会員登録

今なら抽選でプレゼント実施中!!

当サイトは、パソコン・周辺機器・ソフトの比較サイトです。価格ではなく、機能・性能面について比較しているのが特徴です。

the比較 > パソコンの比較 > レノボ > ThinkPad Yoga 260

レノボ ThinkPad Yoga 260の実機レビュー

更新日:2016年5月31日

軽量化したThinkPad Yoga

ThinkPad Yoga 260は、液晶が360度回転し、タブレットにもなる2 in 1 ノートパソコンです。

Lift'n' Lock(リフトンロック)キーボードを採用しており、タブレットモード時にキーのフレームが浮き上がり、キーもロックされる仕組みになっています。これによりキーの破損や、持った時の違和感を軽減してくれます。

従来のThinkPad Yoga 12よりも軽くなり、ThinkPad X260と同等程度の重量になっています。

第6世代インテルCPU、フルHD IPS液晶、PCIe-NVMe SSDを選択可能で、モバイルノートパソコンとしては十分なスペックです。

ワコム製のペンも内蔵しています。

2016.4.27 追記:Core i7、PCI-NVMe SSDモデルの情報も追記しました。


※レビュー機は、1台が当サイトでの購入品、1台がメーカーからの借用品です
※ 2016/4/27 追記:Core i7、PCI-NVMe SSDモデルの情報も追記しました

※ 2016/5/31 追記:ペンについての記載を追記・修正しました

目次

ThinkPad Yoga 260の基本スペック

ThinkPad Yoga 260の基本スペックをチェックします。特徴的な部分は赤字にしています。※2016年1月22日時点の情報です。時期が経つと選択できるパーツは異なる可能性があります。詳細はメーカーサイトでお確かめ下さい。

CPU
Uシリーズの第6世代インテルCPUを選択可能です。
グラフィックカード
インテルHDグラフィックス 520(CPU内蔵)です。
液晶ディスプレイ
12.5型ワイド、IPSタッチパネル液晶。HD(1366x768)とFHD(1920x1080)の解像度が選べます。
メモリ
PC4-17000 DDR4のメモリを搭載しており、4~16GBまで選択できます。
ハードディスク/SSD
SATA SSDPCIe-NVMe SSDを選択できます。
光学ドライブ
内蔵していません。
 
バッテリー駆動時間
メーカー公表値で最大 約9.6時間(JEITA2.0)。ページによっては約10時間と記載。
その他
薄さ17.8mm、重量約1.36kgです。
 

 

今回は、以下の構成の製品でレビューしています。

  • Core i5-6200U, 8GB メモリ, 128GB SATA SSD, FHDタッチ液晶
  • Core i7-6500U, 8GB メモリ, 256GB PCIe-NVMe SSD, FHDタッチ液晶 NEW!

特徴1 - タブレットへも変形可能な 2 in 1 PC

本製品は、ノートパソコンとしてもタブレットとしても使用できる 2 in 1 パソコンです。

ヒンジを中心に液晶が360度回転するタイプの製品で、タブレットモードだけでなく、下図のようにテントモードにしたり、スタンドモードにしたりすることも可能です。


2 in 1 パソコン

 

タブレットモードにしたときに横からみると、やや隙間があり、完全に重なり合うことはありません。


タブレットモード時に横から見た図

特徴2 - Lift'n' Lock(リフトンロック)キーボード

液晶を360度回転させるタイプの2 in 1 パソコンは、タブレットモードにしたときに、キーボードが剥き出しになる欠点があります。持ちあげたときにキーが押されて独特の違和感がありますし、キーを破損させたり、傷つけたりする可能性もあります。

しかし、ThinkPad Yoga 260は、Lift'n' Lock(リフトンロック)キーボードを採用し、タブレットモードにしたときに、キーのフレームが浮き上がり、キーもロックされる仕組みになっています。これにより、キーが固定されて持ちやすく、また突起していないため破損などしにくくなります。


