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レノボ YOGA Bookの実機レビュー

更新日:2016年10月23日

紙に書いたのに、画面にも

YOGA Bookは、紙に文字や絵を書くと、画面上にも入力される、今までにないノートパソコンです。

また、キーボードは、物理的なキーは無く、"ハロキーボード"というタッチ式キーボードになっています。さらに「Penボタン」を押すと、このキーボード面に専用ペンで、手書き入力することも可能になります。

液晶は10.1型のIPSパネルで、重量は約690gと軽量です。Windows搭載モデルとAndroid搭載モデルがあります。

今回は、紙に手書きしたものをデジタル化する機能を中心にレビューします。


※レビュー機は当サイトでの購入品です

目次

YOGA Bookの基本スペック

YOGA Bookの基本スペックをチェックします。特徴的な部分は赤字にしています。※2016年10月21日時点の情報です。時期が経つと選択できるパーツは異なる可能性があります。詳細はメーカーサイトでお確かめ下さい。

CPU
Atom x5-Z8550です。
 
グラフィックカード
CPU内蔵です。
 

液晶ディスプレイ
10.1型、1920x1200光沢タッチ対応IPS液晶です。

メモリ
4GBメモリです。
 
フラッシュメモリ
64GBです。
 
光学ドライブ
非搭載です
 
バッテリー駆動時間
Windowsモデルは13時間、Androidモデルは15時間です。 
その他
薄さ9.6mm、重量約690gです。
 

YOGA Bookとは?

YOGA Bookは、"ハロキーボード"を搭載したペンタブレットとノートパソコンのいいとこどりをしたような製品です。ハロキーボードは、通常、タッチ式のキーボードになっており、触ると"ブッ"というような音と振動が発生し、キーが押されたことを認識することができます。

「Penボタン」を押すと、キーボードは使えなくなり、キーボードの部分に専用のペンで文字や絵を書き、PCへ入力することができるようになります。

さらに、キーボードの上に紙を置いて、インクが出るペンで、紙に文字などを書くと、それがパソコン上にもデジタル化されファイルとして保存できます。この紙への手書きしたものをすぐにデジタル化する機能が、今までの製品にはない最大の特徴で、おそらく多くの方が気になっている機能ではないかと思います。そこで今回は、この機能を中心にレビューしたいと思います。

紙に手書きして、PCにデジタル化するのを試す

最も気になる"紙に手書きして、PCにデジタル化する機能"を試します。

紙に手書きして、PCにデジタル化する方法

YOGA Bookを起動します。

 

デフォルトでは、タッチ式キーボードが有効になっており、ここに紙を置いても手書き入力することはできません。

 

下図の「Penボタン」を押すことで、タッチ式キーボードが無効になり、キーボードの上に載せた紙に手書きしたものが、デジタル化できるようになります。

 

YOGA Bookを開き、OneNoteなどのノートアプリを起動します。

 

付属のBOOK Padを用意します。

 

BOOK Padを開くとペーパーが15枚くらい入っています。

 

BOOK Padをキーボードの上にセットします。BOOK Padにはマグネットが入っていて、キーボードからずれないようになっています。なお、筆者は左利きであるため、BOOK Padを左側に置いていますが、PCを反転させて、BOOK Padを右側へ置いて使うことも、もちろん可能です。

 

付属のペン「リアル ペン(REAL PEN)」を用意します。標準のペンの芯「EMR芯」はインクが出ないので、紙に書くことはできません。そのため、EMR芯を抜いて、インクが出る「インク芯」に入れ替えます。インク芯は3本付属しています。芯は、キャップを挿して少し斜めに引っ張ると抜けます。

 

インク芯へ取りかえたあとのリアルペンです。

 

このペンで紙に文字を書くと、画面上にも文字が入力され、パソコン上に電子データとして保存することができます。

他の用紙でも、デジタル化可能

付属のBOOK Padではなく、ルーズリーフ、コピー用紙などの他の用紙を載せて書くことも可能です。

100枚重ねたルーズリーフでもOK

紙は重ねて置いて使うこともできます。

試しにルーズリーフを100枚重ねて使用してみましたが問題なく画面上にも入力できました。また厚手のカバーがしてあるノートを置いても問題ありませんでした。これには筆者も驚きました。

