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東芝 dynabook R93(2015年春モデル)の実機レビュー

更新日:2015年2月10日

高性能CPU搭載モバイルPC

dynabook R93は、MQシリーズのCore i7-4710MQを搭載した高性能モバイルノートパソコンです。クアッドコアのCPUで処理性能が非常に高いです。モバイル用とメイン用を、これ1台で済ますことができます。

最近は、低消費電力である代わりに処理性能が劣るUシリーズのモバイルノートパソコンがほとんどなので、本製品のような高性能志向のモバイルPCは貴重です。

色域が広くギラつきも少ない非光沢フルHD液晶を搭載し、画面が見やすいです。

また、指先の圧力でマウスポインタを操作するアキュポイントや、光学ドライブ、VGAポート、LANポートといったポートも搭載しています。

dynabook R83、R73もストレージや光学ドライブなどが違うだけで、外観等は同じであるため、本レビューは参考になると思います。

メーカーサイト:
東芝ダイレクト(dynabook R93,R83,R73) icon

※レビュー機はメーカーからの貸出機です。

目次

dynabook R93(2015年春モデル)の基本スペック

主な仕様は次の通りです。特徴的な部分は赤字にしています。※2015年春 Webオリジナルモデルの情報です。このモデル以外はスペックが異なりますのでご注意ください。

CPU
第4世代インテルプロセッサー、クアッドコアのCore i7-4710MQです。
グラフィックカード
CPU内蔵のインテル HD グラフィックス 4600です。
液晶ディスプレイ
13.3型ワイド非光沢液晶です。解像度はフルHD(1920x1080)です。
メモリ
8GBです。
 
ストレージ
256GB SSDです。
 
光学ドライブ
ブルーレイディスクドライブです。
 
バッテリー駆動時間
標準バッテリーパック装着時で約11時間です(JEITA2.0測定法)。
その他
薄さ18.3~43.9mm、重量約1.43kgです。
 

dynabook R73、R83、R93の比較

2015年春モデルのdynabook Rシリーズには、R73、R83、R93というモデルがあり、またそれぞれWebオリジナルモデルと店頭モデルがあります(ただしR93はWebオリジナルモデルのみ)。

これらのモデルの違いを簡単に説明します。

まずWebオリジナルモデルのR73、R83、R93は、ストレージと光学ドライブが異なります。ストレージはハイブリッドHDDまたはSSD、光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブまたはブルーレイディスクドライブが搭載されており、モデルによって組み合わせが異なります。また、その組み合わせで、バッテリー駆動時間と重量も異なってきます。

店頭モデルのR73とR83はストレージと光学ドライブの他にメモリ容量も異なります。

Webオリジナルモデルと店頭モデルの違いは、Webオリジナルモデルのほうが若干ハイスペックで、SSDを搭載したR93も存在します。また、指の圧力でマウスポインタを操作する「アキュポイント」もWebオリジナルモデルのみ搭載しています。さらにWebオリジナルモデルはMicrosoft Officeを選べるのに対し、店頭モデルはMicrosoft Officeが必ず搭載されます。

今回は、Webオリジナルモデルのdynabook R93をレビューしていますが、他のモデルも参考になると思います。

dynabook Rシリーズの比較
  Webオリジナルモデル 店頭モデル
R73 R83 R93 R73 R83
アキュポイント あり なし
メモリ 8GB 4GB 8GB
ストレージ 1TB ハイブリッドHDD 256GB SSD 1TB HDD 1TB ハイブリッドHDD
光学ドライブ DVD ブルーレイ ブルーレイ DVD ブルーレイ
バッテリー駆動時間 約10.5時間※ 約10.5時間※ 約11.0時間※ 約10.5時間 約10.5時間
重量 約1.52kg 約1.53kg 約1.43kg 約1.51kg 約1.53kg
※ オプションで大容量のバッテリパック91AQも用意されており、R73、R83は約15時間、R93は約16時間となります

特徴1 - モバイルPCでありながら高性能CPU搭載

最近のモバイルノートパソコンは、バッテリー駆動時間を延ばすために、低電圧版のUシリーズのCPUを搭載しているケースが多いです。しかし、本製品は高性能なMQシリーズのCore i7のCPUを搭載し、処理性能が非常に高いです。

下の表は、本製品に搭載されているMQシリーズのCore i7-4710MQと、一般的なモバイルノートPCに搭載されるUシリーズのCore i7-5500Uを比較した表です。Core i7-4710MQのほうが結果が良いことが分かります。

 

