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パナソニック レッツノート AX2の実機レビュー

更新日:2012年11月3日

ずば抜けた軽さと駆動時間

レッツノート AX2は、ノートパソコンの形状にも、タブレットの形状にもなるコンバーチブル型のハイブリッド・タブレットPCです。

他社にも似たような製品がありますが、レッツノート AX2は、軽さとバッテリー駆動時間がずば抜けています。

重量は約1.14kgと軽量です。タブレットとしては重いかもしれませんが、キーボードを搭載したタブレットPCとしては群を抜いた軽さです。

通常、重量が軽いとバッテリー駆動時間が短いものですが、レッツノート AX2はメーカー公表値で約9.5時間、動画再生時で約5時間半(当サイトで計測)も駆動します。

ただし、液晶画面がやや見づらいのが残念です。詳細は下記にレビューします。

店頭モデル→ビックカメラ.com icon など
マイレッツ倶楽部モデル→パナソニック直販サイト

※レビュー機は当サイトでの購入製品です

目次

レッツノート AX2の基本スペック

今回レビューに用いている型番「CF-AX2QEBJR」のスペックを下記に掲載します。→最新のAX3では仕様が変わっています。液晶はIPSフルHD、メモリは最大8GB、ストレージは最大512GB SSDとなっています。バッテリー駆動時間も延びています。

この型番以外のスペックは、仕様(店頭モデル)および仕様(マイレッツ倶楽部モデル)をご覧ください。

CPU
Core i5-3317Uです。
 
グラフィックカード
CPU内蔵(インテル HD グラフィックス 4000)です。
液晶ディスプレイ
11.6型ワイド(1366x768)です。
 

メモリ
4GBです。
 
ハードディスク
搭載していません。SSDのみ選択可能です。
 
SSD
128GBです。
 
光学ドライブ
非搭載です。
 
バッテリ駆動時間
メーカー公表値で約9.5時間です。実測値は後述します。

各形状での操作性のチェック

レッツノート AX2は、ノートパソコンにもタブレットにも変形することができます。まずは各形状での使い勝手をチェックしていきたいと思います。

ノートPC形状でキーボード操作してみる


ノートPCよりはやや打ちにくい

キーボードは、普通のノートPCよりやや打ちにくいです。

キーピッチ(キーとキーとの間隔)がかなり狭いため、慣れないとブラインドタッチで打ち間違えやすいです。「半角/全角」キーも特殊な位置にあるため日本語入力への切り替えがしにくいです。

ただし、ソフトウェアキーボードよりは打ちやすいです。

タッチパッドは、大きく、クリックボタンも独立しているためマウスポインタの操作はしやすいです。

キーボードとタッチパッドの詳細なチェックについては後述します。

 

ノートPC形状でタッチ操作してみる


普通に使えます

Windows 8 のモダン UIは、マウスよりもタッチしたほうがスムーズに操作出来る場合があります。また、縦スクロールも、タッチパッドを使うよりタッチ操作のほうが快適です。

このように、ノートPCの形状でもタッチ操作したくなるときがよくあります。このときの使い勝手は普通です。

ただ、Windows 8 でタッチ操作する場合、チャームなどを出しやすいように、両手で画面の端をつかむ持ち方が一般的かと思います。このとき、本製品は液晶の下側がパコパコ動く部分があります。たいしたことではないですが、ちょっと気になりました。

 

タブレット形状で持ってタッチ操作してみる


重量はGood。視野角、輝度はBad。

キーボードに指はそれほどかからない

タブレット形状で、手で持って操作した場合、iPadなどのタブレットよりも重いですが、思ったよりは気になりませんでした。

重量は約1.14kgとキーボード一体型のタブレットPCの中ではかなり軽い製品です。

タブレット形状にすると、キーボード面が剥き出しになりますが、パームレスト部分が広く取られているため、持つときにキーボードに指はそれほど触れません。

ただし、本体の向きを変えたり持ち方を変えたりすると、キーボードに指がかかってしまいます。

また、IPSパネルではないため視野角が悪いのと、最高輝度が150cd/m2(当サイトでの実測値)しかないことから、日光が入り込む場所で使うと画面が見にくいです。

 

