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サイコム Silent-Master Pro Z270-Mini の実機レビュー

更新日:2017年4月8日

静音ミニタワーPC

サイコム Silent-Master Pro Z270-Miniは、静音性の高いミニタワー・デスクトップパソコンです。

防音材が貼られたPCケースに、静音性の高いNoctua製のファンを搭載し、動作音を低減しています。

静音性が高いだけでなく、他のミニタワーPCよりも冷却性にも優れ、信頼性が高いPCです。

また、サイコムは、長期保証の価格も安いです。

メーカー直販サイト:
サイコム(Silent-Master Proシリーズ)


※レビュー機は当サイトの購入品です

目次

Silent-Master Pro Z270-Miniの基本スペック

Silent-Master Pro Z270-Miniの基本スペックをチェックします。特徴的な部分は赤字にしています。※2017年4月5日時点の情報です。時期が経つと選択できるパーツは異なる可能性があります。詳細はメーカーサイトでお確かめ下さい。

CPU
第7世代インテルCPUを選択可能です。
 
マザーボード
Z270またはH270チップセットのマザーを選択可。
グラフィックカード
GeForceだけでなくRadeonQuadroFirePro等も選択可能です。
メモリ
DDR4のメモリを最大64GBまで選択可能です。
 
ハードディスク/SSD
HDD、SSDM.2 PCIe SSDを2台まで選択可能です。
光学ドライブ
DVDスーパーマルチまたはブルーレイドライブを選択できます。
電源
750Wまでの電源を選択可能です。
 
拡張性
5.25インチベイ x2、3.5インチベイ x6です。
 

 

レビュー機能構成は次のようになっています。

レビュー機の構成

特徴1 - 静音性の高いミニタワーPC

本製品は、静音性の高いミニタワーPCです。次のような工夫により静音性を高めています。

PCケース

まずPCケースは、フロントパネル、サイドパネル、天面などいたるところに防音材が貼られています。



いたるところに防音材が貼られたPCケース

ファン

フロント/リアのケースファンには、静音性が高くて有名なNoctua製の12cmファンを搭載しています。また、CPUファンにもNoctua製のファンを搭載しています。



ケースファンおよびCPUファンに、回転音が静かなNoctua製のファンを搭載

ファンコントローラー

フロントにあるファンコントローラーのスイッチをスライドさせて、フロント/リアのケースファンの回転数を制御することも可能です。

ただし、筆者が試した限りでは、回転数を最小にしても最大にしても、アイドル時のCPU温度およびエンコード時のCPU温度はほとんど変わりませんでした。常に最小回転で大丈夫だと思います。


ケースファンおよびCPUファンに、回転音が静かなNoctua製のファンを搭載

グラフィックカード

今回は、ASUS製の「STRIX-GTX1050TI-04G-GAMING」というGeForce GTX 1050Ti(4GB)のグラフィックカードを選択しています。このカードはGPU温度が低いと、ファンが停止するようになっています。当サイトでの簡単なテストでは、GPU温度がおおよそ50℃以下になると、ファンが停止するようでした。


GPU温度が低いときにはファンが停止するグラフィックカード

電源

電源は標準構成のFractal Design Integra M 550W(550W/80PLUS Bronze)を搭載しています。低速の120mmファンを搭載し、他の電源ユニットと比較すると動作音がやや静かです。ただし、本製品で最も動作音が大きいのはこの電源ユニットでした。静音性重視ならこの電源ユニットではなく、セミファンレス(低負荷時はファンが停止する)電源ユニットのほうがいいと思います。

本製品で選択できるセミファンレスの電源ユニットは「Corsair RM650x」、「Seasonic SS-660XP2S」などがあります。


Fractal Design Integra M 550Wの電源ユニット

より静音化してみる - セミファンレスPCへ

上で記載したように、「Fractal Design Integra M 550W」の電源ユニットは静かとは言え動作音がするため、「Seasonic SS-660XP2S」のセミファンレス電源ユニットへ交換してみました。また、ケースファンも低負荷時は回転が止まるように設定し、ケースファンもセミファンレス化してみました。パーツの故障率は上がると思いますが、静音性を重視する方は読んでみて下さい。

サイコム Silent-Master Pro Z270-Miniをセミファンレス化

ミドルタワーのSilent-Master Proとの比較

サイコムのSilent-Master Proシリーズには、ミニタワーの本製品の他に、ミドルタワーの製品もラインナップされています。ここではこの2機種を簡単に比較します。

なお、比較に用いたのは、1つ前の世代のSilent-Master Pro Z170(レビュー記事)です。

サイズの比較

まずはPCケースのサイズについて比較します。横幅、高さ、奥行きとも、本製品のほうが短くなっています。特に高さが低いです。ただし、ミニタワーPCとしては、奥行きは長いほうだと思います。



サイズの比較

動作音の比較

続いて、動作音の比較です。アイドル時の騒音値を下に掲載します。通常のミニタワーは、約38dBであるのに対し、本製品(Silent-Master Pro Z270-Mini)は、32.0dBと低めでした。Silent-Master Pro Z170はさらに低い騒音値で26.8dBしかありませんでした。

本機よりSilent-Master Pro Z170のほうが騒音値が低い理由としては、Silent-Master Pro Z170は電源ユニットがセミファンレスタイプであるためだと思います。また、本製品のケースファンは12cmであるのに対し、Silent-Master Pro Z170のケースファンは14cmと大きいということもあります。より静音性を気にするなら、ミドルタワーのSilent-Master Pro Z170のほうがよいと思います。

Silent-Master Proシリーズのアイドル時の騒音値の比較
通常のミニタワー Silent-Master Pro
Z270-Mini
Silent-Master Pro
Z170

