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HP x360の実機レビュー

更新日:2018年3月3日

3万円台の超低価格2 in 1 PC

HP x360は、3万円台(税抜)という価格の安さで、しかも液晶が360度回転しタブレットにもなる2 in 1 PCです。

CPUはCeleron N3060、メモリは4GBと控えめなスペックですが、ストレージにSSDを搭載することで、遅さをカバーしています。

ディスプレイは11.6型、HD(1366x768)のタッチ液晶となっています。ただし、ベゼルが広く、本体サイズは割と大きく、デザイン面でもややクラシックな印象を感じるかもしれません。

質量は、約1.4kgです。このサイズのPCとしては、軽くはありませんが、持ち運ぶのに支障はないでしょう。

CPU Celeron N3060
メモリ 4GB
ストレージ SSD 128GB
液晶サイズ 11.6型
液晶種類 HD タッチ
質量 約1.4kg
バッテリー 最大約9時間
価格 37,800円(税抜)~

 

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。

  • Celeron N3060、4GBメモリ、128GB SATA SSD

目次

お忙しい方は、「1」の特徴のみお読みください。

HP x360の特徴

Celeronを搭載した、格安モバイルPC

HP x360は、スペックを抑えつつも、SSDを採用することで、ある程度の快適性を確保した、気軽に持ち運べるコンバーチブル型のモバイルノートPCです。

実行するアプリや、バックグランドの処理によっては重いと感じることもあると思いますが、耐えられないほどではないです。ネット閲覧、動画視聴程度なら、問題なくできます。

また、価格が3万円台と非常に安い点も魅力です。この価格帯であれば、壊れることを恐れずに、屋内でも野外でも、どこにでも持ち運ぶことができそうです。

4つのモードで使用可能

HP x360は、コンバーチブル型のPCなので、画面を360度回転することができ、写真に示すような形状で操作できます。

タッチ操作だけしたいときはテントモード(右上)、動画を視聴するときはスタンドモード(左下)にするなど、様々な使い方ができます。


様々なスタイルで使用可能

 

HDMIポートがあるため、テレビへの出力が可能

HP x360は、フルサイズのHDMIポートを搭載しているため、テレビ出力用のPCとして使うのもいいと思います。

やや古いテレビだと、NETFLIXやHulu、Youtubeなどを直接再生できない機種もあると思います。HP x360を接続すれば、ほとんどの動画配信サービスをパソコン経由で再生することが可能です。

また、NASに保存した子供の動画や写真をテレビで観たりなど、テレビの使い方が広がります。


HDMIで外部ディスプレイと接続可能

 

筐体サイズは思ったより大きい

HP x360は、液晶が11.6型と小さめですが、ベゼル幅は広く、本体サイズは思ったより小型ではありません。狭額ベゼルの13.3型液晶ノートと、サイズはそれほどかわりません(むしろ大きい場合も)。

ただし、ボディサイズが小さい11.6型液晶のノートPCだと、キーピッチが狭く打ちづらいケースもありますが、HP x360はキーピッチが十分あり、普通にタイピングできるという利点はあります。


狭額ベゼルの13.3型液晶ノートとサイズはほぼ同じ or それより大きい

 

ライバル機種との比較

11.6型のコンバーチブル型ノートPCと言えば、デル Inspiron 11 3000 2-in-1が思い浮かびます。この機種と、スペックおよび価格を比較したものが下表です。Inspiron 11 3000 2-in-1はCPUなどが異なるモデルがたくさん用意されているため、ここでは価格の安い2モデルを掲載しています。

最も安価なのは、Inspiron 11 3000 2-in-1のCeleron N3060を搭載したモデルですが、このモデルはストレージがeMMCとなっており、実用的ではありません。大型のWindows Updateなどをするとすぐに容量が不足します。

そのため、128GBのSSDを搭載しているHP x360のほうが実用的であると思います。価格が安くて、買ってからも困ることが少ない製品が欲しいのであれば、HP x360がおすすめです。また、HP x360のほうがキーボードは打ちやすいと思います。

ただし、Celeron N3060だと処理性能が低いため、普段使っていると"重いな"と感じるときがあると思います。ストレスなく使いたいなら、価格は上がりますが、Inspiron 11 3000 2-in-1のPentium N3710搭載モデルがいいと思います。

低価格コンバーチブル型PCの比較
  HP x360 デル
Inspiron 11 3000
2-in-1
CPU Celeron N3060 Celeron N3060 Pentium N3710
メモリ 4GB 4GB 4GB
ディスプレイ HD タッチ HD タッチ HD タッチ
ストレージ 128GB SSD 32GB eMMC 128GB SSD
外形寸法 300x205x20mm 291.6x201.9x20.9mm
質量 約1.4 kg 約1.31 kg
バッテリー 約41Wh 32Wh
価格(税抜) 37,800円 34,980円 48,980円
レビュー レビュー

