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東芝 dynabook R822の実機レビュー

更新日:2013年3月14日
Core i7搭載の2013年春モデルの内容へ記事を修正しました

タブレット時キーボード面が隠れる

dynabook R822は、スライド式変形タイプの12.5型ハイブリッドタブレットPCです。ウルトラブックのカテゴリにも入ります。

ウルトラブックとしての基本性能を備えつつ、タブレットとしても使用できる製品です。液晶をスライドさせて変形させるため、テーブルの上に置いたまま変形可能です。またタブレット形状時にキーボード面が隠れます。

液晶はIPS、光沢、HD(1366x768)といった仕様です。視野角が良く文字が大きいため、中高年の方には喜ばれる液晶ではないかと思います。

ボディは薄型マグネシウム合金を採用し剛性が高く、凹凸のあるパームレストおよび背面は触り心地がよく指紋跡も目立ちにくいです。

メーカーサイト:dynabook R822

※レビュー機はメーカーからの貸出機です

目次

dynabook R822の基本スペック

dynabook R822(2013年春モデル)の基本スペックを紹介します。※東芝Webオリジナルモデル(2013年春モデル)以外は、スペックが異なりますのでご注意下さい。なお、レビュー機の型番はR822/WT9HSです。

CPU
末尾がUの低電圧版プロセッサーのCore i5またはCore i7です。本機は、Core i7-3537Uです。
グラフィックカード
CPU内蔵(インテル HD グラフィックス 4000)です。
液晶ディスプレイ
12.5型ワイド(1366x768)の光沢、IPS液晶です。タッチパネル対応です。
メモリ
8GB(Webオリジナルモデルの場合)です。
 
ハードディスク/SSD
256GB SSDです。
  
光学ドライブ
非搭載です。
 
バッテリ駆動時間
メーカー公表値で約6時間です。実測値は後述します。
テレビチューナー
非搭載です。
 

各形状での操作性のチェック

dynabook R822は、液晶ディスプレイをスライドさせて変形させるハイブリッド・タブレットPCです。ノートパソコンとしてもタブレットとしても使用することが可能です。各形状で使用してみた感想を次に記載します。

ノートPC形状でキーボード操作してみる


手のひらがパームレストからややはみ出ます

ノートPCの形状のときは、一般的なウルトラブックに近い操作感です。

ただし、少し気になるのはパームレストの縦幅が狭いことです(詳細画像)。キーを打っていると、手のひらがパームレストからはみ出して、本体の端が手のひらに食い込みやや痛いです。

ノートPC形状でタッチ操作してみる


液晶が倒れることなく使いやすいです

ノート形状でタッチ操作しても、液晶が後ろへ倒れる(回転する)ことはありません。片手で液晶を支えずにタッチ操作すると、液晶はやや揺れますが、問題ない範囲だと思います。

なお、ノート形状のときはタッチ操作はしないと思われるかもしれませんが、マウスを使えない状況のときにタッチ操作できると便利なときも多いです。

タブレット形状で持ってタッチ操作してみる


重量が重く、長時間持って作業するには不向き

背面の素材は凹凸があり滑りにくい

タブレット形状で手で持って使用した場合、背面の触り心地が良いです。背面はやや凹凸があり、滑りにくく、指紋もつきにくいです。

液晶が360度回転するタイプのハイブリッド・タブレットPCとは違い、背面にキーボードがない点も良いです。

ただし、重量がやや重いと感じてしまいます。持ちながらの長時間の操作には不向きでしょう。

 

 

タブレット形状で机に置いてタッチ操作してみる


視野角は良いですが映りこみはあります

タブレットは、室内で使用するとき、持って操作するよりもテーブルの上に置いたり、膝の上に置いたりして操作する場合も多いです。

このときの操作感は良好です。

画面の視野角が広く、色合いも見やすいです。

ただし画面が光沢であるため、映り込みはあります。また天井が白の場合、斜めから見たときに画面も白っぽく映ります。ただ、これは他のタブレットも一緒です。

変形のしやすさ


画面を倒すとき背面に物があると邪魔になる

変形のしやすさは普通です。

スライダー式のため、変形させるときに本体を持ち上げる必要がありません。

ただし、ノートPCからタブレットへ変形させる途中で、液晶をテーブルと水平に倒すとき、後ろにACアダプターがあったり周辺機器があったりするとぶつかります。PC使用後はタブレット形状にしておくことが多いと思いますが、タブレット形状にする度に背面に気を使うのが面倒です。

 

特徴1 - SSD搭載で起動が比較的速い

SSDおよびWindows 8 を搭載し、PCの起動やシャットダウンが比較的高速です。実測した結果は次の通りです。

PC起動時間など
テスト内容 時間
PC起動時間 約10秒
PCシャットダウン時間 約10秒
PC起動時間は、ハイブリッドブート時の時間。電源ボタンを押してからタイル画面が表示されるまでを計測

