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レノボ ThinkPad Edge E220sの実機レビュー

更新日:2011年06月29日

ThinkPad Edge E220s の概要

極薄ボディの12.5型モバイルPC

ThinkPad Edge E220sは極薄ボディが特徴の12.5型モバイルノートパソコンです。

天板及び裏面もほぼフラットで、手に持ったときの体感の軽さが、実際の重量よりも軽く感じます。また、カバンへの収納性も抜群です。

ThinkPadブランドのモバイルパソコンの中では価格が安く、最小構成なら、クーポンを使えば6万円以下(値下げしました!)で購入することも可能です。

CPUは低電圧版を採用し、消費電力を抑えています。薄さと、バッテリ駆動時間とのバランスを考え、低電圧版CPUにしたのだと思います。

薄さが特徴の本機ですが、薄いボディであるために、表面温度が高くなる点や、バッテリやメモリなどのパーツの交換が難しい点など、いくつか注意点もあります。

本レビューでは、このようなThinkPad Edge E220sのメリット・デメリットについて確認していきます。

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目次

ThinkPad Edge E220s の基本スペック

本機の基本スペックを紹介します。※2011年6月29日現在の情報です。BTOパソコンという特性上、時期が経つと選択できるパーツは異なります。

CPU
低電圧版のCore i5-2537MまたはCore i7-2617Mを選択可能です。本機は、Core i7-2617Mです。
グラフィックカード
CPU内蔵(インテル HD グラフィックス 3000)です。独立GPUは選択できません。
液晶ディスプレイ
12.5型の光沢液晶です。解像度は1366x768です。尚、本機に搭載されていたパネルはLP125WH2-TLB1(LG製)でした。
メモリ
PC3-10600のメモリを搭載可能です。本機は4GBです。
ハードディスク
容量は選択可能です。本機は7200rpmの320GBのハードディスクです。尚、中身はHITACHI HTS723232A7A364でした。
SSD
ハードディスクの代わりにSSDを搭載することも可能です。
光学ドライブ
光学ドライブは搭載されていません。CD等を使うときは外付けの光学ドライブを別途購入しましょう。
バッテリ駆動時間
内蔵8セルLi Polymerシステムバッテリ搭載です。変更はできません。メーカーHPの仕様では6.2時間の駆動時間です。実測値は後述します。
※パーツの中身はロットによって変更されますのでご注意ください

特徴1 - 実測で約22mmの極薄ボディ

ThinkPad Edge E220sの特徴は本体の薄さです。下図のようにスタイリッシュなデザインです。片手で持ってみると、本体が薄いためつかみやすく、実際の重量よりも軽く感じます(筆者の感覚です。個人差は大いにあります)。


ThinkPad Edge E220sの本体の薄さ

 

メーカーホームページでの仕様では、高さは20.9~21.9mmと記載されています。

筆者がゴム足部分も含めて実測した結果は、手前側が22mm強で、奥側が22mm弱でした。同じ大きさの液晶を搭載したパソコンで、40mmを超える製品もあるくらいなので、相当薄いボディと言えます。


本体の高さの実測値

 

別の12.5型のThinkPadである「ThinkPad X220」と、高さを比較した画像を掲載します。尚、Thinkpad X220は4セルバッテリを搭載しています。ThinkPad X220も薄いほうなのですが、ThinkPad Edge E220sはそれよりも薄いことが分かると思います。


ThinkPad 220との薄さの比較

特徴2 - キーボードを照らすライト

ThinkPad Edge E220sは、キーボードを照らしてくれるライト(ThinkLight)が搭載されています。

このライトは、Fn+Spaceキーを押すことで点灯させることができます。他社のPCにはあまりない機能です。暗闇で作業しなければならないときに便利です。もう無いとは思いますが、夜の計画停電実施日において、(別機種ですが)このThinkLightは重宝しました。


Fn+Spaceキーを押すことでライトをON/OFFできます。

液晶ディスプレイのチェック

ThinkPad Edge E220sは、液晶の枠(ベゼル)と液晶ディスプレイをガラスで覆い境目をなくしたインフィニティ・ガラスを使用しています。見た目が、流行のiPadのようになっていてカッコイイです。ただ、サポートに確認したところ、ThinkPad X1で採用されているようなコーニング社のゴリラガラスではないようです。

些細なことですが、ガラスの奥に液晶が見えるため、最初は少しだけ違和感がありました。ただすぐに慣れるので使用上は特に問題ないです。


インフィニティガラスを搭載。ガラスの奥に液晶があるので、最初はやや違和感がありました。

 

本機に搭載されていた液晶パネルは、LG製のLP125WH2-TLB1でした(違うパネルが搭載される場合もあります)。色域は普通、ギラツキはほとんどないパネルでした。TNパネルだと思うので視野角はそれほど良くないです(一般的なノートパソコン並)。普通に使えるパネルだと思います。


色域は普通。ギラツキはほとんどありません。


視野角はノートパソコンとして普通です。

 

ガラスで覆われているため映り込みはあります。


ガラスで覆われているので、映り込みはあります。

キーボードとタッチパッドのチェック

ThinkPad Edge E220sは、アイソレーションタイプのキーボードを採用しています。

キーピッチは、横:18.5mm、縦:18mmとやや小さめでが、キートップが凹んでおり、たわみも少なく、12.5型クラスのPCとしては打ちやすいほうです。また、アルファベットなどの主なキーはへこんでいて、スペースキーなどは逆に盛り上がっているため、指先の感覚だけでどのキーを押しているか分かりやすくなっています。

