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エプソン カラリオ EP-807AW/AB/AR の実機レビュー

更新日:2014年12月13日

横幅39cmで設置に便利

EP-807AW/AB/ARは、エプソンの2014年発売モデルの複合機プリンターです。

横幅が39cmしかなくコンパクトです。脇机やインワゴンの上にも置くことができます。設置スペースが限られている方におすすめです。

新モデルでは、排紙トレイに加え、操作パネルと用紙カバーも自動で閉じるようになりました。また、印刷時に前回電源オフ時に使用していた角度まで、操作パネルが自動でチルトするようになりました。

また、本製品を使えば、顔を綺麗に印刷してくれます。 デジカメで撮影したデータを、簡単に「小顔」、「美白」、「スリム」に補正し印刷することができます。6色もの染料インクを用いているため、他のプリンタよりも綺麗です。

型番は、ホワイトが「EP-807AW」、ブラックが「EP-807AB」、レッドが「EP-807AR」となります。ただし、本記事ではこれらを区別せず、基本型番の「EP-807A」で統一することにします。

※レビュー機は当サイトでの購入品です

2014年新モデルの主な新機能

2014年新モデル「EP-807A」の新機能を紹介します。他にも細かな変更点があるとは思いますが、主な新機能は下の通りです。

液晶画面が大画面に

まず、旧モデルのEP-806Aの液晶サイズが3.5型であったのに対し、新モデルのEP-807Aは4.3型となりました。


EP-807Aは液晶画面が大画面に

 

液晶が大きくなったことで、空いたスペースに「排紙トレイ」や「ネットワーク」ボタンが追加されました。今までは、用紙が無くなって補充するときに、手動で排紙トレイを戻していましたが、自動で可動する部分を無理やり手で収納することに少し抵抗がありました。「排紙トレイ」ボタンが出来たことで、自動で排紙トレイが収納されるようになりました。


「排紙トレイ」ボタンが追加。排紙トレイの開閉が可能

前面デザインが変更

前面のデザインも少し変わっています。旧モデルのEP-806Aはパネルの下に手を入れる溝がありましたが、EP-807Aはほぼフラットになりました。パネルの角度を変えるときは、銀色の金具の部分が動くので、そこに手を入れてパネルを引き出します。


前面デザインの比較


銀色の金具部分に指を入れて、パネルの角度を調整可能

操作パネルや用紙カバーも自動収納

旧モデルでは、印刷時に排紙トレイが自動オープンし、電源オフ字は自動で収納されました。しかし、操作パネルについては、電源オフ時に自動で収納されず、印刷時も決まった角度でしかオープンしませんでした。また、用紙カバー(操作パネルの下にあるカバー)も自動で収納することは出来ませんでした。

一方、新モデルのEP-807Aでは、電源オフ時に、排紙トレイ、操作パネル、用紙カバーのすべてを収納するようになりました。また、印刷時は、前回電源オフ時に使用していた角度まで自動でチルトするようになり、毎回好きな角度へ調節するのを省けるようになりました。


自動収納トレイ/パネル


自動オープントレイ/パネル

フォトブック印刷

とじ位置を指定したり、レイアウトを指定したりしたフォトブック印刷機能が追加されました。写真屋さんで撮影してもらったとき付いてくる(もしくはオプション購入する)フォトブックを自分で作成することができるようになりました。




フォトブック印刷

カメラでコピー

カメラで撮影後、すぐに印刷する「Epsonカメラでコピー」アプリが追加されました。


カメラでコピー

インクの型番が変更

旧モデルまではIC6CL70(増量インクはIC6CL70L)というインクでしたが、EP-807AではIC6CL80(増量インクはIC6CL80L)というインクへ変わりました。ただし、どのようにインクが変わったのかは不明です。旧モデルとEP-807Aと印刷写真を観比べてみましたが、差は特に感じませんでした。

その他の従来モデルからの特徴

横幅わずか39cm

横幅がわずか39cmしかなく、コンパクトです。多くの脇机やワゴンの幅は約40cmですが、本製品はその上にはみ出ることなく設置することが可能です。

背面給紙に対応

前面2段給紙に加えて、背面の手差し給紙にも対応しています。厚手の紙などを印刷するときに便利です。

「ナチュラルフェイス」補正で人物がより美しく

「ナチュラルフェイス」という顔を美しく印刷してくれる機能があります。具体的は、顔を小顔にしたり、美白にして印刷することができます。PhotoShopなどの画像編集ソフトを使用しなくても、簡単に補正できるので便利です。

小顔補正
ナチュラルフェイス補正の例

写真印刷のチェック

6色染料インクで高い色再現性

他社の複合機は、マゼンダ、シアン、イエローの3色、またはブラックを追加した4色インクで構成されている場合が多いです。EP-807Aは、この4色に、さらに2本のインクを加え、合計6色もの染料インクを使っています。追加されている2色は、ライトマゼンダとライトシアンです。この2色により、通常のプリンターでは表現の難しい肌色や、薄めの色の再現性が向上しています。


6色染料インク搭載

 

実際にいくつか印刷してみましたが、非常に綺麗です。


写真印刷が綺麗

オートファイン!EXで綺麗に印刷

デフォルトでは、「オートファイン!EX」と呼んでいる補正機能がオンになっており、写真をより鮮やかで綺麗に印刷してくれます。また、逆光や色かぶり等が起こっている画像も自動で補正してくれます。

