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マウスコンピューター m-Book T の実機レビュー

更新日:2017年9月22日

マットな素材が気持ちいい

m-Book Tは、パームレスト部分がマットな素材になっていて、肌触りが良く、ベタつかず、タイピングをしていて気持ちいい15.6型ノートPCです。

「mouse」という一般ユーザー向けブランドで発売されている本製品ですが、Core i7-7700HQにGeForce GTX 1060を搭載しており、VRゲームができるほどの高スペックなPCです。

液晶は、広視野角で、色域も比較的広く見やすくなっています。ゲーム映像も綺麗ですし、仕事をするときも文字や画像が見やすいです。


※レビュー機はメーカーからの貸出機です

目次

お忙しい方は、「1」の特徴のみお読みください。

m-Book Tの特徴

マットな質感で肌触りがいい

パソコンのパームレストの素材は色々ありますが、金属系のものだと熱が伝わりやすいため夏場は熱く冬場は冷たかったり、光沢のあるプラスチック素材だとベタベタしたりと、不快に感じることがあります。

個人的な好みもありますが、筆者はマットな素材のパームレストが好きで、柔らかい質感で肌触りが良く、冬場に触ってもヒンヤリしにくいです。m-Book Tは、このマットな仕上げの素材になっています。


マットな質感で触り心地がいい

広視野角・広色域な液晶を搭載

ミドルクラスのゲーミングノートPCは、液晶の視野角(画面を斜めから見たとき、正常に見られる角度)の良い液晶と、悪い液晶があります。視野角はメーカー仕様表には書いていないケースもあり、その場合は買ってみなければわかりません。本製品も、広視野角ともIPS(通常IPS液晶は広視野角)とも書いていませんが、当サイトで確認したところ、広視野角液晶でした。少し斜めから見ても、色合いが変化することなく見やすいです。

また、液晶の色域(色を再現できる範囲)について言及しているメーカーサイトも少ないですが、当サイトで確認したところ、ノートPCとしては広めの色域でした。色域が広すぎる場合、カラーマネージメントツールなどを導入していないと、Webサイトなどを見ると鮮やかすぎて目が疲れるケースもありますが、本製品は広すぎることもなく、ちょうど良い色域です。Webページを見たり、写真や動画を観たり、ゲームをしたりする場合に、綺麗に見えることと思います。

さらに、非光沢液晶であるため、部屋のシーリングライトが映りこんだり、ゲーム中の暗いシーンのときに自分の顔が映りこんだりして、気になることも少ないです。


広視野角液晶

ビリジアンブルーのキーがかっこいい

m-Book Tは、キーの文字と側面が、他にはなかなか無いビリジアンブルーというカラーに彩色されており、綺麗です。ボディ全体はブラックで地味な色ですが、この部分がビリジアンブルーになることで、「他のPCとは違う」感が出ます。


ビリジアンブルーのキー文字&側面

VRができるほどのGeForce GTX 1060(6GB)を搭載

m-Book Tは、一般ユーザー向けの「mouse」ブランドの製品ですが、VRができるほど高性能な「GeForce GTX 1060」を搭載しています。詳細なベンチマークスコアは後述しますが、高い性能を持っています。

同社のi5540よりもお得なのでは?

m-Book Tは、「mouse」ブランドですが、マウスコンピューターには「G-Tune」というゲーム向け製品のブランドがあり、G-Tuneにも本製品と同じグラフィックスを搭載したNEXTGEAR-NOTE i5540というモデルがあります。両機種のスペックを比較したのが下の表です。

最大メモリや冷却ファンの数は、NEXTGEAR-NOTE i5540のほうが多く、さすがゲーム向けのブランドという印象を受けます。ただし、グラフィックスのメモリサイズは、m-Book Tのほうが多くなっています。

