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東芝 dynabook R631(2011年秋冬モデル)の実機レビュー

更新日:2011年12月15日

後継機種のR632が発売されました。詳細は「dynabook R632のレビュー」をご覧ください。

満足度の高いウルトラブック

dynabook R631は、PCが高速起動し、バッテリ駆動時間も比較的長く、入出力ポート類も充実した薄型・軽量13.3型ウルトラブックです。

WiMAX、指紋認証、キーボードバックライトなど、モバイルユーザーには便利な機能も標準搭載しています。

Microsoft Office Home & Business 2010 を搭載しているのも嬉しいです。

発売前は価格が高いと噂されていましたが、いざ発売されてみるとそれほど高くありませんでした。 本機の装備と、Officeが搭載されていることを考えれば、安いほうだと思います。

メーカーサイト:dynabook R631

目次

dynabook R631 の基本スペック

本機の基本スペックを紹介します。※2011年12月15日現在の情報です。

CPU
店頭モデルはCore i5-2467Mで、WebオリジナルモデルはCore i7-2677Mです。
グラフィックカード
CPU内蔵(インテルHDグラフィックス)です。

液晶ディスプレイ
13.3型ワイド(1366x768)の光沢液晶ディスプレイです。
メモリ
4GBのメモリを搭載しています。
 
ハードディスク
HDDは非搭載です。
 
SSD
128GBのSSDを搭載しています。
 
光学ドライブ
内蔵光学ドライブは非搭載です。
 

バッテリ駆動時間
バッテリ駆動時間は、メーカー仕様で、約9時間です。実測値は後述します。

特長1 - 極薄ボディ


ゴム足を含めた高さの実測は約19mm

本機は、ボディが非常に薄いです。

メーカーの仕様では、8.3~15.9mmの薄さです。

ゴム足を含めて実測してみても、最厚部で約19mmという薄さでした。

特長2 - 約1.1kgと超軽量

重量も軽いです。実測してみたところ、本体は1107gでした。今までZENBOOK UX21UX31Aspire S3とレビューしてきましたが、その中で最も軽かったです。

ACアダプタの重量は、237gとこちらも軽量です。


重量の実測結果

特長3 - 東芝「高速スタート」で素早くPC起動

dynabook R631は、約15秒で起動する「高速スタート」という機能を搭載しています。

また、Intel Rapid Start Technology(Intel RST)という機能にも対応しています。スリープを実施すると、一定時間後に自動で休止状態へ移行し、この休止状態から約10秒で高速起動することが可能です。

ここでは、こららの高速スタートやIntel RSTによる高速復帰を含めた起動・停止まわりの時間を計測してみました。下の表が結果の一覧です。

PC起動時間など
テスト内容 時間
通常停止/起動 PC停止時間 約15秒
PC起動時間 約18秒
高速スタートモード停止/起動 高速スタートモードで停止 約24秒
高速スタートモードで起動 約16秒
スリープ移行/復帰 スリープへの移行時間 約5.5秒
スリープからの復帰時間 約2秒
スリープから自動で休止状態へ
移行した後の復帰時間
約10秒
PC起動時間は、電源ボタンを押してからデスクトップ画面が表示されるまでの時間

「高速スタートモードで起動」させたときの結果について

「高速スタート」させるには、通常のシャットダウンではなく、下図のようにスタートメニューから、「高速スタートモード」を選択して停止する必要があります。起動するときは通常通り電源ボタンを押すだけです。高速スタートさせたときの起動時間は、実測で約16秒と確かに速かったです。

ただし、「高速スタートモード」を選択して停止させた場合は約24秒かかり、通常のシャットダウン(約15秒)よりも遅くなりました。また、通常のPC起動時間を実測したところ、約18秒と(高速スタートには及ばないものの)割と速かったので、個人的には、通常の起動・シャットダウンでも良いような気がしました。ただし、アプリを入れたり使い込んでいくうちに、高速スタートと通常起動の差は大きくなっていくかもしれません。


「高速スタート」させたいときは、スタートメニューから「高速スタートモード」を選択してPCを休止する

「スリープから自動で休止状態へ移行した後の復帰時間」について

本機は、Intel Rapid Start Technologyによりスリープを実行すると、休止状態へ移行します。さらに、この休止状態からの復帰が非常に速いです。実測したところ、約10秒でした。ただし、スタートメニューから直接「休止状態」を選択すると、復帰時間は約18秒でした。Intel Rapid Start Technologyによって、「スリープ実行 → 自動で休止状態へ移行」が実行されないと高速復帰はしないようです。

なお、スリープを実行してから、 自動で休止状態へ移行するまでの時間はデフォルトで2時間ですが、変更することも可能です。BIOS起動後、下図の画面を表示します。10分、2時間、5時間、24時間の中から選択できます。


Intel Rapid Start Technologyによるスリープから休止状態への移行時間の設定

SSDのベンチマーク

以上の高速起動/復帰については、SSDを活用することで実現しています。そこでSSDのベンチマーク結果を掲載します。

下図は、SSDのCrystalDiskMarkのベンチマーク結果です。そんなに速いSSDを搭載しているわけではありません。シーケンシャルライトにおいては、一般的なハードディスクよりもスコアが低いです。