タブレット形状で机に置いてタッチ操作してみる


非光沢はGood。視野角はBad。

タブレット形状のとき、持って操作するだけでなく、机の上に置いたり、膝の上に置いたりして操作することも多いと思います。

この形状で使った感想としては、視野角の悪さが気になります。机の上に本体を置くと、斜めから画面を見ることが多くなるため見づらいです。

ただし、非光沢液晶であるため、蛍光灯の光が映り込みにくい点は良いと思います。

変形のしやすさ


軽くて、回転もスムーズ

変形時は大きな動作を必要とします。

ただし、パソコンとしては本体が軽いですし、ヒンジの回転もスムーズなので、思ったよりは変形しやすいです。

また、レッツノートだけに頑丈そうな造りで、壊れやすそうなパーツもないため、変形時に壊れることも少ないと思われます。

特徴1 - 軽量ボディ

本製品の重量は実測値で1.121kgと、ノートパソコンの中では非常に軽量です。

本製品は、バッテリーパックが2つ入っている製品もあります(本機のCF-AX2QEBJRは1つ)。バッテリーパックをもう1つ携帯する場合もあると思い、バッテリーパックのみの重量を計測したところ188gでした。割と軽いバッテリーです。


重量の実測結果

 

ACアダプターの重量は下図の通りです。軽量のウォールマウントプラグを装着した場合は200g、延長できる電源コードを装着した場合は241gでした。こちらも軽量です。


重量の実測結果

特徴2 - 電源を入れたままバッテリーを交換可能

レッツノート AX2は、ホットスワップに対応しており、電源を入れたままバッテリーを交換することが可能です。これは着脱できるバッテリーパックの他に、内蔵バッテリーを搭載しているためです。


ホットスワップ対応のバッテリー

特徴3 - 重量の割に長いバッテリー駆動時間


動画再生時のバッテリー駆動時間は5時間28分

本製品は軽量でありながら、バッテリ駆動時間も長い製品です。

JEITAバッテリー動作時間測定法によるメーカー仕様では、内蔵バッテリー+バッテリーパックで約9.5時間、内蔵バッテリーのみで約3時間です。よって、バッテリーパック1本分で約6.5時間駆動する計算となります。

レッツノート AX2はバッテリーパックが2本付属している機種もありますが、合計約19時間(約9.5時間×2)駆動するのではなく、約16時間(約3時間+約6.5時間×2)となるためご注意ください。

当サイトによる動画(解像度:720x480)再生時のバッテリー駆動時間のテストでは、内蔵バッテリー+バッテリーパックで5時間28分でした。約1.14kgという重量にしては長い駆動時間だと思います。

特徴4 - 極薄ボディ


ゴム足を含めた高さの実測は約21mm

レッツノート AX2の薄さは、メーカー公表値で約18mmとなっています。非常に薄いため、ウルトラブックのカテゴリにも属するタブレットPCです。

ゴム足を含めても約21mmとなっています。

ただし、一般的なタブレットと比較した場合、やや厚さがあります。

 

特徴5 - 高速SSD搭載で起動が速い

レッツノート AX2は、高速SSDおよびWindows 8を搭載しているため、PCの起動が高速です。実測した結果は次の通りです。

PC起動時間など
テスト内容 時間
PC起動時間 約8秒
PCシャットダウン時間 約8秒
PC起動時間は、ハイブリッドブート時の時間。電源ボタンを押してからタイル画面が表示されるまでを計測

