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レノボ ThinkPad Edge E525 の実機レビュー

更新日:2011年10月16日


ThinkPad Edge E525 の概要

AMD APU搭載で軽めのゲームならOK

ThinkPad Edge E525は、CPUにGPUを統合したAPUを搭載し、軽めのゲームならこなせる15.6型ノートPCです。

キーボードが打ちやすく、静音性にも優れ、製品としての出来は良いと思います。また、ThinkPadシリーズの中では珍しくテンキーを搭載しています。

内蔵地デジチューナーやブルーレイドライブは選択できず、地味な印象を持ってしまうPCですが、そういった事をしないのであれば、おすすめの製品です。

本機を検討している方は、E525にしようかE520にしようか迷っていることかと思います。また、どのAPUにしようかも迷うと思います。ここでは各APU(またはインテルCPU)のベンチマークを測定し、比較掲載しております。参考にしてください。

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目次

ThinkPad Edge E525 の基本スペック

本機の基本スペックを紹介します。※2011年10月16日現在の情報です。BTOパソコンという特性上、時期が経つと選択できるパーツは異なります。

CPU/APU
AMD APU を選択可能です。本機は、A8-3500Mです。
グラフィックカード
APU統合のGPUは、Radeon HD 6620Gです。
 
液晶ディスプレイ
15.6型(1366x768)で、光沢と非光沢のどちらかを選べます。本機は光沢です。尚、本機のパネルはAUO B156XW02 V2でした。
メモリ
PC3-10600のメモリを搭載可能です。本機は6GBです。
ハードディスク
320GB、500GBを選択できます。本機は7200rpmの500GBです。中身はSeagate ST950042 0A Sでした。
SSD
本機はSSDを選択できません。
 
光学ドライブ
DVDスーパーマルチを搭載しています。中身はSONY AD-7710Hでした。
バッテリ駆動時間
6セルまたは9セルバッテリを選択できます。本機は6セルです。実測値は後述します。
※同じパーツでも、複数のメーカーから調達しているため、パーツは異なる場合があります。

AMD APU の実力チェック

APUのベンチマーク結果を掲載します。

ThinkPad Edge E525で選択できるAPUは次の3つです。

A8-3500Mのベンチマークは、本機で実行した結果を掲載します。他のAPUのベンチマークに関しては、他のPCで実行した結果を掲載します。また、比較のためにインテルCPUのベンチマーク結果も掲載します。

ThinkPad Edge E525で選択可能なAPUと、Intel CPUとのベンチマーク
ベンチマークを実行したPC HP g6-1100 レノボ ThinkPad Edge E425 レノボ ThinkPad Edge E525 レノボ ThinkPad L520 レノボ ThinkPad L420
APU/CPU A4-3300M A6-3400M A8-3500M Core i3-2310M Core i5-2410M
  統合GPU Radeon HD 6480G Radeon HD 6520G Radeon HD 6620G インテル HD グラフィックス インテル HD グラフィックス
ディスクリートGPU(独立GPU) なし 無効 なし なし なし
CPU関連
スコア
3DMark 06 CPU スコア 1571 2111 2271 2544 3268
Passmark CPU スコア 2424 3354 3574 2853 3624
主に
GPU関連
スコア
3DMark 06 SM2.0 スコア 1219 1859 2053 1470 1564
3DMark 06 HDR/SM3.0 スコア 1544 2262 2536 1720 1839
Passmark 3D Graphics スコア 292 491 516 306 335
MHF 第二弾(絆)(1280x720) 1275 1666 1933 1735 1770
バイオハザード5(1280x720) 19.9 fps 32.3 fps 34.9 fps 14.8 fps 18.2 fps
THE LAST REMNANT(1280x720) 18.54 fps 31.32 fps 33.35 fps 22.18 fps 22.47 fps
デビルメイクライ4(1280x720) RANK C RANK B RANK B RANK C RANK C
リアル彼女(1280x720、ハイクオリティ) 未実施 14 REAL 16 REAL 12 REAL 14 REAL
カスタムメイド3D(1280x720) 未実施 6174 (59 fps) 6179 (59 fps) 4910 (47 fps) 4717 (46 fps)

 

今回のテスト結果から、CPUを性能の良い順番に並べると、
Core i5-2410 > A8-3500M >= Core i3-2310M >= A6-3400M > A4-3300M
となるかなと思います(あくまで今回テスト結果からの判断)。