多くの写真は、オートファイン!EXを「オン」にしても、それほど大きく違いませんが、ちょっと失敗した写真や、安いカメラで撮影した写真などは、オートファイン!EXを「オン」にしていることで、綺麗に見やすく印刷されることがありました。

下図は、オートファイン!EXを「オフ」にしたときと「オン」にしたときで印刷した写真です。「オン」にしたほうが、一番上の写真の空の色や、二番目の写真の梅の花びらなどが鮮やかになっているのが分かります。また、一番上の写真の森の部分や、三番目の写真の暗く見えづらいところは、明るく補正され見やすくなっているのが分かります。






オートファイン!EX オフとオンの比較
※なお、お使いの液晶ディスプレイの性能によって、色合いは変わってきます

 

ただ、写真によっては補正が強すぎるケースも、たまにありました。そういった場合は「オートファイン!EX」をオフにするとよいでしょう。

文書印刷のチェック

文書(テキスト文字)の印刷の綺麗さのチェックです。

染料インクであるため、顔料インクに比べるとやや色が薄く、ぼやけた印象を受けますが、十分綺麗です。

ただし、印字部分は用紙が柔らかくなりやすいので、イラストの多い(色が塗られている部分が多い)文書を両面印刷する場合は、紙詰まりなどが発生しやすい印象を受けます。


文書印刷


文書印刷(拡大)

※Wordの10.5ptの文字をA4用紙に印刷し、カメラで撮影。

スキャンのチェック

パソコン上からスキャンをする場合は、「EPSON Scan」というソフトを使用します。

ボタン1つ押すだけでスキャンできる「全自動モード」、原稿の種類などを選べる「ホームモード」、細かい補正内容を自分で設定できる「プロフェッショナルモード」が用意されています。


↑全自動モード

↑ホームモード


↑プロフェッショナルモード

 

PC雑誌をスキャンしたときの画像を下に掲載します。綺麗にスキャン出来ています。


雑誌のスキャン(ホームモード - 雑誌でスキャン)

印刷スピードのチェック

L判の写真と、A4の文書の印刷スピードを計測してみた結果は次の通りです。

L判の写真印刷が非常に速いです。A4用紙の文書印刷も比較的速いです。

ただ、スタートボタンを押した後、1枚目が印刷されるまで少し時間がかかります。この時間は10~40秒とムラがあります。2枚目以降は下の表の速度で印刷できます。

なお、これは筆者の環境での結果であって、画像の種類、印刷品質などの環境によって結果は変わってきます。

印刷スピード(実測)
用紙サイズ 1枚あたりの印刷スピード
L判(写真印刷) 17秒
A4用紙(文書印刷、カラーあり) 8秒
A4用紙(文書印刷、モノクロのみ) 8秒

スマートフォンから印刷機能チェック


スマートフォンなどからダイレクトプリント可能

エプソンでは、スマートフォンやタブレット等から、LAN経由でもインターネット経由でも印刷できるEpson Connectというサービスを展開しています。

他社と比較して、スマートフォンからできることが多いです。

Epson Connectを含むモバイル&クラウドサービスについての詳細は別ページの「エプソンのモバイル&クラウドサービス」(2013年12月の記事です。今は、機能が少し増えています)をご覧ください。

外観のチェック

EP-807Aの外観のチェックです。

本機のカラーはレッドです。やや落ち着いた赤い色でした。

 

下段の給紙トレイです。L判、ハガキ、KG、2L、ハイビジョン、A5、B5、A4などをセットできます。

 

上段の給紙トレイです。L判、ハガキ、KG、2L、ハイビジョンをセットできます。

 

手差しの給紙トレイです。

排紙トレイです。

 

下段の給紙トレイの裏に、レーベル印刷用のトレイが収納されています。下段トレイを丸ごと取り出さなくても、レーベル印刷用トレイのみ取り出すことができます。

 

メモリカードスロットの挿入口です。カードを挿したままカバーを閉じることはできません。

 

スキャナ台のカバーは、少し上に浮く(伸びる)ようになっています。これにより、厚い書籍でもスキャンしやすいようになっています。

 

背面です。電源ケーブルの差し込み口はひっこんでいる、プリンターを壁いっぱいまで寄せて設置することが可能です。

 

有線LAN、USB(PC接続用)ポートです。

まとめ

以上が、エプソン カラリオ EP-807Aのレビューでした。

旧モデルと比較すると、それほど大きな変化はありませんが、より"全自動"で排紙トレイ、操作パネル、用紙カバーがオープン/クローズするようになったと思います。

横幅が39cmしかないため、プリンターの設置スペースをあまりとれない方におすすめです。約40cmの脇机やインワゴンにもはみ出さずに設置できます。

合計6色の染料インクを搭載し、写真の印刷が非常に綺麗です。専用ソフトなしに補正を簡単に行うこともできます。写真印刷を中心に考えている方にもおすすめです。

また、他社のプリンターに比べて、スマートフォンから出来ることが多いです。スマートフォンやタブレットから印刷をする方にも本製品はおすすめです。

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※本体はブラック、ホワイト、レッドの計3色あります