肝心の価格は、ほぼ同構成にした場合、m-Book Tのほうが安くなっておりお得です。

m-Book Tとi5540とのスペック比較
  m-Book T NEXTGEAR-NOTE i5540
液晶 フルHD 広視野角 フルHD 広視野角
CPU Core i7-7700HQ Core i7-7700HQ
グラフィックス GTX 1060 (6GB) GTX 1060 (3GB)
最大メモリ 32GB 64GB
M.2 SSD 最大PCIe-NVMe 最大PCIe-NVMe
2.5インチストレージ HDD or SSD HDD or SSD
質量 約2.6kg 約2.8kg
冷却ファンの数 合計2つ 合計3つ
最も安いモデルの価格 129,800円 139,800円
同構成時の価格(※) 139,800円 149,800円
※8GBメモリ、240GB 2.5インチSSDの構成時の価格

m-Book Tとi5540とのグラフィックス性能の比較

上でm-Book Tのほうがグラフィックスのメモリサイズが多いと書きましたが、ゲームベンチマークはi5540のほうがやや高いケースが多いです。この理由は、i5540のGeForce GTX 1060のベースクロックおよびブーストクロックが、m-Book Tよりも高いためです。

ただし、最近のゲームはグラフィックスのメモリ容量をたくさん使うため、グラフィック品質設定を高くすると、3GBのメモリだと足りなくなるゲームもあるかもしれません。バランス面ではm-Book Tのグラフィックスも悪くないと思います。

m-Book Tとi5540とのグラフィックス性能とベンチマークの比較
  m-Book Tの
GTX 1060
NEXTGEAR-NOTE i5540の
GTX 1060
グラフィックス性能
メモリ容量 6GB 3GB
GPU ベースクロック 1405MHz 1455MHz
GPU ブーストクロック 1671Mhz 1733Mhz
以下、ゲームベンチマークスコア(フルHD、最高品質)
STEEP 55 fps 59 fps
ライズオブトゥームレイダー 68 fps 75 fps
ファークライ プライマル 57 fps 62 fps

2台のストレージを搭載可能

ゲーミングノートPCに多いですが、m-Book Tは、M.2 SSD と 2.5インチストレージの2台を搭載することが可能です。本機にはいくつかモデルが用意されており、ほとんどのモデルは2.5インチストレージにHDDしか選択できません。ただし、「m-Book T500SN1-S2」のモデルのみ、2.5インチストレージにSSDを選択することが可能で、M.2 SSD + 2.5インチSSDといった環境が可能です。


2台のストレージを搭載可能

タッチパッドは中央に配置

m-Book Tは、テンキーが搭載されているため、キーボードのホームポジション(最初に指を置いておく場所)は、やや左寄りになります。しかし、タッチパッドは中央に配置されているため、手をホームポジションに置くと、右手のみがタッチパッドに触れるようになります。そのため、タイピングし始めるときに、マウスポインターがちょっと動いたり、意図せずコンテンツがスクロールしたりすることが、たまにあります。

また、タイピング中に、「Y」のような指から遠い位置にあるキーを押そうとすると、右の手の平でタッチパッド一体型のクリックボタンを押してしまうことがよくあり、ここは少し気になります。


タッチパッドが片手のみに触れるため、誤操作することも

主な仕様

m-Book Tの基本スペックをチェックします。特徴的な部分は赤字にしています。※2017年9月20日時点の情報です。時期が経つと選択できるパーツは異なる可能性があります。詳細はメーカーサイトでお確かめ下さい。

m-Book Tのスペック
液晶 15.6型 フルHD 広視野角 非光沢
CPU Core i7-7700HQ
グラフィックス GeForce GTX 1060 (6GB)
メモリ 最大32GB
M.2 SSD SATA SSD / PCIe-NVMe SSD
2.5インチストレージ HDD or SSD
質量 約2.6kg
バッテリー駆動時間 約4.3時間
価格 129,800円~

 

今回は次の構成でレビューをしています。

  • Core i7-7700HQ、16GBメモリ、GeForce GTX 1060(6GB)、256GB M.2 SATA SSD + 1TB HDD

ゲームベンチマーク

GeForce GTX 1060を搭載したm-Book Tのゲームベンチマークのチェックです。なお、グラフィックドライバーバージョンは、執筆時点で最新の「382.53」です。

