ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア oβ プレイレポート

更新日:2013年8月19日

いよいよスタートした「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」オープンβテスト。早くも同時接続者数15万人を突破し、一時はワールドログイン制限やキャラクター作成制限、新たに3つのワールドの追加が行われるなど、土日ということもあってか、かなり盛況のようです。

当サイトでも「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」の正式サービス開始に向けて、推奨PCやグラフィックボードごとのベンチマーク計測等の紹介をしてきましたが、今回はオープンβテストということで、筆者も早速参加してきました。ちなみにこのオープンβテストは、8月17日の18時から19日の18時まで実施されています。


ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア 「オープンβテスト参加登録ページ

オープンβテストには上記の「オープンβテスト参加登録ページ」から、応募することによって、無料ですぐに参加することができます。なおテスト期間で作成したキャラクターデータは、正式サービス開始後も引き継がれるそうなので、興味のある方はさっそく登録を済まして、一足先に「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」の世界を楽しみましょう!


「FF XIV: 新生エオルゼア」Launcher

クライアントをインストール後、ランチャーを起動すると、パッチのダウンロードが始まります。ダウンロード時間は混雑状況によって変わりますが(混雑時は一時間ほど)、現在はそれほどかからない様子。

パッチのダウンロードが完了すると、プレイアイコンが表示されるので、それをクリックすることで無事起動することができます。

またこのランチャーからは「FF XIV: 新生エオルゼア」のプロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏によるプロデューサーレターや、βテスト専用フォーラムにアクセスできるので、是非チェックしてみましょう。

人気のグラフィックスカードで「FFXIV: 新生エオルゼア oβ」を最高設定で試す!

まずはグラフィックの設定とキャラクタークリエイト


「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」 β version

ということで今回「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」オープンβテストに使用したデスクトップPCの構成は、OS:Windows 8、CPU:Intel Core i7-4770、メモリ:8GB、そしてグラフィックスカードはNVIDIA最新の「GeForce GTX 780」と「GeForce GTX 760」の2つを用意。

この2つのグラフィックスカードで、「FFXIV: 新生エオルゼア oβ」を最高画質設定で試しました。ちなみに各人気のグラフィックスカードで、「ファイナルファンタジーXIV 新生エオルゼア」のベンチマークを計測した結果を掲載した記事があるので、こちらも参考に。

参考:「FF XIV 新生エオルゼア」ベンチマークスコア

グラフィック設定は下記の写真のように、1920×1080のフルスクリーン表示で、FPS制限は無制限、グラフィック設定プリセットは最高品質に設定。

なお、描画設定からは用意されたプリセット以外にも、草の表示量や影の設定、マップの解像度など、自分好みに描画設定を調整することが可能です。画質設定のほかにも、サウンド設定やマウス感度設定、ゲームパッドの設定などもできます。


検証に用いたグラフィック設定


まずはキャラクターを作成

画質設定その他もろもろの調整が終わったら、まずはキャラクタークリエイト。クローズドβから参加している筆者は、既にキャラクターを所持してましたが、ここは一から作ることに。ミコッテ(女性)を選んだら負けと思いつつもやっぱりミコッテ。実際ワールド内でもミコッテ(女性)が多く見られます。

このキャラクタークリエイトからはベンチマークと同様に、身長や肌の色、目鼻口の形、はたまた胸の大きさなど、かなり細かな調整ができます。ちなみにここでクラス、生まれの都市、ワールド(サーバー)を選択することになります。キャラクタークリエイトが終わったらいざログイン!

いざ「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」の世界へ!


ようこそグリダニアへ

キャラクタークリエイトが終わり、ゲームが始まると、オープニングムービーがスタート。その後プレイヤーはクラスごとに選択した都市に到着します。都市は砂漠地帯のウルダハ、森林地帯のグリダニア、海に囲まれた都市リムサ・ロミンサの三都市。

筆者は弓術士を選択していたので、都市は森林地帯の広がるグリダニアからスタート。旧FFXIVをプレイしていた時もグリダニアを拠点にしていたので、どこか思い入れがある都市です。他の都市も頻繁に訪れていたので、新生エオルゼアから変わってしまった都市を見ると、何か感慨深いものがあります。


クエストを受注する集会所

これからこの都市を拠点にまずはチュートリアルから様々なクエストをこなしていくわけですが、ストーリーが進むと、三都市間を移動することもできるようになります。

操作方法はゲーム開始すぐに、ゲームパッドか、キーボード/マウスのどちらかを選択できるようになっており、この設定は下記のキャラクターコンフィグ画面からいつでも変更が可能。ゲームの操作も、チュートリアルをこなしていくことで、ひと通りの操作はマスターできるようになっており、MMO初心者でもわかりやすい設計になってます。


