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レノボ ThinkCentre M91p Eco Ultra Smallの実機レビュー

更新日:2011年06月04日


ThinkCentre M91p Eco Ultra Small の概要

コンパクトでECO

ThinkCentre M91p Eco Ultra Smallは、コンパクトなサイズでありながら、デスクトップ用CPUを搭載し、さらに消費電力も少ないPCです。

縦にも横にも設置でき、サイズも小さいので、様々な場所に設置することができます。

CPUには、低電圧版のCore i5-2400Sまたは2500Sを搭載しています。低電圧版といってもパフォーマンスは高く、少なくともノート用Core i5よりは性能が高いです。さらに低消費電力です。

欠点としては、拡張性がほとんど無いことと、内蔵電源ではなくACアダプターによる給電であり、ACアダプターが結構大きいことです。

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目次

ThinkCentre M91p Eco Ultra Small の基本スペック

本機の基本スペックを紹介します。※2011年6月3日現在の情報です。BTOパソコンという特性上、時期が経つと選択できるパーツは異なります。

CPU
第2世代インテルCPUの低電圧版Core i5-2400SまたはCore i5-2500Sを選択可能です。本機は、Core i5-2400Sです。尚、Q67 Expressチップセットです。

グラフィックカード
CPU内蔵(インテルHDグラフィックス 3000)です。その他のグラフィックスは選択できません。
メモリ
PC3-10600のメモリを搭載可能です。本機は2GBです。
ハードディスク
5400rpmまたは7200rpmを搭載可能です。本機は7200rpmの320GBです。中身はWD3200AAKX-083CA0でした。
光学ドライブ
DVDスーパーマルチを搭載しています。それ以外の光学ドライブは選択できません。
電源
内蔵電源ではありません。ノートパソコンのようにACアダプター(150W)になっています。サイズは大きいです。
拡張性
ロープロファイルのPCIスロットが1つ空いています。

 
※パーツの中身はロットによって変更されますのでご注意ください

特徴1 - コンパクトサイズ

ThinkCentre M91p Eco Ultra Smallは、サイズが非常に小さいです。

15.6型のノートパソコンと比較しても床設置面積は狭いです。手のひらやタバコと比較しても、小さいのが分かります。縦置きにしても横置きにしても使用できるので設置場所の自由度は高いです。


特徴2 - デスクトップ用のパーツを使用

ThinkCentre M91p Eco Ultra Smallはコンパクトなサイズでありながら、CPUも、ハードディスクも、光学ドライブもデスクトップ用のパーツを使用しています。通常ここまで小さくなるとノートPC用のパーツを使用している場合が多いのですが、本製品は、デスクトップのパーツを使用することで、高い処理性能を実現しています。ただし、メモリはノートPC用です。


CPU、ハードディスク、光学ドライブはデスクトップ用のパーツを使用

総合ベンチマーク - CPUは良いほうだが他は普通

Core i5-2400S搭載の本機でのベンチマークスコアの結果を掲載します。

本機に搭載されているCPUは、通常のデスクトップ用CPUに比べると、消費電力の少ないCPUを使用しています。このCPUの性能はどのくらい出るのか懸念していたのですが、結構、高いスコアが出ています。少なくても一部のノート用CPUのCore i5やCore i7よりは高スコアです。

Windows エクスペリエンス インデックス

CrystalMark 2004R3 ベンチ & PassMark Performance Test ベンチ

動画のエンコード時間のチェック - 低電圧CPUでも十分な速度


ペガシス TMPGEnc Video Mastering Works 5

Core i5-2400S搭載のThinkCentre M91p Eco Ultra Smallについて、動画のエンコード時間をチェックしました。クイック・シンク・ビデオに対応したCPUであるため、このときのエンコード時間も計測しました。

エンコードに用いたソフトは、ペガシス TMPGEnc Video Mastering Works 5 です。

テストの結果は、x264でエンコードしたときが24分32秒、クイック・シンク・ビデオでエンコードしたときが12分18秒でした。

デスクトップPC用のCore i5-2400([S]なし)よりはやや劣りますが、ノートPC用のCore i7-2620Mよりも高速です。

TMPGEnc Video Mastering Works 5 によるエンコード時間
エンコード方法 エンコード時間
x264でエンコード 24分32秒
GPGPU(クイック・シンク・ビデオ)でエンコード 12分18秒
AVCHDの動画(ファイルサイズ:1.54GB、再生時間:約13分、解像度:1920x1080)を、
iPhone 4で視聴可能なMPEG-4 AVC(解像度:1280x720)へ変換

静音性をチェック - 体感ではややうるさい

ThinkCentre M91p Eco Ultra Small の静音性のチェックです。

テストは下記の3つの状態のときに、騒音計で騒音値を測定しました。

(1)アイドル時
(2)バイオハザード5ベンチマーク実行時(解像度:1280x720、テストA)
(3)TMPGEnc Video Mastering Works 5 でエンコード時(x264、解像度1280x720でエンコード)

テストの結果は、過去に測定した他のデスクトップPCと比較して、普通の動作音だと思います。負荷をかけても動作音はそれほど変わりません。ただ、騒音計で計測した値よりは、ファンが小さいせいで高い音が出ているせいか、体感では数値よりもうるさく感じました。

