サイト)
アダルト
(計10サイト)
出会い
(計10サイト)
風俗
(計10サイト)
ライブチャット
(計10サイト)
詐欺サイトへリンクしているサイト
(計10サイト)
詐欺サイト
(計10サイト)
ESETセキュリティソフト 11歳 9 7 10 10 6 6 80% 2サイト
ノートン セキュリティ 8歳~11歳+未分類を閲覧可能 10 6 10 10 10 3 82% 1サイト
ウイルスバスター クラウド10 フィルタレベル:中 9 9 10 10 10 3 85% 0サイト
カスペルスキー 2016 デフォルト 9 9 10 10 8 5 85% 2サイト
マカフィーリブセーフ 9歳~12歳 9 10 10 10 9 3 85% 0サイト
G DATA
 
デフォルト 3 0 2 0 3 1 15% 1サイト
F-secure SAFE
 
デフォルト 10 5 10 9 9 1 73% 0サイト
ZERO スーパーセキュリティ 11歳 7 4 5 4 9 2 50% 6サイト
アバスト
 
機能なし
ZERO ウイルスセキュリティ 機能なし

各ソフトのペアレンタルコントロール機能の詳細

ESET セキュリティソフト


閲覧禁止できるカテゴリの一覧

ESET の有害サイトブロック機能は、まず子供の年齢を設定します。すると閲覧できる推奨カテゴリが設定されます。このカテゴリはカスタマイズすることも可能です。

カテゴリは、右図のように大分類、中分類、小分類と別れています。

インターネットの利用時間を制限する機能はありません。

 

ノートン セキュリティ


閲覧禁止できるカテゴリの一覧


インターネットを利用できる時間帯の設定

ノートン セキュリティの有害サイトブロック機能は、ノートンファミリーというサービスを使います。このサービスはノートン セキュリティを持っていない人でも使える無料サービスです。有害サイトブロック機能のないセキュリティソフトを使っている方は、こちらのサービスを使うのも良いでしょう。

性能が良く、日本語の有害サイトも精度良くブロックしてくれます。何年もこのテストをしていますが、毎回1、2番にブロック率が高く、成績が安定しています。

ブロックするカテゴリの分類も細かく、非常におすすめです。

利用時間制限も、もちろん可能です。


子供が閲覧したWebサイトのURL一覧

また、閲覧したWebサイトのURL、子供たちが加入しているSNSサイト、検索に使われた語句、ブロックされたURLなども詳細に確認することができます。他のセキュリティソフトにはこのような機能はあまりありません。


子供から親への伝言画面

ブロックするだけでなく、子供から親へ、ブロックされたサイトの閲覧許可をメールなどで依頼できる仕組みも搭載しています。 この機能も他のセキュリティソフトにはあまりありません。


Android、iOSにも対応

また、子供のAndroid、iOSのスマートフォン、タブレットの監視もできる点が大きなメリットです。

子供が視聴した動画や、現在位置の監視もできる「プレミア版(有料)」もあります。

機能一覧とその説明については、ノートンファミリー - 製品の機能(外部リンク)をご覧ください。

 

ウイルスバスター クラウド 10


閲覧禁止できるカテゴリの一覧

ウイルスバスター クラウドの有害サイトブロック機能は、「アダルト/成人向け」や「出会い」、「ゲーム」などといったカテゴリを設定します。カテゴリは細かく分けられており、柔軟に設定することが可能です。

精度も良く、子供にパソコンを使わせるならおすすめのソフトです。


インターネットを利用できる時間帯と1日に利用出来る時間の設定

また、インターネットを利用出来る時間帯の設定や、1日に利用出来る時間の設定をすることも可能です。


ソフトウェアの使用時間帯の制限の設定

さらに、2013年バージョンから、ソフトウェア毎に使用時間の制限をすることも可能となりました。ゲームなどの制限に利用できると思います。

 