CPUのベンチマークの比較
  [本製品] dynabook R93 dynabook KIRA V73
第4世代インテルCPU
Core i7-4710MQ
第5世代インテルCPU
Core i7-5500U
Passmark CPU ベンチ 7259 4502
エンコード時間(x264) 15分17秒 27分42秒

 

ただし、Core i7-4710MQは、第4世代のインテルCPUです。最新のモバイルノートには第5世代インテルCPUが搭載されていますが、グラフィックスのスコアに関しては、第5世代インテルCPUのほうが良いです。

 

グラフィックスのベンチマークの比較
  [本製品] dynabook R93 dynabook KIRA V73
第4世代インテルCPU
Core i7-4710MQ
(インテル HD グラフィックス 4600)
第5世代インテルCPU
Core i7-5500U
(インテル HD グラフィックス 5500
3DMark ICE STROM EXTREME 29379 36654
ICE STROM 43939 54566
※1 このスコアは、PassMark様のサイトから引用しております。スコアは日々更新されています

 

また、高性能CPUである代わりに、消費電力が高くなります。そのため、バッテリー駆動時間が短くならないように、dynabook R93は大きな容量のバッテリーを搭載しています。その影響で、重量は一般的なモバイルノートパソコンよりも、やや重くなっています。

特徴2 - 光学ドライブも搭載

ボディの薄型化が進み、また外出時の必要性の少なさから、光学ドライブを搭載しないモバイルノートパソコンが増えてきました。しかし、本製品は珍しく光学ドライブを搭載しています。

外出先でも光学ドライブを使用する方や、自宅でも外出先でも、これ1台で済まそうと思っている方にとっては便利だと思います。


光学ドライブ搭載

特徴3 - 見やすい非光沢フルHD液晶搭載

本製品は、"非光沢"液晶を搭載しており、画面への映り込みが少なく、作業しやすいです。後述しますが、視野角も良く、色域も広く、ギラつきもほぼなく、見やすい液晶です。

また、解像度はフルHD(1920x1080)となっています。これより高解像度な液晶だと、文字がかなり小さくなりスケーリング設定の拡大率をかなり上げなければならず、逆にこれより低い低解像度だとデスクトップの情報量が少なくなります。

フルHDなら、スケーリング設定を100%にしても作業可能な方も多いと思います。文字が小さいと感じる方でも、125%程度ならレイアウトの崩れも少ないです。

なお、解像度とスケーリングと文字の大きさについての詳細は、「高DPI液晶搭載PCのメリット・デメリット」をご覧下さい。


視野角も良く、色域も広く、ギラつきもほぼない非光沢フルHD液晶搭載

特徴4 - LANやVGAポートも搭載

最近のモバイルノートPCでは省略されることが多いLAN、VGAのポートも搭載しています。特にビジネスではLANやVGAポートは使うため嬉しいです。


多くのポートを搭載

特徴5 - アキュポイント搭載

dynabook R93は、キーボード中央にある突起物「アキュポイント」も搭載しています。

指先で圧力をかけることにより、マウスポイントを移動させることができます。手をキーボードのホームポジションに乗せたままマウスポインタを動かせるので便利です。やや固いため長時間使うと指が痛くなりやすいですが、短時間なら問題ありません。

クリックするときは、タッチパッド上部のボタンを使います。ただ、このボタンが斜めになっており、やや押しにくいです。ボタンは平らなほうがよかったです。

なお、アキュポイントが搭載されているのは、メーカー直販サイト「東芝ダイレクト」で販売されているWebオリジナルモデルのみです。店頭モデルには搭載されていないためご注意ください。


アキュポイントおよびアキュアポイント用クリックボタン


アキュポイントの拡大図


アキュポイント用クリックボタンの拡大図

液晶ディスプレイのチェック

液晶ディスプレイのチェックです。

色調整もとられており、色域も広く、ギラつきもなく非常に見やすい液晶です。液晶の見やすさを重視するなら、本製品はおすすめです。

 

以下、詳細です。

まず、最大輝度が実測で318cd/m2と高いです。

視野角も良いです。メーカーサイトに記載はないですが、視野角と画素形状から察すると、IPS液晶だと思われます。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線を確認すると、若干、青と緑が下げ調整ですが、ほぼ1:1の直線です。比較的、自然な発色であることが分かります。


ガンマ補正曲線
※ i1Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2
※見方の詳細については、miyahan.com様、DOS/V Power Report様のページをご確認ください

 

色域は広いです。sRGBをほぼすべてカバーしています。


ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

 

画素形状は下図の通りです。ギラつきもほとんどありません。


 