Lift'n' Lock(リフトンロック)キーボード


タブレットモード時のキーボード全体図

特徴3 - ワコム製ペン選択可能

本製品は、2,048段階もの筆圧検知に対応した「静電容量式」のワコム製のペンも選択することができます。

なお、同社で発売されてきたペンの中でも「電磁誘導式」のペンは、本製品では使用できないためご注意下さい。「電磁誘導式」のペンは、ThinkPad Yoga 12のデジタイザーペン対応モデルで使用されたペン「4X80F22110」や、ThinkPad Helix (2015年モデル) のデジタイザーペン対応モデルで使用されたペン「4X80F22107」などが該当します。

ペンは本体に収納することも可能です。ペンは充電式となっていますが、本体に収納することで自動で充電することが可能であるため、充電を意識して行う必要はありません。


ペンは本体に収納可能


ペンの全体図


ペン先の拡大図

 

実際にペンで線を描いてみましたが、追従性が良く、視差も少なく、液晶表面に適度な抵抗感もあり描きやすかったです。下は、追従性を確認するために、ペンで線を引いたときの動画です。参考にして下さい。


ThinkPad Yoga 260 のペンの追従性

指紋センサー搭載

指紋センサーも搭載しています。Windows 10 のOSを選択していれば、Windows Helloを利用し指紋認証でOSやアプリにログインすることが可能です。


Windows Hello で指紋認証ログイン

同じ12.5型のThinkPadとの比較

ThinkPad Yoga 260は12.5型ワイドの液晶を搭載していますが、同サイズの液晶を搭載したThinkPadシリーズには、ThinkPad X260があります。この2機種の仕様を比較したのが下表です。

バッテリー駆動時間については、ThinkPad X260の方がやや長いため、やや大きな容量のバッテリーを搭載しているのだと思います。他にも細かい点で相違はありますが、極端に重さが違うとか、処理性能が違うとか、そういった大きな違いはありません。

ThinkPad X260との比較
  ThinkPad Yoga 260 ThinkPad X260
プロセッサー 第6世代インテルCore i プロセッサー
液晶サイズ 12.5型ワイド
液晶解像度 FHD(1920x1080)IPS
HD(1366x768)IPS
FHD(1920x1080)IPS
HD+(1600x900)
メモリ 最大16GB 最大16GB
ストレージ 最大 PCIe NVMe SSD 最大 PCIe NVMe SSD
バッテリー駆動時間 最大 約 9.6時間(JEITA2.0) 最大 約11時間(JEITA2.0)
重量 約1.36kg~ 約1.34kg~
横幅 x 奥行きサイズ 309.9 x 220 mm 305.5 x 208.5 mm
薄さ 17.8mm 20.3mm
ポート HDMI
Mini DisplayPort
USB3.0x2
HDMI
Mini DisplayPort
USB3.0x3
LAN
メーカーHP メーカーサイト メーカーサイト
※ThinkPad X260のスペックはこちらのページを参考にしています。メーカーのページによってはやや仕様が異なります

同じThinkPad Yogaシリーズとの比較 Update!

同じThinkPad Yogaシリーズである「ThinkPad X1 Yoga」と比較をします。

スペックの違いは下表の通りです。ThinkPad X1 Yogaのほうが、解像度の高い液晶を選択でき、有機ELも数か月後には選択可能になります。ただし、ThinkPad Yoga 260のほうが価格は安いです。

バッテリー駆動時間は、当サイトの計測では、FHD液晶を搭載したThinkPad Yoga 260と、WQHD液晶を搭載したThinkPad X1 Yogaがほぼ変わらない駆動時間でした。FHD液晶を搭載したThinkPad X1 Yogaの場合は、ThinkPad Yoga 260より駆動時間が長くなると思います。