また、CPUに統合されたGPUを性能の良い順番に並べると、
Radeon HD 6620G > Radeon HD 6520G > インテル HD グラフィックス > Radeon HD 6480G
となるかと思います。

ただし、Radeon HD 6620G(A8-3500M)のGPU性能が高いといっても、軽めのゲームができる程度です。過度な期待はしないほうが良いです。

以上の結果から、価格もふまえ、どのAPUにするのかや、ThinkPad E525にするのかE520にするのか(E525はAMDのAPU、E520はインテルのCPUを搭載)を決めていただければと思います。

Windows エクスペリエンスインデックス

最後に、A8-3500Mを搭載した本機のWindows エクスペリエンスインデックスを掲載します。メモリを6GB搭載しているため、メモリのスコアは良かったです。

液晶ディスプレイのチェック

本機は、15.6型(1366x768)の光沢液晶を搭載しています。パネルはAUO B156XW02 V2でした(パネルは複数メーカーから調達しているため、異なるパネルが搭載される場合もあります)。

実際に見た液晶画面はやや青みが強いです。また、15.6型という大きさに1366x768という解像であるため、ドットピッチが広くザラツキ感もあります。ただし、安価なノートPCは、どのメーカーもこんなものです。


正面からの画像

 

詳細を見ていきます。

まず視野角は広くありません。一般的なノートPC並みです。


視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線を確認すると、青がかなり低めに調整されています(下図)。そのため実際の画面は、やや青みが強いです。また、赤や緑も直線的ではなく波打っています。色再現性は良いとは言えません。ただし、ほとんどのノートPC用液晶は、青みが強く、我々もそれに慣れているので、おそらく気にならないでしょう。
※尚、同じパネルが搭載されるとは限りませんし、パネルによって調整は異なります。


ガンマ補正曲線
※ i1 BASIC PROで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2
※見方の詳細については、miyahan.com様、DOS/V様のページをご確認ください

 

色域は、ノートPCとして、普通です。


ガモット図(a*b*平面)
左図はsRGBとの比較で、右図はadobe RGBとの比較
※ i1 BASIC PROでICCプロファイルを作成後、ICCViewでグラフを作成

 

画素の拡大図です。画素はシンプルな形状をしています。光沢液晶ということもあり、真正面から見ればギラツキは感じません。


画素の拡大図
※マイクロスコープ(FS-SST240 )で撮影

キーボードとタッチパッドのチェック

キーボードは、ThinkPad Edge E520と同じであるため、詳細は、「ThinkPad Edge E520-キーボードとタッチパッドのチェック」をご覧ください。

カードリーダー/ライターのチェック


SDカード挿入後の外観

ThinkPad Edge E525の対応カードの種類や、CrystalDiskMarkでのベンチマーク結果です。

スロットは本体の左側面にあります。カードの挿入/取り出しについては、つっかかりなくスムーズです。

対応しているカードは次の通りです。

対応カード SD(SDHC、SDXC)、MMC

 

CrystalDiskMarkのベンチマーク結果を掲載します。また、参考までに、高速転送可能なカードリーダー/ライターBSCRSDX3によるベンチマーク結果も掲載します(こちらは別PCでのテスト結果です)。

本機の内蔵カードリーダー/ライターのシーケンシャルリード&ライトは、BSCRSDX3とほぼ同等のスコアが出ています。


使用カード:SanDisk Extreme Pro SDHC UHS-I
カードリーダーのベンチマークテスト結果

 

Panasonic SDHC UHS-Iカードを使ったベンチマークも測定したかったのですが、ThinkPad Edge E525ではカードを認識しなかったので諦めました。

バッテリ駆動時間のチェック


実測で3時間27分のバッテリ駆動

ThinkPad Edge E525のバッテリ駆動時間を実測した結果、3時間27分でした。

テストでは、ハードディスクに保存した動画(DVD相当の画質)を再生させながらバッテリ駆動させ、スリープ状態になるまでの時間を計測しました。尚、画面の輝度は中間の「7」、電源プランは「Energy Saver」にしています。

