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マウスコンピューター m-Book W の実機レビュー

更新日:2017年6月8日

17.3型大画面・高性能ノートPC

m-Book Wは、17.3型液晶を搭載した高性能なノートPCです。

ノートPCの中では液晶が大きいため、文字などが大きく表示されます。スケーリングの設定を100%にしても見やすいと思います。

Core i7-7700HQのCPUを搭載し、SSDも選択可能で、エンコード、RAW現像、各種編集作業も快適に行えるスペックです。

また、グラフィックスにはGeForce GTX 1050を搭載しており、ゲームブランド「G-Tune」ではないものの、ゲームもできる性能です。


※レビュー機はメーカーからの貸出機です

目次

m-Book Wの基本スペック

m-Book Wの基本スペックをチェックします。特徴的な部分は赤字にしています。※2017年6月8日時点の情報です。時期が経つと選択できるパーツは異なる可能性があります。詳細はメーカーサイトでお確かめ下さい。

CPU
第7世代インテルCore i プロセッサー(HQシリーズ)のCore i7-7700HQを搭載しています。
グラフィックカード
NVIDIA GeForce GTX 1050(4GB)を搭載。Optimus対応です。
液晶ディスプレイ
17.3型ワイドの非光沢液晶です。解像度はフルHD(1920×1080)です。
メモリ
最大で32GBのメモリを選択できます。本機は16GB(8GB×2)を搭載しています。
M.2 SSD
SATA接続またはPCIe接続のM.2 SSDを選択できます。本機はSATAの256GB SSDです。
2.5インチ ストレージ
HDDを選択できます。本機は1TBのHDDを搭載しています。
光学ドライブ
内蔵光学ドライブは搭載していません。
 
その他
バッテリー駆動時間は約5.6時間、重量は約2.7kgです。

特徴1 - 高視野角な17.3型の大画面液晶を搭載

一般のノートPCは、15.6型液晶を搭載している製品が多いですが、本機は一回り大きい17.3型液晶を搭載しています。

「15.6型でフルHDでは文字が見づらい・・・」といった方は、17.3型液晶であればかなり見やすくなると思います。

また、後述しますが、視野角が広く、色域も比較的広く、ギラつきも感じない液晶であるため、非常に見やすい液晶だと思います。


17.3型の大画面液晶を搭載

特徴2 - 高性能CPU「Core i7-7700HQ」を搭載

m-Book Wは、一般向けの「mouse」ブランドのPCですが、高性能なCPUを搭載しています。通常の一般向けノートPCは"Uシリーズ"のCore i7-7500Uなどを搭載していることが多いですが、本製品は"H"シリーズのCore i7-7700HQを搭載しています。

Core i7-7500Uを搭載したm-Book Fとエンコード時間を比較すると、下表のようにCore i7-7700HQは半分以下の時間で処理が完了します。

  m-Book W m-Book F
Core i7-7700HQ Core i7-7500U
x265でエンコード 20分52秒 47分26秒

特徴3 - ゲームもできる「GeForce GTX 1050」を搭載

本製品は「mouse」ブランドの一般向けノートPCですが、GeForce GTX 1050を搭載し、ゲームもすることができます。

ゲームベンチマークスコアは下表の通りです。1920x1080の解像度の場合、中程度のグラフィック設定であれば、多くのゲームが快適です。

ゲームベンチマーク(1920x1080)
製品名 マウスコンピューター
m-Book W
基本スペック Core i7-7700HQ
GeForce GTX 1050(4GB)
ファイナルファンタジー XIV 紅蓮のリベレーター 標準品質 ★ 11920 (非常に快適) 84 fps
高品質 ★ 9626 (非常に快適) 65 fps
最高品質 6400 (とても快適) 43 fps
ファイナルファンタジー XIV 蒼天のイシュガルド 標準品質 ★ 13898 (非常に快適)
高品質 ★ 9416 (非常に快適)
最高品質 6476 (とても快適)
ドラゴンズドグマオンライン
標準品質 9187 (とても快適)
最高品質 8830 (とても快適)
ファンタシースターオンライン2 EP4 描画:3 31583 (快適)
描画:6 13261 (快適)
モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐) 13452
ドラゴンクエストX 標準品質 16492 (すごく快適)
最高品質 16038 (すごく快適)
ゴーストリコン ワイルドランズ 57 fps
35 fps
超高 19 fps
フォーオナー 91 fps
56 fps
超高 40 fps
STEEP 最低 59 fps
43 fps
超高 30 fps
ライズオブトゥームレイダー 最低品質 85 fps
中品質 53 fps
最高品質 38 fps
ファークライ プライマル 低い 58 fps
高い 44 fps
最高 32 fps
GRID Autosport ウルトラロー 208 fps
ミディアム 132 fps
ウルトラ 78 fps
★デスクトップPCの場合は「標準品質(デスクトップPC)」と「高品質(デスクトップPC)」、ノートPCの場合は「標準品質(ノートPC)」と「高品質(ノートPC)」の設定にしています。
※フレームレート(fps)の掲載値は、平均値です。最小値や最大値ではありません
※CPUやメモリなどの環境によってスコアが変わる点はご了承ください。
※ファイナルファンタジー XIV 蒼天のイシュガルドは、約7700スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※ドラゴンズドグマオンラインは、約5800スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※ファンタシースターオンライン2 EPISODE4は、約4500スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐)は、約6000スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※ドラゴンクエストXは、約5500スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※通常の液晶ディスプレイは60Hz駆動であるため、ゲームを快適にプレイするには平均60fpsは欲しいです。ただし、平均fpsが60でも最小fpsはもっと小さいため、60fpsを切らないようにプレイするには平均80~100fpsは欲しいです。

 

