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HP Pavilion 11-h100 x2の実機レビュー

更新日:2014年4月16日

安価な分離型ハイブリッドPC

HP Pavilion 11-h100 x2は、キーボードドックが分離し、タブレットとしても使用可能なWindows 8.1搭載のハイブリッド・タブレットPCです。

タブレット側にmicroSDカードスロットを、キーボードドック側にSDカードスロットを搭載し、2つものカードスロットがあります。

CPUは、Atom Zシリーズよりもやや性能の良いCeleron N2920を搭載しています。

キーボードドックを装着すれば、(一般的なノートPCと比較すると)比較的長いバッテリー駆動時間となります。

メーカー直販サイト:HPダイレクトプラス

※レビュー機はメーカーからの貸出製品です

目次

HP Pavilion 11-h100 x2の基本スペック

Pavilion 11-h100 x2の基本スペックをチェックします。特徴的な部分は赤字にしています。※2014年4月16日時点の情報です。時期が経つと選択できるパーツは異なる可能性があります。詳細はメーカーサイトでお確かめ下さい。

CPU
Celeron N2920(Bay Trail-M)です。
 
グラフィックカード
CPU内蔵(インテルHDグラフィックス)です。
 
液晶ディスプレイ
11.6型ワイドのタッチパネル対応のIPS光沢液晶です。解像度はHD(1366x768)です。
メモリ
2GBです。
 
ハードディスク/SSD
64GB SSDです。
 
光学ドライブ
内蔵の光学ドライブは搭載していません。
 
バッテリ駆動時間
タブレットのみで約5.5時間、キーボードドック装着時で約8.5時間(メーカー公表値)です。
テレビチューナー
内蔵のテレビチューナーは搭載していません。
 

特徴1 - キーボードが分離するハイブリッド・タブレットPC

Pavilion 11-h100 x2は、キーボードが分離するセパレート型のハイブリッド・タブレットPCです。

変形するコンバーチブル型のハイブリッド・タブレットPCとは異なり、キーボードドックを切り離すと、ピュアタブレットと同じ使い勝手となります。


セパレート型のハイブリッド・タブレット

 

分離方法は簡単で、キーボード上部のレバーをスライドし、タブレットを抜くだけです。レバーは指のひらでスライドさせようとすると動きづらいですが、爪でスライドさせると簡単に動きます。


レバーをスライドして・・・


タブレットを抜く

特徴2 - 二つのSDカードスロットを搭載

Pavilion 11-h100 x2は、タブレット側にmicroSDカードスロットを、キーボードドック側にSDカードスロットを搭載しています。タブレット本体の容量は64GBとやや小さいですが、SDカードを挿入することで、容量不足を補えます。

カード挿入後の出っ張りはほとんどありません。

何GBまでのmicroSDカードを認識するか書かれていないため、試しに64GBのmicroSDカードをタブレット側のスロットへ挿入してみましたが、問題なく認識されます。

キーボードドック側のスロットは未確認です。なお、SDカードアダプターに装着したmicroSDカードを使用することはできません。




SDカード挿入後の外観

 

それぞれのSDカードスロットのベンチマーク結果は下図の通りです。タブレット側のmicroSDカードスロットのほうが速かったです。キーボードドック側のSDカードスロットはUHS-Iに対応していないようです。


使用microSDカード:SanDisk Extreme Pro microSDHC UHS-I(読み取り最大95MB/秒、書き込み最大90MB/秒)
使用SDカード:SanDisk Extreme Pro SDHC UHS-I(読み取り最大95MB/秒、書き込み最大90MB/秒)
カードリーダーのベンチマークテスト結果

特徴3 - とても安価

本製品は、価格が約6万円と、キーボードドックを付属したWindowsタブレットとしては破格の値段です。

なお、WindowsタブレットにはOfficeを付属した製品も多くありますが、本製品は付属していませんのでご注意下さい。

Webサイト、電子書籍を閲覧する

Webサイトや電子書籍閲覧時の快適性のチェックです。

本製品は、液晶を縦長にしてWebページを表示したり、雑誌の電子書籍を表示したりなど、小さい文字を表示すると、液晶解像度が低いためぼやけて見えます。このように小さい字を見ることが多い方は、もう少し解像度の大きなタブレットがおすすめです。


細かい文字は見づらい

テレビを観る

テレビをライブ視聴できるか確認しました。

今回も、チューナーにピクセラ製「PIX-BR320」を使用してみましたが、問題なく視聴できました。


StationTVを使えば、テレビ視聴も可能

「艦これ」のゲームをする

本機に搭載されているCeleron N2920で「艦これ」のブラウザゲームが動作するかを確認しました。

なお、Celeron N2920は、「Bay Trail-M」というコードネームのCPUです。一応、Atomのシリーズに入りますが、Atom Z○○○○といったCPUよりも高性能です。Core i○○○○といったCPUよりは低性能ですが、その代わり省電力です。

まず、艦これを起動すると、「Adobe Flash Playerの実行速度が遅くなっています。~中略~中止しますか?」という警告が表示されます。これはCPUの性能不足で処理に時間がかかっているため表示される警告です。ここでは「いいえ」を選択します。時間はかかりますが起動できます。

デスクトップ用Internet Explorerの拡大設定を100%にしたときの画面を下に表示します。本機は解像度が低いため、拡大設定が100%でも十分大きく表示されます。