静音性のチェック

本機の動作音(静音性)のチェック結果です。もし、動作音が大きいと、気になって作業に集中できなかったり、周りの人に迷惑になったりします。

下記の3つの状態で計測した結果、動作音は静かです。他のPCと比較しても騒音値は低いです。


騒音値の計測結果

左図:アイドル時の騒音値 (何も操作していない状態)
中央図:バイオハザード5ベンチマーク実行時の騒音値(解像度:1280x720、テストAで実行)
右図:TMPGEnc Video Mastering Works 5 でエンコード時の騒音値(x264、解像度1280x720でエンコード)
部屋を極力無音にしたときの騒音値:40.4dB、 測定機器:GS-04
※選択したCPUやGPUが異なると騒音値は変わってきます

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

下記の3つの状態でテストをした結果、ノートパソコンとしては、一般的な数値だと思います。


各パーツの温度の測定結果

左図:アイドル時(何も操作していない状態)の温度
中央図:バイオハザード5ベンチマーク実行時の温度(解像度:1280x720、テストAで実行)
右図:TMPGEnc Video Mastering Works 5 でエンコード時の温度(x264、解像度1280x720でエンコード)
測定環境:室内温度 約26℃、 測定ソフト:HWMonitor Pro
※選択したCPUやGPUが異なるとパーツの温度は変わってきます

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

下記の3つの状態で計測した結果、全体的に低めの表面温度です。キーボードの左側がやや熱くなりますが、指先の部分なので、それほど気になりません。


表面温度の計測結果

左図:アイドル時(何も操作していない状態)の表面温度
中央図:バイオハザード5ベンチマーク実行時の表面温度(解像度:1280x720、テストAで実行)
右図:TMPGEnc Video Mastering Works 5 でエンコード時の表面温度(x264、解像度1280x720でエンコード)
測定環境:室内温度 約26℃、 測定機器:赤外線温度計TN006
※選択したCPUやGPUが異なると表面温度は変わってきます

消費電力のチェック

ThinkPad Edge E525の消費電力のチェック結果です。もし、消費電力が高いと、電気代が高くなるのと、節電に反します。尚、1日平均3時間程度パソコンを使用する場合、消費電力が1W違うと、電気代は1か月あたり約2円違います(電気の契約内容にもよります)。

下記の3つの状態で計測した結果、消費電力は小さいです。


消費電力の計測結果

左図:アイドル時 (何も操作していない状態)の消費電力
中央図:バイオハザード5ベンチマーク実行時の消費電力(解像度:1280x720、テストAで実行)
右図:TMPGEnc Video Mastering Works 5 でエンコード時の消費電力(x264、解像度1280x720でエンコード)
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST7
※選択したCPUやGPUが異なると消費電力は変わってきます

外観のチェック

ThinkPad Edge E525の外観のチェックです。

 

天板はドーム状になっており加圧に強くなっています。マットな素材で、指紋が付きにくいです。

 

天板はヒートウェーブ・レッド(光沢なし)のカラーを選択しています。「レッド」といっても、やや黒いものが混じっており、落ち着きのある色になっています。

 

ポート類に関してはThinkPad Edge E520と同じですので、詳細は「ThinkPad Edge E520 - 外観のチェック」をご覧ください。尚、リンク先のE520はミッドナイト・ブラックの天板です。

まとめ

以上が、ThinkPad Edge E525のレビューでした。

内蔵地デジチューナーやブルーレイドライブ選択できるわけではなく、地味な印象をもってしまうThinkPad Edge E525ですが、キーボードは打ちやすく、静音性も高く、消費電力も少なく、製品の出来は良いと思います。

本機を検討中の方は、ThinkPad Edge E520とE525のどちらにしようか、またはどのAPUにしようか迷うことでしょう。用途や、PCを何年間使おうと思っているのかにもよりますが、万人向けなのは、Core i3またはCore i5を搭載したThinkPad E520かなと思います。動画再生程度ならインテルCPU内蔵のインテルHDグラフィックスでも十分です。また動画エンコードを行う場合、クイックシンクビデオを使えるので、処理時間が短くて済みます。

軽めのゲームをするなら、A8-3500Mを搭載したThinkPad E525が良いでしょう。最もGPU性能が良いです。

ネットやメールが出来れば良い程度なら、最も安価なA4-3300Mでいいと思います。

ただし、このPCを3年以上使おうと思っているなら、CPU/APUは交換しにくいパーツなので、できるだけ高性能なパーツを選択しておいたほうがいいとは思います。

詳細はこちら
ThinkPad Edge E525
※購入時はクーポンを忘れずにお使いください