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レノボ ThinkPad X230の実機レビュー

更新日:2013年1月30日

Windows 8 へアップグレードし、ベンチマークなどを計測しなおしました。

仕事がはかどるモバイルPC

ThinkPad X230は、12.5型と小さいサイズの割には、文書作成などの作業がはかどるモバイルノートパソコンです。

打ちやすいキーボード、マウス操作しやすいトラックポイント、IPSパネル&少ないギラつきで見やすい液晶、小さい動作音が特徴で、非常に作業が快適です。

流行のウルトラブックは、キーストロークが浅く、キートップもフラットで、打ちにくさを感じる方もいると思いますが、本機であれば、スムーズなキー入力が可能です。

7列キーボードから6列キーボードへ変更され、今までのキーに慣れている人は残念に感じる方もいると思いますが、新しいキーボードも他社PCに比べれば十分打ちやすいと思います。

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※レビュー機は当サイトでの購入製品です

目次

ThinkPad X230 の基本スペック

本機の基本スペックを紹介します。※2013年1月30日現在の情報です。BTOパソコンという特性上、時期が経つと選択できるパーツは異なります。

CPU
第3世代インテルCPUのCore i3からCore i7までを選択可能です。本機は、Core i7-3520Mです。
グラフィックカード
インテル HD グラフィックス4000です。独立グラフィックスは搭載できません。
液晶ディスプレイ
12.5型の非光沢液晶(1366x768)です。IPS液晶を選択可能です。本機はIPS液晶です。
メモリ
メモリの容量は選択できます。本機は8GB(デュアルチャネル)です。
ハードディスク
ハードディスクの容量は選択できます。mSATAのSSD(キャッシュ用)との同時搭載も可能です。本機は非搭載です。
SSD
SSDの容量は選択できます。HDDとの両搭載はできません。本機は180GBのSSDを搭載しています。
光学ドライブ
内蔵型光学ドライブは搭載していません。
 
バッテリ駆動時間
6セルバッテリ搭載時で9.4時間です。実測値は後述します。

特徴1 - 作業が快適に行える

ThinkPad X230は、小型のモバイルノートの割に、作業が快適に行える点が特徴です。

12.5型というサイズでありながらフルサイズキーボードを搭載し、またキー形状も良いことからキー入力が快適です。また、ThinkPadのシンボルとも言えるトラックポイントも装備して、マウス操作もしやすいです。IPS液晶を選択可能で、色再現性が良くギラつきも少ないパネルでしたので画面も見やすいです。また、ウルトラブックとは違い”標準電圧版”の第3世代インテルプロセッサーを搭載しパフォーマンスも高いです。低負荷な状態であれば動作音も低く、仕事がはかどるモバイルノートパソコンであると思います。

各機能の詳細については、次の項目以降をご覧ください。

特徴2 - 視野角の広いIPS液晶を選択可能

ThinkPad X230は、視野角の広いIPS液晶を選択可能です。多少斜めから見ても、画面が見やすいです。

実際の画面を見ると、色域は狭いものの、色再現性は良く、ギラつきも感じず、見やすいと思います。

ただし、今まで普通のノートPCを使ってきた方やテレビをよく見る方は、画面が黄色いと感じるかも知れません。これは、多くのノートPCやテレビの液晶は色温度が高く、青白い画面になっているためです。本機の色温度は、およそ6500Kと自然光に近い色温度になっていますが、普通のノートPCやテレビよりは色温度が低いため、画面が黄色く感じるかもしれません。

しかし、文字の読み書きをする場合、(周囲の光にもよりますが)ThinkPad X230の液晶の方が疲れにくいはずです。最初は黄ばんでいると感じるかもしれませんが、慣れればこちらの方が見やすく感じると思われます。EIZOや三菱などの液晶ディスプレイメーカーも、テキストモードの画面は6500Kで調整されています。

尚、パネルはLP125WH2-SLB1(LG製)でした。レノボのFRUは04W3462(FRU LGD 12.5" IPS)です。


正面からの画像

 

