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マウスコンピューター m-Book P / NEXTGEAR-NOTE i5710

更新日:2015年12月17日

後継モデルが発売されています。
詳細はこちらをご覧ください。
↓↓↓↓↓
マウス m-Book P の実機レビュー

GPUファンを2基搭載

マウスコンピューター m-Book P / NEXTGEAR-NOTE i5710は、GeForce GTX 970Mを搭載した15.6型ゲーミングノートパソコンです。

高いグラフィック性能を持っており、高グラフィック設定でも、ゲームをプレイすることが可能です。また、GPU Switchという機能を搭載し、グラフィックスをGeForce GTX 970Mに固定することも可能です。

高さが27mmと薄いボディであることも特徴です。薄いPCは放熱性が気になりますが、本製品はGPU冷却ファンを2基も搭載しており、ゲーム中でもGPU温度は低めに抑えられています。

液晶は、今回のモデルからIPSパネルになりました。視野角が良く見やすい液晶です。

なお、m-Book PとNEXTGEAR-NOTE i5710は、同じ製品です(ロゴマークなどは異なります)。今回は、後者の製品でレビューしています。


※レビュー機はメーカーからの貸出機です

目次

m-Book P / NEXTGEAR-NOTE i5710の基本スペック

m-Book P / NEXTGEAR-NOTE i5710の基本スペックをチェックします。特徴的な部分は赤字にしています。※2015年12月16日時点の情報です。時期が経つと選択できるパーツは異なる可能性があります。詳細はメーカーサイトでお確かめ下さい。

CPU
HQシリーズ第6世代インテルCPUを選択可能です。本機はCore i7-6700HQです。
グラフィックカード
NVIDIAの GeForce GTX 970M(3GB)を搭載。Optimus対応です。GPU SwitchによりGTX 970Mに固定することも可能です。
液晶ディスプレイ
15.6型ワイドの非光沢液晶です。解像度はフルHD(1920×1080)です。
メモリ
8GB~64GBを搭載したモデルがあります。本機は32GBです。
2.5インチ HDD/SSD
HDDやSSDデュアルドライブを選択可能です。本機は1TB HDD です。
M.2 SSD
左の他にM.2 SSD (PCI Express x4接続)も選択可能です。本機は256GB M.2 SSDです。
光学ドライブ
内蔵光学ドライブは搭載していません。外付け製品はカスタマイズ画面から選択可能です。
その他
バッテリー駆動時間は約5.8時間、重量は約2.5kgです。

特徴1 - 薄くても高い冷却性能

本製品は、本体の高さが27mmと、ゲーミングノートパソコンとしては、比較的薄いボディです。


薄くてスタイリッシュなボディ

 

こういった薄い製品でゲームをすると、GPUの温度が上昇しがちですが、本製品は、GPUを冷却するファンが2基も搭載しており、高い冷却性を実現しています。なお、ゲーム時のGPU温度の実測値については、「パーツの温度のチェック」をご覧ください。


2つのGPUファンを搭載

特徴2 - 外部GPUのみを使用できる

通常、GeForce搭載のゲーミングノートパソコンの場合、Optimusテクノロジーにより、場面によってグラフィックスが自動で切り替わります。Web閲覧やOffice作業などのときはCPU内蔵のインテル HD グラフィックスが使用され、ゲームなどのときはGeForceが使用されます。

ただし、最終的な映像出力はインテル HD グラフィックスが行うため、解像度に制限が出たり、アプリとの互換性問題が発生したりすることがありました。また、ゲームによってはうまくGeForceに切り替わらず、一部のユーザーには不評な機能でもありました。

ここで、m-Book P / NEXTGEAR-NOTE i5710では、「GPU Switch」という機能を搭載し、GeForce GTX 970Mを固定して使用することができるようになり、上記の問題を解決しました。




GPU Switchの説明

 

GPU Switchの設定は、CONTROL CENTERというソフトから行います。「DISCRETE」にチェックを入れて再起動をすると、常にGeForce GTX 970Mで動作するようになります。ゲームなどをしないときでもGeForce GTX 970Mが使用されるため、消費電力は上がってしまいますが、安定してゲームをプレイすることが出来るようになります。


