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HP Pavilion Power 15 の実機レビュー

更新日:2017年8月23日

これで9万円!?

本製品は、一般向けのスタンダードなPCでありながら、HシリーズのCoreプロセッサー、GeForce GTX 1050と、高性能パーツを搭載した15.6型ノートパソコンです。動画編集、RAW現像、ゲームなど、多くの作業が快適だと思います。

それでいて、最小構成時なら9万円台(税・送料抜き)で購入することが可能です。

ブラックを基調としたシンプルなデザインながら、アルミニウム素材のパームレストや、ダイヤモンドカットされたタッチパッドフレーム、ホワイトのキーサイドなどがアクセントになっていて、かっこいいと思います。


※レビュー機は当サイトでの購入品です

目次

HP Pavilion Power 15の基本スペック

HP Pavilion Power 15の基本スペックをチェックします。特徴的な部分は赤字にしています。※2017年8月22日時点の情報です。時期が経つと選択できるパーツは異なる可能性があります。詳細はメーカーサイトでお確かめ下さい。

CPU
HシリーズのCore i7-7700HQまたはCore i5-7300HQです。本機は後者です。
グラフィックカード
NVIDIA GeForce GTX 1050(4GB)を搭載しています。Optimus対応です。
液晶ディスプレイ
15.6型ワイドの非光沢IPS液晶です。解像度はフルHD4Kが用意されています。
メモリ
DDR4のメモリを搭載しており、8GBまたは16GBを選択可能です。本機は8GBです。
M.2 SSD
PCIe接続のM.2 SSDを選択可能です。本機は非搭載です。
2.5インチ ストレージ
1TB HDDを搭載しています。
 
光学ドライブ
光学ドライブは非搭載です。
 
その他
質量は約2.29kgです。バッテリー駆動時間はフルHD液晶が約10時間、4K液晶が約8時間です。

特徴1 - ハイスペックPCが9万円台~

HPのノートパソコンには、各製品名にブランド名が付けられていますが、本製品は「Pavilion」というブランド名になっています。このブランドは、一般向けのスタンダードな構成の製品に付けられますが、本製品は一般向けである「Pavilion」ブランドの中でも、かなりハイスペックな製品となります。一般の方には性能を持て余してしまうのではないかと思うくらいです。それでいて価格は抑えられており、コストパフォーマンスは非常に高いと思います。

CPUには、Core i5-7300HQまたはCore i7-7700HQのHQシリーズのCoreプロセッサーを搭載しており、一般的なノートPCに搭載されているUシリーズのCoreプロセッサーよりも高性能になっています。Core i5-7300HQはそこまで高性能でもないですが、Core i7-7700HQはUシリーズのCore i7-7500Uの約1.5倍のベンチマークスコアが出ます。

グラフィックスは、GeForce GTX 1050を搭載しており、CPU内蔵のグラフィックス(インテル HD グラフィックス 620)と比べると非常に高性能です。ゲームもできる性能ですし、またGPU支援対応のアプリケーションの利用にも適しています。

ストレージは、PCIe接続のSSDを選択可能です。このSSDが搭載されたモデルを選べば、多くの作業が快適に感じるでしょう。

HP Pavilion Power 15は、モデルがいくつか用意されていますが、最も安い構成であれば9万円台から購入することが可能です。ただし、9万円台の構成は、Core i5-7300HQ、PCIe SSDなしとなっています。


一般向けブランドの製品でも高いスペック

特徴2 - ゲームもできる「GeForce GTX 1050」を搭載

「Pavilion」ブランドは本来ゲーミングPCではないのですが、HP Pavilion Power 15はGeForce GTX 1050を搭載しており、ゲームもできる性能を持っています。

GeForce GTX 1050を搭載した本機でのゲームベンチマークをチェックします。各ゲームのベンチマークスコアは下表の通りとなります。グラフィックドライバーバージョンは、最新の「384.94」です。

なお、今回はゲーミング用として使うにはCPU性能が低いCore i5-7300HQを搭載しています。他社PCで計測した結果になりますが、比較のために、Core i7-7700HQを搭載した場合のベンチマークスコアも合わせて掲載します。

結果を見ると、やはりCore i7-7700HQを搭載した場合よりも、Core i5-7300HQを搭載した場合は、ややスコアが落ちるゲームが多いようです。ただし、GPUパワーに依存したゲームはそれほど大きくスコアは変わりません。それにややスコアが落ちたとしても、"低~中"のグラフィック設定なら60 fpsを超えるゲームが多いため、ライトにゲームを楽しみたい方なら、十分な性能ではないかと思います。