重い(ゲーム時に負荷がかかる)部類に入るゴーストリコン ワイルドランズでも、"高"のグラフィック品質設定で、60 fps近く出ました。中程度の重さの部類に入るFF14などのゲームなら、最も高いグラフィック品質設定にしても60 fps前後出ています。

なお、本製品は、Optimus非対応です。そのため、「ゲームを起動したのに外部GPUに切り替わらない」といったことがありません。常にGeForce GTX 1060で動作します。その代わり、アイドル時などの消費電力は高めです。

ゲームベンチマーク(解像度設定:1920x1080)
ゲーム一覧 マウスコンピューター
m-Book T
重さの目安 ゲームタイトル グラフィック
品質設定
Core i7-7700HQ
GeForce GTX 1060(6GB)
重いゲーム ゴーストリコン ワイルドランズ 92 fps
58 fps
ウルトラ 33 fps
中程度の
重さのゲーム
FF14 紅蓮のリベレーター 標準品質 ★ 14351 (非常に快適) 106 fps
高品質 ★ 12877 (非常に快適) 90 fps
最高品質 10510 (とても快適) 71 fps
フォーオナー 151 fps
95 fps
超高 69 fps
STEEP 最低 103 fps
74 fps
超高 55 fps
ライズオブトゥームレイダー 最低品質 139 fps
中品質 92 fps
最高品質 68 fps
ファークライ プライマル 低い 102 fps
高い 76 fps
最高 57 fps
軽めのゲーム ドラゴンズドグマオンライン
最高品質 10465 (とても快適)
ファンタシースターオンライン2 EP4 描画:6 39950 (快適)
モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐) 22942
ドラゴンクエストX 最高品質 18060 (すごく快適)
★「標準品質(ノートPC)」と「高品質(ノートPC)」の設定にしています。
※フレームレート(fps)の掲載値は、平均値です。最小値や最大値ではありません
※CPUやメモリなどの環境によってスコアが変わる点はご了承ください。
※ドラゴンズドグマオンラインは、約5800スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※ファンタシースターオンライン2 EPISODE4は、約4500スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐)は、約6000スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※ドラゴンクエストXは、約5500スコアで平均60fps(当サイト調べ)

 

Oculus RiftおよびHTC ViveのVRシステムの動作チェック結果です(下図)。


VRの動作チェックツールの結果

 

GPU-Zで確認したGeForce GTX 1060の情報は次の通りです。


GeForce GTX 1060のグラフィックカードのスペック

 

その他のゲームのフレームレートについては、下のページを参考にしてください。他のPCで計測した結果ではありますが、鉄拳7、バイオハザード7、オーバーウォッチなどのフレームレートについても掲載しています。

PCゲームベンチマーク一覧

液晶ディスプレイのチェック

液晶ディスプレイのチェックです。

視野角は広いです。


視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線を確認すると、どの色もズレがなく、1:1の直線に近くなっています。そのため、自然な発色で見やすいです。



※見方の詳細については、miyahan.com様、DOS/V Power Report様のページをご確認ください

 

色域は、ノートパソコンとしては広めです。23インチクラスの単体の液晶ディスプレイと同じくらいの色域があります。


ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

 

非光沢液晶ですので、映り込みは低減されています。


画面への映り込み

 

画素形状です。ギラつきはわずかにありますが、気にならないレベルです。


画面拡大

キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。

メーカー仕様表を確認すると、キーピッチは約18mm(横方向)、キーストロークは約1.8mmとあります。縦方向のキーピッチは記載されていませんでしたが、実測したところ約19mmでした。いずれも十分な数値だと思います。

底付きの衝撃は普通で、キートップはほぼフラットで、打ち心地は普通です。

キー配列としては、Backspaceキーが大きいため打ちやすいです。その代わり「\」がないため、かわりに「\」を押します。また、「Delete」キーがやや小さいです。

デザイン面では、キーの側面がビリジアンブルーになっておりかっこいいです。また、ゲーム時によく使う「WASD」キーのみ枠で囲まれており、認識しやすくなっています。


キーボード全体図


キーの拡大図1


キーの拡大図2


キーの拡大図3


キーの拡大図4

 

