会員登録

今なら抽選でプレゼント実施中!!

当サイトは、パソコン・周辺機器・ソフトの比較サイトです。価格ではなく、機能・性能面について比較しているのが特徴です。

the比較 >  プリンタ/複合機の比較 > HP Officejet 4630

HP Officejet 4630 の実機レビュー

更新日:2014年8月14日

FAX、ADFまで付いて約1万円

HP Officejet 4630は、FAXやADF(自動原稿送り装置)を搭載した複合機プリンターです。もちろん、プリント、コピー、スキャンも可能です。

このように多機能でありながら、価格は 9,800円(税抜)と非常に安価です。

ADF(自動原稿送り装置)があることで、複数枚の原稿をFAXしたり、コピーしたりするときに、非常に便利です。

顔料インクを搭載し、文字の印刷は綺麗です。本体価格が安くても問題なく使用できます。

メーカーサイト:HP ダイレクト(Officejet 4630) icon

※レビュー機はメーカーからの借用品です

特徴 - FAX、ADF搭載で9,800円(税抜)

FAXやADF(自動原稿送り装置)を搭載

HP Officejet 4630は、プリント、コピー、スキャナといった機能に加え、FAXおよびADF(自動原稿送り装置)機能までついた複合機プリンターです。

ADFに複数の原稿をセットし、FAXを実行すれば、自動で複数の原稿を読み取って送信してくれます。ADFはFAXだけに利用できるのではなく、コピーをしたり、スキャンをしてファイルに保存するときにも使用可能です。

両面印刷された原稿を、ADFでスキャンすることも可能です。この場合、一度、すべての用紙の奇数ページをADF読み込んだ後、用紙を手動でセットし直して、すべての用紙の偶数ページをADFで読み込みます。画面の指示通り行えば、ページ順(奇数→偶数→奇数→偶数・・・の順)でファイルに保存されます。

なお、ADFには35枚までセット可能です。


ADF(自動原稿送り装置)

両面印刷も対応

本製品は、両面印刷にも対応しています。ADFと合わせて使えば、片面→両面コピーが簡単に実行できます。


自動両面印刷が可能

ADFを使ったスキャン時間

ADFを使ってスキャンした場合、どのくらい時間がかかるかを計測してみました。8枚のA4の原稿をスキャンする時間を計測したところ、2分52秒かかりました。1枚あたり約22秒でスキャンできたことになります。

※原稿やスキャン設定が異なると時間も変わります。

ADFを使ったスキャン時間
8枚の原稿のスキャン時間 2分52秒 (1枚あたり約22秒)
ADFでカラーのA4原稿8枚を読み込み、PDFファイル(カラー)が完成するまでの時間
スキャン時の設定はデフォルト

価格は9,800円(税抜)

プリント、コピー、スキャン、FAX、ADFの機能を搭載しながら、9,800円(税抜)という価格は、かなり安いです。

安さゆえに省いている機能

ここまで安いと、どこか省いている機能や劣っている機能があるはずです。筆者が気付いたそういった点を下に掲載します。

これらは、あれば便利な機能ではありますが、個人事業主やSOHOが使うには無くても問題ない機能がほとんどです。これらが気にならなければ、買っても後悔しない製品であると思います。

文書印刷のチェック

文書(テキスト文字)の印刷の綺麗さのチェックです。

非常に綺麗な印字です。安価な製品ですが、文書の印刷は全く問題ないでしょう。


文書印刷


文書印刷(拡大)

※Wordの10.5ptの文字をA4用紙に印刷し、カメラで撮影。
※拡大すると粗く見えますが、肉眼で普通の距離で見たときは滑らかな文字です。

写真印刷のチェック

HP Officejet 4630のインクは、ブラックの顔料インクとカラー3色の染料インクとなっており、標準的な色構成です。カラーインクは一体型となっています。

また、どちらかのインクカートリッジを取り外しても印刷することが可能です。例えば、ブラックのインクカートリッジのみ装着し、モノクロ印刷のみすることもできます。


ブラック顔料、3色カラー染料(一体型)のインク構成

 

