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東芝 dynabook KIRA VZ73/Tの実機レビュー

更新日:2015年10月27日
更新日:2016年03月08日

液晶が見やすくバランスも良い

dynabook KIRA VZ73/Tは、液晶が見やすく、重量、バッテリー駆動時間などのバランスも良い13.3型モバイルノートパソコンです。

液晶は非光沢のフルHDパネルを搭載しており、視野角が良く、色域も広く、色調整もとられており、非常に見やすいです。また、プリセットのカラーモードも用意されており、色設定を簡単に変えることが可能です。

メーカーの仕様では、重量が約1.10kgと軽く、バッテリー駆動時間も最大16時間(JEITA2.0)と長く、マグネシウム合金のボディで堅牢性も高く、モバイルノートパソコンとしてバランスが良いです。


※レビューは旧モデルのVB73で行っています。当サイトの購入品です。

目次

dynabook KIRA VZ73/Tの基本スペック

WebオリジナルモデルのVZ73/Tの基本スペックです。

同じボディでスペックが異なるVZ63/Tと、店頭モデルも合わせて掲載します。

dynabook KIRA V73、V63シリーズの比較
  Webオリジナルモデル 店頭モデル
VZ63/T VZ73/T V63/T V73/T
CPU Core i5-5200U Core i7-5500U Core i5-5200U Core i5-5200U
SSD 128GB 256GB / 512GB 128GB 256GB
MS Office あり or なし あり or なし あり あり
メモリ 8GB
液晶 13.3型ワイド 非光沢(1920x1080)
バッテリー駆動時間 約16.0時間
重量 約1.10kg

 

これ以降のレビューについては、旧型番のdynabook KIRA VB73で実施しています。ただし、OSがWindows 8.1であること以外はVZ73/Tとスペックは一緒であるため、特性についてもほぼ変わりありません。

特徴1- 色調整済みで、5つのプリセットも用意

本製品は、液晶1台ごとに色調整されており、さらに「Chroma Tune for Toshiba」で、プリセットされた5つのカラーモードを変更可能です。

カラーモードには、Technicolor、Cool、Warm、Rec.709、Nativeが用意されており、それぞれ色温度およびガンマ値が異なる値で調整されています。ソフトを起動し、ボタンを押すだけで切り替えられます。

専用の液晶ディスプレイにはこのような機能を持った製品がありますが、ノートパソコンでは珍しいです。個人的には文書を読むときに眼が疲れにくい「Warm」のカラーモードがあるのが嬉しいです。


Chroma Tune for Toshiba


各カラーモードの説明

特徴2 - 長いバッテリー駆動時間

バッテリー駆動時間のチェックです。

フリーソフトでバッテリー容量を確認すると51,504mWhでした。

メーカーが公表しているJEITAバッテリー動作時間測定法(Ver2.0)での駆動時間は、最大16時間となっています。当サイトでも、以下の方法でバッテリーを計測してみましたが、下表の通り、長い駆動時間でした。

バッテリー駆動時間
  バッテリー駆動時間
動画再生時 ※1 11時間15分
PCMark 8 Home のバッテリーライフテスト ※2 5時間32分
PCMark 8 Work のバッテリーライフテスト ※3 7時間02分
※画面輝度は約120cd/m2で計測
※1 ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
※2 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、画像編集、ビデオチャット、軽いゲームなどを実行
※3 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャットなどを実行

特徴3 - 比較的軽量

本製品は、メーカー公表値で約1.10kgと軽量なノートパソコンです。

実測値はさらに軽く1.081kgでした。また、ACアダプターも軽く、実測値で202gしかありません。PC本体とACアダプターの両方を足しても、1.283kgという軽さです。


重量の実測結果

特徴4 - 高い堅牢性

本製品は、(主観も入っていますが)他の製品よりも堅牢性の高いモバイルノートパソコンだと思います。

ボディはマグネシウム合金を採用。さらに、バスタブ構造の底面、フレームレスのキーボード、ハニカムリブ構造のパームレスト、プレス加工の天板を採用し、剛性を高めています。

他社の薄型・軽量のモバイルノートパソコンは、本体を両手で持ってひねると、歪んでしまうことが多いのですが、本製品はそういった歪みがあまり発生しません。※ただし、本体が歪んでも基盤は歪まないように工夫をしている製品もあるため、歪んでも堅牢性が低いというわけではありません。


高い堅牢性

液晶ディスプレイのチェック

液晶ディスプレイのチェックです。

色調整もとられており、色域も広く、ギラつきもなく非常に見やすい液晶です。液晶の見やすさを重視するなら、本製品がおすすめです。

以下、詳細です。

まず、最大輝度は、実測で312cd/m2です。

視野角も良いです。メーカーサイトに記載はないですが、視野角と画素形状から察すると、IPSまたはIPS相当の液晶だと思われます。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

前述したように、液晶1台1台が色調整されています。また5つのカラーモードが用意されており、コンテンツによって色設定を変えることが可能です。


Chroma Tune for Toshiba

 

色域は広いです。sRGBをほぼすべてカバーしています。


ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

 

画素形状は下図の通りです。ギラつきもほとんどありません。


 

非光沢液晶ですので、画面への映り込みも低減されています。


画面への映り込み

キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。

キーピッチの実測値は、横19mm、縦17mmです。縦のキーピッチがやや狭いのが残念ですが、慣れればそれほど気にはなりません。キーストロークは1.5mmとメーカーサイトに書かれており、最近のモバイルノートパソコンとしては普通です。キートップはやや滑りますが、わずかに凹んでいるため指のフィット感は悪くありません。


キーボード全体図


キーの拡大図1


キーの拡大図2

 

キーボードバックライトも搭載しています。


キーボードバックライト

 

タッチパッドの指の動かしやすさは普通です。クリックボタンはタッチパッドと一体型ですが、比較的軽い力で押すことができます。


タッチパッド

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

UシリーズのCPUに、SSDを搭載し、モバイルノートパソコンとしては標準的な処理性能です。ただし、第6世代のインテルCPUではなく、第5世代のインテルCPUとなっており、若干性能や消費電力等が劣りますが、そこまで大きな差はないです。

Core i7-5500U、8GB メモリ、256GB SSDを搭載した本製品のベンチマーク結果は次の通りです。

PassMark Performance Test 8.0

3DMark


※ FIRE STRIKE:高性能GPU向け、SKY DIVER:ミドルレンジGPU向け、
CLOUD GATE:一般ノート向け、ICE STORM:タブレットやスマホ等のモバイル向け

PCMark 8 - Home accelerated

動画のエンコード時間

TMPGEnc Video Mastering Works 5 によるエンコード時間
  Core i7-5500U
x264でエンコード 26分35秒
クイック・シンク・ビデオでエンコード 10分45秒
AVCHDの動画(ファイルサイズ:1.54GB、再生時間:約13分、解像度:1920x1080)を、
iPhone 4で視聴可能なMPEG-4 AVC(解像度:1280x720)へ変換

ストレージのベンチマーク


256GB SSD(CrystalDiskMark 4 で計測)

薄さのチェック

薄さのチェックです。

当サイトで、dynabook KIRA VB73のゴム足を含めた高さを実測した結果は、約21mmでした。ゴム足を含めても比較的薄いです。


高さを実測

カードリーダー/ライターのチェック

内蔵カードリーダー/ライターのチェックです。

SDカード挿入後の出っ張りがあります。


SDカードスロットの位置

 

速度はあまり速くありません。なお、CrystalDiskMarkのバージョン4のソフトで計測しています。


SDカードのベンチマーク(UHS-Ⅰのカードで測定)

 

 

 

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