ブラウザの拡大設定「100%」時のゲーム画面表示

プレイ時のCPU負荷は下の表の通りです。高めのCPU負荷ではありますが、他にアプリを起動しなければ、なんとかプレイできるCPU負荷だと思います。プレイ時は基本的にストレスは感じませんが、他のアプリがバックグラウンドで動いているようなときは)遅いなと感じることもあります。

艦これプレイ時のCPU使用率
  Pavilion 11-h100 x2
「母港」で何もしていないとき 約30%前後
「出撃」しているとき 戦闘時 約50%前後
戦果報告時 約70%前後

液晶ディスプレイのチェック

液晶ディスプレイのチェックです。

IPS液晶を搭載しているため、視野角は良いです。


視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線を確認すると、明部になるにつれて、各色ともやや下げ調整となっていますが、補正幅は少ないです。比較的正確な色が表示されていると思います。



※見方の詳細については、miyahan.com様、DOS/V Power Report様のページをご確認ください

 

色域は、少し前のノートパソコンと比べると標準的な広さだと思います。ただし、最近のノートパソコンは色域が広い液晶を搭載していることが多く、それらと比べると色域はやや狭いです。


ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

 

画素です。手前の保護ガラスのせいで、ややピントが合いませんでした。低解像度な液晶であるため、粒状感はありますが、ギラつきはほぼ無いです。


 

光沢液晶ですので、映り込みはあります。


液晶の映り込み

キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。

実測で、キーピッチは縦:18.5mm、横:19mmと、11.6型ボディのキーボードにしては十分な広さだと思います(仕様では18.9x18.9mm)。ただし、deleteキーやbackspaceなどのキーが小さくなっています。

キーストロークは約1.8mmと十分です(仕様では1.5mm)。キートップは、ほぼフラット(やや凹んでいるかも)で素材は滑りにくいです。


キーボード全体図


キーの拡大図1


キーの拡大図2

 

タッチパッドは普通の操作性です。タッチパッド一体型のクリックボタンは、やや硬めです。


タッチパッド

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

CPUはBay Trail-MというAtomシリーズの「Celeron N2920」を搭載しています。Atom Zシリーズよりは性能が良いですが、Core iシリーズのプロセッサーよりは劣ります。体感では、Atom Zシリーズに近いです。以前、別の記事で、他のCPUと性能を比較していますので、「VAIO Fit 11A - 省電力でもパワフルな「Bay Trail-M」のCPUを搭載 」もご覧ください。

メモリは2GBと少なめの容量です。

Celeron N2920、メモリ2GB、64GB SSDでのベンチマークは下記の通りです。

Windows エクスペリエンス インデックス

PassMark Performance Test 8.0

3DMark

FIRE STRIKE 1.1は実行できていません。途中でエラーとなります。


※ ICE STORM:Direct 9相当ベンチ、CLOUD GATE:Direct 10相当ベンチ、FIRE STRIKE:Direct 11ベンチ

PCMark 8

動画のエンコード時間

TMPGEnc Video Mastering Works 5 によるエンコード時間
  Celeron N2920
x264でエンコード 1時間9分4秒
クイック・シンク・ビデオでエンコード
AVCHDの動画(ファイルサイズ:1.54GB、再生時間:約13分、解像度:1920x1080)を、
iPhone 4で視聴可能なMPEG-4 AVC(解像度:1280x720)へ変換

ストレージのベンチマーク

重量のチェック

重量は下図の通りです。

タブレット+キーボードドックの重量と、一般的なモバイルノートPCの重量を比較すると、本製品はやや重いです。

また、タブレットのみの重量と、一般的な10インチクラスのタブレットの重量とを比較すると、本製品はやや重いです。

ACアダプター周りについても、デスクトップPC用の太い電源ケーブルを用いており、やや重いです。


重量の実測値

薄さのチェック

薄さは下図の通りです。

タブレット+キーボードドックと一般的なモバイルノートPCの高さを比較すると、ほぼ変わりません。キーボードドックが分離するギミックがありながら、高くなっていないのは良いと思います。

タブレットのみの高さと、一般的な10インチクラスのタブレットの高さとを比較した場合は、本製品のほうがやや高いです。


高さを実測

バッテリー駆動時間のチェック

バッテリー駆動時間のチェックです。

本製品は、タブレット側に30,310mWh、キーボードドック側に21,786mWhのバッテリーが搭載されています(容量はBatteryInfoViewのフリーソフトで確認)。

メーカー仕様表を確認すると、タブレット+キーボードドックの状態で約8時間30分、タブレットのみの状態で約5時間30分と書かれています。通常のメーカーは、JEITA動作時間測定法(Ver.1.0)による測定をしているため、バッテリー駆動時間が実環境とはかけ離れた長い数値になっていますが、本製品は「MobileMark 2012」による測定方法が使われています。そのため、かなり実環境に近い数値が掲載されています。

当サイトでのバッテリー駆動時間の実測値は、下の表の通りです。一般的なノートパソコンと比較すると長い駆動時間です。ただし、一般的なタブレットと比較すると短い駆動時間だと思います。

バッテリー駆動時間
負荷内容 タブレット+キーボードドック
タブレットのみ
動画再生時 ※1 9時間06分 5時間31分
PCMark 8 のバッテリーライフテスト ※2 7時間14分 4時間38分
※画面輝度は約120cd/m2で計測
※1 ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
※2 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、画像編集、ビデオチャット、軽いゲームなどを実行

 

 


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