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HP Officejet Pro X シリーズ のレビュー

更新日:2013年11月20日


インクジェット複合機/プリンター「HP Officejet Pro Xシリーズ」の新製品発表会に参加して参りましたので、簡単にレビューします。

特徴は、レーザープリンターよりも速く安い点と、レーザープリンター並みに"にじまない"点です。

今までビジネスに使う文書はレーザープリンターで印刷するのが常識だと思っていましたが、HP Officejet Pro Xシリーズの実機を見て、”本製品ならインクジェットプリンターでも使えるな”と思いました。

特徴1 - 一般的なレーザープリンターよりも印刷が速い

まず驚いたのは印刷の速さです。

下の動画は、(左から順番に)従来のインクジェットプリンター、HP Officejet Pro Xシリーズ、レーザープリンターの印刷速度を比較したものです。真ん中のHP Officejet Pro Xシリーズが圧倒的に速いのがわかります。

 

この速さの秘密は、ノズルをページの端から端まで並べ、ワンパスで印刷する仕組みにあります。通常のインクジェットプリンターはヘッドを動かすため時間がかかりますが、本製品はヘッドを動かす必要がなく1回で端から端まで印刷するため、印刷が非常に高速です。

 

また、両面印刷も高速です。速乾性のインクを用いているため、インクジェットプリンタ―に関わらず表面が乾くまで待つという動作がありません。

特徴2 - 水がついてもにじみにくい

ビジネスシーンであまりインクジェットプリンターが使われない大きな理由の1つとして、「インクジェットはにじむから」というのがあります。

しかし、本製品はインクジェットプリンターでありながら、耐水性に優れています。

下図をご覧下さい。印刷された文字に、たくさんの水をかけていますが、全くにじみません。指でこすってもにじみません。

 

また、文字の上に蛍光マーカーをひいてもにじんでいません。

 

にじまない秘密は、新開発された顔料インクのおかげです。元々顔料インクはにじみにくい特徴を持っていますが、HPではさらに改良を加え、レーザープリンター並みににじみにくいインクを実現しています。

 

また、両面印刷も綺麗です。ワンパスで印刷することにより、重ね塗りしないため、表面を印刷したときに紙が波打ったりしません。そのため裏面も綺麗に印刷できます。下図は両面印刷した用紙ですが、紙が並み打っておらず、反対側の面からインクがにじんできてもおらず綺麗です。

特徴3 - 本体価格、ランニングコストが安い

本製品は、本体価格、ランニングコスト(インク代、電気代)も、レーザープリンターと比較して安価です。

本体価格

まずは本体価格から比較します。HP社の最もローエンドなカラーレーザープリンターと比較すると、価格はそれほど変わりません。ただし、このレーザープリンターは印刷速度がそれほど速くないです。また、この機種以外のカラーレーザープリンターは十万円を超えるものばかりです。

本体価格の比較
  新製品 インクジェットプリンター レーザープリンター
Officejet Pro
X451dw
Officejet Pro
X551dw
LaserJet Pro 400
Color M451dn
LaserJet Enterprise 500
Color M551dn
印刷速度 約55枚/分 約70枚/分 約20枚/分 約32枚/分
価格 61,950円 73,500円 66,675 184,800円

インク代

インク代については、本製品がかなり安いです。ブラックのインクカートリッジについて、価格と印刷可能枚数から1枚あたりのコストを計算したところ、下の表のようになり、レーザープリンターよりもインク代が安かったです。ただし、インクジェットプリンターはヘッドのクリーニングがしばしば走るので、印刷の使用頻度・印刷枚数の少ない方は、もう少しコストがかかる可能性はあります。

インク代の比較
  新製品 インクジェットプリンター レーザープリンター
Officejet Pro
X451dw
Officejet Pro
X551dw
LaserJet Pro 400
Color M451dn
LaserJet Enterprise 500
Color M551dn
ブラック
インク
カートリッジ
価格 14,070円 11,865 23,940円
印刷可能枚数 約9,200枚 約4,000枚 約11,000枚
1枚あたりのコスト 1.53円 2.97円 2.18円

消費電力

消費電力についても、インクジェットプリンターのほうが低いです。特に稼働時の消費電力は数倍もの差があります。

消費電力の比較
  新製品 インクジェットプリンター レーザープリンター
Officejet Pro
X451dw
Officejet Pro
X551dw
LaserJet Pro 400
Color M451dn
LaserJet Enterprise 500
Color M551dn
消費電力 稼働時 70W 425W 605W
待機時 9.5W 15.2W以下 54W以下
スリープ時 4.5W 4.0W以下 21.6W以下
電源オフ時 0.2W 0.5W 0.3W

印刷品質のチェック

印刷品質は、文書で使う分には十分です。

文字は見やすいですし、カラー印刷もはっきり見えます。

 

ただし、写真印刷にはあまり向きません。ぱっと見た感じでは綺麗ですが、重ね塗りをせず、ワンパスで印刷しているせいか、色によって線が見えることがあります。写真を印刷するなら家庭用のインクジェットプリンターが良いと思います。

ラインナップ

単一機能プリンター

  Officejet Pro X451dw Officejet Pro X551dw
製品画像
印刷速度 最速55枚/分 最速70枚/分
価格 61,950円 73,500円

コピー、スキャン、FAXも可能な複合機

  Officejet Pro X476dw Officejet Pro X576dw
製品画像
印刷速度 最速55枚/分 最速70枚/分
価格 86,625円 97,125円

 

本製品はホームオフィスや中小規模企業向けの製品です。そのため、大規模企業向けのレーザープリンターのように、給紙トレイを3段、4段に増設するようなことはできませんし(2段+手差しはOK)、A3用紙をセットすることもできません。「排紙トレイ/スタッカ」をセットすることもできません。

ただし、小型のオフィス用A4カラープリンターというジャンル内で見ると、印刷速度、コスト、印刷品質と、どの部分を見てもレーザープリンターを選ぶ理由が見当たらないくらいの出来ではないかと思います。

長期間使ったわけではないので耐久性については不明ですが、インクジェットで恐らく最も故障しやすいヘッドが壊れた場合、製品丸ごと交換してくれるそうです(もちろん保守期間内であれば)。

詳細はこちら
メーカーサイト:HP Directplus(HP Officejet Pro X シリーズ) icon