6mm罫の用紙でも、文字を普通に使える

6mm罫の用紙を置いて、小さめの文字が、パソコン上に読みやい字でデジタル化できるか試してみましたが、問題ありませんでした。パソコンに入力された文字は、線がずれたりすることなく読みやすい文字で入力できていました。

A5サイズの紙がちょうどいいかも

付属のBOOK Padではなく、他の用紙を置いた場合、紙のどこまで書けるのか(画面上にも入力されるのか)がわかりにくいという問題があります。

下図はB5のルーズリーフを置いたときの様子ですが、青の線で囲まれた範囲にしか、パソコン上に保存されません。青線の範囲外に間違って文字を書いても、パソコン上には入力されないので気を付ける必要が出ます。

 

次にA5のルーズリーフを置いてみましたが、青線の右側の部分であれば、どこに書いてもパソコンに保存されます。日本で販売されているメジャーな用紙の場合、A5の用紙が使いやすいと思います。

A5用紙をBOOK Padに付けてみる

付属のBOOK Padを利用せずに、別の用紙を置くと、紙がずれやすく書きづらいです。一度ずれると、元の位置に戻すのが大変です。とは言っても、BOOK Padに取り付けられている用紙は15枚程度しかなく、すぐになくなってしまいますし、用紙は好きなものを使いたいところです。

ここでは、A5用紙をBOOK Padに取り付ける方法を紹介します。

まず、BOOK Padから、標準で付いてきたノートを取り外します。

 

次にA5用紙を用意します。ただ、A5用紙を持っている人は少ないと思うので、A4用紙を半分に切ってもいいと思います。ミスコピーした用紙を半分に切って使うのもいいと思います。

 

この用紙に穴あけパンチで、用紙の短い辺に穴を開けます。

 

穴を開けた用紙は、ちょうどBOOK Padに綴じることが可能です。

 

用紙をセットしたBOOK Padを、PC上に置いたときの様子です。あとはリアルペンで書くだけです。

イラストも描くときも便利

YOGA Bookは、イラストを描くときも便利です。ペンタブや、手書き入力可能なタブレットと違って、描きやすい"紙"にイラストを描けます。

また、鉛筆などで下書きをすれば、画面上に入力されることもありません。鉛筆で下書きをし、リアルペンで最終的な線を書けば、リアルペンで書いた線のみ画面上に入力されます。

気になる点

以上、紙に手書きして、PCにデジタル化することを試しましたが、最後に気になった点を記載します。

気になる点

 

まず、「Penボタン」を押すのを忘れていて、紙にペンで書いたけれど、画面上に入力されていないときです。紙に書くときはどうしても紙ばかり見てしまうので、画面に入力されているかどうかを確認するのが遅くなってしまいます。こういったときは、紙に書いた文字をもう1度なぞり直す必要があります。

次に、紙に文字を書いていると、ペンを持っていない手を、紙の近く(画面上に)添えたくなります。しかし、画面上に手を置いてしまうと、画面はタッチパネルにもなっているので、反応して意図しない動作が起きてしまいます。

また、紙がずれたときは、元の位置にきちんと戻さないと、その後書く文字や絵が、今まで書いた文字や絵とずれてしまいます。特に、次の日に、用紙の続きから書きたいときなど、元の位置に用紙を戻すのが面倒です。ただし、これは先ほど記載したように、BOOK Padに用紙をはさんで使えば、ある程度解消されると思います。BOOK Padはマグネットが付いていて、割と同じ位置に戻すことができます。

紙を取りかえたとき、PC側も、画面をスクロールさせたり、新規のファイルを開いたりするのが煩わしいです。スクロールなどを忘れてしまうと、新しい紙に書いた文字が、今まで書いた文字の上に重なってしまいます。

最後に、今のところリアルペンは"黒"しかありません。紙にメモするときに青や赤の色を使いたいときもあります。また別の色の芯が発売されたとしても、芯を取りかえるのが面倒なので、三色ペンみたいなリアルペンが発売されると嬉しいです。

 

 


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