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パナソニック レッツノート MX5 の実機レビュー

更新日:2016年3月25日

全部入りモバイルPC

レッツノート MX5は、タブレットへ変形することができ、DVDスーパーマルチドライブも搭載し、LANやVGAのポートも搭載しており、なんでも詰め込んだ全部入りのモバイルノートパソコンです。

マグネシウム合金にカーボンを含ませたボディは、堅牢性が高く、重量も約1.198kg(メーカー仕様値)と軽量です。

静電式ではありますが、スタイラスペンも内蔵し、ペンによるタッチ操作も可能です。

LTEに対応したモデルもあり、Wi-Fiルーターなどを使用しなくても、外でデータ通信が可能です。

メーカー直販サイト:Panasonic Store(レッツノート MX5)


※レビュー機は当サイトでの購入品です

目次

レッツノート MX5の基本スペック

レッツノート MX5(2016年春モデル)のスペックです。特徴的な部分は赤字にしています。店頭モデルおよびカスタマイズレッツノートを合わせた仕様を掲載しています。2016年春モデル以外はスペックが異なりますのでご注意ください。

CPU
Uシリーズの第6世代インテルCPUを選択可能です。本機はCore i5-6200Uです。
グラフィックカード
CPU内蔵(インテル HD グラフィックス)です。
液晶ディスプレイ
12.5型、フルHD、IPS、タッチ液晶です。アンチグレア保護フィルムが貼られています。
メモリ
LPDDR3のメモリで、最大16GBです。本機は8GBのメモリです。
HDD/SSD
SSDを搭載しています。本機は128GB SSDです。
光学ドライブ
内蔵光学ドライブ搭載です。DVDスーパーマルチまたはブルーレイディスクドライブです。
バッテリー駆動時間
モデルにもよりますが、最大 約12時間(JEITA 2.0)です。
その他
薄さは21mm、重量は最小で約1.198kgです。2 in 1 PCです。

特徴1 - タブレットへ変形可能

レッツノート MX5は、液晶が360度回転し、パソコンからタブレット形状へ変形することができる2 in 1 ハイブリッド・タブレットPCです。


タブレット形状へ変形可能

 

ただし、タブレット形状にすると、キーボードが剥き出しになってしまいます。ThinkPad YogaシリーズのようなLift'n' Lock機能もありません。キーを破損させたり傷つけたりしないか心配です。「CF-MXシリーズ専用キーボードカバー」も別売りされていますが、タブレット形状にする度に、わざわざこのカバーを取り付けるのも面倒です。


キーボード面は剥き出し

特徴2 - 光沢ドライブ搭載

レッツノート MX5は、タブレットへ変形可能なPCとしては珍しく、DVDスーパーマルチドライブまたはブルーレイディスクドライブを搭載しています。

光学ドライブを使用する機会はかなり減りましたが、ポータブルDVDプレイヤーの代わりとして使用したい方、出張先や学校で資料がCD-ROMで配布される方、メインPCとしても使いたい方などは、あったほうが便利です。


光学ドライブ搭載

特徴3 - 豊富な種類の入出力ポート

レッツノート MX5は、ビジネス用途で使用されることが多いため、LANやVGAといったポートも搭載されています。その他にもUSBやHDMIポートも搭載されています。ポートの種類は非常に豊富です。ただしUSBポートは2つと、やや少なめです。


豊富な種類の入出力ポート

特徴4 - ペン付属

スタイラスペン(静電式)も付属しています。ペンはPC本体に内蔵することも可能です。


内蔵可能なスタイラスペン

 

ペン先は2mmとなっており、静電式のペンにしては細いです。


静電式のペン


ペン先の拡大図

 

実際に使ってみましたが、指で操作するよりも、狙ったところをタッチしやすいです。

ただし、文字を書く場合、手のひらを画面につけると反応してしまうため、手のひらを画面につけないようにして書く必要があります。また、ゆっくり書けば、読める字ですが、速く書くと線が思ったように追従せず読みづらい字になってしまいます。イラストも同様に書きづらいです。文字やイラストを描く場合はおすすめしません。


指よりもタッチしやすい。ただし文字やイラストを入力するにはおすすめしない

特徴5 - LTE対応モデルもあり

レッツノート MX5には、LTEに対応したモデルもあります。

ドコモ系のMVNO SIMを挿入すれば、格安でデータ通信を行うことが可能です。モバイルWi-Fiルーターを持ち歩かなくても良いので非常に便利です。MVNO SIMカードについては「MVNO 格安SIMカードの比較」ページをご覧ください。


LTE対応モデルもあり

 

ちなみに、LTEに対応した個人向けパソコンは、他のレッツノートシリーズ、LaVie Direct HZ(D)VAIO S11など、数えるほどしかありません。

特徴6 - 2 in 1 パソコンとしては比較的軽量

タブレットへ変形出来る2 in 1 パソコンは、それを実現するギミックのせいで、重量がやや重くなるのが一般的です。

しかし、レッツノート MX5は、メーカー仕様で約1.198kgと比較的軽い重量です。光学ドライブを搭載していることを考慮すると、とても優秀な重量です。なお、当サイトでの実測値は下図の通りです。


重量の計測値(PC本体)

 

また、ACアダプターも軽いです。特に、電源コードではなく、付属のウォールマウントプラグを取り付ければ、200gを切る重量になります。


重量の計測値(ACアダプター)

液晶ディスプレイのチェック

液晶ディスプレイのチェックです。

まず、視野角ですが、IPSパネルであるためとても広いです。


視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線を確認すると、明部になるにつれ、やや青色が強調された色になっていることが分かります。ただし、補正幅は小さいため、比較的自然な発色と言えます。


ガンマ補正曲線
※ i1Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2
※見方の詳細については、miyahan.com様、DOS/V Power Report様のページをご確認ください