 

液晶ディスプレイのチェック

液晶ディスプレイのチェックです。

液晶は価格なりの性能です。

視野角は悪いです。


視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線を確認すると、寒色系の画面であることが分かります。


 

色域は狭いです。


ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

 

光沢液晶であるため、映り込みがあります。


画面への映り込み

キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。

メーカー仕様書には、キーピッチ : 約18.7×18.7mm、キーストローク : 約1.5mmと書かれており、十分な数値です。底突きの衝撃も軽減されており、押しやすいです。特に変なキー配列もなく、普通に打てます。

安く小さいPCは、タイピングしづらい製品も多くありますが、本製品はそんなことはありません。


キーボード全体図


キーの拡大図

 

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

CPU性能は良くありませんが、ストレージにSSDを搭載することで、それをカバーしています。

CPU


CPUの選び方(筆者の独自判断)
※灰色のバーのパーツは、本製品では選択できません

ストレージ


ストレージの選び方(筆者の独自判断)
※灰色のバーのパーツは、本製品では選択できません

本機で計測したベンチマーク

CINEBENCH R15
(CPU性能の評価)

Celeron N3060
PassMark Performance Test 9.0 CPU MARK
(CPU性能の評価)

Celeron N3060
CrystalDiskMark
(ストレージの評価)

128GB M.2 SSD

質量のチェック

質量のチェックです。

メーカーサイトには「約1.4kg」とあります。実際に計測した質量は1.429kgでした。

最新の高価格帯のモバイルノートPCと比べると重いですが、十分持ち出せる範囲の質量です。


質量の計測結果

 

バッテリー駆動時間のチェック

バッテリー駆動時間をチェックします。

メーカーサイトには、約9時間と記載されています。なお、このメーカー仕様値はMobileMark 2014で計測されたものであるため、他のメーカーのPCに多いJEITA2.0で計測した結果とは異なります。単純な比較はできないため、ご注意下さい。

当サイトによる計測結果は下表の通りです。CPUの消費電力が小さいため、バッテリー駆動時間は、他のモバイルパソコンと比較しても、長めになっています。

バッテリー駆動時間
  Celeron N3060
PCMark 8 Home テスト ※1 7時間06分
PCMark 8 Work テスト ※2 6時間34分
動画再生時 ※3 8時間01分
※画面輝度は約120cd/m2、電源モードは高パフォーマンス
※1 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、画像編集、ビデオチャット、軽いゲームなどを実行

※2 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャットなどを実行
※3 ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生

 

静音性・温度のチェック

ファンレスであるため、動作音はしません。

また、発熱の低いCPUで、さらに発熱の多いHDDも搭載されていないため、表面温度は低めです。快適に使用できるでしょう。

CPU温度も低めに推移しています。

外観のチェック

外観のチェックです。

マットな素材で、カラーもホワイトであるため、指紋やほこりが目立たず実用的です。ただし、ホワイトであることから、長年使っていると、やや黄ばみが発生するかもしれません。

 

天板です。

 

天板には、立体的なストライプの模様が入っています。

 

パームレストには、凹凸のあるヘアライン加工が施されています。凹んでいる部分のみ光沢があります。かっこいいですが、この凹みに、お菓子の食べかすなどが入ると、取り出しにくいです。

 

3万円台という価格のPCにしては、悪くはないです。ノートPC基準で点数をつけると、10点満点で4~5点といったところです(普通が5点で、筆者の独断の評価です)。

 

液晶を360度回転させたときの画像です。

 

インターフェースは、下図の通りです。USB Type-Cはありません。

 

底面はすっきりとしています。

 

45WのACアダプターです。

まとめ

HP x360は、3万円台という価格が魅力の 2 in 1 パソコンです。

CPUはCeleronと低性能ですが、これをSSDを搭載することでカバーしています。動作させる処理や、バックグランドで流れている処理によっては、重い(反応が遅い)と感じることあるかもしれませんが、軽作業であれば極端に遅いこともなく耐えられる範囲です。

11.6型液晶搭載PCの割にはボディサイズが大きいですが、その代わりキーピッチは十分とられており、普通にタイピングできます。

一応書いておきますが、画像編集や動画編集などの用途には向いていないため、これ1台で、何でもやろうとは思わないようにしましょう。ネット閲覧、動画再生程度の負荷なら問題ないと思います。

詳細・購入はこちら

【公式サイト】

HP(x360ページ)