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Core i7-8700Kのベンチマーク

更新日:2017年11月7日
初稿:2017年10月19日

はじめに

このページでは、当サイトで計測したCore i7-8700Kのベンチマークスコアを掲載します。

Core i7-8700Kは、第8世代となるインテルCoreプロセッサーで、主にデスクトップPCに採用されるCPUです。従来のCore i7-7700Kは4コアでしたが、6コアに増えており、パフォーマンスが大きく向上しています。

なお、1台のパソコンでのみ計測しています。標準的なスコアなのかどうかわからないため、他のパソコンで計測した場合、スコアが大きく変わる可能性があります。ご了承ください。

【結果概要】旧CPUより1.3倍以上速い

お忙しい方のために、結果の概要だけ先に紹介します。

CPU性能を評価する「CINEBENCH R15」のマルチコアのベンチマークスコアの結果は下図の通りで、Core i7-8700Kは、旧世代のCore i7-7700Kより約1.4倍もスコアが伸びました


CINEBENCH R15 - CPU(マルチコア)

 

また、同じくCPU性能評価する「Passmark」のCPU MARKのベンチマークスコアの結果は下図の通りで、Core i7-8700Kは、旧世代のCore i7-7700Kより約1.3倍もスコアが伸びました


Passmark - CPU MARK

4コアになったCore i7-8700Kの仕様

Core i7-8700Kの主な仕様は、次の通りです。

コア数が4から6へと、1.5倍増え、またキャッシュも増えています。ベースクロックは下がっているものの、ターボブースト時の最大クロックは上がっています。

内蔵グラフィックスについては、名称が「Intel HD~」から「Intel UHD~」に変わり、4K対応であることがよりアピールされています。

Core i7-8700KとCore i7-7700Kの仕様比較
  第8世代プロセッサー 第7世代プロセッサー
Core i7-8700K Core i7-7700K
開発コード名 Coffee Lake Kaby Lake
コア数/スレッド数 6/12 4/8
ベースクロック 3.7GHz 4.2GHz
ターボブースト時の
最大動作クロック
4.7GHz 4.5GHz
キャッシュ 12MB 8MB
内蔵グラフィックス Intel UHD Graphics 630 Intel HD Graphics 630
TDP 95W 91W

今回はドスパラ Monarch-X ZK でテスト

今回は、第8世代インテルCoreプロセッサー「Core i7-8700K」を搭載した新製品、ドスパラ Monarch-X ZKでテストしています。PCケースが大きく放熱性がしっかりしており、ベンチマークを取るには最適だと思ったのと、また納期が2日と早いこともあり、このPCを購入しました。


ドスパラ Monarch-X ZK

Core i7-8700Kの各種ベンチマークスコア

CINEBENCH R15

まず、Core i7-8700KのCINEBENCH R15のスコアを下に掲載します。

シングルコアのスコアは「206」と旧世代のCore i7-7700Kとほぼ変わらないものの、マルチコアのスコアは「1432」と、旧世代CPUに比べ約1.4倍も伸びました。


CINEBENCH R15

Passmark - CPU Mark

次にPassmarkのCPU Markのスコアを下に掲載します。

「16268」と非常に高いスコアで、旧世代のCore i7-7700Kと比較した場合、約1.3倍もスコアが伸びていました。


Passmark - CPU Mark

Geekbench 4

次に、Core i7-8700KのGeekbench 4のスコアを下に掲載します。

マルチコアは「22816」と非常に高いスコアでした。旧世代のCore i7-7700Kと比較した場合、約1.3倍もスコアが伸びていました。ただし、シングルコアのスコアは、旧世代CPUとほとんど差はありませんでした。


Geekbench 4

TMPGEnc Video Mastering Works 6によるエンコード時間

次は、ベンチマークソフトではなく、実際の動画変換ソフト「TMPGEnc Video Mastering Works 6」を用いたエンコード時間を掲載します。

XAVC Sの動画をH.265/HEVCへ変換する処理を確認したところ、10分37秒でした。旧世代のCore i7-7700Kで同様の処理を行った場合と比べると、7割程度の時間で処理が完了しました。


TMPGEnc Video Mastering Works 6によるエンコード時間

3dMark Cloud Gate

次に、グラフィック性能を計測する3D Mark のCloud Gateのベンチマーク結果ですが、「Graphics score」は「11808」でした。旧世代CPUと比べると、約1.2倍スコアが高くなりました。内蔵グラフィックス性能も少し良くなっているようです。


3D Mark - Cloud Gate

ベンチマークスコアのまとめ

最後に、上で掲載したベンチマークスコアを含め、今回掲載したベンチマークスコアをすべて掲載します。

CPU処理性能の比較

Core i7-8700KとCore i7-7700Kの比較
テスト内容 Core i7-8700K Core i7-7700K
Passmark - CPU Mark 16268 11489
CINEBENCH R15 - CPU (Multi-Core) 1432 cb 971 cb
CINEBENCH R15 - CPU (Single-Core) 206 cb 194 cb
Geekbench 4 - CPU (Multi-Core) 22816 17730
Geekbench 4 - CPU (Single-Core) 5713 5420
x265でH.265/HEVCエンコード 10分37秒 14分51秒