本製品は、Core i7-7700HQも搭載できるので、ゲームをする時間が割と長いなら、Core i7-7700HQのほうがいいかなと思います。

ゲームベンチマーク
製品名 HP Pavilion Power 15 他社ノートPC
基本スペック Core i5-7300HQ
GTX 1050(4GB)
Core i7-7700HQ
GTX 1050(4GB)
FF XIV 紅蓮のリベレーター 標準品質 ★ 9539 (非常に快適) 70 fps 11920 (非常に快適) 84 fps
高品質 ★ 8351 (非常に快適) 58 fps 9626 (非常に快適) 65 fps
最高品質 6309 (とても快適) 42 fps 6400 (とても快適) 43 fps
ドラゴンズドグマオンライン
最高品質 7167 (とても快適) 8830 (とても快適)
ファンタシースターオンライン2 EP4 描画:6 10629 (快適) 13261 (快適)
モンハン フロンティア 第三弾(大討伐) 12213 13452
ドラゴンクエストX 最高品質 12374 (すごく快適) 16038 (すごく快適)
ゴーストリコン ワイルドランズ 54 fps 57 fps
34 fps 35 fps
ウルトラ 18 fps 19 fps
フォーオナー 87 fps 91 fps
55 fps 56 fps
超高 38 fps 40 fps
STEEP 最低 60 fps 59 fps
45 fps 43 fps
超高 31 fps 30 fps
ライズオブトゥームレイダー 最低品質 86 fps 85 fps
中品質 54 fps 53 fps
最高品質 39 fps 38 fps
ファークライ プライマル 低い 56 fps 58 fps
高い 43 fps 44 fps
最高 31 fps 32 fps
★デスクトップPCの場合は「標準品質(デスクトップPC)」と「高品質(デスクトップPC)」、ノートPCの場合は「標準品質(ノートPC)」と「高品質(ノートPC)」の設定にしています。
※フレームレート(fps)の掲載値は、平均値です。最小値や最大値ではありません
※CPUやメモリなどの環境によってスコアが変わる点はご了承ください。
※ドラゴンズドグマオンラインは、約5800スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※バイオハザード6は、約9000スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐)は、約6000スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※ドラゴンクエストXは、約5500スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※通常の液晶ディスプレイは60Hz駆動であるため、ゲームを快適にプレイするには平均60fpsは欲しいです。

 

GPU-Zで確認したGeForce GTX 1050(4GB)の情報は次の通りです。


GeForce GTX 1050(4GB)のグラフィックカードのスペック

 

その他のゲームのフレームレートについては、下のページを参考にしてください。他のPCで計測した結果ではありますが、GeForce GTX 1050搭載ノートPCでの鉄拳7、バイオハザード7、オーバーウォッチなどのフレームレートについても掲載しています。

PCゲームベンチマーク一覧

特徴3 - ダブルストレージ構成が可能

本製品は、PCIe M.2 SSDと2.5インチストレージのダブルストレージ構成にすることが可能です。

ただ、PCIe M.2 SSDを搭載したモデルは価格がグッと上がってしまうので、知識があれば自分でM.2 SSDを増設し、OSを移行してもいいと思います。ただし、自己責任でお願いします。

ストレージが2台搭載されていると割と便利で、例えばOS用とデータ用でストレージを分けておけば、OS用のストレージが故障して読み取れなくなっても、データ用のストレージを外して別のPCにつなげれば、データだけは救うことができます。データ用ストレージにOSのイメージバックアップをとってもいいと思います。


ダブルストレージ構成が可能

液晶ディスプレイのチェック

液晶ディスプレイのチェックです。

HP Pavilion Power 15の液晶は、フルHD液晶と4K液晶があります。ここではフルHD液晶の特性について掲載します。

まず、視野角は広いです。


視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線を確認すると、やや緑色が強調されていることが分かりますが、どの色もほぼ直線的になっており、素直な発色です。



※見方の詳細については、miyahan.com様、DOS/V Power Report様のページをご確認ください

 

色域は狭いです。


ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

 

画素形状です。ギラつきは特に感じません。


キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。

キーボードは、キーピッチが約18.6mm x 18.6mm、キーストロークが約1.8mm(メーカー仕様表より)となっており、標準的な数値です。キーはやや軽めで、力を入れなくても押せるタイプです。キートップはほぼフラットですが、普通に打てるキーボードだと思います。

キーボードの側面は白く塗られており、ブラックのボディのアクセントとなっていてかっこいいです。

HPパソコンのキーボードのファンクションキーは、マルチメディア向けになっており、通常のファンクションキーとは割り当てが異なります。例えば、通常はカタカナへ変換する「F7」を押すと、本機では「音量ダウン」となります。通常の割り当てが良い方は、BIOSを起動し、「System Configuration」>「Action Keys Mode」を"Disabled"へ変更すれば、設定を変えられます。


キーボード全体図


キーの拡大図1


キーの拡大図2


キーの拡大図3


キーの拡大図4

 

バックライトキーボードも搭載しています。オンかオフのみで明るさ調整はできません。




キーボードバックライト

 

タッチパッドは広めです。指の動かしやすさは普通です。クリックボタンはタッチパッドと一体になっていますが、普通に押せます。また、タッチパッドの周りはダイヤモンドカットが施されており、銀色にキラリと輝いてかっこいいです。


