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SONY VAIO Z の実機レビュー

更新日:2011年08月25日




VAIO Z の概要

極上の軽量・薄型モバイルPC

VAIO Zは、非常に軽量で、薄型の13.1型モバイルノートパソコンです。

重量は1.1kg台となっており、13.1型のモバイルノートPCの中ではずば抜けた軽さです。薄さは、ゴム足を含めても約18mmと、MacBook Airと同等レベルの薄さです。

さらに、SSDを2台搭載したRAID 0の構成になっており、シーケンシャルリードは、実測で1000MB/sを超えます。OSの起動時間は、実測で約14秒と超高速です。

また、液晶ディスプレイは、1600x900または、1920x1080(フルHD)といった高解像度のパネルを選択可能です。

このようにメリットの多い機種ですが、注意すべき点もあります。メリット・デメリットのはっきりした機種なので、本レビューをよくご確認いただければと思います。

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目次

VAIO Z の基本スペック

本機の基本スペックを紹介します。※2011年8月16日現在の情報です。BTOパソコンという特性上、時期が経つと選択できるパーツは異なります。

CPU
Core i3からCore i7までのCPUを選択可能です。本機は、Core i5-2410Mです。
グラフィックカード
インテル HD グラフィックス です。外付け機器のPower Media Dockを接続すると、Radeon HD 6650Mに切り替え可能です。
液晶ディスプレイ
13.1型のハーフグレア液晶ディスプレイです。解像度は1600x900または1920x1080のどちらかを選択可能です。本機は、1600x900です。
メモリ
容量は選択可能です。本機は、4GBです。
 
ハードディスク
ハードディスクは搭載できません。SSDのみ選択可能です。
SSD
2台のSSDでRAID 0の構成です。512GB、256GB、128GB(RAID構成後の容量)の中から選択できます。本機は、128GBです。
光学ドライブ
本体には搭載していません。外付けのPower Media Dockを接続すると、DVDスーパーマルチまたはブルーレイドライブを利用可能です。今回、Power Media Dockは購入していません。

バッテリ駆動時間
メーカーホームページの仕様では約8.5-9時間のバッテリ駆動時間です。拡張用シートバッテリ(オプション)も接続可能です。バッテリ駆動時間の実測値については後述します。

特徴1 - 重量1.1kg台の軽量モバイル


重量は実測で、1145g

本機の最大の特徴は、重量の軽さでしょう。13.1型というモバイルノートにしては大きな画面でありながら、重量は実測で1145gしかありません。

一回り小さい12.1型のモバイルノートでも、この軽さを実現してる機種はほとんどありません。

モバイルノートPCを重量で選ぶなら、このPCは非常におすすめです。

 

特徴2 - 薄さはゴム足を含めても約18mm


ゴム足を含めて約18mm
ゴム足を含めないと約16mm

ゴム足を含めた最厚部の約18mm、ゴム足を含めないと約16mmです(実測値)。非常に薄いです。

尚、13.3型のMacBook Airとほとんど同じ厚さです。

持ちやすいのはもちろん、カバンへの収納性が良いです。

特徴3 - SSD RAID でPC起動等が速い

本機は、SSDを2台搭載し、RAID 0を構成しています。

RAID 0 とは、データを複数のディスクに分散して書き込み、読み書き速度を向上させる仕組みです。その代わり1台のディスクが故障すると、すべてのデータが利用出来なくなります。

さて、本機に搭載されたSSDを調べるため、RAIDユーティリティで確認してみると、サムスン製のMZRPC128というモデルが搭載されているのがわかります。ただし、これはVAIO Z専用パーツなので、通常購入することはできません。また自分で換装することもできません。


VAIO Zに搭載されているSSD

CrystalDiskMarkでベンチマークを実行したところ、素晴らしいスコアです。特に、シーケンシャルリードに関しては1000MB/sを超えています。通常、SSDは、容量が増えると速度も向上するので、今回、128GBのSSDでしたが、256GBや512GBにすればもっと速いのではないかと思われます。


CrystalDiskMark 3.0.1aの実行結果

 

PCの起動・停止時間を計測してみた結果は次の通りです。約16秒と凄まじい速さでPCが起動します。

尚、本機には「BIOS 高速起動」という設定が可能です。この設定を有効にすると、起動時にVAIOロゴが表示されない、起動するまでUSBキーボードなどの接続機器は使用できないなどの制限がある代わりに、PCの起動がさらに速くなります。実測してみたところ、約14秒で起動が完了しました。恐ろしい速さです。

PC起動・停止時間
テスト内容 時間
通常時 PC起動時間 約16秒
PC停止時間 約8秒
BIOS 高速起動を有効 PC起動時間 約14秒
PC停止時間 約8秒
※PC起動時間は、電源を投入してからデスクトップが表示されるまでの時間
※PC停止時間は、シャットダウンを実行してから、画面が消灯するまでの時間

 

他にも、アプリケーションの起動などが速く、かなりサクサク作業することができます。使っていて気持ちいいです。

特徴4 - 1900x600や1920x1080の液晶を選択可能

本機は、1600x900や、1920x1080(フルHD)の液晶を搭載出来る点も、大きな特徴です。

どちらの液晶にするか迷いましたが、13.1型の液晶に1920x1080の解像度では、文字が小さくなりすぎるだろうと思い、1600x900にしました。

印象としては、画像や動画は非常に綺麗です。ただし、背景を白にすると、ややギラツキや、斜めの線が見える点が気になります。


正面からの画像

 

まず視野角のチェックです。TNパネルだとは思いますが、他のノートよりも視野角は良い気がします。ただし、IPSパネルのような広い視野角ではありません。


視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線を確認すると、全体的にやや高めに調整されていますが、ノートPCにしては、色ごとにバラツキが少なく、かなり直線的なほうです。色の再現性は良いと思います。
※同じパネルでも調整具合はやや異なります。また、別のパネルが搭載される可能性もあります


ガンマ補正曲線
※ i1 BASIC PROで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2
※見方の詳細については、miyahan.com様、DOS/V様のページをご確認ください

 

色域のチェックです。色域はノートPCにしては広いほうです。sRGBのカラースペースはほぼカバーしています。


ガモット図(a*b*平面)
左図はsRGBとの比較で、右図はadobe RGBとの比較
※ i1 BASIC PROでICCプロファイルを作成後、ICCViewでグラフを作成

 

画素の拡大図です。

1つ1つの画素をみると、色むらがあると思います。また、画素の形が複雑です。これらの事が関係しているのではないかと思いますが、画面のギラツキがややあるのと、斜めに線が入っているように見えてしまいます。画像や映像を観ているときは気にならないですが、Webページなど背景を白にしてテキスト文字を読むとやや気になります。

ただし、全く気にならない方も多いと思うので、購入を検討中の方は、一度、店頭で確認してみると良いと思います。尚、店頭で確認するときは背景を白にしてください。

尚、別の液晶パネルが搭載される可能性はあります。また、フルHDの液晶パネルは未調査です。


画素の拡大図
※マイクロスコープ(FS-SST240 )で撮影

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