カスペルスキー 2016 マルチプラットフォーム セキュリティ


利用状況の一覧表示


閲覧禁止できるカテゴリの一覧

カスペルスキーのペアレンタルコントロールは、ブロックできるカテゴリ数はあまり細かく分かれていませんが、アプリケーションの制限やSNSメッセージの監視・制限が可能で、制限できる項目は豊富です。

右の上の図は、子供のPCの利用状況を一覧で確認できる画面です。どんなサイト(ドメイン名のみ)へアクセスしているかや、どんなサイト(ドメイン名のみ)を閲覧してブロックされたか等を確認することが可能です。ただし閲覧したサイトのURLまでは確認することができません。

右の下の図は、ブロックできる有害サイトのカテゴリの一覧です。他のソフトに比べると、カテゴリ数はやや少ないです。

下の6つの図は、その他の制限できる設定内容です。アプリケーションのカテゴリを指定して制限できるのは良いと思います。

 

 



 
(左)コンピューターの利用制限、(右)アプリケーションの制限

 
(左)インターネットのアクセス制限、(右)IMやSNSのメッセージの監視・制限

 
(左)個人情報送信管理、(右)設定のプリセット
マカフィー リブセーフ


閲覧禁止できるカテゴリ

マカフィーの有害サイトブロック機能の設定は、子供の年齢を指定します。すると、ブロックするWebサイトのカテゴリが自動で設定されます。このカテゴリは手動で変更も可能です。

また、利用時間帯の制限もすることが可能です。ただし、些細なことですが、曜日ごとに設定しなければならずやや面倒です。


利用できる時間帯の設定

2012年版から、レポート機能も追加されました。ブロックされたサイトへのアクセス回数や、時間外に利用しようとした回数について確認することが可能です。

 

G DATA インターネットセキュリティ


閲覧禁止できるカテゴリの一覧

G DATA インターネットセキュリティは、カテゴリを指定して有害なサイトをブロックすることが可能です。ただし、カテゴリは少なく精度もよくありません。


利用できる時間帯の設定

インターネットの利用時間の制限をすることも可能です。曜日単位で利用できる合計時間を設定したり、時間帯で設定したりできます。


1日に利用出来る時間の設定

コンピュータ自体を利用できる時間を設定することも可能です。

このように、G DATAは、利用時間の制限機能については、細かい設定が可能です。

F-secure SAFE


閲覧禁止できるカテゴリの一覧

F-secureの有害サイトブロック機能は、ブロックしたいカテゴリやURLを指定します。ただし、フィルタリング性能はそれほど良くありません。


利用できる時間帯と1日にインターネットを使用できる合計時間の設定

ネットを使用できる時間帯や、1日にインターネットを使用できる合計時間も設定できます。

 

 

ZERO スーパーセキュリティ


子供のアクティビティログ表示

ZERO スーパーセキュリティの有害サイトブロック機能は、ver.20でインターファースが変更になりました。

セントラル」というWebベースの管理ページで設定をするようになりました。

また、右図のように、子供がどんなカテゴリのサイトへ多く訪れたのか把握できるようになっています。


閲覧禁止できるカテゴリの一覧

Webページのフィルタリングでは、子供の生年月日を登録することで、推奨値が設定されます。そこから自分でカテゴリを指定してサイトをブロックすることも可能です。カテゴリは40以上もあります。


閲覧禁止できるカテゴリの一覧

ただし、デバイス単位で設定が有効になってしまいます。例えば、Windows PCにお父さん用と子供用のアカウントを作成していて、お父さん用アカウントでPCにログインしても、フィルタリングされてしまいます。

また、当サイトでのテストでは有害サイトのブロック率も低く、また正常なサイトの誤認率も高く、精度は良くありませんでした。

スマートフォンから機能機能を利用することはできません。

この機能を重視するなら、別のソフトをおすすめします。

アバスト インターネットセキュリティ

機能なし。

ZERO ウイルスセキュリティ

機能なし。ただし利用時間の制限と、アプリケーションの実行制限は可能です。

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