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マイクロソフト Surface Book 2の実機レビュー

更新日:2018年1月18日

GeForce GTX 1050を搭載しながら、約1.642kgという軽さ

Surface Book 2は、専用グラフィックスを搭載しながら軽量な2 in 1 パソコンです。

専用グラフィックスにはGeForce GTX 1050を搭載し、ゲームもできる性能です。GPU支援対応のアプリケーションを使用する場合にもいいでしょう。他にも、CPU内蔵グラフィックスモデルが用意されています。

質量は、GeForce GTX 1050を搭載したモデルが1.642kgと軽量で、外出先へ持ち運ぶことも可能です。

また、液晶部分がキーボードと分離するセパレートタイプの2 in 1 PCとなっており、状況に応じて、様々なPC形状で使用することが可能です。

GeForce GTX 1050搭載モデルのみ、高性能な第8世代インテルCoreプロセッサーのCore i7-8650Uを搭載しています。

価格が最低でも約20万円、最上位モデルだと約40万円もする点は、デメリットです。

CPU Core i5-7300U
Core i7-8650U
メモリ 8 / 16GB
ストレージ SATA / PCIe SSD
GPU インテル HD 620
GeForce GTX 1050
液晶サイズ 13.5型ワイド
液晶種類 3000x2000 タッチ
質量 1.534kg(Core i5)
1.642kg(Core i7)
バッテリー 最大約17時間の動画再生
LTE 非対応
価格 20万円台~

 

 

レビュー機は、貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。

  • Core i7-8650UGeForce GTX 1050(2GB)、16GBメモリ、1TB PCIe SSD

目次

お忙しい方は、「1」の特徴のみお読みください。

Surface Book 2の特徴

モバイルノートPCなのにGeForce GTX 1050を搭載

Surface Book 2の大きな特徴の1つは、モバイルノートに位置づけられる製品でありながら、GeForce GTX 1050の専用グラフィックスを搭載している点です。

従来モデルのSurface Book も「GeForce GPU」と呼ばれたGeForce 940Mよりやや性能が良い程度のグラフィックスを搭載していましたが、新モデルについては、「GeForce GTX 1050」の3Dゲームもできるような性能のグラフィックスを搭載しています。

また、GPU支援を使ったアプリケーションの利用にも有効です。Adobe Lightroom、Adobe Premiere Pro、Adobe Illustratorなどのクリエイター向けソフトには、グラフィックス(GPU)を使って処理を高速に行う機能が搭載されています。外出先で、これらのようなGPU支援対応アプリケーションを使いたい場合にも最適でしょう。


3Dゲームも動く性能

このグラフィックスを搭載しながら1.642kgという軽さ

Surface Book 2は、GeForce GTX 1050を搭載しながら、約1.642kgという軽さも特徴の1つです。

他社からゲーミングノートと呼ばれるパソコンも発売されていますが、質量が軽くても2kg近くある製品ばかりで、持ち歩くにはなかなか大変でした。一方、Surface Book 2なら、1.642kgと軽く、持ち運びも楽です。


GeForce GTX 1050搭載でも十分持ち運べる軽さ

GTX 1050の性能は通常より1~2割減

GeForce GTX 1050の3DMark Fire StrikeのGraphics scoreは下図の通りです。高いスコアではありますが、同じグラフィックスを搭載したゲーミングノートPCと比較すると、15%ほどスコアが低くなっています。


GeForce GTX 1050 搭載ゲーミングノートPCとのベンチマーク比較

 

3DMark だけでなく、他のゲームベンチマークについても、1~2割はスコアが低めです。

FF14紅蓮のリベレーター(1920x1080、最高設定)のベンチマーク実行中のグラフィックスの温度と、GPU Clock Speedを計測してみたところ、温度上昇後、GPU Clock Speedが下がっていることが分かります。


FF14紅蓮ベンチマーク実行中のGPU Clock Speed(Surface Book 2)

 

ちなみに、他社のゲーミング専用のノートPCの場合、次のようになります。なお、GTX 1050搭載ノートPCを持ってなかったので、GTX 1050Ti搭載ノートPCでテストしています。ベンチマーク中のGPU Clock Speedはほぼ一定です。


FF14紅蓮ベンチマーク実行中のGPU Clock Speed(他社ゲーミングノートPC)