ThinkPad X1 Yogaとの比較
  ThinkPad Yoga 260 ThinkPad X1 Yoga
プロセッサー 第6世代インテルCore i プロセッサー
液晶サイズ 12.5型ワイド 14型ワイド
液晶解像度 FHD(1920x1080)IPS
HD(1366x768)IPS
WQHD(2560x1440)IPS
FHD(1920x1080)IPS
(後日、有機EL選択可
メモリ 最大16GB 最大16GB
ストレージ 最大 PCIe-NVMe SSD 最大 PCIe-NVMe SSD
バッテリー駆動時間 最大 約9.6時間(JEITA2.0) 最大 約9.8時間(JEITA2.0)
重量 約1.36kg~ 約1.36kg~ ※1
薄さ 17.8mm 16.8mm
ペン 対応 対応
価格 約110,000~ 約170,000円~
メーカーHP メーカーサイト メーカーサイト
※1 レノボサイトのページによっては、1.27kg~と書かれています。
通常の液晶は1.36kgで、有機ELの場合は1.27kgなのかもしれません。

 

次に、ThinkPad Yoga 260とThinkPad X1 Yogaの外観を比較します。

下図のように、ThinkPad Yoga 260のほうがサイズが小さいです。ThinkPad X1 Yogaでは小さいカバンだと入らない可能性もあるので、サイズはよく確認しましょう。


サイズの比較


ThinkPad X1 Yogaは、小さいカバンだと入らない可能性も

 

液晶画面は、ThinkPad X1 Yogaのほうがサイズが大きいのはもちろん、(パネルによりますが)色域も広いです。下図の両パソコンは、両方ともフルHD液晶を搭載しており、同じ色を表示していますが、ThinkPad X1 Yogaのほうが元の色を忠実に再現しています。ThinkPad Yoga 260は色が再現しきれていません。


色再現性の比較

 

両機種とも、ペンを利用可能です。ThinkPad Yoga 260は「ThinkPad Pen Pro-2」、ThinkPad X1 Yogaは「ThinkPad Pen Pro-3」という名前が付いています。どちらもワコム製で2,048段階の筆圧検知に対応しています。Pro-2とPro-3の違いはよく分かりませんが、恐らく後ろの形状が違うだけだと思います。ペンは充電式になっており、本体に収納することで自動で充電されます。どちらも非常に良い書き心地です。

ペンの長さは、ThinkPad X1 Yogaのペンのほうが若干長いです。収納場所は、ThinkPad X1 Yogaのペンのほうが手前にあり手探りで探しやすいですが、指をひっかけるところはThinkPad Yoga 260のほうが出っ張っており引き出しやすいです。


ペンの比較


ペンの収納箇所


ペン先端の指を引っ掛ける部分

 

キーボードは両方とも打ちやすいですが、ThinkPad Yoga 260のほうがキーピッチがわずかに狭いです。また、ThinkPad Yoga 260は、下図のようにさらにキーピッチの狭いキーがいくつかあります。


キーボードの比較

 

タッチパッドについては、ThinkPad X1 Yoga のほうがやや広く、より操作しやすくなっています。


タッチパッドの比較

液晶ディスプレイのチェック

液晶ディスプレイのチェックです。

HD液晶とフルHD液晶を選択できますが、今回はフルHD液晶の特性についてチェックします。

2台のPCで計測しましたが、搭載されていたパネルはどちらも「N125HCE-GN1」でした。

当サイトで計測した最大輝度は、1台が288cd/m2で1台が328cd/m2と、やや個体差が大きかったです。

視野角は、IPSパネルを搭載しているため広いです。


視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線です。やや緑と青が強調された画面になっていることが分かります。

※以前掲載していた画像は、線が波打っており上手く計測できていませんでしたが、今回上手く計測できたため、画像を挿し変えました。


 

色域は、やや狭いです。


ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

 

画素形状です。ギラつきはほぼ感じません。


 

ハーフグレアに近い映り込みです。

画面への映り込み

キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。

Lift'n' Lock(リフトンロック)の仕組みを採用していますが、他のThinkPadシリーズと同様に打ちやすいキーボードです。

キーピッチの実測値は、横:約18.5mm、縦:約18mmです。キーストロークは約2mmあります。他のThinkPadシリーズのキーボードよりも若干キーピッチが狭いですが、打ち心地はそれほど変わりません。


キーボード全体図


キーの拡大図1


キーの拡大図2

 

