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東芝 dynabook R73(2014年夏モデル)の実機レビュー

更新日:2014年9月16日
dynabook R73の2015年春モデルが発売されました。
パーツの構成によって、R73、R83、R93というモデル名に枝分かれしました。
詳細は下のリンク先のレビュー記事をご覧ください。
↓↓↓
dynabook R93(R73、R83)の実機レビュー(2015年春モデル)

高性能CPU搭載モバイルノートPC

dynabook R73は、クアッドコアの高性能CPUを搭載したモバイルノートパソコンです。

最近は、低電圧版「Uシリーズ」のCPUを搭載したモバイルノートパソコンが多いですが、本製品は珍しく「MQシリーズ」のCPUを搭載し、処理性能が格段に良いです。

また、非光沢で視野角の良いフルHD液晶を搭載し、画面も見やすいです。

さらに、アキュポイント、光学ドライブ、VGAポート、LANポートまで搭載しています。4K液晶への出力も可能です。

メーカーサイト:東芝ダイレクト(dynabook R73) icon

※レビュー機はメーカーからの借用品です。

目次

dynabook R73 の基本スペック

dynabook R73の基本スペックを下に紹介します。特徴的な部分は赤字にしています。※2014年夏モデルの情報です。このモデル以外はスペックが異なりますのでご注意ください。

CPU
Core i7-4710MQです。
 
グラフィックカード
CPU内蔵(インテルHDグラフィックス 4600)です。
液晶ディスプレイ
13.3型ワイドの非光沢液晶です。液晶解像度は、フルHD(1920x1080)です。
メモリ
4GBまたは8GB(デュアルチャネル)です。
 
ハードディスク/SSD
店頭モデルは、HDDまたはハイブリッドHDDです。
Webオリジナルモデルは、SSDまたはハイブリッドHDDです。本機は1TB ハイブリッドHDDです。
バッテリ駆動時間
JEITA測定法 Ver2.0で約10.5時間、 JEITA測定法 Ver1.0で約13.0時間です。
光学ドライブ
DVDスーパーマルチまたはブルーレイドライブです。

店頭モデル・・・家電量販店で販売しているモデル
Webオリジナルモデル・・・メーカー直販サイト「Toshiba Direct」で販売しているWeb限定モデル

特徴1 - モバイルPCでありながら高性能CPU搭載

最近のモバイルノートパソコンは、バッテリー駆動時間を延ばすために、低電圧版CPUを搭載しているケースが多いです。しかし、本製品は高性能なクアッドコアCore i7のCPUを搭載し、処理性能が非常に高いです。

下の表は、本製品に搭載されているCore i7-4710MQと、一般的なモバイルノートPCに搭載されるCPUのCore i7-4510UとCore i5-4210Uを比較した表です。PassmarkベンチマークソフトのCPUスコアを確認すると、2倍近い差があることがわかります。

CPUのベンチマークの比較(2014/9/15時点)
  [本製品]dynabook R73 一般的なモバイルノートPCに搭載されるCPU
Core i7-4710MQ Core i7-4510U Core i5-4210U
Passmark CPU
ベンチマークスコア
7118 3978 3520
※1 このスコアは、PassMark様のサイトから引用しております。スコアは日々更新されています

 

ただし、dynabook R73は高性能CPUを搭載する代わりに、消費電力が高くなります。そのため、バッテリー駆動時間が短くならないように、大きな容量のバッテリーを搭載しています。その影響で、重量は一般的なモバイルノートパソコンよりも、やや重くなっています。

特徴2 - 光学ドライブも搭載

ボディの薄型化が進み、また外出時の必要性の少なさから、光学ドライブを搭載しないモバイルノートパソコンが増えてきました。しかし、本製品は珍しく光学ドライブを搭載しています。

外出先でも光学ドライブを使用する方や、自宅でも外出先でも、これ1台で済まそうと思っている方にとっては便利だと思います。


光学ドライブ搭載

特徴3 - 非光沢フルHD液晶搭載

本製品は、"非光沢"液晶を搭載しています。映り込みが少なく、作業がはかどります。後述しますが、視野角も良く、色域も広く、ギラつきもほぼなく、見やすい液晶です。

また、解像度はフルHD(1920x1080)となっています。これより高解像度な液晶だと、文字がかなり小さくなりスケーリング設定の拡大率をかなり上げなければならず、逆にHD(1366x768)の低解像度だとデスクトップの情報量が少なくなります。

フルHDなら、スケーリング設定を100%にしても作業可能な方も多いと思います。文字が小さいと感じる方でも、125%程度ならレイアウトの崩れも少ないです。なお、スケーリングについての詳細は、「高DPI液晶搭載PCのメリット・デメリット」をご覧下さい。


非光沢フルHD液晶搭載

特徴4 - 多くのポートを搭載

LAN、VGAなど、最近のモバイルノートPCでは省略されることが多いポートも搭載しています。特にビジネスではLANやVGAポートは使うため嬉しいです。


多くのポートを搭載

特徴5 - 4K出力可能

dynabook R73は、4K解像度で、4K液晶テレビに出力することが可能です。

本製品は、動画編集にも快適に行えるクアッドコアCPUを搭載し、さらに4K対応の動画編集ソフトも付属し、動画編集が快適です。"撮影した4K映像を編集し、そのまま4K液晶テレビに出力する"といったようなことが可能です。

まだ4K液晶テレビ&4Kビデオカメラを持っている方は少ないと思いますが、あと2、3年もすれば、多くの方が持っている可能性があります。そのときに合わせて、パソコンも4K出力対応のものを購入しておくのも良いかもしれません。