90fpsで動作する「Windows Mixed Reality Ultra」に対応

Core i7-8650U、GeForce GTX 1050(2GB)というスペックであれば、Windows Mixed Reality Ultraにも対応しています。Windows MRが動くPCとしては、スペックによって「Windows Mixed Reality PC」と「Windows Mixed Reality Ultra PC」に分かれますが、後者は90fpsでの動作がサポートされています(違いはこちら:Microsoftサポート)。

アダルトコンテンツなどのVR動画を視聴するだけなら、Windows Mixed Reality PCでも十分ですが、(まだコンテンツは少ないですが)ゲームを楽しみたいならWindows Mixed Reality Ultra PCが良いでしょう。


Windows Mixed Reality Ultra Readyに対応

液晶とキーボードは分離でき、タブレットを反対向きにドッキング可能

Surface Book 2は、タブレット部分(液晶)とキーボード部分が分離するセパレート型の2 in 1 PCとなっています。分離したタブレット部分は、反対向きにドッキングして使うことも可能です。


セパレート型の2 in 1 PC

タブレットを反対向きにドッキングして使うことも可能

 

CPUはタブレット側、グラフィックスはキーボード側に搭載されています。そのため、タブレットを切り離すと、GeForce GTX 1050を使うことはできません。GeForce GTX 1050を使うアプリを使用中に、タブレットを抜こうとすると、下図のような警告画面が表示されます。


タブレットを分離させようとしたときの警告画面

SurfaceペンやSurface Dialに対応

Surface Book 2は、Surfaceペンや、Surface Dialにも対応しています。

Surfaceペンは、4,096段階の筆圧検知、傾き検知に対応しています。Surface Proと同様にイラストを本格的描く方でも、満足できる書き心地だと思います。

[関連記事:iPad Pro、Surface Pro、MIIX 720のペンはどれが描きやすい?]


ペン対応


傾き検知の様子の動画

 

Surface Dialにも対応しており、編集作業が楽になります。Surface Dialと言えば、画面に張り付けて使っている画像をよく見かけると思います。本製品もそのような使い方ができますが、画面が小さいため、テーブルに置いて使ったほうがやりやすいと思います。


Surface Dialを使用可能

Surface ドックにも対応

Surface ドックにも対応しています。外部ディスプレイを接続したい方や、有線LANを接続したい方などは、こちらのSurface ドックを使うと良いでしょう。充電も行えるため便利です。

ただし、大分前に発売されたドックであるため、USB Type-Cポートはありません。また、映像出力も、ケーブルを持っている人が少ないmini DisplayPortのみとなっています。


Surface ドックにも対応(映像出力はmini DP)


画面とLANを拡張したときの様子

CPUがファンレスのタブレット側にあるので、長時間の高負荷な処理は苦手

Surface Book 2は、CPUがタブレット側にありますが、タブレット側にはファンがありません。スリットがあるためファンが搭載されているかと思いましたが、ファンレスになっています。


スリットがあるがタブレット部はファンレス

 

ファンが無いため、CPUに長時間負荷のかかる処理を行うとサーマルスロットリングが発生します。下の棒グラフは、一般的なノートPCに搭載されることが多い「Core i5-8250U」と、Surface Book 2に搭載されていた「Core i7-8650U」で、エンコード処理を行ったときのものです。仕様上はCore i7-8650Uのほうが高スペックですが、Core i5-8250Uを搭載したノートPCのほうが高速に処理が完了しています。


Surface Book 2の「Core i7-8650U」と、他社ノートの「Core i5-8250U」のエンコード時間の比較

 

エンコード中の温度とClock Speed(下の折れ線グラフ)を確認しても、途中でClock Speedがやや下がっていることが分かります。レンダリング、エンコード、RAW現像などの速さに期待している方は、第8世代インテルCPUを搭載した普通のノートパソコンのほうがいいと思います。


Surface Book 2のエンコード中の温度とCPU Clock Speed

価格が高い点はデメリット

価格は、 Core i5-7300Uを搭載し、専用グラフィックスを搭載していないモデルが約20万円、GeForce GTX 1050にCore i7-8650Uを搭載したモデルが26万円台からと非常に高いです。

液晶ディスプレイのチェック

液晶ディスプレイのチェックです。

液晶型番は「Panasonic TDM13O56」でした。

最大輝度は、当サイトによる計測で、380cd/m2でした。やや高めの輝度です。

視野角は良好です。


視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線です。若干緑色の発色が強く、目視でもやや分かります。


 

色域は広めです。


ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

 

画素形状は下図の通りです。ギラつきは感じません。


画素の拡大図

 