GPU Switch

 

ただし、実際に使ってみたところ、再起動後、GeForce GTX 970Mがディスプレイへ映像を出力するようになると、スケーリングの設定が再設定される(?)ようで、下図のように、一部のアプリの描画がおかしくなります。このときは、書いてある通り、再起動後にサインアウトをしてやると通常の状態へ戻りました。


再起動後のスケーリング設定画面

特徴3 - GeForce GTX 970Mを搭載

本製品は、高性能グラフィックス「GeForce GTX 970M(3GB)」を搭載しています。

下表には、ゲームベンチマーク結果を掲載します。なお、グラフィックドライバーバージョンは、執筆時点で最新の「359.06」です。

一般的に薄いボディのゲーミングノートパソコンは、放熱性が悪く通常よりスコアが下がるケースがありますが、本製品はそのようなことはなく、GeForce GTX 970Mの性能を十分に引き出したスコアとなっています。

1920x1080の解像度なら、高めのグラフィック設定(ゲームによっては最高設定)でプレイ可能です。

ゲームベンチマーク
製品名 マウスコンピューター
NEXTGEAR-NOTE i5710
基本スペック Core i7-6700HQ
GeForce GTX 970M(3GB)
ファイナルファンタジー XIV 蒼天のイシュガルド (DirectX 11) 標準品質 ★ 13626 (非常に快適)
高品質 ★ 10366 (非常に快適)
最高品質 7306 (非常に快適)
ファイナルファンタジー XIV 新生エオルゼア
キャラクター編
標準品質 ★ 18377 (非常に快適)
最高品質 9818 (非常に快適)
ドラゴンズドグマオンライン
低品質 8922 (とても快適)
標準品質 8914 (とても快適)
最高品質 8593 (とても快適)
ファンタシースターオンライン2 ver.2 描画:3 46590 (快適)
描画:5 28159 (快適)
バイオハザード6 RANK S (11110)
モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐) 15657
ドラゴンクエストX 標準品質 15743 (すごく快適)
最高品質 15214 (すごく快適)
GRID Autosport ウルトラロー 240 fps
ミディアム 132 fps
ウルトラ 83 fps
トゥームレイダー LOW 275 fps
HIGH 116 fps
ULTIMATE 58 fps
Metro Last Light Low 112 fps
High 81 fps
Very High 66 fps
スリーピングドッグス 低品質 160 fps
高品質 87 fps
最高品質 45 fps
ドラゴンエイジ:インクイジション 低品質 111 fps
高品質 55 fps
最高品質 36 fps
★デスクトップPCの場合は「標準品質(デスクトップPC)」と「高品質(デスクトップPC)」、ノートPCの場合は「標準品質(ノートPC)」と「高品質(ノートPC)」の設定にしています。
※フレームレート(fps)の掲載値は、平均値です。最小値や最大値ではありません
※CPUやメモリなどの環境によってスコアが変わる点はご了承ください。
※ファイナルファンタジー XIV 蒼天のイシュガルドは、約7700スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※ファイナルファンタジー XIV 新生エオルゼアは、約7000スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※ドラゴンズドグマオンラインは、約5800スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※ファンタシースターオンライン2 ver.2は、約2700スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※バイオハザード6は、約9000スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐)は、約6000スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※ドラゴンクエストXは、約5500スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※通常の液晶ディスプレイは60Hz駆動であるため、ゲームを快適にプレイするには最低でも平均60fpsは欲しいです。ただし、平均fpsが60でも最小fpsはもっと小さいため、60fpsを切らないようにプレイするには平均80~100fpsは欲しいです。また、120Hz駆動の液晶ディスプレイを使用している方は、最低でも平均120fpsは欲しいです。

 

GPU-Zで確認したGeForce GTX 970Mの情報は次の通りです。


GeForce GTX 970Mのグラフィックカードのスペック

 

