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ThinkPad L512 の評価レビュー

更新日:2010年7月10日

15.6型パソコンは、家電量販店だと10万円前後しますが、ネットで買えば5万円台で購入することができます

でも、5万円前後のパソコンって本当に大丈夫なの?ってちょっと心配になりますよね?

パソコンが遅くはないだろうか? 壊れやすいのではないだろうか? そんな疑問が出ると思います。

そこで、今回、5万円前後の15.6型パソコンの中で、耐久性・操作性・性能が最も良いだろうと感じたThinkPad L512を自腹購入しました。 このパソコンがどれだけ使えるかを検証しましたのでご覧ください。

ここがすごい! - キーボードが打ちやすい

安価なノートパソコンの使用目的は、ネット閲覧、メール、文書作成、年賀状作成、表計算あたりだと思います。
いずれにしても、文字を入力することが多く、いくら安価でもキーボードの入力のしやすさというのは重要なポイントになってきます。

その点、ThinkPad L512は、キー入力がしやすいです。打刻感覚や指のフィット感が素晴らしいです。

また、赤い操作ボタン(トラックポイント)も魅力です。 トラックポイントがあるためにThinkPadを選ぶ人も多いくらいです。このトラックポイントを使えば、指をホームポジションに置いたままマウスを操作することができます。3つ並んだクリックボタンのうちの真ん中を押しながらトラックポイントを上下させると、Webページなどの画面を上下にスクロールさせることも可能です。タッチパッドだと指が軽く触れただけで、マウスが動いたりクリックしてしまったりしますが、トラックポイントだとそのような誤動作がありません。

ただ、女性なんかは、このトラックポイントが苦手な人もいます。そんな人のためにタッチパッドもついています。タッチパッドは点字のようなざらざらした素材になっており、指が汗ばんでいても比較的動かしやすいです。 クリックボタンも柔らかくクリックしやすいです。


最近、テンキーを搭載したノートパソコンを見かけます。このようなパソコンは、キーボードを打つときに手の位置が左寄りになってしまいます。疲れにくい理想的な環境は、画面とキーボードと頭の中心が一直線上にあるときです。テンキーを搭載していると手の位置が左に寄るか、または手と頭の両方の位置が左に寄ってしまい疲れやすくなります。

ThinkPad L512はテンキーは搭載されていないため、画面とキーボードと頭の中心が一直線上にあり疲れにくくなっています。このように、長時間作業をする人や会社の事務機としては最高だと思います。尚、テンキーを使いたければ、別途2、3千円でUSB接続タイプのテンキーを購入すれば良いだけです。

ThinkPad L512はコスト安な6列キーボードを採用しています。7列キーボードに慣れ親しんだThinkPadファンには不満があるかもしれませんが、それ以外の人はそれほど大きな違いではありません。主な変化点を下図に示します。



ここがすごい - 音も静か

ThinkPad L512 は、動作音も静かです。

騒音計で計測してみたところ、電源をONにしても、+0.7dBしか上昇しませんでした。 また、ウイルススキャン+動画を再生し、CPUに高負荷をかけてみましたが、わずか+1.3dBの上昇でした。 体感でも他のパソコンよりも静かです。ただし、部屋をできるだけ静かにして測定していますが、無反響室で測定したわけではないので正確な値ではありません。参考程度にしてください。
※レッツノートと同じ環境にするため測定しなおしました(2010/6/22)

以前、メーカーの方に話を聞いたことがあるのですが、”ふくろう”を参考にして冷却ファンを開発したそうです。 ”ふくろう”は静かに空を飛ぶことができるのですが、その”ふくろう”を参考にし、静かな冷却ファンを実現したそうです。また、このファンにより、冷却性能も以前より高めることができたそうです。

L512の騒音


表面温度はやや高い

ThinkPad L512の表面温度は、最近夏場で気温が高いせいもありますが、やや高めです。

室内のエアコンを消し、室温が30℃の部屋で作業をしたときは、両手の掌が熱く感じました。 エアコンをつけて、室音が27℃になると、それほど熱くは感じませんでした(暖かいと感じる程度でした)。


