パソコン工房 Style∞ M-Class の実機レビュー

更新日:2017年3月17日
Style∞ M-Class

低価格デスクトップPC

パソコン工房 Style∞ M-Classは、低価格なミニタワー型のデスクトップPCです。

最も安価なモデルだと、4万円台から購入することが可能です。

ミニタワーPCケースを採用し、ミドルタワーPCに比べると省スペースです。

フロント面は光沢があり綺麗です。

メーカー直販サイト:
パソコン工房(Style∞ M-Class) icon


※レビュー機は当サイトの購入品です

目次

Style∞ M-Classの基本スペック

Style∞ M-Classは、選択できるパーツが幅広いため、基本スペックは割愛します。

なお、レビュー機は、次のような構成になっています。

  • STYLE-M022-i3-HN【Core i3-7100、インテル HD グラフィックス 630、メモリ8GB(4GBx2)、1TB HDD】

特徴1 - 低価格デスクトップPC

Style∞ M-Classは、非常に低価格なミニタワーPCです。

最小構成モデルなら4万円台という安さで購入可能です。

ライバル機種と、Core i5、メモリ8GB、1TBの構成に揃えて価格を比較したのが下の表です。ドスパラ Magnate IMには、わずかにおよびませんが、それに次いで安い価格でした。

なお、パソコン工房の製品は、製品をカスタマイズ後、カートに入れ購入手続きを進めると、最後の画面で送料・手数料が加算された金額がようやく表示されます。カスタマイズ画面で表示される金額には送料・手数料は含まれませんのでご注意下さい。

ライバル機種との価格比較(2017年3月15日)
  パソコン工房
Style∞ M-Class
ドスパラ
Magnate IM
マウス
Luv Machines
ツクモ
AeroStream
デル
Inspiron
エプソン
MR8000
チップセット H110 B250 H110 H110 H270
CPU Core i5-7400 Core i5-7500 Core i5-7400 Core i5-7400 Core i5-7400 Core i5-7500
メモリ 8GB 8GB 8GB 8GB 8GB 8GB
ストレージ 1TB HDD 1TB HDD 1TB HDD 1TB HDD 1TB HDD 1TB HDD
光学ドライブ DVDマルチ DVDマルチ DVDマルチ DVDマルチ DVDRW DVDマルチ
電源 450W 350W 350W 450W 240W 350W
価格
(税・送料)
72,316円 71,258円 79,488円 72,684円 83,138円 137,052円

特徴2 - コンパクトなミニタワー

Style∞ M-Classは、コンパクトなミニタワーPCケースを採用しています。

下図は、ミドルタワーPCケースと並べてみた写真ですが、一回り小さいことが分かります。

Style∞ M-Class
コンパクトなミニタワー


ミニタワー「Style∞ M-Class」とミドルタワーの比較

 

また、同社のゲーミング用ミニタワーPCと比較したのが下の図です。高さは若干あるものの、横幅、奥行きについては、Style∞ M-Classのほうが短くなっています。


Style∞ M-Class と Level∞ M-Classとの比較


高さの比較


横幅の比較


奥行きの比較

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

CPUの選び方

本製品は、最新世代の第7世代CoreプロセッサーからPentium、Celeron、さらにAMD APUまで幅広いプロセッサーを選択可能です。下図に選択できる代表的なプロセッサーを掲載します。

安く購入するなら、APU A4-7300やCeleron G3930がいいですが、これらは性能がかなり低いため、もう少しお金をプラスして、Pentium G4560を選択するのが、コストパフォ―マンス面では良いと思います。

無難な構成にするなら、Core i5-7400がいいと思います。


CPUの選び方(筆者の独自判断)

グラフィックスの選び方

本製品はゲーミングPCではありませんが、下図のような専用グラフィックスを選択することも可能です。また、本製品はオンボードの場合、2画面までしか出力できないため、トリプルディスプレイ以上にするなら、専用グラフィックスを搭載する必要があります。


グラフィックスの選び方(筆者の独自判断)

ストレージの選び方

ストレージは、下図のようなものを選択できます。CPUの性能を下げてもいいので、SSDの搭載をおすすめします。


ストレージの選び方(筆者の独自判断)

Style∞ M-Classで計測したベンチマーク

以下、レビュー機で計測したベンチマーク結果を掲載します。

PassMark Performance Test 9.0 CPU MARK
(CPU性能の評価)

Core i3-7100
3DMark
(主にグラフィックス、CPU性能の評価)

Core i3-7100、Intel HD Graphics 630
TMPGEnc Video Mastering Works 6によるエンコード時間
(x265がCPU性能の評価、NVENC、QSVが主にグラフィックス性能評価)
  Core i3-7100
x265でエンコード (※1) 32分12秒
NVENCでエンコード (※2)
QSVでエンコード (※3) 3分42秒
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
CrystalDiskMark
(ストレージの評価)

1TB HDD
CrystalDiskMark
(SDカードスロットの評価)
今回は、SDカードリーダー非搭載

 

 

 

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