非光沢液晶ですので、画面への映り込みも低減されています。


画面への映り込み

キーボードとタッチパッドのチェック

キーボードのチェックです。

キーピッチの実測値は、横19mm、縦17mmです。横のキーピッチは十分ありますが、縦のキーピッチはやや短めです。キーストロークは1.2~1.5mmの間です。普通のノートPCよりは浅いですが、最近のモバイルノートパソコンの中では普通のキーストロークです。キートップはやや滑りますが、わずかに凹んでいるため指のフィット感は悪くありません。


キーボード全体図


キーの拡大図1


キーの拡大図2

 

バックライトキーボードも搭載しています。


バックライトキーボード搭載

 

タッチパッドの使いやすさも普通です。クリックボタンはやや固いです。

前述しましたが、アキュポイント用クリックボタンが斜めになっている部分に配置されています。タッチパッド下の金属部分を別のところへ持っていき、タッチパッドおよびアキュポイント用クリックボタンをもっと下げたほうが操作しやすいと思いました。アキュポイント用クリックボタンがない店頭モデルのデザインをベースにしたため、このような配置になったのでしょう。


タッチパッド

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

前述したとおり、末尾がMQシリーズの第4世代インテルCPUを搭載し、CPU処理性能は非常に高いです。ただし、CPU内蔵グラフィックスは第5世代インテルCPUのほうが良いため、(軽めの)ゲームもしたいなら、CPU処理性能が劣ってもUシリーズの第5世代インテルCPUのほうが良いと思います。

Core i7-4710MQ、8GBメモリ、256GB SSDの構成での各ベンチマーク結果は次の通りです。

PassMark Performance Test 8.0

3DMark


※ FIRE STRIKE:高性能GPU向け、SKY DIVER:ミドルレンジGPU向け、
CLOUD GATE:一般ノート向け、ICE STORM:タブレットやスマホ等のモバイル向け

PCMark 8 - Home accelerated

動画のエンコード時間

TMPGEnc Video Mastering Works 5 によるエンコード時間
  Core i7-4710MQ
x264でエンコード 15分17秒
クイック・シンク・ビデオでエンコード 8分47秒
AVCHDの動画(ファイルサイズ:1.54GB、再生時間:約13分、解像度:1920x1080)を、
iPhone 4で視聴可能なMPEG-4 AVC(解像度:1280x720)へ変換

ストレージのベンチマーク


256GB SSD

バッテリー駆動時間のチェック

バッテリー駆動時間のチェックです。

dynabook R93は、標準バッテリーパックの他に、さらに大容量のバッテリーパック91AQをオプションで購入可能です。メーカー仕様表を確認すると、標準バッテリーパック搭載時は約11時間、バッテリーパック91AQ搭載時は約16時間となっています。

今回レビューしている製品に搭載されているバッテリーは、標準バッテリーパックで、バッテリー容量を確認したところ66Whでした。モバイルノートパソコンとしては大きな容量のバッテリーです。大容量のバッテリーパック91AQの容量は不明です。

当サイトで計測した標準バッテリーパック搭載時のバッテリー駆動時間は次の通りです。バッテリー容量は大きいですが、やや消費電力の高いCPUであるため、モバイルノートパソコンとして普通の駆動時間になっています。

2015.2.10 PCMark 8 Workでのバッテリーライフテストの結果を追記しました。Officeなどを使って主に仕事をするなら、こちらの駆動時間が参考になると思います。

バッテリー駆動時間(当サイトでの実測値)
  バッテリー駆動時間
動画再生時 ※1 7時間28分
PCMark 8 Home のバッテリーライフテスト ※2 3時間39分
PCMark 8 Work のバッテリーライフテスト ※3 4時間56分
※画面輝度は約120cd/m2で計測
※1 ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
※2 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、画像編集、ビデオチャット、軽いゲームなどを実行
※3 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャットなどを実行

重量のチェック

重量のチェックです。

実測で1.404kgでした。大きな容量のバッテリーを搭載してるため、dynabook KIRA V73などと比較すると重くなっています。また、バッテリーも容量の大きなものを搭載しているため、やや重いです。


重量の実測結果

薄さのチェック

薄さのチェックです。

当サイトで、dynabook R93のゴム足を含めた高さを実測した結果は、約33mmでした。最近のモバイルノートパソコンにしてはそれほど薄くはないです。


高さを実測

カードリーダー/ライターのチェック

内蔵カードリーダー/ライターのチェックです。

スロットは本体の右側面にあります。挿入してもカードの出っ張りはありません。


SDカード挿入後の外観

 

カードリーダー/ライターのCrystalDiskMarkのベンチマーク結果は次の通りで、高速です。

なお、UHS-Ⅱには対応していないようです。


SDカードのベンチマーク(UHS-Ⅰのカードで測定)

 

 

 

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