詳細を見ていきます。

視野角は非常に広いです。かなり斜めから見ても画面内のコンテンツを認識できます。




視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線を確認すると、どの色も直線的になっており、ほぼ補正されていません。工場出荷状態でも、色再現性は高いです。
※同じパネルでも調整具合はやや異なります。



※見方の詳細については、miyahan.com様、DOS/V Power Report様のページをご確認ください

 

色域はやや狭いです。ただし、多くのモバイルPCの液晶は、この程度の色域が多いです。


 

画素の拡大図です。ノングレア処理面は、他の液晶と比較して滑らかで、実際に画面を確認しても、ギラつきは感じません。眼に優しいと思います。

2012年7月8日 マイクロスコープのライトが正常に動作していなかったため撮影しなおしました


特徴3 - 頑丈ボディ&防滴仕様

ThinkPadシリーズは、落下試験、防塵試験など様々なテストをクリアし、頑丈さにおいてはトップレベルのパソコンです。またキーボードが防滴仕様になっており、水をこぼしても壊れにくくなっています(壊れないことを保証するものではありません)。その代わり、他のモバイルノートPCよりも、やや重い傾向があります。

レノボのホームページに品質テストの様子が掲載されていますので、ご興味があればご覧ください。

第一回 自由落下試験 (外部リンク)
第二回 開閉試験 (外部リンク)
第三回 LCDストレステスト (外部リンク)
第四回 片持ち落下試験 (外部リンク)
第五回 防塵試験 (外部リンク)

特徴4 - Windows 8+SSDで起動が速い

本機は、高速なSSDを選択する事が可能で、Windows 8 と合せて高速なPC起動を実現します。

PC起動時間の実測

PC起動時間などを計測した結果を下記の表へ掲載します。

なお、レビュー機は元々Windows 7 でしたが、Windows 8 へアップグレードさせています。また、Windows 8 へはBIOSのままアップデートした場合と、UEFIにしてアップデートした場合を試しています。UEFIにする方法は、「UEFIとは何? - ThinkPad X1 Carbonのレビュー」をご覧ください。

PC起動時間とシャットダウン時間
テスト内容 Windows 8(UEFI) Windows 8(BIOS) Windows 7(BIOS)
PC起動時間 約10秒 約12秒 約21秒
PCシャットダウン時間 約4秒 約4秒 約6秒
PC起動時間は、電源ボタンを押してからデスクトップまたはModern UI画面が表示されるまでの時間
Windows 8 はハイブリッドブート時の時間

SSDのベンチマーク

今回、180GBのSSDを選択しましたが、Intel SSD 520シリーズが搭載されていました。有名メーカーで、なお且つ高速なSSDです。こちらのCrystalDiskMarkの結果を次に掲載します。


ThinkPad X230のSSD(180GB)と、一般的なノートPCのHDDのベンチマーク比較

 

なお、他のSSDの情報を下記に掲載します。

ThinkPad X230で使用されるSSD(2012年7月9日現在)
容量 FRU PN Name 型番 レビュー記事へのリンク
128GB 45N8133 SSD-ASM7 128G 6G Micron
45N8155 SSD-ASM7 128G 6G Samsung MZ7PC128HAFU-000 ThinkPad T430sのレビュー
180GB 45N8295 SSD-ASM7 180GB 6Gb/s Intel Intel SSD 520 ThinkPad X230のレビュー(本機)
256GB 45N8161 SSD-ASM7 256G OPAL 6G Micron

キーボードとタッチパッドのチェック

ThinkPad X230のキーボードおよびタッチパッドのチェックです。

従来の7列キーボードから、Edgeシリーズで採用されている6列キーボードへ変わりました。ThinkPadを昔から愛用しているファンは、残念と感じている方もいると思います。

私も、モバイルPCはThinkPad X201s、デスクトップPCはUSB接続のThinkPad7列キーボードを接続して使っており、右上の端にあったPgUpやPgDnなどは結構使っていたので、やや残念ではあります。