エプソンやキヤノンの家庭用プリンターは、写真印刷専用のPCソフトが付属しており、そこで写真の管理や、簡易的な画像補正ができますが、HPのプリンターにはそういったソフトが付属していません。Windowsフォトビューアーなどのソフトを使用して印刷する必要があります。

写真印刷をするときは、デフォルトの設定のままだと画質がやや粗いため、「最大DPIで印刷する」のオプションを「はい」にしました。


印刷オプション設定

 

いくつか画像を印刷してみましたが、肌色や薄い色の印刷がやや苦手であるように感じます。鮮やかさが足りず、再現しきれていない色があると感じます。

元々、写真印刷用のプリンターではないため、写真印刷はやや苦手です。


写真印刷

スキャンのチェック

スキャンのチェックです。

CIS方式(1200×1200dpi)の普通のセンサーです。下図は、パソコンからスキャンするときの画面です。補正できる設定項目は少ないです。ただし、前述しましたがADFを搭載しているため、複数枚のスキャンは便利です。


スキャン実行画面

 

下図は雑誌をスキャンし、保存した画像です。綺麗さは普通です。ただ、もう少し手動で補正設定ができたらよかったなとは思います。


雑誌のスキャン

スマートフォンから印刷機能チェック

本製品は、iPhoneやAndroidスマートフォンから印刷することも可能です。

スマートフォンから印刷するにはいくつか方法がります。別途ページを用意しましたので、詳細は「HPのプリントアプリ・サービス」をご覧ください。


スマートフォンからも印刷可能

印刷スピードのチェック

L判の写真と、A4の文書の印刷スピードを計測してみた結果は次の通りです。

文書印刷は速いです。1万円の製品で、このスピードが出れば十分でしょう。

ただし写真印刷は、出力品質を[最大dpi]にして計測しましたが、かなり遅いです。[標準]にした場合は、半分くらいの時間で印刷されます。

印刷スピード(実測)
用紙サイズ 1枚あたりの印刷スピード
L判(写真印刷、出力品質:最大dpi) 2分54秒
A4用紙(文書印刷、カラーあり) 14秒
A4用紙(文書印刷、モノクロのみ) 6秒

騒音値のチェック

騒音値のチェックです。

印刷を実行後、プリンターが給紙するときの騒音値と、印刷しているときの騒音値を計測しました。他のプリンターと比較して、高めの騒音値です。

騒音値(A4用紙印刷時)
  騒音値
給紙時 約69~73dB
印刷時 約55~59dB
※無響室で計測したわけではないため、数値は不正確です。他製品との比較の目安程度にしてください
測定機器:GS-04

外観のチェック

HP Officejet 4630の外観のチェックです。

 

給紙兼排紙トレイです。1段給紙となっています。最大100枚の用紙をセット可能です。

 

A4用紙をセットして、トレイを閉じると、用紙が曲がってしまいます。

また、印刷時にトレイを閉じていると、用紙がグジャグジャになるため、基本的にトレイは出しっぱなしの運用になると思います。

 

排紙トレイのサポートバーは次のように開きます。

 

印刷すると、下図のように用紙が排紙トレイに排紙されます。

 

液晶パネルです。文字のみ表示されます。角度を調節することはできません。タッチしたときのレスポンスは普通です。

 

スキャナ台の下の部分は、光沢の素材が使われています。その他はほとんど非光沢です。

 

背面です。RJ-11モジュラージャック、USB、電源端子があります。

まとめ

以上が、HP Officejet 4630 のレビューです。

プリント、コピー、スキャナといった機能に加え、FAXおよびADF(自動原稿送り装置)機能までついた複合機プリンターです。このようにたくさんの機能を搭載しながら、価格は約1万円と非常に安価です。

文書の印刷は綺麗で、個人事業主や小規模企業が、ビジネス用途で使うには全く問題ないでしょう。

写真の印刷はそれほど綺麗ではなく、印刷スピードも遅いですが、そもそも写真印刷用途の製品ではありません。

詳細はこちら
メーカー直販サイト:HP ダイレクト(Officejet 4630) icon