タッチパッドの指の動かしやすさは普通です。

前述しましたが、ホームポジションは左寄りなのに、タッチパッドが中央にあるため、右手のみがタッチパッドに触れてしまいます。そのため、意図せずマウスポインタが動いたり、クリックボタンを押してしまったりすることが、たまにあります。


タッチパッド

 

明るさを2段階で調整できるキーボードバックライトも搭載しています。LED自体は白色ですが、ビリジアンブルーのキー文字&側面を通して発色するため、水色に見えてとても綺麗です。






キーボードバックライト

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

CPU

ゲームPCとしては、標準的な性能です。一般的なノートPCとしては、非常に高い性能のCPUです。編集系の作業でも快適でしょう。


CPUの選び方(筆者の独自判断)
※灰色のバーのパーツは選択できません

グラフィックス

高めのグラフィック品質でもゲームができるほどの性能です。FHD液晶なら、十分な性能です。


グラフィックスの選び方(筆者の独自判断)
※灰色のバーのパーツは選択できません

ストレージ

ストレージは、下図のようなものを選択できます。HDDとSSDは、体感速度にかなり違いが出るため、SSDの搭載をおすすめします。SSDは、下のように大きく分けて3つの速度のパーツがありますが、いずれも体感速度は、大きく変わりません。予算が無ければ、SATA SSDでも十分です。


ストレージの選び方(筆者の独自判断)

マウスコンピューター m-Book Tで計測したベンチマーク

以下、Core i7-7700HQ、メモリ 16GB、GeForce GTX 1060、256GB SSDのレビュー機で計測したベンチマーク結果を掲載します。

PassMark Performance Test 9.0 CPU MARK
(CPU性能の評価)

Core i7-7700HQ
3DMark
(主にグラフィックス、CPU性能の評価)



Core i7-7700HQ、GeForce GTX 1060 6GB
VRMark
(VRが快適に動作するかの評価)


※Target frame rateを超えれていれば快適に動作
Core i7-7700HQ、GeForce GTX 1060 6GB
TMPGEnc Video Mastering Works 6によるエンコード時間
(x265がCPU性能の評価、NVENC、QSVが主にグラフィックス性能評価)
  Core i7-7700HQ
GeForce GTX 1060 (6GB)
x265でエンコード (※1) 20分22秒
NVENCでエンコード (※2) 1分32秒
QSVでエンコード (※3)
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
CrystalDiskMark 5
(ストレージの評価)

256GB SATA M.2 SSD
CrystalDiskMark 5
(SDカードスロットの評価)

UHS-Ⅰ対応カード

質量のチェック

m-Book Tの質量は下表の通りです。

PC本体は普通の重さです。ACアダプターはやや重いかなと思います。

質量(当サイトによる計測値)
  質量
PC本体 2.605kg
ACアダプター 1011g

バッテリー駆動時間のチェック

m-Book Tのバッテリー駆動時間をチェックします。

メーカー仕様表を確認すると、約4.3時間と書かれています(JEITA2.0測定法)。

フリーソフトで確認したところ、バッテリー容量は約87Whでした。多めのバッテリー容量です。

多めのバッテリーではありますが、m-Book Tは、Optimusには対応していないため、常にGeForce GTX 1060が動作しています。そのため、動画再生など、通常はGeForce GTX 1060を使うまでもない負荷でも、GTX 1060が使われ、消費電力が高くなり、バッテリー駆動時間は短めになります。

ただし、ゲーム時のバッテリー駆動時間は、他のゲーミングノートPCに比べて長めです。

バッテリー駆動時間
  m-Book T
PCMark 8 Home テスト ※1
PCMark 8 Work テスト ※2
動画再生時 ※3 4時間31分
FF 14 紅蓮ベンチをループ再生 ※4 2時間17分
※画面輝度を約120cd/m2に調整して計測
※1 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、画像編集、ビデオチャット、軽いゲームなどを実行

※2 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャットなどを実行
※3 ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
※4 解像度は1920x1080、グラフィック品質は標準に設定。バッテリーブーストの設定で最大30fpsに制限。

 

 

 

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