CrystalDiskMarkのベンチマーク

SSDのCrystal DiskMarkのベンチマーク結果は次の通りです。高速なSSDです。


SSDのベンチマーク結果

液晶ディスプレイのチェック

液晶ディスプレイのチェックです。

「タブレットとしては視野角が悪く、ギラつきもあり、あまり見やすい液晶ではない」というのが筆者の感想です。下記に詳細を確認していきます。

まずは視野角です。おそらくTNパネルです。IPSパネルではないため視野角が悪いです。→ 最新のモデルでは視野角の良いIPSパネルになっています。


視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

ガンマ補正曲線を確認すると、青色が低めに、赤色が高めに"補正"されています。そのため、実際の画面は青みの強い寒色系となっています。


ガンマ補正曲線
※ i1 BASIC PROで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2
※見方の詳細については、miyahan.com様、DOS/V Power Report様のページをご確認ください

 

色域はやや狭いです。


ガモット図(a*b*平面)
左図はsRGBとの比較で、右図はadobe RGBとの比較
※ i1 BASIC PROでICCプロファイルを作成後、ICCViewでグラフを作成

 

画素の形状と、ノングレア処理面の画像です。画素の形状はシンプルそうですが、ノングレア処理に大きめの凹凸がまばらにあります。これが影響しているためか、ギラつきを感じます。


画素の拡大図
※マイクロスコープ(FS-SST240 )で撮影

キーボードとタッチパッドのチェック

キーボードのチェックです。

「キーピッチが狭く、あまり打ちやすくはない」というのが筆者の感想です。

メーカー仕様を確認すると、キーピッチは横:約18mm、縦:14.2mmと縦のキーピッチがかなり狭いです。キーストロークは書かれていないため実測したところ約1.5mmでした。キートップは滑りにくい素材です。

また、「半角/全角」キーが最上段の左から2番目という特殊な位置にあります。日本語入力の切り替えの際、ブラインドタッチしにくいです。ファンクションキーやBackSpaceキーも小さいです。Enterも下側が小さくなっています。


キーボード全体図


キーの拡大図1


キーの拡大図2

 

タッチパッドは円形から、一般的な長方形の形状へ変わりました。クリックボタンは独立しています。タッチパッドもクリックボタンも使いやすいと思います。


タッチパッドとクリックボタン

総合ベンチマーク

Core i5-3317U、メモリ4GB、128GB SSDの本機でのベンチマーク結果です。

ディスク関連のスコアは高速SSDを搭載しているだけあって、高いスコアです。その他のスコアは標準的です。

Windows エクスペリエンス インデックス

PassMark Performance Test 8.0


※ソフトのバージョンを「7.0」から「8.0」へ変更しました。

PCMARK7 v1.0.4

動画のエンコード時間のチェック


ペガシス TMPGEnc Video Mastering Works 5

ペガシス TMPGEnc Video Mastering Works 5 による動画のエンコード時間のチェックです。

本機のCPUはCore i5-3317Uですが、レッツノート AX2で搭載できるその他のCPUについても、他のPCでの実測結果ではありますが掲載します。

CPU選びの参考にどうぞ。


TMPGEnc Video Mastering Works 5 によるエンコード時間
エンコード方法 他機
Core i7-3667U
メモリ4GB
他機
Core i7-3517U
メモリ4GB
他機
Core i5-3427U
メモリ8GB
本機
Core i5-3317U
メモリ4GB
x264でエンコード 32分00秒 32分53秒 34分34秒 35分33秒
クイック・シンク・ビデオでエンコード 12分10秒 12分00秒 13分12秒 14分32秒
AVCHDの動画(ファイルサイズ:1.54GB、再生時間:約13分、解像度:1920x1080)を、
iPhone 4で視聴可能なMPEG-4 AVC(解像度:1280x720)へ変換

カードリーダー/ライターのチェック

内蔵カードリーダー/ライターの対応カードと速度のチェックです。

スロットは本体の左側面にあります。挿入後、SDカードの出っ張りはありません。PUSHすれば取り出せます。スロットの下部が凹んでいるため、カードを取る時も取りやすいです。


SDカード挿入後の外観

対応しているカードは次の通りです。UHS-Iおよび著作権保護技術対応です。

対応カード

SD(SDHC、SDXC含む)

カードリーダー/ライターのCrystalDiskMarkのベンチマーク結果は次の通りです。高速なカードリーダー/ライターです。


 


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