市販ハイスピードHDMIケーブルを接続し、4K出力可能

特徴6 - アキュポイント搭載

dynabook R73は、キーボード中央にある突起物「アキュポイント」も搭載しています。

指先で圧力をかけることにより、マウスポイントを移動させることができます。手をキーボードのホームポジションに乗せたままマウスポインタを動かせるので便利です。やや固いため長時間使うと指が痛くなりやすいですが、短時間なら問題ありません。

クリックするときは、タッチパッド上部のボタンを使います。ただ、このボタンが斜めになっており、やや押しにくいです。ボタンは平らなほうがよかったです。

なお、アキュポイントが搭載されているのは、メーカー直販サイト「Toshiba Direct」のみです。店頭モデルには搭載されていないためご注意ください。


アキュポイントおよびアキュアポイント用クリックボタン


アキュポイントの拡大図


アキュポイント用クリックボタンの拡大図

液晶ディスプレイのチェック

液晶ディスプレイのチェックです。見やすい液晶を搭載していると思います。

詳細は下の通りです。

まず、視野角は良いです。


視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線を確認すると、若干、青と緑が下げ調整ですが、ほぼ1:1の直線です。比較的、自然な発色であることが分かります。


ガンマ補正曲線
※ i1Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2
※見方の詳細については、miyahan.com様、DOS/V Power Report様のページをご確認ください

 

ノートパソコンとしては広めの色域です。


ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

画素形状です。非光沢液晶ですが、ギラつきはほぼ感じません。

キーボードとタッチパッドのチェック

キーボードのチェックです。

キーピッチの実測値は、横19mm、縦17mmです。横のキーピッチは十分ありますが、縦のキーピッチはやや短めです。キーストロークは1.2~1.5mmの間です。普通のノートPCよりは浅いですが、最近のモバイルノートパソコンの中では普通のキーストロークです。キートップはやや滑りますが、わずかに凹んでいるため指のフィット感は悪くありません。


キーボード全体図


キーの拡大図1


キーの拡大図2

 

バックライトキーボードも搭載しています。


バックライトキーボード搭載

タッチパッドの使いやすさも普通です。クリックボタンはやや固いです。

前述しましたが、アキュポイント用クリックボタンが斜めになっている部分に配置されています。タッチパッド下の金属部分を別のところへ持っていき、タッチパッドおよびアキュポイント用クリックボタンをもっと下げたほうが操作しやすいと思いました。


タッチパッド

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

末尾がMQシリーズのインテル第4世代CPUを搭載し、モバイルノートパソコンとしては高い処理性能です。

Core i7-4710MQ、8GBメモリ、1TBハイブリッドHDDの構成での各ベンチマーク結果は次の通りです。

PassMark Performance Test 8.0

3DMark


※ FIRE STRIKE:高性能GPU向け、SKY DIVER:ミドルレンジGPU向け、
CLOUD GATE:一般ノート向け、ICE STORM:タブレットやスマホ等のモバイル向け

PCMark 8 - Home accelerated

動画のエンコード時間

※時間に間違いがあったため訂正しました

TMPGEnc Video Mastering Works 5 によるエンコード時間
  Core i7-4710MQ
x264でエンコード 16分28秒
クイック・シンク・ビデオでエンコード 9分23秒
AVCHDの動画(ファイルサイズ:1.54GB、再生時間:約13分、解像度:1920x1080)を、
iPhone 4で視聴可能なMPEG-4 AVC(解像度:1280x720)へ変換

ストレージのベンチマーク

バッテリー駆動時間のチェック

下にメーカー公表値のバッテリー駆動時間を掲載します。

なお、dynabook R73は、標準バッテリーパックの他に、さらに大容量のバッテリーパック91AQをオプションで購入可能です。このバッテリーを搭載したときの駆動時間も掲載します。

なお、標準バッテリーパックのバッテリー容量は66Whでした。モバイルノートパソコンとしては大きな容量のバッテリーです。

バッテリー駆動時間
内容 標準バッテリーパック装着時 バッテリーパック91AQ装着時
JEITA バッテリ 動作時間 測定法 Ver2.0 約10.5時間 約15.0時間
※ハイブリッドHDDを搭載したWebオリジナルモデルの駆動時間。SSD搭載時はもう少し長くなる

 

当サイトで計測したバッテリー駆動時間は次の通りです。標準バッテリーパックを装着して計測しています。バッテリー容量は大きいですが、やや消費電力の高いCPUであるため、普通の駆動時間になっています。

バッテリー駆動時間
内容 Core i7-4710MQ
動画再生時 ※1 6時間13分
PCMark 8 のバッテリーライフテスト ※2 3時間22分
※画面輝度は約120cd/m2で計測
※1 ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
※2 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、画像編集、ビデオチャット、軽いゲームなどを実行

重量のチェック

dynabook R73の重量の実測値は、本体が1.501kg、ACアダプター類が425gでした。どちらも最近のモバイルノートパソコンとしてはやや重いですが、十分持ち運べる範囲です。

なお、ハイブリッドHDDではなく、SSDを選択すると、少し重量は軽くなります。


重量の実測結果

カードリーダー/ライターのチェック

内蔵カードリーダー/ライターのチェックです。

スロットは本体の右側面にあります。挿入してもカードの出っ張りはありません。


SDカード挿入後の外観

 

カードリーダー/ライターのCrystalDiskMarkのベンチマーク結果は次の通りです。高速です。

なお、UHS-Ⅱには対応していないようです。


 

 

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