なお、他のノートパソコン用グラフィックスのベンチマークスコアを知りたい場合は、「ゲーム用ノートパソコンの比較」のページをご覧ください。

特徴4 - PCI-Express x4接続のSSDを選択可

本製品は、 PCI-Express x4接続のM.2 SSDを選択することが可能です。

今回は、256GBのSSDを搭載しており、CrystalDiskMarkのベンチマーク結果は次のようになっています。シーケンシャルリードおよびライトが2000MB/sを超えており非常に高速です。


M.2 SSD(PCI-Express x4接続)のCrystalDiskMarkの実行結果

 

この他に、2.5インチのストレージも搭載しており、SSD+HDDの構成にすることが可能です。


2.5インチストレージの他に、M.2 SSD(PCI-Express x4接続)ストレージを搭載可能

液晶ディスプレイのチェック

液晶についてチェックします。

旧モデルはTNパネルでしたが、今回からIPSパネルが搭載されました。そのため、視野角は非常に良くなりました。


視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線を確認すると、若干カーブを描いていますが、補正幅が少ないため、比較的自然な発色であると言えます。



※見方の詳細については、miyahan.com様、DOS/V Power Report様のページをご確認ください

 

色域は、あまり広くありません。


ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

 

画素形状は次の通りです。ギラつきはほとんど感じません。


キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。

メーカーの仕様表を確認すると、キーピッチは約19mm、キーストロークは約2.0mmとなっています。キートップはやや湾曲しており、底までキーを押したときの感触も柔らかく、打ちやすいキーボードだと思います。

ゲームでよく利用するW.A.S.D キーには赤い矢印が刻印されています。


キーボード全体図


キーの拡大図1


キーの拡大図2

 

タッチパッドの指の動かしやすさは普通です。クリックボタンは独立しており軽い力で押せるため、クリックしやすいです。


タッチパッド

 

明るさを多段階で調整できるキーボードバックライトも搭載しています。




キーボードバックライト

 

プリインストールされている「Flexikey」のソフトを使用すれば、複数のキー入力やアプリケーションの起動など、好きなキーにマクロを設定することができます。


Flexikey

 

「CONTROL CENTER」のソフトを使用すれば、左ウィンドウズキーの無効化や、タッチパッドの無効化などの設定も可能です。




CONTROL CENTERのソフトウェア画面

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

HQシリーズのCore i7に、GeForce GTX 970M、SSDを搭載可能で、高い処理性能です。

Core i7-6700HQ、GeForce GTX 970M、32GBメモリ、256GB SSD+1TB HDDを搭載したときのベンチマーク結果は下の通りです。

PassMark Performance Test 8.0

3DMark


※ FIRE STRIKE:高性能GPU向け、SKY DIVER:ミドルレンジGPU向け、
CLOUD GATE:一般ノート向け、ICE STORM:タブレットやスマホ等のモバイル向け

PCMark 8

動画のエンコード時間

注意:2015年10月24日より、エンコードのテスト内容を変更しました。

TMPGEnc Video Mastering Works 6によるエンコード時間
  Core i7-6700HQ
x265でエンコード (※1) 22分09秒
x264でエンコード (※2) 09分40秒
NVENCでエンコード (※3) 06分09秒
QSVでエンコード (※4)
XAVC Sの動画(約5分、4K)をMP4(FHD)へ変換。x265はH.265/HEVC、それ以外はH.264/AVCへ変換
※1 4Kや8Kにも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが、出力ファイル容量は従来の約半分
※2 H.264エンコーダーの中で、現在人気の高いエンコーダー。ほどほどの速度で高画質
※3 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載される最新ハードウェアエンコーダー。従来のCUDAより速度、画質とも向上
※4 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー。エンコードが高速

ストレージのベンチマーク


 256GB SAMSUNG SM951 M.2 SSD (PCI Express x4接続)
(CrystalDiskMark 5 で計測)

1TB HDD
(CrystalDiskMark 5 で計測)

SDカードのベンチマーク


UHS-Ⅰ対応カード

 


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