計測した騒音値は次の図の通りです。私の部屋を極力無音にしても40.4dBあり、この値を基準にすると(1)~(3)のすべての状態で+4.1dBです。尚、無反響室で測定したわけではないので、騒音値は正確な値ではありません。値は参考程度にしてください。


ThinkCentre M91p Eco Ultra Smallの騒音値

パーツの温度のチェック - 狭いケースの割には低い

CPUの温度を計測し、きちんとパーツが冷却できているかをチェックしました。あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

尚、「静音性のチェック」と同じ3つの状態で計測しました。

テストの結果は、アイドル時は低い温度を示しています。負荷をかけるとCPUの温度は上がりますが、他のデスクトップPCと大きな違いはないです。本体ケースは小さいですが、十分に放熱できていると思います。


ThinkCentre M91p Eco Ultra Small の内部温度。各状態においてHWMonitorで測定

消費電力のチェック - デスクトップにしては低い

Core i5-2400S搭載のThinkCentre M91p Eco Ultra Smallの消費電力をチェックしました。

「静音性のチェック」と同じ3つの状態で計測しました。

テストの結果は、いずれの状態もデスクトップパソコンにしては低い消費電力です。低電圧版CPUを搭載しているだけあります。ただし、ノートPCよりは高い消費電力です。


ThinkCentre M91p Eco Ultra Smallの消費電力。各状態においてワットチェッカーで測定

外観をチェック

ThinkCentre M91p Eco Ultra Smallの外観です。ビジネスモデルだけにシンプルです。フロント側に給気口が2カ所あります。


背面です。USBポートが8つあります。映像出力はミニD-SubかDisplay Portになります。DVIポートがありませんが、Display PortをDVIへ変換するアダプターも別売りしています。LowProfileのPCIカードも1枚増設可能です。

 

電源は内蔵せず、ACアダプターでの給電になります。これにより本体をコンパクトにし、また本体内部の発熱を抑えています。ただし、ACアダプターのサイズは結構大きいです。

 

オプション製品ですが、「 Lenovo プリファード・プロUSB指紋認証キーボード(日本語)」を購入すれば、キーボードに指紋認証装置が搭載されます。ただし、英語キーボードと日本語キーボードを間違えないように購入してください。

ケースの内部のチェック

ThinkCentre M91p Eco Ultra Smallのケース内部を紹介します。ネジを外す必要がなくワンタッチでケースを開くことができます。特徴的なのはCPUの放熱です。CPUのヒートシンクと排気ファンの間にダクトがあり、直接CPUの熱を吸引しています。

 

PCIスロットが1つ搭載されています(下図)

排気ファンはCPUからしか空気を吸い込まないので、PCIスロット接続したカードの放熱は悪そうです。カードは何も拡張しないほうがいいと思います。

エアフローのチェック

エアフローは下図のようになっています。背面の給気ファンでエアフローを作っています。

尚、上でケースの内部を紹介した画像と、下の画像は上下逆さまになっているのでご注意ください。

パーツの選び方

ここでは、2011/6/3の時点で選択できるパーツの選び方を考察します。尚、選択できるパーツが時期によって変わる点はご了承ください。

CPU

2011/6/3時点で選択できるCPUは、下記の表の通り、Core i5-2500SとCore i5-2400Sになります。両方とも消費電力の少ないCPUとなっています。下の表では標準電圧のCPUスペックおよびベンチマークスコアも掲載しています。

本機で選択できる低電圧版CPUは、標準電圧版CPUよりやや性能は落ちます。しかしノートPCよりのCore i5シリーズよりは性能が良く、十分なパフォーマンスです。

Core i5-2500SとCore i5-2400Sのどちらにするかですが、それほど大きな違いはないので、安いCore i5-2400Sでいいのではないかと思います。

2011/6/3時点で選択可能なCPU
仕様 Core i5-2500S Core i5-2400S Core i5-2500
(参考)
Core i5-2400
(参考)
コア数 4 4 4 4
スレッド数 4 4 4 4
動作周波数 2.7GHz 2.5GHz 3.3GHz 3.1GHz
Turbo Boost時周波数 3.7GHz 3.3GHz 3.7GHz 3.4GHz
キャッシュ 6MB 6MB 6MB 6MB
消費電力 65W 65W 95W 95W
PassMark CPU ベンチ 4,954 5,137 6,675 6,002
※ベンチの値は日々更新されています

DisplayPort - DVI-D変換アダプター

ThinkCentre M91p Eco Ultra Smallの映像出力は、先ほども書きましたが、ミニD-SubまたはDisplay Portのみとなっています。そのためDVIで液晶ディスプレイを接続したい場合、下図のような「DisplayPort - DVI-D変換アダプター」を一緒に購入すると良いでしょう。カスタマイズ画面で選択できます。

まとめ

以上が、レノボ ThinkCentre M91p Eco Ultra Small のレビューでした。

非常にコンパクトでありながら、デスクトップPCと同じパーツを用いており高いパフォーマンスを発揮するデスクトップPCです。コンパクトでも、放熱はしっかりしており、安心して使えます。

縦置きでも横置きでも使え、サイズも小さいため、一般的のデスクトップPCよりも設置の自由度が高いです。

CPUには、消費電力の少ないCore i5-2400SまたはCore i5-2500Sを使っており、節電が求められている現在に適したデスクトップパソコンであると言えます。ノートPCのほうが消費電力は少ないですが、大画面の液晶でなければならない方には、よい選択肢になるPCだと思います。

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