なお、店頭モデルもWebオリジナルモデルも、SSDの型番(THNSNB128GMCJ)は一緒でした。


dynabook R631のSSDと、一般的なノートPCのHDDのベンチマーク比較

特長4 - WiMAX内蔵


WiMAX内蔵

本機はWiMAXを内蔵しています。WiMAXを内蔵しているウルトラブックは、今のところdynabook R631のみです。

電車などでネットに接続したい方には便利です。

特長5 - 様々な耐久テストをクリア


体重70kg以上の筆者が踏んでも大丈夫

下記の耐久テストをクリアしているそうです。

筆者も、簡単なテストではありますが、本体を踏んでみました。筆者は体重が70kg以上ありますが、特に故障はしませんでした。

液晶ディスプレイのチェック

液晶ディスプレイのチェックです。

搭載されていたパネルは、不明です。

ノートPCにありがちな青みの強い液晶ですが、モバイルノートはこんなものでしょう。非光沢液晶なので映り込みがない点は良いです。


正面からの画像

 

詳細を見ていきます。

視野角は良くないです(普通のノートPC並み)。


視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線を確認すると、青色が大きく低めに調整されています。また、赤色は明部が低めにそれ以外は高めに調整されています。そのため実際の画面は、全体的に青味が強く、また明るめの赤はやや薄めの発色になっています。
※同じパネルでも調整具合はやや異なります。また異なるパネルが搭載される可能性もあります


ガンマ補正曲線
※ i1 BASIC PROで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2
※見方の詳細については、miyahan.com様、DOS/V Power Report様のページをご確認ください

 

色域のチェックです。やや狭い色域ですが、多くのモバイルPCは、こんなものです。


ガモット図(a*b*平面)
左図はsRGBとの比較で、右図はadobe RGBとの比較
※ i1 BASIC PROでICCプロファイルを作成後、ICCViewでグラフを作成

 

画素の拡大図です。ノングレア処理面は比較的滑らかです。実際の画面にギラツキはあまり感じません。


画素の拡大図
※マイクロスコープ(FS-SST240 )で撮影

キーボードとタッチパッドのチェック

キーボードのチェックです。

打ってみた感想としては、打ちやすくはないですが、慣れれば気にならなくなる範囲だと思われます。ENTERキーが大きくて良いのですが、打つと、やや安っぽい音がします。

キーピッチの実測値は、横が19mm、縦が16.5mmです。縦のキーピッチがやや狭いです。

キーストロークの実測値は約1.2mmと浅めです。キートップはほぼフラットです。


キーボード全体図


キーの拡大図

 

タッチパッドは、手をホームポジションに置いた時に、両手のちょうど中央に位置します。大きさも、小さすぎず大きすぎず、ちょうど良いため、誤って手が触れてしまうことが少ないです。

クリックボタンも独立しており押しやすいです。クリックボタンの間には指紋認証装置も搭載しています。


タッチパッド

 

キーボードバックライトを搭載し、暗闇の中でもキーを打てます。別のPCですが、計画停電があったときは、キーボードバックライトがかなり役立ちました。


キーボードバックライト搭載

総合ベンチマーク

dynabook R631の各種ベンチマークの結果です。

Core i5-2467Mを搭載した店頭モデルと、Core i7-2677Mを搭載したWebオリジナルモデルのスコアを掲載します。

両者のCPU関連のスコアを見ると、Webオリジナルモデルのスコアほうが店頭モデルのスコアよりも、約1.2~1.3倍程度良いです。

Windows エクスペリエンス インデックス

PassMark Performance Test 7.0

3DMark06(1.2.0 1901)


1280x720で実行

PCMARK7 v1.0.4

動画のエンコード時間のチェック


ペガシス TMPGEnc Video Mastering Works 5

TMPGEnc Video Mastering Works 5 による動画のエンコード時間のチェックです。

x264でエンコードしたときは46分47秒、クイック・シンク・ビデオでエンコードしたときは16分48秒でした。

ノートPCとしては、普通の処理時間だと思います。

※クイック・シンク・ビデオとは、CPU内蔵のグラフィックスのエンコードエンジンで、動画変換を高速に行う機能


TMPGEnc Video Mastering Works 5 によるエンコード時間
エンコード方法 店頭モデル(Core i5-2467M)の
エンコード時間
Webオリジナルモデル(Core i7-2677M)のエンコード時間
x264でエンコード 46分47秒 40分52秒
クイック・シンク・ビデオでエンコード 16分48秒 14分38秒
AVCHDの動画(ファイルサイズ:1.54GB、再生時間:約13分、解像度:1920x1080)を、
iPhone 4で視聴可能なMPEG-4 AVC(解像度:1280x720)へ変換

カードリーダー/ライターのチェック


SDカード挿入後の外観

カードリーダー/ライターのチェックです。

カードスロットは本体の左側面にあります。挿入後、出っ張りはありません(右図)。奥へさらに押すとカードが出てくるので、取り出しやすいです。

対応しているカードは次の通りです。

対応カード SD(SDHC、SDXC含む)

 

カードリーダー/ライターのCrystalDiskMarkのベンチマーク結果です(下図)。結果を見ると、かなり高速です。


使用カード:SanDisk Extreme Pro SDHC UHS-I


使用カード:Panasonic SDHC UHS-I
カードリーダーのベンチマークテスト結果

バッテリ駆動時間のチェック


バッテリ駆動時間の実測値は5時間02分

バッテリ駆動時間のチェックです。

ハードディスクへ保存したDVD画質相当の動画を再生させ、バッテリ駆動状態にしてから、休止状態に入るまでの時間を計測しました。

その結果、5時間02分で休止状態へ移行しました。

現在発売中のウルトラブックの中では長いほうです。(用途によりますが)出張でも安心できる範囲の駆動時間です。

※店頭モデルでのテスト結果です

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