熱くなるときはちょうど手のひら部分が熱くなるため、長く使うと心地悪いです。そのため、ThinkPad L512を購入する人は、左の図のようなハンドレストの購入をおすすめします。

高価なものでなくても、100円ショップで探せば、売っているのではないかと思います。

ここがすごい! - 衝撃に強い筐体

本機は、ThinkPadブランドだけあって、ある程度頑丈にできています。 X201sとまではいきませんが、一応、米国軍規格をクリアした堅牢性なようです。

落下テストをしてみようと思ったのですが、このサイズと重さのパソコンを落としたら、さすがに壊れそうな気がするのと、前回レッツノートを壊してしまって少々こりているのもあって、今回落下テストはしませんでした。


パフォーマンスは普通

パフォーマンスは普通です。ThinkPad L512の結果だけ見せられても分かりづらいと思ったので、Core i5-520Mを搭載したレッツノート S9と比較してみました。

気になるのはCPU関連のスコアだと思います。ThinkPad L512のWindowsエクスペリエンスのプロセッサのスコアは5.9でした。レッツノートS9よりはもちろん劣りますが、そんなに悪い数字ではないです。

CrystalMark 2004R3の結果も同様で、レッツノート S9よりは劣るもののそれほど悪い数字ではないです。



Core i3-330Mでどこまでやれるか?

Winodowsエクスペリエンスなどの数字だけみせられても、ピンとこないかと思いますので、Core i3-330Mがどこまでやれるか試してみました。

テストでは、次の作業をして、動作が重たく感じないかを確認していきました。

Core i3-330Mとは言え、2コア4スレッドのCPUです。動画再生+ウイルススキャンをしてもスレッドを分けて実行するため、さほど遅いとは感じませんでした。そのときの様子は、下記の動画をご覧ください。結構サクサク動いているのがわかるのではないかと思います。

また、ついでにパソコンが起動するまでの時間を計測してみたところ48秒と遅くはありませんでした。尚、スタートアップにIEを入れておいて、電源をONにしてからIEが起動するまでの時間を計測しています。



液晶は普通

ThinkPad X201sの画面

液晶画面はいたって普通です。

非光沢液晶なので、動画の綺麗さには欠けますが、周りの映りこみが少ない分、事務作業向きです。

解像度が1366x768で、液晶サイズが15.6型なので、ドットピッチ(ドットの間隔)がやや広いです。さらに非光沢液晶なので、画面がややざらざらして見えます。

IEを開いたときに、どのくらい画面を占有するかは、左の図を見てください。解像度は1366x768なので、このような画面占有率になります。




指紋はつきにくいほう

ThinkPad L512は指紋がつきにくいほうです。x201sよりはややつやがある素材なので、それよりは目立ちますが、他のパソコンと比較すると、指紋はつきにくいほうです。


バッテリ駆動時間は普通

画面の輝度を最大にし、動画を再生しつつ、バッテリ駆動時間を計測してみました。

結果、実測のバッテリ駆動時間は、1時間32分でした。家で使うノートとしては十分なのではないかと思います。

今回、画面の輝度を最大にして計測しましたが、実際にはもっと下げて使うので、バッテリ駆動時間ももう少しもつと思います。


マニュアル類はほとんどなし・リカバリディスクもなし

ThinkPad L512は、マニュアル類がほとんどありません。あるのは使用上の注意と、サポート連絡先のマニュアルくらいです。パソコンに少し詳しい人は困りませんが、初めてパソコンを購入する人は困ると思います。

また、リカバリディスクが存在しません。ハードディスクの中にリカバリ領域があるので、工場出荷状態へ戻すことはできますが、ハードディスクが故障してしまった場合はリカバリすることができません。そのため、ThinkPadのRescue and Recoveryツールでバックアップするか、市販のAcronis True Image などを使ってバックアップすることをおすすめします。


その他の評価 - 外観

外観は次の通りです。







その他の評価 - USBポートが左側にない

ThinkPad L512は、USBポートが右の手間に2つ、Powerd USBポートが後ろに1つあります。左側にはUSBポートがありません。マウスをさすときは後ろのPowerd USBポートへ挿したほうが邪魔にならずに良いと思います。



Core i3 にするか Core i5にするか?