CrystalDiskMarkのベンチマーク

SSDのCrystal DiskMarkのベンチマーク結果は次の通りです。SSDはSAMSUNGのMZMPC256HBGJ-00000が搭載されていました。

このSSDであれば最大500MB/s近い速度が出るはずですが、今回の実測では最大で約250MB/sの速度しか出ませんでした。どこかがSATA3非対応なのだと思います。 → 2013年春モデルでは500MB/s近い速度が出ていました。


SSDのベンチマーク結果

特徴2 - 極薄ボディ


ゴム足を含めた高さの実測は約22.5mm

dynabook R822の薄さは、メーカー公表値で約19.9mmとなっています。ゴム足を含めた実測値では約22.5mmでした。

ウルトラブックのカテゴリにも属し、ノートパソコンとしては薄いと思います。

ただしタブレットとしては薄くはありません。

液晶ディスプレイのチェック

液晶ディスプレイのチェックです。

やや暖色系の画面で、解像度も低く、ご年配の方には見やすい液晶だと思います。ただ、若い方だとHD(1366x768)の解像度では物足りないと感じるかもしれません。

詳細を見ていきます。

IPS液晶であるため、視野角は非常に良いです。


視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線を確認すると、青色に関しては明部が高めに暗部が低めに補正されています。赤色に関しては全体的に低めに補正されています。実際の画面は、メリハリが少なくやや暖色系の画面になっています。



※見方の詳細については、miyahan.com様、DOS/V Power Report様のページをご確認ください

 

色域はそれほど広くはないです。


 

画素の形状は下の通りです。ギラつきは感じません。


キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。

キーピッチの実測値は、横:19mm、縦:16.5mmとなっており、縦幅がやや狭いです。キーストロークは1.2mmと浅めです。キートップはやや滑りやすくフラットに近いです。

そんなに打ちやすいキーだとは思いませんが、一般的なウルトラブックと同等程度の打鍵感ではないかと思います。


キーボード全体図


キーの拡大図1


キーの拡大図2

タッチパッドの操作性は普通です。面積が小さくジェスチャー操作はしにくいですが、画面がタッチパネルに対応しているのでタッチパッドでジェスチャー操作しにくくても問題ないと思います。


タッチパッド

パフォーマンス

本製品は、末尾がUの低電圧版CPUを搭載しています。多くの作業はこのCPUでも問題ないですが、動画編集や画像編集などCPUパワーを使うソフトを利用する場合、処理の遅さが気になるかもしれません。

メモリに関しては8GB搭載できるため、容量は十分だと思います。ただし1枚挿しであるため、2枚挿しのデュアルチャネルよりやや処理速度が落ちます。

下記は、Core i7-3537U、メモリ8GB、SSDを搭載したベンチマークの結果です。ウルトラブックとしての性能は備わっています。

Windows エクスペリエンス インデックス

PassMark Performance Test 8.0

PCMARK7 v1.0.4

3DMark


※ ICE STORM:Direct 9相当ベンチ、CLOUD GATE:Direct 10相当ベンチ、FIRE STRIKE:Direct 11ベンチ

動画のエンコード時間のチェック


ペガシス TMPGEnc Video Mastering Works 5

ペガシス TMPGEnc Video Mastering Works 5 による動画のエンコード時間のチェックです。

決して遅いわけではないですが、4コアのCore i7と比較すると遅いです。エンコードを頻繁にするなら、超低電圧版CPUではなく、標準電圧版の4コアCPUを搭載したパソコンをおすすめします。

TMPGEnc Video Mastering Works 5 によるエンコード時間
  本機
Core i7-3537U
他機
Core i7-3630QM
x264でエンコード 29分43秒 14分10秒
クイック・シンク・ビデオでエンコード 12分58秒 9分57秒
AVCHDの動画(ファイルサイズ:1.54GB、再生時間:約13分、解像度:1920x1080)を、
iPhone 4で視聴可能なMPEG-4 AVC(解像度:1280x720)へ変換

重量のチェック

重量は実測値で1.469kgです。モバイルノートパソコンとして見た場合は標準的な重量ですが、タブレットとして見た場合は重いです。

ACアダプターは217gと、こちらは軽量だと思います。


重量の実測結果

バッテリ駆動時間のチェック


動画再生時のバッテリ駆動時間は3時間37分

バッテリ駆動時間のチェックです。

ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を再生させて、休止状態へ移行するまでの時間を計測しました。輝度は中間値です。

上記内容でのテストの結果、バッテリ駆動時間は、3時間37分でした。

ハイブリッドタブレットPCの中では短めの駆動時間です。

カードリーダー/ライターのチェック

内蔵カードリーダー/ライターのチェックです。

スロットは本体の右側面にあります。フタを開けてメモリカードを挿入します。カード挿入後フタを閉めることも可能です。メモリカードを入れっぱなしにしておく方はホコリが入らないため使いやすいと思います。ただし、頻繁に抜き差しすることが多い方はフタが邪魔に感じるかもしれません。


SDカード挿入後の外観

 

カードリーダー/ライターのCrystalDiskMarkのベンチマーク結果は次の通りです。速度は速くありません。


 


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