バックライトキーボードも搭載しています。


画面への映り込み

 

タッチパッドやトラックポイントも、他のThinkPadシリーズと変わらない操作感で、使いやすいです。


タッチパッド

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

UシリーズのCore i プロセッサーを搭載しており、CPUの処理性能は標準的です。ストレージは、PCIe-NVMe接続の高速なSSDを搭載することが可能です。

ベンチマークスコアは次の通りです。Core i5-6200UとCore i7-6500Uは、そこまで大きな差はありません。体感での違いはあまり感じないでしょう。ただ、エンコードのようなCPUパワーを使う処理は、Core i7-6500Uのほうがやや短時間で終わります。

SATA SSDとPCIe-NVMe SSDは、ベンチマークスコアに大きな差があります。ただし、ほとんどの作業について、体感では大きな差を感じません。予算がなければSATA SSDで十分だと思います。

PassMark Performance Test 8.0


Core i5-6200U、8GBメモリ、128GB SATA SSDの構成


Core i7-6500U、8GB メモリ、256GB PCIe-NVMe SSDの構成

3DMark


Core i5-6200U、8GBメモリ、128GB SATA SSDの構成


Core i7-6500U、8GB メモリ、256GB PCIe-NVMe SSDの構成

PCMark 8 - Home accelerated


Core i5-6200U、8GBメモリ、128GB SATA SSDの構成


Core i7-6500U、8GB メモリ、256GB PCIe-NVMe SSDの構成

動画のエンコード時間

注意:2015年10月24日より、エンコードのテスト内容を変更しました。

TMPGEnc Video Mastering Works 6によるエンコード時間
  Core i5-6200U Core i7-6500U
x265でエンコード (※1) 51分01秒 42分08秒
x264でエンコード (※2) 20分32秒 19分45秒
NVENCでエンコード (※3)
QSVでエンコード (※4) 10分14秒 9分49秒
XAVC Sの動画(約5分、4K)をMP4(FHD)へ変換。x265はH.265/HEVC、それ以外はH.264/AVCへ変換
※1 4Kや8Kにも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが、出力ファイル容量は従来の約半分
※2 H.264エンコーダーの中で、現在人気の高いエンコーダー。ほどほどの速度で高画質
※3 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載される最新ハードウェアエンコーダー。従来のCUDAより速度、画質とも向上
※4 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー。エンコードが高速

ストレージのベンチマーク

128GB SATA SSD 256GB PCIe-NVMe SSD

重量のチェック

重量のチェックです。

PC本体の重量は1.323kgでした。従来モデルのThinkPad Yoga 12は1.5kg以上あったので、かなり軽量化されたと思います。他のモバイルノートパソコンと比較した場合は普通の重量です。

ACアダプターは3種類選択可能ですが、そのうちの2種類を下図に掲載しています。軽い重量です。


重量の実測結果

バッテリー駆動時間のチェック

バッテリー駆動時間のチェックです。

バッテリー容量は44Whです。

当サイトの計測によるバッテリー駆動時間は下表の通りです。モバイルノートパソコンとして一般的な駆動時間だと思います。

Core i7を搭載した場合は、バッテリー駆動時間がやや短くなるため、ご注意ください。

バッテリー駆動時間
  Core i5-6200U Core i7-6500U
動画再生時 ※1 7時間28分 7時間12分
PCMark 8 Home のバッテリーライフテスト ※2 4時間18分 3時間48分
PCMark 8 Work のバッテリーライフテスト ※3 5時間11分 4時間48分
※画面輝度を約120cd/m2に調整して計測
※1 ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
※2 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、画像編集、ビデオチャット、軽いゲームなどを実行

※3 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャットなどを実行

カードリーダー/ライターのチェック

内蔵カードリーダー/ライターのチェックです。

カード挿入後の出っ張りはややありますが、引っかかることはそれほど無いと思います。


micro SDカードスロット挿入後の画像

 

速度は次の通りです。


SDカードのベンチマーク(UHS-Ⅰのカードで測定)

 

 

 


  1 2 次へ
  目次