テストに用いたグラフィック設定

ゲーム内のキャラクターコンフィグ画面からは、前述のゲームパッドとキーボード/マウス操作の切り替えの他に、移動操作タイプやカメラ操作、ターゲット操作やUIの設定、ネームプレート設定やホットバー、チャットログなど、プレイヤーの好みに事細かに設定することができ、とても親切な設計で分かりやすいです。

デスクトップ用「GeForce GTX 780」と「GeForce GTX 760」でFPSを計測

そしていよいよこの記事での本題。最高設定の「FFXIV: 新生エオルゼア oβ」を「GeForce GTX 780」と「GeForce GTX 760」の2つのグラフィックスカードで、下記の3つの環境で「Fraps Version 3.5.99」を使ってFPSを測定し、比較してみました。多くのプレイヤー達が混雑するMMOということで、両グラフィックスカードでの計測に全く同じ環境は作りにくいので、若干のFPSの誤差はあると思いますが、ご了承ください。


都市内を歩きまわってFPSを計測

まずはグリダニアの都市内をひと通り散歩してFPSを計測。GTX 780での結果は、平均FPSは69.1、最小FPSは46、最大FPSは115と、かなりの好結果でした。プレイヤーが多いエーテライトの周りでは、FPSが50台まで落ち込むものの、特にカクツキもなくとても快適でした。

GTX 760だと平均FPSは60.2、最小FPSは33、最大FPSは88という結果でした。特にカクツキもありませんでしたが、プレイヤーが混雑するエーテライト前では、FPSが40台まで落ち込んでしまうことも。


集会所前でFPSを計測

次にプレイヤーの出入りが激しい集会所で、10分ほど放置してFPSを計測。GTX 780での結果は平均FPSは67.3、最小FPSは58、最大FPSは76とこちらも好結果に。オープンβテスト中ということで、かなりのプレイヤー達が出入りをしていましたが、それほどFPSは落ち込みません。

GTX 760だと平均FPSは55.2、最小FPSは52、最大FPSは59という結果でした。平均FPSは60を下回っているものの、多くのプレイヤーが出入りをしても、特に大きな変動はなく、とても安定していました。


モンスターと戦闘しつつFPSを計測

次に都市グリダニアを出て、黒衣森を探索しつつ、モンスターと戦闘をしてFPSを計測。GTX 780での結果は平均FPSは58.4、最小FPSは46、最大FPSは71でした。さすがに多くのプレイヤーやモンスターが動き続けるフィールドでは、FPSも落ち込んでしまいます。ただ戦闘中や移動中でもカクツキ等は一切なく、とても快適にプレイできました。

GTX 760だと平均FPSは52.1、最小FPSは41、最大FPSは65という結果でした。GTX 780と数値にあまり差はなく快適にプレイできる場面が多いですが、フィールド移動中ではたまにカクツキが見られ、カメラを回転した時に急にガクガクっと重くなることもありました。


テストに用いたグラフィック設定

「Fraps」のようなFPSを表示する外部ソフトを使用しなくても、一応、システムコンフィグの窓枠の右上にリアルタイムでFPSは表示されます。このまま移動も可能なので、一番負荷の高いエーテライト周りや外部マップ等に行き、表示されているFPSを目安に、自身のPCのスペックに合わせて、グラフィック設定を調整するのがいいです。筆者の調べでは、エーテライト周りや敵モンスターのいる外部マップで、FPSが60以上出るようにグラフィック設定を調整してあげれば、十分快適にプレイできる環境だと思います。

「FF XIV: 新生エオルゼア」を最高設定で快適にプレイするなら!


その後もFPSを見張りながらのプレイは続き・・・。

「GeForce GTX 780」と「GeForce GTX 760」の2つのグラフィックスカードを用い最高設定で、ひと通りプレイしてみた感想では、「GeForce GTX 780」なら最高設定でも快適にプレイできることができます。フィールド移動や戦闘中、天候の変化による負荷も物ともせず、カクツキもほとんどありません。

「GeForce GTX 760」でも、快適にプレイできる場面が多いですが、プレイヤーの多い場所や、フィールド移動や戦闘中など、カクツキがややみられるときもあります。「GeForce GTX 760」で常に快適にプレイするとなれば、グラフィック設定は高品質が良いと思われます。

最後に、筆者も正式サービス開始後は、新生エオルゼアの新たな冒険者として突っ走っていく思いなので、どこかで出会うことがあるかも知れません。その時は暖かい眼差しで、見守ってあげてください。ではでは最後にミコッテの笑顔と一緒に「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」 オープンβテスト プレイレポートでした!

関連リンク

「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」ノート&デスクトップの各GPUでのベンチマークスコア - the比較

「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」βテスター募集ページ - 外部リンク

「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」プロモーションサイト- 外部リンク

「ファイナルファンタジーXIV プレイヤーズサイト」「The Lodestone」- 外部リンク