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SONY VAIO Fit 11Aの実機レビュー

更新日:2014年3月4日

コンパクトで省スペース

VAIO Fit 11Aは、ノートパソコンとしてもタブレットとしても使える2 in 1 の11.6型ハイブリッド・タブレットPCです。

VAIO Fit シリーズには、Fit 11A、Fit 13A、Fit 14A、Fit 15Aとありますが、この中でも最もコンパクトで、最も軽量です。持ち運びに便利です。

CPUは、Core iシリーズではなく、「Bay Trail-M」というコードネームのCPUを搭載しています。処理性能は、Core iシリーズより悪いですが、Atomの名前がついたCPUよりも良いです。また、Core iシリーズのCPUよりも省電力です。

価格も比較的安いです。

メーカー直販サイト:ソニーストア(VAIO Fit 11A) icon

※レビュー機は当サイトでの購入製品です

目次

VAIO Fit 11Aの基本スペック

VAIOオーナーメイドモデルのVAIO Fit 11A(2014年春モデル)のスペックです。特徴的な部分は赤字にしています。これ以外のモデルはスペックが異なりますのでご注意ください。

CPU
Pentium N3520またはCeleron N2920です。本機は前者です。
グラフィックカード
CPU内蔵(インテル HD グラフィックス)です。
液晶ディスプレイ
11.6型ワイド(1920x1080)のタッチパネル対応の光沢、IPS液晶です。
メモリ
2~8GBから選択可能です。本機は8GBのメモリです。
SSD
128GB~256GBのSSDを選択可能です。本機は128GB SSDです。
光学ドライブ
非搭載です。
 
バッテリー駆動時間
メーカー仕様で約8時間です。実測値は後述します。
テレビチューナー
非搭載です。ただし別売りのnasneを購入すればワイヤレスでTV視聴可能です。

特徴1 - コンパクトで扱いやすい

VAIO Fit 11Aは、コンパクトなモバイルノートパソコンです。小さめのカバンにも入れやすいですし、机に置くときのスペースも小さくてすみます。

下図はVAIO Fit 11Aと、VAIO Fit 13Aのサイズを比較したものです。VAIO Fit 13Aよりもかなり小さいことがわかります。


VAIO Fit 11AとFit 13Aのサイズの比較

特徴2 - 省電力でもパワフルな「Bay Trail-M」のCPUを搭載

VAIO Fit 11Aは、「Atomの名前がついたCPU」よりも高性能で、「モバイルノート向けCore iシリーズ」よりも省電力な、次世代Atom「Bay Trail-M」のCPUを搭載しています。一応、Atomのシリーズとなりますが、名前はCeleronまたはPentiumとなっています。

実際にPCを使ってみて、「Atomの名前がついたCPU」だと重いなと感じる処理も、「Bay Trail-M」のCPUなら割と速いレスポンスです。処理性能は「モバイルノート向けCore iシリーズ」よりも劣りますが、体感では「モバイルノート向けCore iシリーズ」に近いレスポンスでした。

なお、VAIO Fit 11Aは、Celeron N2920またはPentium N3520のCPUを選択できます。これらのCPUと、性能が近い他のCPUについて、スペックとベンチマークスコアを下に掲載しました。CPU選びの参考にして下さい。

Atomと、Pentium/Celeron(Bay Trail-M) と、UシリーズCore i との比較
  タブレット向けCPU Bay Trail-M モバイルノート向けCPU
Atom Z3740 Celeron N2920 Pentium N3520 Core i3-4005U Core i5-4200U
コア数 4 4 4 2 2
スレッド数 4 4 4 4 4
動作周波数 1.33GHz 1.86GHz 2.166GHz 1.7GHz 1.6GHz
Turbo Boost 1.86GHz 2GHz 2.42GHz 2.6GHz
L3キャッシュ 2MB 2MB 2MB 3MB 3MB
TDP 7.5W 7.5W 15W 15W
SDP 2W 4.5W 4.5W
PassMark
CPU スコア
1128 1638 2101 2590 3319
※ PassMark CPU スコアはPassMark様のサイトから一部引用しています。尚、スコアは日々更新されています

その他の特徴

VAIO Fit 11Aは、その他にも下記のような特徴があります。VAIO Fit 13Aと特徴がかぶるので、詳細は下記リンク先をご覧ください。

Fit 11AとFit 13Aの比較

上ではFit 11AとFit 13Aとサイズを比較しましたが、それ以外の項目について比較した表を下に掲載します。

Fit 13Aと比較してサイズの小さいFit 11Aですが、メーカーのスペック表での重量はほどんと変わりません。ただし、メーカーのスペック表でのFit 11Aの重量は約1.28kgであったのに対し、当サイトで実測した重量は1.191kgでした。実測値のほうが、メーカースペック値よりも100g近く軽かったです。

CPUおよびストレージ性能については、VAIO Fit 13Aのほうが良いです。またバッテリー駆動時間もVAIO Fit 13Aのほうが良いです。

仕様の比較
テスト内容 VAIO Fit 11A VAIO Fit 13A
CPU Pentium
Celeron
Core i3 / i5 / i7
メモリ 最大8GB 最大8GB
ストレージ SSD SSD
ハイスピードSSD
バッテリー容量 24,550mWh 36,230mWh
バッテリー駆動時間 約8時間 約10~12時間
質量(メーカーのスペック表) 約1.28kg 約1.31kg
重量(当サイトでの実測値) 1.191kg 1.303kg
価格 約100,000円~ 約135,000円~