GPU-Zで確認したGeForce GTX 1050の情報は次の通りです。


GeForce GTX 1050のグラフィックカードのスペック

 

その他のゲームのフレームレートや、その他のグラフィックスのフレームレートについては、下のページを参考にしてください。

PCゲームベンチマーク一覧

特徴4 - SSD+HDD構成が可能

本製品は、M.2スロットと2.5インチベイを備え、M.2 SSD + 2.5インチハードディスクの構成にすることが可能です。

また、M.2 SSDは、3,000MB/sを超える超高速なPCIe-NVMe SSDを選択することも可能で、しかも価格も割と安いです。


SSD+HDD構成が可能

特徴5 - 安心の24時間365日電話サポートなど

マウスコンピューターのパソコンは、サポート内容が充実しています。

まず、24時間365日対応可能な電話サポートが標準でついてきます。対応してくれるのは日本人です。


24時間365日電話サポートが標準でついてくる
※サービス内容および価格は変わる可能性があります

 

また、「安心パックサービス」というのに加入すると、下のようなサービスを受けられます。このサービス内容でも、1年保証ならわずか3,000円の追加料金です。


安心パックサービス
※センドバック・・・ユーザーからメーカーへ商品を発送(送付時の送料はユーザー負担)
※ピックアップ・・・業者がユーザー宅へ引き取り(ユーザーの送料負担はなし)
※サービス内容および価格は変わる可能性があります

液晶ディスプレイのチェック

液晶ディスプレイのチェックです。

まず液晶画面が17.3型と大きいです。

視野角も良いです。


視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線を確認すると、中間部が明るめの設定になっていますが、比較的自然な発色で見やすいです。



※見方の詳細については、miyahan.com様、DOS/V Power Report様のページをご確認ください

 

色域はノートパソコンとしてはやや広めです。


ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

 

画素形状です。ギラつきは特に感じません。


キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。

キーピッチは実測で横:約18mm、縦:約19mmです。17.3型と大きいサイズのPCなので、横のキーピッチも19mm欲しいところでしたが、まずまず十分な数値だと思います。キーストロークは実測で約2.0mmと十分な深さです。

キートップはほぼフラットですが、滑りにくく、底付きの衝撃も少なく、押しやすいキーです。


キーボード全体図


キーの拡大図1


キーの拡大図2

 

タッチパッドおよびクリックボタンの使いやすさは普通です。


タッチパッド

 

明るさを5段階で調整できるキーボードバックライトも搭載しています。




キーボードバックライト

 

プリインストールされている「Flexikey」のソフトを使用すれば、複数のキー入力やアプリケーションの起動など、好きなキーにマクロを設定することができます。


Flexikey

 

「CONTROL CENTER」のソフトを使用すれば、左ウィンドウズキーの無効化や、タッチパッドの無効化などの設定も可能です。



CONTROL CENTER

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

CPU

一般向けノートPCとしては高性能なCore i7-7700HQを搭載しています。エンコードやRAW現像などCPU負荷の高い作業も高速で処理できるでしょう。


CPUの選び方(筆者の独自判断)
※灰色のバーのCPUは選択できません

グラフィックス

GeForce GTX 10シリーズの中ではエントリー向けのGeForce GTX 1050を搭載しています。FHD液晶なら中程度のグラフィック品質設定でゲームをプレイできるでしょう。


グラフィックスの選び方(筆者の独自判断)
※灰色のバーのグラフィックスは選択できません

ストレージ

ストレージは、下図のようなものを選択できます。SSDの価格がかなり安くなってきてきるので、是非SSDの搭載をおすすめします。SATA SSDとPCIe-NVMe SSDは、体感速度はそれほど変わらないため、予算がなければSATA SSDでも十分だと思います。


ストレージの選び方(筆者の独自判断)

本機で計測したベンチマーク

以下、Core i7-7700HQ、メモリ 16GB、GeForce GTX 1050、256GB SATA SSDのレビュー機で計測したベンチマーク結果を掲載します。

PassMark Performance Test 9.0 CPU MARK
(CPU性能の評価)

Core i7-7700HQ
PassMark Performance Test 9.0 3D GRAPHICS MARK
(グラフィックス性能の評価)

GeForce GTX 1050
3DMark
(主にグラフィックス、CPU性能の評価)



Core i7-7700HQ、GeForce GTX 1050
VRMark
(VRが快適に動作するかの評価)

※Target frame rateを超えれていれば快適に動作
Core i7-7700HQ、GeForce GTX 1050
TMPGEnc Video Mastering Works 6によるエンコード時間
(x265がCPU性能の評価、NVENC、QSVが主にグラフィックス性能評価)
  Core i7-7700HQ
GeForce GTX 1050
x265でエンコード (※1) 20分52秒
NVENCでエンコード (※2) 1分33秒
QSVでエンコード (※3) 6分15秒
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
CrystalDiskMark
(ストレージの評価)

256GB SATA M.2 SSD
CrystalDiskMark
(SDカードスロットの評価)

UHS-Ⅰ対応カード

質量のチェック

メーカー仕様表には、約2.7kgと書かれてあります。

当サイトで計測した質量は次の通りでした。

17.3型と大きく、重量も結構あるため、外出先へ持ち運ぶにはやや辛いと思います。

質量(当サイトによる計測値)
  質量
PC本体 2.803kg
ACアダプター 590g

バッテリー駆動時間のチェック

メーカー仕様表によるバッテリー駆動時間(JEITA2.0)は、約5.6時間です。なお、バッテリー駆動時間は用途によって大きく変わります。例えば、バッテリー状態でゲームをした場合、1~2時間の駆動時間になります。

また、当サイトにて確認したバッテリー容量は、約45Whでしたが、液晶が17.3型と大きいので、他のゲーミングノートPCよりもバッテリーの消費は速くなると思います。

 


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