特徴3 - 静音PCでもゲームが可能(ベンチマーク掲載)

Silent-Master Pro Z270-Miniは、専用のグラフィックカードを選択できます。

静音性をアピールしているPCは、動作音も熱も発するグラフィックカードを選択できない機種もありますが、本製品は可能です。またカードの種類は、一般向けのNVIDIA GeForceやAMD Radeonだけでなく、ワークステーション用のNVIDIA Quadro、AMD FireProも選択可能で、多様な用途で使用することが可能です。

今回は、上で説明した通り、ASUS STRIXシリーズの「STRIX-GTX1050TI-O4G-GAMING」のGeForce GTX 1050Tiのカードを搭載しています。

ゲームベンチマークスコアは下図の通りです。フルHD&"中程度"のグラフィック品質であれば、60 fpsを超えるゲームが多いです。

ゲームベンチマーク
製品名 サイコム
Silent Master Pro Z270-Mini
基本スペック Core i7-7700HQ
GeForce GTX 1050Ti(4GB)
ファイナルファンタジー XIV 蒼天のイシュガルド 標準品質 ★ 17446 (非常に快適) / 134 fps
高品質 ★ 9616 (非常に快適) / 74 fps
最高品質 8264 (非常に快適) / 64 fps
ドラゴンズドグマオンライン
標準品質 12752 (とても快適)
最高品質 12121 (とても快適)
ファンタシースターオンライン2 EP4 描画:3 84002 (快適)
描画:6 26278 (快適)
モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐) 16718
ドラゴンクエストX 標準品質 19191 (すごく快適)
最高品質 18786 (すごく快適)
フォーオナー 115 fps
71 fps
超高 51 fps
STEEP 低品質 75 fps
高品質 56 fps
超高品質 41 fps
ライズオブトゥームレイダー 最低品質 104 fps
中品質 66 fps
最高品質 48 fps
ファークライ プライマル 低い 72 fps
高い 56 fps
最高 42 fps
GRID Autosport ウルトラロー 342 fps
ミディアム 176 fps
ウルトラ 105 fps
VRカノジョ パフォーマンス
クオリティ
ハイクオリティ
★デスクトップPCの場合は「標準品質(デスクトップPC)」と「高品質(デスクトップPC)」、ノートPCの場合は「標準品質(ノートPC)」と「高品質(ノートPC)」の設定にしています。
※フレームレート(fps)の掲載値は、平均値です。最小値や最大値ではありません
※CPUやメモリなどの環境によってスコアが変わる点はご了承ください。
※ファイナルファンタジー XIV 蒼天のイシュガルドは、約7700スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※ドラゴンズドグマオンラインは、約5800スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※ファンタシースターオンライン2 EPISODE4は、約4500スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐)は、約6000スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※ドラゴンクエストXは、約5500スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※通常の液晶ディスプレイは60Hz駆動であるため、ゲームを快適にプレイするには平均60fpsは欲しいです。ただし、平均fpsが60でも最小fpsはもっと小さいため、60fpsを切らないようにプレイするには平均80~100fpsは欲しいです。

Oculus RiftおよびHTC ViveのVRシステムの動作チェック結果です(下図)。GeForce GTX 1050Tiでもギリギリ動作するようです。


VRの動作チェックツールの結果

GPU-Zで確認したGeForce GTX 1050Ti(4GB)の情報は次の通りです。


GeForce GTX 1050Tiのグラフィックカードのスペック

 

その他のグラフィックカードや、その他のゲームのフレームレートについては、下のページを参考にしてください。

ゲーミングパソコンの比較

特徴4 - パーツの型番が分かるため安心

他社のパソコンは、マザーボードや電源、ストレージなど、どこのメーカーの何の型番を使っているか分からない場合が多く、若干品質の悪いパーツが搭載されていることも少なくないです。

一方、サイコムのPCなら、マザーボードや電源、ストレージなどの型番が記載されており、また品質の高いパーツを選択できるようになっており安心です。


パーツの型番が記載されている


品質の高いパーツで構成可能

 

また、「サイコムあんしん相性チェッカー」という機能がカスタマイズページに搭載されており、相性問題、物理的干渉等の問題がある組み合わせは、パーツ選択時にアラートが出るようになっています。万が一、組立時に未知の相性問題が発生したときは、ユーザーに連絡し、相談して対応を決めてくれるようです。


サイコムあんしん相性チェッカー

 

また、余ったPCケースやマザーボードの部品も同梱されてくるため、パーツを増設するときも、"ネジやケーブルがない"といったことが起きません。


余った部品も同梱

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

本機で計測したベンチマーク

以下、Core i7-7700、メモリ 16GB、GeForce GTX 1050Ti(4GB)、480GB SATA SSDのレビュー機で計測したベンチマーク結果を掲載します。

PassMark Performance Test 9.0 CPU MARK
(CPU性能の評価)

Core i7-7700
3DMark
(主にグラフィックス、CPU性能の評価)


Core i7-7700、GeForce GTX 1050Ti (4GB)
TMPGEnc Video Mastering Works 6によるエンコード時間
(x265がCPU性能の評価、NVENC、QSVが主にグラフィックス性能評価)
  Core i7-7700
GeForce GTX 1050Ti (4GB)
x265でエンコード (※1) 16分58秒
NVENCでエンコード (※2) 1分18秒
QSVでエンコード (※3)
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
CrystalDiskMark
(ストレージの評価)

480GB SSD(SanDisk (Ultra II) SDSSDHII-480G-J26C)
CrystalDiskMark
(SDカードスロットの評価)
メモリカードスロットは今回は非選択

 

 

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