 

色域はほぼsRGBをカバーし、モバイルノートパソコンの中では広いほうです。


ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

 

画素の形状はシンプルです。斜めに虹色の線が入っているようなギラつきを、やや感じますが、気にならない人が多いでしょう。


 

本機は、光沢液晶の上に、ノングレア保護フィルムが貼られており、映り込みが低減されています。ただし、通常の非光沢液晶よりもやや映り込みはあり、ハーフグレアに近い見た目です。


液晶の映り込み

 

このノングレア保護フィルムを取ると、発色が鮮やかに感じます。また、フィルムが貼られていたときのようなギラつきが"やや"低減されます。その代わり、画面への映り込みがはっきりします。

個人的にはノングレア保護フィルムがないほうが見やすいですが、取ったからと言って、劇的に見やすくなるわけではありません。


液晶のフィルムは取り外し可能
ただし、一度取ると、綺麗に戻せなくなる可能性が高いので注意

キーボードとタッチパッドのチェック

キーボードのチェックです。

キーピッチはメーカー仕様表を確認すると、横:19mm、縦:15.2mmとなっており、縦のピッチがかなり狭いです。実測値もほぼ同様です。キーストロークはメーカーサイトには約2.0mmと書かれています。モバイルノートPCとしては十分あると思います。打ったときの"たわみ"はほぼありません。キートップはほぼフラットです。

キーが左右非対称のリーフ形状(葉っぱのような形)になっています。ただし、左の指で押すキーと右の指で押すキーが、なぜか同じ形になっています。リーフ形状だからと言って特に打ちやすくなっているとは感じません。

キー配置としては、「半角/全角」キーが端になく、左から2番目にあり、キー自体も小さいです。

実際に打ってみると、縦のキーピッチが狭すぎて、いつもの感覚で打つと、1つ上または下のキーも押してしまいそうになります。また、「半角/全角」キーが特にブラインドタッチしにくいです。個人的には打ちやすいとは思いません。


キーボード全体図


キーの拡大図1


キーの拡大図2

 

タッチパッドは操作しやすく、クリックボタンも独立しており、軽い力でも押せるため使いやすいです。

また、タッチパッドの右上に指を1本置いて、右回りに円を描くように指を動かすと、縦スクロールすることが可能です。途中で指を止めても、タッチパッドから指を離さなければ、スクロールを再開することもでき、意外に便利です。ちなみに、左下から左回りに円を描くと横スクロールが出来ます。


タッチパッド&クリックボタン

 

さらに、手のひらがタッチパッドに触れて、予期せぬカーソルの移動を防ぐ、タッチパッド誤操作防止機能も搭載しています。具体的には、下図の青色の領域から操作を始めたときのみカーソルが動くようにすることが出来ます。手のひらが灰色の部分に触れてもカーソルは動きません。


タッチパッド誤操作防止機能

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

モバイルノートパソコンとしては標準的な性能です。なお、NVMe SSDは選択できません。

Core i5-6200U、8GB メモリ、128GB SSDの構成でのベンチマークスコアは次の通りです。

PassMark Performance Test 8.0

3DMark


※ FIRE STRIKE:高性能GPU向け、SKY DIVER:ミドルレンジGPU向け、
CLOUD GATE:一般ノート向け、ICE STORM:タブレットやスマホ等のモバイル向け

PCMark 8 - Home accelerated

動画のエンコード時間

TMPGEnc Video Mastering Works 6によるエンコード時間
  Core i5-6200U
x265でエンコード (※1) 48分05秒
x264でエンコード (※2) 22分59秒
NVENCでエンコード (※3)
QSVでエンコード (※4) 10分51秒
XAVC Sの動画(約5分、4K)をMP4(FHD)へ変換。x265はH.265/HEVC、それ以外はH.264/AVCへ変換
※1 4Kや8Kにも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが、出力ファイル容量は従来の約半分
※2 H.264エンコーダーの中で、現在人気の高いエンコーダー。ほどほどの速度で高画質
※3 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載される最新ハードウェアエンコーダー。従来のCUDAより速度、画質とも向上
※4 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー。エンコードが高速

ストレージのベンチマーク


128GB SSD

バッテリー駆動時間のチェック

レッツノート MX5は、外付けのバッテリーと内蔵のバッテリーの2つを搭載しています。

BatteryInfoViewのソフトで確認すると、外付けのバッテリー容量は32,830mWh、内蔵のバッテリー容量は15,200mWhとなっており、合計48,030mWhの容量となります。標準的な容量です。

2つのバッテリーを搭載しているため、外付けのバッテリーを交換するときに、電源を切る必要がありません。ホットスワップが可能です。


バッテリーのホットスワップ可能

 

メーカーか計測したJEITAバッテリー動作時間測定法 V2.0によるバッテリー駆動時間は、最大 約12時間となっています。

当サイトによる計測値は下表の通りです。モバイルノートパソコンとしては、標準的な駆動時間です。

バッテリー駆動時間
  バッテリー駆動時間
動画再生時 ※1 7時間26分
PCMark 8 Home のバッテリーライフテスト ※1 4時間32分
PCMark 8 Work のバッテリーライフテスト ※2 5時間24分
※画面輝度は約120cd/m2で計測
※1 ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
※2 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、画像編集、ビデオチャット、軽いゲームなどを実行
※3 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャットなどを実行

薄さのチェック

ゴム足を含めた高さの実測値は、23mm弱でした。


高さを実測

カードリーダー/ライターのチェック

内蔵カードリーダー/ライターのチェックです。

SDカード挿入後の出っ張りはありません。


SDカードスロットの位置

 

UHS-Ⅱのカードにも対応し、アクセス速度は速いです。


UHS-ⅡのSDカード

 

 

 

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