光沢液晶ですので、画面への映り込みがあります。


画面への映り込み

キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。

実測で、キーピッチは横:約19mm、縦:18.5mm、キーストロークは約1.5mmです。キートップはほぼフラット(若干凹んでいる気もする)ですが、適度な反発感があり、底付きの衝撃も少なく、割と打ちやすいです。

キー配列も極端に変な部分はありません。


キーボード全体図


キーの拡大図

 

キーボードバックライトも搭載しています。


キーボードバックライト

 

タッチパッドは面積が広く指も動かしやすいです。クリックボタンも押しやすいですが、クリック音はやや大きめです。


タッチパッド

ゲームベンチマーク

ゲームベンチマークのチェックです。

ゲームにもよりますが、中程度の重さのゲームなら、「1920x1080、低画質」くらいの設定で、60fps前後出ると思います。

ただし、GeForce GTX 1050を搭載したゲーミングノートPCと比較すると、スコアが1~2割ほど落ちていました。

ゲームベンチマーク(1920x1080、フルスクリーン)
ゲームと設定 Microsoft
Surface Book 2
マウスコンピューター
NEXTGEAR-NOTE
i5320
重さの目安 ゲームタイトル グラフィック
品質設定
Core i7-8650U
GTX 1050(2GB)
Core i7-7700HQ
GTX 1050(2GB)
重いゲーム ゴーストリコン ワイルドランズ 48 fps 58 fps
25 fps 33 fps
ウルトラ 未実施 16 fps
中程度の
重さのゲーム
FF14 紅蓮のリベレーター 標準品質 ★ 11215 / 77 fps 11994 / 84 fps
高品質 ★ 7940 / 53 fps 9680 / 66 fps
最高品質 5005 / 34 fps 6456 / 44 fps
フォーオナー 73 fps 91 fps
40 fps 56 fps
超高 34 fps 40 fps
STEEP 最低 46 fps 61 fps
29 fps 40 fps
超高 未実施 28 fps
ライズオブトゥームレイダー 最低品質 59 fps 85 fps
中品質 37 fps 53 fps
最高品質 21 fps 35 fps
ファークライ プライマル 低い 51 fps 62 fps
高い 37 fps 47 fps
最高 29 fps 34 fps
軽めのゲーム ドラゴンズドグマオンライン
最高品質 6746 8836
ファンタシースターオンライン2 EP4 描画:6 9821 13866
モンスターハンターF 第三弾(大討伐) 10570 13442
ドラゴンクエストX 最高品質 13400 16046
★「標準品質(ノートPC)」と「高品質(ノートPC)」の設定にしています。
※フレームレート(fps)の掲載値は、平均値です。最小値や最大値ではありません
※CPUやメモリなどの環境によってスコアが変わる点はご了承ください。
※ドラゴンズドグマオンラインは、約5800スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※ファンタシースターオンライン2 EPISODE4は、約4500スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐)は、約6000スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※ドラゴンクエストXは、約5500スコアで平均60fps(当サイト調べ)

 

GeForce GTX 1050の仕様は次の通りです。ゲーミングノートPCに搭載されるGTX 1050と比較しても、クロックが下がっているとか、スペックが落ちているようなことはありませんでした。


GeForce GTX 1050のグラフィックカードのスペック

パフォーマンスのチェック

Surface Book 2のパフォーマンスのチェックです。

CPU

第8世代インテルCoreプロセッサーの中でも、高性能なCore i7-8650Uを搭載しています。多くの作業で困ることはないと思います。

ただし、前述した通り、CPUはファンレスのタブレット側にあるため、長時間高い負荷がかかる処理を流すと、クロックが下がり、Core i5-8250Uなどより処理に時間がかかるためご注意下さい。


CPUの選び方(筆者の独自判断)
※灰色のバーのパーツは、本製品では選択できません

グラフィックス

GeForce GTX 1050を搭載しており、モバイルノートパソコンとしては、かなり性能が高いです。ただし、前述した通り、ゲーミングノートPCに搭載されたGeForce GTX 1050より、ベンチマークスコアは1~2割低めになります。