タッチパッド

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

CPUの選び方

HP Pavilion Power 15は、高性能なHシリーズのCore i7-7700HQまたはCore i5-7300HQのCPUを選択できます。下図の通り標準的な性能のUシリーズのCoreプロセッサーよりも性能が高いです。Uシリーズの代表的なCPUであるCore i7-7500Uと、Core i7-7700HQとを比べると、約1.5倍もの差があります。

編集系の作業やゲームを快適にしたいならば、Core i7-7700HQが良いと思います。このような作業をたまにしかやらない方や、少し処理に時間がかかってもいい方はCore i5-7300HQが良いでしょう。


CPUの選び方(筆者の独自判断)
※灰色のバーのパーツは、本製品では選択できません

グラフィックスの選び方

グラフィックスにはGeForce GTX 1050を搭載しています。ゲーム用途としてはエントリー向けのグラフィックスになりますが、ゲームの画質(グラフィック設定)を下げれば、快適にプレイできるゲームが多いでしょう。

なお、GeForce GTX 1050のメモリには2GBのものや4GBのものがありますが、HP Pavilion Power 15に搭載されているグラフィックスのメモリは4GBです。


グラフィックスの選び方(筆者の独自判断)
※灰色のバーのパーツは、本製品では選択できません

ストレージの選び方

ストレージは、下図のようなものを選択できます。ノートPC用のHDDは特に遅いため、PCIe-NVMe SSDの搭載をおすすめしますが、SSDを搭載したモデルは価格がグンと上がるので悩ましいところです。スキルがあれば、後からPCIe SSDを増設してもいいと思います。


ストレージの選び方(筆者の独自判断)
※灰色のバーのパーツは、本製品では選択できません

HP Pavilion Power 15で計測したベンチマーク

以下、Core i5-7300HQ、メモリ 8GB、GeForce GTX 1050(4GB)、1TB HDDの構成で計測したベンチマーク結果を掲載します。

PassMark Performance Test 9.0 CPU MARK
(CPU性能の評価)

Core i5-7300HQ
PassMark Performance Test 9.0 3D GRAPHICS MARK
(グラフィックス性能の評価)

GeForce GTX 1050(4GB)
3DMark
(主にグラフィックス、CPU性能の評価)



Core i5-7300HQ、GeForce GTX 1050(4GB)
VRMark
(VRが快適に動作するかの評価)


※Target frame rateを超えれていれば快適に動作
Core i5-7300HQ、GeForce GTX 1050(4GB)
TMPGEnc Video Mastering Works 6によるエンコード時間
(x265がCPU性能の評価、NVENC、QSVが主にグラフィックス性能評価)
  Core i5-7300HQ
GeForce GTX 1050
x265でエンコード (※1) 25分56秒
NVENCでエンコード (※2) 2分10秒
QSVでエンコード (※3) 4分19秒
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
CrystalDiskMark
(ストレージの評価)

1TB HDD
CrystalDiskMark
(SDカードスロットの評価)

UHS-Ⅰ対応カード

質量のチェック

モバイルノートではありませんが、本製品を外出先へ持ち運びたいという方もいると思うため、質量を計測しました。

なお、メーカー仕様表には、約2.29kgと書かれています。

当サイトで計測した質量は次の通りで、メーカー仕様値とほぼ同じでした。15.6型ノートPCとしては普通の質量かなと思います。ACアダプターについては、ゲームもできるPCとしてはやや軽量だと思います。

質量(当サイトによる計測値)
  質量
PC本体 2.295kg
ACアダプター 430g

 

また、ACアダプターは、下図のように薄型で、持ち運びに便利です。


薄型のACアダプター

バッテリー駆動時間のチェック

バッテリー駆動時間をチェックします。

メーカー仕様表を確認すると、バッテリー駆動時間はフルHD液晶搭載時が約10時間、4K液晶搭載時が約8時間となっています(MobileMark 2014による計測です)。

なお、当サイトにて確認したバッテリー容量は、約70Whでした。多めのバッテリー容量だと思います。


バッテリー容量

 

バッテリー駆動時間は用途によって大きく変わります。当サイトで計測したバッテリー駆動時間は下の通りです。高性能なパーツを搭載している割には長い駆動時間だと思います。なお、ゲーム中にバッテリー駆動状態にすると、バッテリーブーストという機能が働いて、フレームレートが最大30fpsに制限され、バッテリー駆動時間が伸びます。

ゲームをする場合は、基本的にはACアダプターに接続することを推奨しますが、ちょっとの時間ならバッテリー駆動でもゲームができることでしょう。

バッテリー駆動時間
  HP Pavilion Power 15
PCMark 8 Home テスト ※1 4時間57分
PCMark 8 Work テスト ※2
動画再生時 ※3 6時間10分
FF XIV 紅蓮ベンチをループ再生 ※4 2時間10分
※画面輝度を約120cd/m2に調整して計測
※1 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、画像編集、ビデオチャット、軽いゲームなどを実行

※2 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャットなどを実行
※3 ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
※ 解像度は1920x1080、グラフィック品質は標準に設定。バッテリーブーストの設定で最大30fpsに制限。


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