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レノボ ThinkPad T450sの実機レビュー

更新日:2015年3月27日

非光沢IPS液晶に打ちやすいキーボード

ThinkPad T450sは、非光沢IPS液晶に、打ちやすいキーボードを搭載し、作業を快適に行える14型モバイルノートパソコンです。

液晶は、モバイルノートパソコンとしては大きい14型サイズ。視野角が良いIPSパネルを搭載したフルHD液晶を選択可能で、非常に見やすいです。

また、従来通りキーボードが打ちやすく、トラックポイントを搭載し、さらに独立したトラックポイント用クリックボタンも復活し、タイピング&マウスポインタ操作がしやすいです。

バッテリーも交換可能です。容量の異なる3種類のバッテリーが用意されており、用途によって好きなバッテリーを搭載することが可能です。

VGA、LAN、Mini-DisplayPort、スマートカードリーダーといったビジネスでよく使うポートも搭載しています。

メーカーサイト:ThinkPad T450s

※レビュー機は、当サイトの購入品です

目次

ThinkPad T450sの基本スペック

ThinkPad T450sの基本スペックをチェックします。※2015年3月26日時点の情報です。BTOという特性上、時期が経つと選択できるパーツは異なる可能性があります。詳細はメーカーサイトでお確かめ下さい。なお、特徴的な部分は赤字にしています。

CPU
Uシリーズの第5世代インテルCPUを選択可能です。本機はCore i5-5200Uです。
グラフィックカード
インテル HD グラフィックス5500(CPU内蔵)です。
液晶ディスプレイ
14.0型ワイドです。HD+、FHD IPSFHD IPS タッチ液晶があります。本機はFHD IPS液晶です。
ハードディスク/SSD
単体HDD、単体SSDSSHDを選択できます。本機は128GB SSDです。
メモリ
4GB~12GBです。本機は8GB(4GBオンボード+4GB(1スロット使用))です。
光学ドライブ
内蔵光学ドライブは搭載していません。
 
バッテリー駆動時間
メーカー公表値で最大10.8時間(3セル+3セルバッテリー搭載時、JEITA2.0)です。実測値は後述します。
その他
薄さ20.65mm(非タッチ)、重量約1.54kg(非タッチ、3セル+3セル、SSD)です。実測値は後述します。

特徴1 - 復活した独立クリックボタン

2015年春に発売されたThinkPadシリーズから、トラックポイント用クリックボタンが再び独立しました。トラックポイント操作時のクリックが、2世代前のThinkPadのように快適になり、また、センター・クリックボタンを用いた画面スクロールもやりやすくなりました。


独立クリックボタンが復活

特徴2 - 作業が快適に行える

従来のThinkPad通りキーボードが打ちやすく、トラックポイント用クリックボタンも復活し入力環境が良いです。また、モバイルノートパソコンとしては大きめの14.0型ワイドサイズ+高視野角のIPSパネルの液晶を搭載し出力環境も良いです。

さらに動作音も低く、図書館などの静かな環境でも、周りに迷惑をかけることがなく、自分自身も作業に集中できます。

作業が快適に行えるパソコンであると思います。


作業が快適

特徴3 - リア・バッテリーは3種類

ThinkPad T450sは、フロント・バッテリーとリア・バッテリーの2つを搭載可能です。

フロント・バッテリーは3セルバッテリー(約24Wh)が搭載されています。


ThinkPad T450sに搭載されている2つのバッテリー

 

リア・バッテリーは、下図の3種類が用意されています。3セルのリア・バッテリーは、24Whで薄型です。6セルのリア・バッテリ―は48Whと72Whが用意され、どちらも出っ張りがあり、外観は変わりません。48Whのリア・バッテリーと72Whのリア・バッテリーは、重量がそれほど違わないため、容量が断然大きい72Whのほうをおすすめします。

なお、3セル リア・バッテリーの24Whの表記は、メーカーのページによっては、23.2Whr や 23.5Whとなっています。ただ、バッテリー自体には24Whと書かれているため、ここでは24Whに統一して表記していきます。

また、同様に6セル リア・バッテリーの48Whの表記は、メーカーのページによっては、47Whとなっています。ただ、バッテリー自体には48Whと書かれているため、ここでは48Whに統一して表記していきます。