グラフィックスの選び方(筆者の独自判断)
※灰色のバーのパーツは選択できません

ストレージ

ストレージは、SATA SSDまたは、超高速なPCIe-NVMe SSDを選択可能です。

ただし、体感速度はそこまで大きく変わらないため、他のパーツでモデルを決めると良いと思います。


ストレージの選び方(筆者の独自判断)
※灰色のバーのパーツは、本製品では選択できません

Surface Book 2で計測したベンチマーク

以下、実機で計測したベンチマークスコアを掲載します。

いずれも、ノートパソコンとしては高いスコアです。ただし、数分で終わるようなベンチマークの場合、CPU関連のスコアは高いですが、数十分かかるエンコード処理の場合、想定よりも処理が遅かったです。

CINEBENCH R15
(CPU性能の評価)

Core i7-8650U
PassMark Performance Test 9.0 CPU MARK
(CPU性能の評価)

Core i7-8650U
3DMark
(主にグラフィックス、CPU性能の評価)




Core i7-8650U、GeForce GTX 1050(2GB)
TMPGEnc Video Mastering Works 6によるエンコード時間
(x265がCPU性能の評価、NVENC、QSVが主にグラフィックス性能評価)
  Core i7-8650U
x265でエンコード (※1) 34分09秒
NVENCでエンコード (※2) 2分03秒
QSVでエンコード (※3) 4分55秒
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
CrystalDiskMark
(ストレージの評価)

1TB PCIe SSD(SAMSUNG MZFLW1T0HMLH-000MU)

カードリーダー/ライターのチェック

内蔵カードリーダー/ライターのチェックです。

SDカード挿入後の出っ張りがややあります。そのため、SDカードを挿入したままカバンに入れると、カードが折れる可能性があります。


SDカードスロットの位置

 

速度は速いです。RAWで撮影するような方でも、転送速度に満足できるでしょう。


SDカードのベンチマーク(UHS-Ⅰのカードで測定)

USB Type-C 充電器 / ドックの動作テスト

USB Type-Cポートを利用して、他の充電器やドックで、充電や拡張などができるかを試しました。

Surface Book 2は、Thunderbolt 3には対応していないため、「ThinkPad Thunderbolt 3 ドック」を使った外部ディスプレイの拡張などはできませんでしたが、それ以外はできました。

USB Type-C/Thuderbolt充電器/ドックとの互換性
  充電できるか? 外部ディスプレイ、
LANの拡張
ThinkPad USB Type-C ドック OK OK
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック OK NG
Helper 充電器(60W) 下記警告表示
ZHOULX 充電器(65W) 下記警告表示

 

ただし、60Wクラスの充電器の場合、下のように警告画面が表示されます。ちなみに、付属のACアダプターは102Wです。


警告画面

質量のチェック

Surface Book 2の質量のチェックです。

メーカー仕様表では、Core i5モデルが1.534kg、 Core i7モデルが1.642kgとなっています。

今回はCore i7モデルでレビューをしていますが、当サイトによる計測値は下図の通りで、タブレットのみで713gでした。専用のタブレットと比較すると、Surface Book 2のタブレット部分の質量は重いですが、高性能な第8世代インテルCPUを搭載している点を考慮するとまずまずな質量だと思います。

タブレット+キーボードの質量は、1627gでした。一般的なモバイルノートパソコンと比較しても重い部類に入りますが、GeForce GTX 1050を搭載している点を考慮すると軽量であると思います。

ACアダプターの質量は、362gでした。モバイルパソコンとしては重い質量です。




質量の計測結果

バッテリー駆動時間のチェック

バッテリー駆動時間のチェックです。

バッテリー容量はタブレット部分が約18Wh、キーボード部分が約57Whとなっています。

合計すると約75Whもあり、モバイルノートパソコンとしては、かなり多い容量を搭載しています。


質量の計測結果

 

当サイトで計測したバッテリー駆動時間は、下の表の通りです。

タブレットのみの駆動時間は短いです。

タブレット+キーボードのときは、非常に長い駆動時間です。もう少しテストしたかったのですが、貸出期間が短いためここで断念します。作業内容にもよりますが、Adobeのソフトを使った編集作業を行っても、4~5時間は持つのではないかと思います。ゲームをした場合は、ゲームにもよりますが2時間くらいになるのではないかと思います。

バッテリー駆動時間
  タブレットのみ タブレット
+キーボード
PCMark 8 Home テスト ※1 2時間00秒 7時間53分
PCMark 8 Work テスト ※2 2時間30分 8時間33分
動画再生時 ※3 3時間13分
※画面輝度を約120cd/m2に調整して計測
※1 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、画像編集、ビデオチャット、軽いゲームなどを実行

※2 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャットなどを実行
※3 ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生