ただし、キー自体は他のノートPCと比べて非常に打ちやすいと思います。12.5型という小型PCでありながら、キーピッチは約19×19mmもあり、キーストロークも実測で約2mmあります。特にキートップがかなり湾曲していることにより、指がフィットしやすく誤鍵が少ないです。実際に打ってみても、キー入力はスムーズに行えます。

AltとPrtScキーが並んでいる点も面白く、右手だけで両キーを押す事ができるため、画面のキャプチャをよく撮る方は便利だと思います。また、EscキーやDeleteキーなど良く使うキーは上段の端に大きめに配置しています。

トラックポイント(真ん中の赤いやつ)も健在です。両手をホームポジションに置いたままマウスポインタの操作ができます。また、タッチパッドのように誤って手のひらが触れて、意図しない操作をしてしまうこともありません。最近のThinkPadはやや重いので、レッツノートや、LIFEBOOK SHへ乗り換えたくもなるのですが、トラックポイントの便利さを知ってしまうと、なかなか他社PCへ乗り換えることができません。


キーボード全体図


キーの拡大図

 

ThinkPad X230からキーボードバックライト(キーボードの下からライトが点灯)を搭載出来るようになりました。今回、キーボードバックライトを搭載するのを忘れてしまったのですが、従来のキーボードライト(液晶上部からキーボードを照らすライト)は搭載されていました。

ただし、すべての構成パターンでキーボードライトが搭載されるかは分かりません。ちなみに、今回はWebカメラなしのIPS液晶を選択しました。


キーボードライトの画像です。FnとSpaceキーを同時に押すと点灯
キーボードバックライトは今回、搭載し忘れました

タッチパッドとクリックボタンのチェックです。

トラックポイントを使う方は、赤い線が入っているクリックボタンを通常使用します。こちらは軽くて押しやすいです。また、青い点線の入っているボタンを押しながら、トラックポイントを動かすと、画面がスクロールします。かなり便利です。

タッチパッドは、点字のように凹凸があります。指は動かしやすいと思います。ただ、クリックボタンは一体型であるため、独立型よりもやや押しにくさはあります。タッチパッドを使いながら、赤い線の入ったボタンを使う方法もアリだと思います。


タッチパッド

パフォーマンスのチェック

ThinkPad X230はモバイルノートですが、標準電圧版CPUを搭載しておりパフォーマンスは高いほうです。16GB メモリ、256GB SSDといった構成も可能です。

Core i7-3520M、メモリ8GB、180GB SSDを搭載した本機でのベンチマーク結果です。

グラフィックス以外のスコアは非常に良いです。グラフィックスも、高いスコアではありませんが、インテル HD グラフィックス 4000になり、Sandy Bridgeのときと比べたらパフォーマンスUPしています。

Windows エクスペリエンス インデックス

PassMark Performance Test 8.0

PCMARK7 v1.0.4

動画のエンコード時間のチェック


ペガシス TMPGEnc Video Mastering Works 5

TMPGEnc Video Mastering Works 5 による動画のエンコード時間の実測結果です。

x264でエンコードしたときは26分28秒、クイック・シンク・ビデオでエンコードしたときは10分09秒という時間でした。

大きなサイズの高性能ノートPCで採用されるようなクアッドコアのCore i7-3610QMよりは遅いですが、モバイルノートPCで採用されるようなCPUの中では速いエンコード時間です。少なくとも、ウルトラブックで採用されている超低電圧版のCPUよりは速いです。

※Core i7-3520Mでのテスト結果です。

TMPGEnc Video Mastering Works 5 によるエンコード時間
エンコード方法 エンコード時間
x264でエンコード 26分28秒
クイック・シンク・ビデオでエンコード 10分09秒

カードリーダー/ライターのチェック


SDカード挿入後の外観

内蔵カードリーダー/ライターの対応カードと速度のチェックです。

スロットは本体の右側面にあります。挿入するときにやや力が必要です。挿入後、カードの出っ張りはほとんどありません。抜くときはプッシュすると出てきます。

対応しているカードは次の通りです。

対応カード SD(SDHC、SDXC)、MMC

カードリーダー/ライターのCrystalDiskMarkの結果は次の図の通りです。非常に速い速度が出ていると思います。


 

 

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