3種類のリア・バッテリー
左:ThinkPad バッテリー68、3セル、24Wh(※1)、製品番号:0C52861
中:ThinkPad バッテリー68+、6セル、48Wh(※2)、製品番号:なし 
右:ThinkPad バッテリー68+、6セル、72Wh、製品番号:0C52862
※1 「23.2Whr」や「23.5Wh」と表記されていることもあり
※2 「47Wh」と表記されていることもあり

 

各リア・バッテリーを搭載したときの外観は次の通りです。24Whのバッテリ―を搭載した場合は出っ張りはありませんが、48Whおよび72Whのバッテリーを搭載した場合は出っ張りがあります。


各リア・バッテリーの出っ張り具合

特徴4 - 仕事で便利なポートを多数搭載

ThinkPad T450sは、仕事で使用することが多い有線LAN、VGA、Mini-DisplayPort、スマートカードリーダーといったポートを搭載しています。ただし、HDMIポートはありません。


VGA、Mini-DisplayPort、LANなどのビジネス用途で使うことが多いポートを搭載

特徴5 - MilSpecテストにも合格の頑丈ボディ

ThinkPadブランドであるため頑丈なボディです。8項目(湿度、低温、高温、粉塵、振動、メカニカル衝撃、高度、極端な湿度)のMilSpecテストに加え、新たな2つのテスト(日射、耐菌)にも合格しています。


MilSpecテストにも合格の頑丈ボディ

駆動時間のチェック - 3種類のバッテリー

各バッテリーを搭載した時のバッテリー駆動時間は次の表の通りです。バッテリー選択時の参考にして下さい。

なお、CPUやストレージ、液晶などの構成によって駆動時間は変わります。今回は、Core i5-5200U、128GB SSD、FHD IPS液晶という構成です。

以前レビューした「ThinkPad X250」と比べると、液晶サイズ・解像度が大きい分、ThinkPad T450sのほうが駆動時間がやや短くなっています。

ThinkPad X250より短いといっても、モバイルノートパソコンとしては十分長い駆動時間です。特に72Whのリア・バッテリーを搭載したときは、かなり長時間駆動することが可能です。

バッテリー駆動時間
  Core i5-5200U、128GB SSD、FHD IPS液晶
フロントバッテリー:24Wh
リア:3セル(24Wh) リア:6セル(48Wh) リア:6セル(72Wh)
動画再生時 ※1 8時間9分 12時間38分 16時間05分
PCMark 8 Home でのテスト ※2 4時間13分 6時間25分 8時間19分
PCMark 8 Work でのテスト ※3 5時間24分 8時間15分 10時間27分
※画面輝度は約120cd/m2で計測
※1 ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
※2 ブラウザーでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、画像編集、ビデオチャット、軽いゲームなどを実行
※3 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャットなどを実行

重量のチェック - 3種類のバッテリー

次に各バッテリーを搭載したときの重量を、下図に掲載します。

24Whのリア・バッテリーを搭載したときの重量は1.515kgです。最新のモバイルノートパソコンは1kgを切る製品もあることを考慮すると、やや重い重量です。

48Whと72Whのリア・バッテリーを搭載したときの重量は、それほど変わりませんでした。しかし、駆動時間は大きく違うことから、72Whのリア・バッテリーのほうが個人的にはおすすめです。


各リア・バッテリー搭載時の重量

 

ちなみに、リア・バッテリーを搭載せず、フロント・バッテリーのみの状態での重量を計測したところ、1.367kgでした。


リア・バッテリー非搭載時の本体の重量

 

ACアダプターは、45W ACアダプターと65W スリムACアダプターが用意されていますが、今回は45W ACアダプターの重量を計測しました。普通~やや軽めの重量です。


45W ACアダプターの重量

薄さのチェック - 3種類のバッテリー

続いて、各リア・バッテリーを搭載したときの薄さをチェックします。

24Whのリア・バッテリー搭載時の高さは約23mmと比較的薄いボディです。一方、48Whおよび72Whのリア・バッテリー搭載時の高さは約36mm前後と、かなり厚くなります。