本機をカスタマイズするときに一番悩むのがCPUをCore i3にするべきかCore i5にするべきかだと思います。

個人的には、会社の事務機や、家でネット閲覧やOfficeを使う程度なら、Core i3で十分だと思います。少なくともネットブックに搭載されているAtomのCPUよりは全然良いです。

参考までに、ThinkPad L512で選択できるCPUの性能を一覧にしておきます。

遅い <----> 速い
CPU Core i3-330M Core i3-350M Core i5-520M Core i5-540M
コア 2 2 2 2
スレッド 4 4 4 4
ターボブースト 2.93GHz 3.06GHz
動作周波数 2.13GHz 2.26GHz 2.40GHz 2.53GHz
L2キャッシュ 512KB 512KB 512KB 512KB
L3キャッシュ 3MB 3MB 3MB 3MB
消費電力 35W 35W 35W 35W
PassMark CPU 1998 2011 2365 2439

※2010年7月10日現在、選択できるCPUです。


レノボの他の15.6型PCの比較

レノボのパソコンの購入を検討すると分かると思いますが、15.6型サイズの液晶が異常なほどあります。

しかも、10万円以下の機種がたくさんあり、どこがどう違うのかかなり迷います。そこで、ThinkPad L512を含め、10万円以下の15.6型液晶のレノボのパソコンを一覧にしてみました。

色々ある中で、キーボード、CPU、価格のバランスが良いのは、ThinkPad L512だと思います。

価格だけならThinkPad SL510が最も安いです。ただしCPUがCeleron T3000とやや見劣りします。

今、ネットで売れているG560は、ThinkPadブランドではないため、キーボードの打ちやすさや頑丈さがやや劣ります。トラックポイントもありません。液晶が光沢なので動画を観るときは綺麗ですが、作業向きではありません。

尚、ThinkPadとIdeaPadシリーズは、土日にキャンペーンをやる場合が多いです。土日にページの最後にあるリンク先を確認してみてください。

レノボ 15.6型パソコンの比較表
会社名 lenovo
型番 ThinkPad L512
本機
ThinkPad SL510 ThinkPad Edge 15" ThinkPad T510i G560 IdeaPad Z560
枝番 06795FJ 067958J
直販 or 店頭 直販モデル 直販モデル 直販モデル 直販モデル 店頭モデル 店頭モデル 直販モデル
パフォーマンス比較 (購入時に選択可能な最も高性能なパーツ)
構成 カスタマイズ カスタマイズ カスタマイズ カスタマイズ 06795FJ 067958J カスタマイズ
CPU Core i3-350M Celeron T3000 Core i3-350M Core i3-330M Core i3-350M Core i5-450M Core i3-350M
HDD 160GB 160GB 250GB 250GB 320GB 500GB 320GB
液晶の種類 非光沢 光沢 光沢/非光沢 非光沢 光沢 光沢 光沢
テンキーの搭載 なし なし なし なし あり あり あり
キーボードの操作性
(主観です)

6列

6列

6列
◎◎
7列

6列

6列

6列
価格 57,850円 49,245円 67,830円 99,960円 55,000円 69,000円 89,880円
特徴 低価格&Core i3またはCore i5のCPUを選択可能 最も安価。ただしCPUはCeleron アイソレーションキーボード。 Core i7やNVIDIAグラフィックスを搭載可能。従来の7列キーボードで打ちやすい トラックポイントがない。ThinkPadではないので、さほど頑丈ではない。 トラックポイントがない。ThinkPadではないので、さほど頑丈ではない。 トラックポイントがない。ThinkPadではないので、さほど頑丈ではない。

※尚、直販モデルは、土日なるとキャンペーンをやり、大抵5,000円引き以上安くなります。


まとめ

まとめると、ThinkPad L512は、次のようなメリットがります。

こんなあなたにおすすめです。


ThinkPad L512 は店頭ではなかなか売っていません。 ご購入は レノボ直販店からどうぞ。 たまに、キャンペーンやってます。