 

 

 


 

以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。

静音性のチェック

Surface Book 2の動作音(静音性)のチェック結果です。

CPUのみに負荷がかかるような処理を実行した場合は、とても静かです(ほぼ無音)です。

グラフィックスに負荷がかかるような作業をした場合、うるさくなりますが、他のノートPCと同等程度の騒音値です。


騒音値の計測結果
計測機器:リオン NL-42K、部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB

【PCの状態】
左から1番目の図:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目の図:PowerDirector の編集画面でエフェクトを追加しプレビュー再生
左から3番目の図:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコード時(x265)
左から4番目の図:FF14 紅蓮 ベンチマーク ループ実行(60fps制限)時(標準品質、1920x1080)

パーツの温度のチェック

パーツ温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

CPU使用率がほぼ100%になるエンコードを実行した場合、実行直後は高い時だと80℃以上になりましたが、10分くらい経つとクロックが下がり、温度も60℃台まで下がりました。動画編集中のCPU温度も高いです。

CPUが搭載されているタブレット部はファンレスであるため、CPUに負荷のかかる処理はあまりしないほうがいいと思います。


表面温度のチェック

表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

ファンの無いタブレット部分は、負荷をかけるとやや高めになります。キーボード部の表面は低めの温度ですが、裏面は負荷をかけると高めになります。


消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。

アイドル時は低めの消費電力ですが、それ以外はノートPCとしてはやや高めです。


外観のチェック

外観のチェックです。

ボディにはマグネシウム合金を採用しています。軽量化するためにひねると曲がるモバイルPCも多いですが、Surface Book 2は、剛性が高くひねっても曲がりません(ただし曲がるからと言って壊れやすいというわけではありません)。

 

天板にはWindowsのロゴマークが入っており、一目でSurface Bookシリーズだと分かります。

 

液晶を閉じたときの画像です。液晶を開くときに指を引っかける出っ張りが無く、溝も浅く、液晶が重いため、やや開けにくいです。

 

背面側はジャバラのようになっており、好きなデザインですが、タブレットとキーボードの間に隙間ができるため、厚みはややあります。

 

Surface Book 2は、キーボードの上側に排気口があります。

 

底面には吸・排気口は無く、キーボード部にあるグラフィックスに大きな負荷をかけなければ、柔らかいカーペットなどの上で使っても問題ないでしょう。

 

スピーカーはタブレット側の両サイドにあります。音は割と良く、ノートPC基準で点数をつけると、10点満点で6点の音質です(普通が5点で、筆者の独断の評価です)。

 

液晶が開く最大の角度です。

 

インターフェースは、フルサイズのUSB 3.1 Gen1(USB 3.0)が2つ、USB Type-C(Power Delivery対応)、SDカードスロットなどがあります。ポート類は少なめです。

USB Type-Cは、PD(Power Delivery)に対応しているため、別のUSB Type-C対応充電器を使って、ここから充電することも可能です。ただし、Thunderboltには対応していません。

 

下図のキーを押すことによって、タブレットとキーボードを分離することが可能です。

 

タブレットとキーボードのドッキング部分です。

 

タブレットは、下図のように反対向きにドッキングすることも可能です。

 

ACアダプターはやや大きめで、容量は102Wです。

まとめ

以上が、Surface Book 2のレビューです。

これでもかというほど多くの機能を詰め込んだノートPCです。GeForce GTX 1050のグラフィックスに高解像度液晶を搭載し、液晶部分は外してタブレットとしても使え、ペンにも対応しながら、質量は約1.642kgしかありません。

今まで持ち出せなかったようなスペックのPCが、持ち出すことができるようになり、外出先で、動画編集、画像編集、イラスト制作、ゲームなど色々なことが出来ます。

ただし、CPUが、ファンのないタブレット側にあるため、レンダリングやエンコード、RAW現像など、高い負荷が長時間続く処理をする場合は、サーマルスロットリングが発生し、思ったほど速くありません。今回、Core i7-8650Uでテストしましたが、スペックが劣るCore i5-8250Uよりも時間がかかってしまいました。

また、グラフィックス性能も、通常のGeForce GTX 1050より、1~2割ベンチマークスコアが低かったです。

SDカードスロットは、カードを入れると半分くらい出っ張るため、常時SDカードを挿入しようと思っていた方はご注意下さい。

詳細・購入はこちら

【公式サイト】

マイクロソフト(Surface Book 2ページ)

 

 

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