本機は、コンシューマ向けのThinkPadとなっているため、一般的の方がほとんど使わないキーを搭載していません。例えば、「Insert」や「Pause/Break」、「SysRq」などです。その代わり、「Delete」や「Esc」キーが通常のファンクションキーよりも幅が広くなっています。逆に言うと、これらのキーをよく使う作業をする人は注意が必要です。

便利なのは、右下の「Alt」と「PrtSc」キーが並んでいる点です。特定ウィンドのキャプチャをするとき、「Alt」と「PrtSc」を一緒に押しますが、この操作を片手で行うことができます。PCソフトのマニュアルなどを作成する人には便利です。

トラックポイントは、従来のThinkPadよりも、やや奥(床側)に位置し、キーとほぼ同じ高さになっています。これはベゼルと液晶がフラットになったインフィニティガラスを搭載している影響だと思います。普段からトラックポイントを使っている筆者は、最初違和感がありましたが、慣れれば気になりません。


キーボード全体図。「Insert」や「Pause/Break」キーなど、一般の方の使用頻度の低いキーは排除。


左図:キートップ(キーの指が触れる部分)。凹んでいて指がフィットしやすいです。
右図:トラックポイント。高さがキーと同じくらいになっています。

 

個人向けThinkpadということで、ファンクションキーの割り当てはマルチメディア仕様となっています。動画の再生などを頻繁にする人は便利ですが、日本語入力時にF6~F12のキーを良く使う人は不便です。例えば、「全角カナ」をしたい場合、「Fn」キーを押しながら、「F7」を押す必要があります。

ただし、これはBIOSの設定で、通常のファンクションキーの割り当てへ変更できます。PC起動時に「F1」を押してBIOSを起動し、「Config」>「Keyboard/Mouse」を選択し、「Change to "F1-F12"」を"Default"から"Legacy"へ変更します。


ファンクションキーはマルチメディア仕様です。

 

タッチパッドの素材は、パームレストの素材と同じです。マットな素材で、従来のThinkPadの"天板"で使われる素材に似ています。指の動きやすさは普通です。

タッチパッドの下部は、クリックボタンになっています。タッチパッドとクリックボタンの一体型にしては押しやすいと思いますが、他のThinkPadの独立したクリックボタンと比較すると、やや堅い(押すのに力が必要)です。


タッチパッドとクリックボタンは一体型。

総合ベンチマーク

本機でのベンチマークスコアを紹介します。

高性能なパーツは搭載していないので、ベンチマークスコアも平均的な値です。

本機は低電圧版のCore i7-2617Mを搭載しています。通常のCore i7よりも、消費電力は少ないですが処理能力は落ちます。各ベンチマークのスコアを見ると、Core i7-2617Mは、Core i3-2310M以上、Core i5-2410Mといった性能です。

Windows エクスペリエンス インデックス

CrystalMark 2004R3 ベンチ & PassMark Performance Test ベンチ

動画のエンコード時間のチェック


ペガシス TMPGEnc Video Mastering Works 5

Core i7-2617M、インテルHDグラフィックスのThinkPad Edge E220sについて、動画のエンコード時間をチェックしました。

用いたソフトは、ペガシス TMPGEnc Video Mastering Works 5 です。

テストでは、下記の2つ方法でのエンコード時間を計測しました。

(1)CPUで処理するx264によるエンコード
(2)クイック・シンクビデオによるエンコード

テストの結果は、(1)が46分58秒、(2)が17分06秒でした。他のCPUと比較すると、それほど速いとは言えません。Core i3-2310Mとほぼ同等のエンコード時間でした。


TMPGEnc Video Mastering Works 5 によるエンコード時間
エンコード方法 エンコード時間
x264でエンコード 46分58秒
GPGPU(クイック・シンク・ビデオ)でエンコード 17分06秒
AVCHDの動画(ファイルサイズ:1.54GB、再生時間:約13分、解像度:1920x1080)を、
iPhone 4で視聴可能なMPEG-4 AVC(解像度:1280x720)へ変換

重量のチェック


重量の実測は1.476kg

ThinkPad Edge E220sの重量の実測結果です。

実測した結果は、1.476kgでした。メーカーホームページの仕様では1.58kgと記載されていたので、それよりも100gも軽い結果でした。

差が随分あるので、他の実機はどうなっているのか確認するため海外のレビューサイトを確認してみたところ、実測値で1.505kgでした。どちらかというと私の実測値に近い結果でした。

本体構成によって重量は変化しますが、Edge E220sはバッテリを変更できないので、それほど大きく重量が変わることはないです。個体差はありますが、メーカーの仕様よりも、軽いとみていいと思います。

この程度の軽さであれば、十分持ち歩けます。

バッテリ駆動時間のチェック


バッテリ駆動時間の実測は4時間36分

ThinkPad Edge E220sのバッテリ駆動時間の実測結果です。

計測方法は、バッテリ駆動状態でDVD相当画質の動画を再生させ、休止状態に入るまでの時間を計測しました。

計測した結果、駆動時間は4時間36分でした。

尚、ThinkPad Edge E220sは、バッテリ交換が出来ません。

ThinkPad X1のように、30分で80%の急速充電に対応しているか実験してみましたが、30分で37%しか充電されませんでした。急速充電には対応していないようです。

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