各リア・バッテリー搭載時の本体の高さ

液晶ディスプレイのチェック

液晶ディスプレイのチェックです。

ThinkPad T450sは、下記の液晶から1つを選択することができます。

(1)14.0型HD+液晶(1600x900 光沢なし)
(2)14.0型FHD液晶(1920x1080 IPS 光沢なし)
(3)14.0型FHD液晶(1920x1080 IPS) マルチタッチ対応(10点)

なお、低解像度であるほどバッテリー駆動時間は長くなります。また、マルチタッチ対応液晶は、画面をタッチして操作できるというメリットはありますが、重量が重くなり、さらに本体もやや厚くなります。

ここでは、(2)の液晶について詳細をチェックします。なお、ThinkPadは複数メーカーから部品を調達しており、必ず同じパネルが搭載されるわけではないという点は、ご了承ください。

14.0型FHD液晶(1920x1080 IPS 光沢なし)

今回は、LG製 LP140WF3-SPD1のパネルが搭載されていました。ただし、異なるパネルが搭載される可能性もあります。

最大輝度は、実測で268cd/m2です。それほど高い輝度ではありませんが、室内で使用するなら十分です。

IPSパネルであるため、視野角は広いです。


視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線を確認すると、若干暖色系ですが、補正幅は小さく、比較的素直な自然な発色です。



※見方の詳細については、miyahan.com様、DOS/V Power Report様のページをご確認ください

 

色域は普通です。


ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

 

画素形状は下図の通りです。ギラつきもそれほどありません。


 

非光沢液晶ですので、画面への映り込みも少ないです。


画面への映り込み

キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボード、トラックポイント、タッチパッドについてチェックします。

キーボード

打ちやすいキーボードです。

実測で、キーピッチは横:約19mm、縦:約19mm、キーストロークは約2mmです。キートップは大きく湾曲しており、滑りにくい素材です。今回、レビュー機には搭載していませんが、キーボードバックライトも搭載することが可能です。


キーボード全体図


キーの拡大図1


キーの拡大図2

トラックポイント

トラックポイント(赤いぽっち)も、従来通り使いやすいです。

タッチパッドとクリックボタンが一体だった旧モデルでは、真ん中のセンター・クリックボタンが押しにくく、トラックポイントを使った画面スクロールがやりづらかったのですが、新モデルはそれがやりやすくなりました。左右のクリックボタンも押しやすいです。


トラックポイント&クリックボタン


トラックポイント(スティック)の拡大図

タッチパッド

旧モデルは、クリックボタンを押したときに、タッチパッド全体が沈み込むような感覚がありましたが、新モデルではそれがなくなり、クリックボタンは押しやすくなったと思います。

普通に使用できるタッチパッドです。トラックポイントが苦手な人/不慣れな人でも安心でしょう。


タッチパッド

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

UシリーズのCPUに、SSDを搭載可能で、モバイルノートパソコンとしては標準的な処理性能です。

Core i5-5200U、8GB メモリ、128GB SSD搭載時のベンチマーク結果は次の通りです。

PassMark Performance Test 8.0

3DMark


※ FIRE STRIKE:高性能GPU向け、SKY DIVER:ミドルレンジGPU向け、
CLOUD GATE:一般ノート向け、ICE STORM:タブレットやスマホ等のモバイル向け

PCMark 8 - Home accelerated

動画のエンコード時間

TMPGEnc Video Mastering Works 5 によるエンコード時間
  Core i5-5200U
x264でエンコード 29分18秒
クイック・シンク・ビデオでエンコード 11分59秒
AVCHDの動画(ファイルサイズ:1.54GB、再生時間:約13分、解像度:1920x1080)を、
iPhone 4で視聴可能なMPEG-4 AVC(解像度:1280x720)へ変換

ストレージのベンチマーク

シーケンシャルライトがSSDにしてはやや遅いです。


128GB SSD

カードリーダー/ライターのチェック

内蔵カードリーダー/ライターのチェックです。

SDカード挿入後の出っ張りはありません。


SDカードスロット挿入後の画像

 

アクセスは高速です。ただし、UHS-Ⅱのカードには対応していません(逆に速度が下がります)。


SDカードのベンチマーク(UHS-Ⅰのカードで測定)

 

 

 


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