CPU内蔵グラフィック性能の比較

Core i7-8700KとCore i7-7700Kの比較
テスト内容 Core i7-8700K Core i7-7700K
3DMark Sky Diver - Graphics score 4953 4471
3DMark Cloud Gate - Graphics score 11808 9387
CINEBENCH R15 - OpenGL 66.93 fps 53.87 fps
ドラゴンクエスト X (1280x720) 10455 (すごく快適) 10667 (すごく快適)
QSVでH.265/HEVCエンコード 2分46秒 未計測

専用グラフィックスを搭載した場合のベンチマークスコア

Core-XやRyzenなどのCPUは、GeForceの専用グラフィックスを搭載し、ゲームベンチマークを取得すると、通常よりもスコアが下がるケースがありました。

そこで、専用グラフィックスを搭載したパソコンで、ゲームベンチマークがどうなるかを確認しました。下の表は、CPUが異なる3機種のゲームベンチマークスコアの取得結果です。いずれもGeForce GTX 1080Tiのグラフィックスを搭載しています。なお、3機種の中で、最も高かったスコアは赤字にしています。

表を確認すると、「Core-X」ことCore i9-7900Xを搭載したPCは、ゲームPCによく搭載されるCore i7-7700Kよりもスコアが落ちているのがわかります。

一方、Core i7-8700K搭載PCと、Core i7-7700K搭載PCを比べると、ゲームによって優劣は変わり、ややCore i7-8700K搭載PCのほうがスコアが高いケースが多いですが、ほぼ似たようなスコアです。少なくとも、Core i7-8700Kを搭載して、ベンチマークスコアが下がることはないと思います。

ゲームベンチマーク(解像度設定:1920x1080)
ゲーム一覧 GALLERIA VZ-X GALLERIA FZ GALLERIA ZZ
重さの目安 ゲームタイトル グラフィック品質設定 Core i9-7900X
GTX 1080Ti
Core i7-8700K
GTX 1080Ti
Core i7-7700K
GTX 1080Ti
重いゲーム ゴーストリコン ワイルドランズ 178 fps 186 fps 187 fps
121 fps 128 fps 128 fps
ウルトラ 68 fps 70 fps 74 fps
中程度の
重さのゲーム
FF14 蒼天のイシュガルド 標準 ★ 23862 29080 26822
高 ★ 19373 22472 22341
最高 19229 21998 21932
フォーオナー 156 fps 309 fps 300 fps
155 fps 227 fps 232 fps
超高 153 fps 176 fps 173 fps
STEEP 最低 169 fps 196 fps 181 fps
158 fps 167 fps 167 fps
超高 121 fps 126 fps 131 fps
ライズオブトゥームレイダー 最低品質 193 fps 215 fps 203 fps
中品質 168 fps 182 fps 173 fps
最高品質 149 fps 153 fps 150 fps
ファークライ プライマル 低い 123 fps 164 fps 163 fps
高い 104 fps 127 fps 132 fps
最高 99 fps 116 fps 121 fps
軽めのゲーム DDON
最高品質 12852 16201 14016
PSO2 EP4 描画:6 61382 89700 83271
モンハンF 70739 62038 60738
ドラクエ X 最高品質 21863 22720 21753
★「標準品質(デスクトップPC)」と「高品質(デスクトップPC)」の設定にしています。
※フレームレートの掲載値は、平均値です。最小値や最大値ではありません
※CPUやメモリなどの環境によってスコアが変わる点はご了承ください。
※ファイナルファンタジー XIV 蒼天のイシュガルドは、約7700スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※ドラゴンズドグマオンラインは、約5800スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※ファンタシースターオンライン2 EPISODE4は、約4200スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐)は、約6000スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※ドラゴンクエストXは、約5500スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※GALLERIA XGとXFのCPUは、現在は第7世代となっています
※通常の液晶ディスプレイは60Hz駆動であるため、ゲームを快適にプレイするには最低でも平均60fpsは欲しいです。ただし、平均fpsが60でも最小fpsはもっと小さいため、60fpsを切らないようにプレイするには平均80~100fpsは欲しいです。また、120Hz駆動の液晶ディスプレイを使用している方は、最低でも平均120fpsは欲しいです。

 

Core i7-8700K搭載パソコン

2017年10月19日時点でCore i7-8700Kを搭載した主なデスクトップパソコンを紹介します。意外と販売しているメーカーはまだ少ないですが、今後続々と登場すると思います。

オンボードパソコン(専用グラフィックボードなし)

専用グラフィックスを搭載せず、Core i7-8700Kを搭載したパソコンです。なお、各デスクトップPCの特徴や違いは、「デスクトップパソコンの比較」をご覧ください。

ドスパラ Monarchシリーズ パソコン工房 Style ∞

GeForce搭載ゲーミングパソコン

Core i7-8700Kに加え、GeForceの専用グラフィックスを搭載したゲーミングパソコンです。なお、各デスクトップPCの特徴や違いは、「ゲーミングパソコンの比較」をご覧ください。

ドスパラ GALLERIAシリーズ マウス G-Tune MASTERPIECE i1630
パソコン工房 Level ∞ ツクモ G-GEAR

まとめ

Core i7-8700Kは、6コアになったことにより、マルチコアのベンチマークスコアが大きく向上しています。旧世代CPUと比べると、1.3~1.4倍もスコアが上がっています。実際の動画変換ソフトを使用しても、高速に処理が完了しました。

エンコード処理やRAW現像など、CPU負荷の高い作業をするときに、快適に感じることでしょう。

GeForceのグラフィックスを搭載したときゲームベンチマークがどうなるかは、後日掲載いたします。