液晶ディスプレイのチェック

液晶ディスプレイのチェックです。

IPS液晶であるため、視野角は非常に良いです。


視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線を確認すると、どの色もほぼ直線的で、ずれもほとんどありません。正確な色を再現可能です。


ガンマ補正曲線
※ i1Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2
※見方の詳細については、miyahan.com様、DOS/V Power Report様のページをご確認ください

 

ノートパソコンの中では色域も広めです。


ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

 

画素の形状はシンプルです。ただし、タッチパネルを搭載している影響のためか、実際に目視で画面を確認すると、わずかにギラつきがあります。


キーボードとタッチパッドのチェック

キーボードのチェックです。

メーカーのスペック表では、キーピッチが約16.95mm、キーストロークが約1.35mmとなっています。縦のキーピッチは実測すると約16.5mmでした。縦、横ともキーピッチがやや狭いので、手の大きな方は、やや窮屈に感じる可能性があります。


キーボード全体図


キーの拡大図1


キーの拡大図2

 

タッチパッドの動かしやすさは普通です。クリックボタンはやや硬めです。


クリックボタン

パフォーマンスのチェック

パフォーマンス(処理性能)のチェックです。

上でも書きましたが、本PC搭載のCPU「Bay Trail-M」は、「Atomの名前がついたCPU」よりも高性能ですが、「モバイルノート向けCore iシリーズ」よりは低性能です。また、ストレージにSSDを選択可能ですが、今回搭載した128GBのSSDは、SSDにしてはやや遅めでした。

Pentium N3520、8GBメモリ、128GB SSDの構成での各ベンチマーク結果は次の通りです。

Windows エクスペリエンス インデックス

PassMark Performance Test 8.0

3DMark


※ ICE STORM:Direct 9相当ベンチ、CLOUD GATE:Direct 10相当ベンチ、FIRE STRIKE:Direct 11ベンチ

PCMark 8

動画のエンコード時間

TMPGEnc Video Mastering Works 5 によるエンコード時間
  Pentium N3520
x264でエンコード 54分12秒
AVCHDの動画(ファイルサイズ:1.54GB、再生時間:約13分、解像度:1920x1080)を、
iPhone 4で視聴可能なMPEG-4 AVC(解像度:1280x720)へ変換

ストレージのベンチマーク

「艦これ」をプレイしてみる

ブラウザゲームの「艦これ」をプレイした感想です。

本製品は、タブレット形状にもなりますし、下図のように画面を斜めにしてタッチ操作することもできるため、「艦これ」をプレイしやすいです。タッチすると画面がやや揺れますが、倒れることはありません。

また、「Atomの名前がついたCPU」を搭載したタブレットより、CPU性能が良いため「艦これ」を快適にプレイできます。


画面を斜めにしてタッチ操作できる

拡大設定「100%」の場合のCPU負荷

ブラウザ(IE)の拡大設定を「100%」にした場合の画面と、CPU負荷を掲載します。100%でも十分プレイ可能な画面の大きさです。CPU負荷はやや高めではありますが、まだ余裕はあります。


ブラウザの拡大設定「100%」

拡大設定「125%」の場合のCPU負荷

次に、ブラウザ(IE)の拡大設定を「125%」にした場合です。ゲームの画面が大きくなり、タッチしやすくなります。

CPU負荷はさらに高くなりますが、艦これのみプレイするのであれば、ギリギリ大丈夫だと思います。


ブラウザの拡大設定「125%」

重量のチェック

重量のチェックです。

上でも書きましたが、メーカーのスペック表では約1.28kgとなっていますが、当サイトで実測したところ、1.191kgでした。選択するパーツにもよりますが、メーカースペック表よりも100g近く軽かったです。

また、ACアダプターの重量は211gでした。モバイルノートパソコンのACアダプターとしてはやや軽いです。


重量の実測値

バッテリー駆動時間のチェック

バッテリー駆動時間のチェックです。

こちらも上で書きましたが、搭載されているバッテリー容量をBatteryInfoViewのソフトで確認すると、24,550mWhでした。モバイルノートパソコンとしては少なめの容量です。

次に、バッテリー駆動時間の実測値を下の表に掲載します。バッテリー容量は小さいですが、液晶画面が小さいのと、低消費電力なCPUを搭載していることにより、24,550mWhのバッテリー容量の割に駆動時間はそれほど短くはないです。ただし、最近のモバイルノートパソコンの中ではやや短いと思います。

バッテリー駆動時間
負荷内容 駆動時間
動画再生時 ※1 4時間6分
PCMark 8 のバッテリーライフテスト ※2 3時間4分
※画面輝度は約120cd/m2で計測
※1 ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
※2 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、画像編集、ビデオチャット、軽いゲームなどを実行

カードリーダー/ライターのチェック

内蔵カードリーダー/ライターのチェックです。

スロットは本体の左側面にあります。出っ張りはほぼありません。ただし、シルバー部分が突起しており、上からスロットがやや見えづらいです。


SDカード挿入後の外観

 

次は、CrystalDiskMarkのベンチマーク結果です。シーケンシャルアクセスがそれほど速くはありません。


 

 

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